JPH04130929A - キュー管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、特定の処理対応のサーバを構築し。

クライアント側において特定の処理発生時にサーΔに対
してイベントとして処理を依頼し、この依頼を受けてサ
ーバ側でそのイベントの処理を実行する際に、他のイベ
ントを実行中のときＫは、依頼を受けたイベントをキュ
ー（待ち行列）の形で保存し管理するキュー管理方式に
関する。

［従来の技術］ 従来、依頼を受けたイベントをキューの形で保存し管理
するキュー管理方式としては、単純に次ポインタによっ
て管理する方式のものや、インデックスキーを用いた管
理方式のものが知られている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、次ポインタのみＫよるキュー管理におい
ては、キューの数が比較的少ない場合においては特に問
題ないが、キューの数が多くなると、キューサーチ時間
がかなシ長時間となり、特にオンラインシステム等圧お
いてはレスポンスの悪化の要因となるという欠点があっ
た。

また、インデックス管理を行う場合においては。

インデックスのバイナリサーチ等により処理の高速化は
図られるが、動的に変化するイベントのインデックスの
連続性の保証、の必要があるという不便さがあった。ま
た、一般にキューの最大数が固定であれば、あらかじめ
最大数分のインデックス領域を保持しておくことも可能
であるが、キューの数は一般に不定であるので、仮に制
約条件としてキューの最大数が既知の場合においても、
常に最大数のインデックスを用意しておくことは。

リソースの無駄と４なっていた。

本発明はこのような従来の欠点を改善したもので、その
目的は、大規模システム等において、キューの数が多い
場合でも、キューサーチ時間が著しく増加するのを防止
し、効率良くキュー管理を行うことの可能なキュー管理
方式を提供することＫある。

［課題を解決するための手段］ 本発明のキュー管理方式は、キーによる優先順の定義さ
れているイベントで同じキー値のイベントが大量に発生
しうる場合において、イベントのキューイング及びキュ
ーアウト処理として、イベントをシリアルにキューイン
グする次ポインタ以外に、同じキー値のイベントをグル
ープ化し、グループ対応にサーチ処理が可能となる同一
キーポインタを設け、同一キーポインタを用いることに
よりサーチ処理をスキップして行うスキップサーチ手段
と、同一キー値を持つイベントの追加時には、新規にグ
ループを構成し、すでにグルーデカ１構成されている場
合にはグループへのイベントの追加を行う同一キーポイ
ンタ管理手段とを有している。

［作用］ 本発明では、同じキー値のイベントをグループ化し、グ
ループ対応にサーチ可能な同一キーポインタを設けるこ
とにより、この同一キーポインタを用いてサーチ処理を
迅速に行うことができる。

また、同一キー値をもつイベントの追加時には。

新規にグループを構成し、すでにグループが構成されて
いるときＫは、このグループへのイベントの追加を行う
。

［実施例コ 以下、本発明について図面を参照して説明する。

ｗｉ１図は本発明の一実施例のブロック図である。

一般に、オンライントランプクシ盲ン処理等においては
、トランザクシ璽ン処理の簡略化のため。

下記のキュ一方式によシ実現することが多い。

すなわち、特定の処理対応のサーバを構築し、クライア
ント側において特定の処理発生時にはそのサーΔに対し
てイベントとして処理を依頼し。

その結果を受は取る処理方式である。この場合、サーバ
ＩＩにおいては、処理要求の受は付けによプ。

すぐに処理可能な場合にはその′−１ま処理を実行する
ことが可能であるが、他のイベントを実行中には「待ち
」の状態となる。この場合、この「待ち」は−船釣には
要求イベントをキューの形で保存し管理される。

このキューは一般的にはＦＩＦＯ（ファーストイン。

ファーストアウト）で処理場れるが、各イベントにキー
による優先順（例えば時間指定のキー等）がある場合に
は必ずしもＦＩＦＯとはならない。

また、これらのイベントが時間指定イベント（例えば、
１２時にメールを送信する等）の場合においては、同じ
キー値（この場合、指定時刻の１２時）のイベントが大
量に発生しうる。

このようにキーによる優先順の定義されているイベント
で、同じキー値のイベントが大量に発生することが予想
される場合にも、すなわち同一キー値のキューの数が多
くなることが予想される場合においても、キュー処理の
ためのサーチ処理時間のオーバヘッドが少なくなるよう
に１本発明では、第１図に示すように、イベントのキュ
ーイング及びキューアウト処理として、イベントをシリ
アルにキューイングする次Ｉインタ以外Ｋ、同じキー値
のイベントをグルービングし、グループ対応にサーチ処
理が可能となる同一キーポインタＳが設けられるよう罠
なっておυ、この同一キー４インタＳを用いることによ
シサーチ処理を早くするスキップサーチ手段２と、同一
キー値を持つイベントの追加時ＫＦｉ、新規にグループ
を構成し、既にグループが構成されている場合にはグル
ープへのイベントの追加を行う同一キーＩインタ管理手
段３とが備わっている。

第２図はイベントをキ、−とじて管理する管理テーブル
ｌの一例を示す図である。第２図では。

同じキー値をもつイベントのグループとして、イベント
２−１１乃至２−１ｎのグループ２−１と。

イベント２−２１乃至２−２ｍのグループ２−２と、・
・・、２−ｎｌ乃至２−ｎｊのグループ２−ｎとが示さ
れており、管理テーブル１の先頭キューポインタ１１は
、先頭のイベント２−１１をポイントするようになりて
いる。また、各イベント２−１１乃至２−１　ｎ　ｅ　
２−２１乃至２−２ｍ、・・・２−ｎｌ乃至２−ｎｌに
は、各イベント間をシリアルにキューイングする次ポイ
ンタ２−１１ｐ乃至２−１ｎｐ、２”２１ｐ乃至２−２
　ｍ　ｐ　ｓ　２−ｎｌｐ乃至２−　ｎｊｐとともＫ、
同一グループ２−１．２−２．・・・、２−ｎ内のイベ
ント間をキューイングする同一キーポインタＳとして、
２−１１ｑ乃至２−１ｎｑ、２−２１ｑ乃至２−２ｎｑ
、２−ｎ１ｑ乃至２−　ｎｊｑが設定されている。

一般のキュー管理は、管理テーブルｌの先頭キューポイ
ンタ１１から特定のキー値の順Ｋかっ同一キー値の場合
にはイベントの発生順に、シーケンシャルにキューイン
グされているのみである。

換言すると、第２図の先頭キューポインタ１１から次ポ
インタ２−１１　ｐ、・・・　２−１ａｐ、２−２−２
１ｐ　　２−２ａｐ、”　　２−ｎ１ｐ、・・−２−ｎ
ｌｐと単純にキューイングされているのみであったが、
本発明の方式の特徴は、上記のほかに、同一キー値の複
数イベント、例えば２−１１乃至２−Ｉｎを一つのグル
ーｆ２−１と定義し。

このグループ２−１の先頭イペン）２−１１の同一キー
ポインタ２−１１ｑから最終イベント２−１ｎを直接ポ
イントしていることにある。なお、同一グループの構成
（／インドの仕方）Ｋついては、上記のような最終イベ
ントを示す以外に次のグループの先頭を示す仕方も考え
られるが、以下の説明ではとりあえず最終イベントを示
す方式で説明する。

また、イベントサーチにおける本発明の方式の特徴は、
グループを構成しているイベントのチエツク処理におい
ては、全てのイベントについてキー値なチエツクするの
ではなく、グループな構成している全てのイベントのキ
ー値は袴しいことＫよ）、グループの先頭のイベントに
ついてのみキー値のチエツクを行うことにある。グルー
プの先頭のイベントについてキー値のチエツクを行った
あとは、スキップサーチ手段２によりグループの最終イ
ベントまでスキップして１次のチエツクはスキップして
たどりついた最終イベントの次のイベントからキー値の
チエツクを行うようになっている。

次にこのような構成におけるキュー管理処理動作につい
て説明する。

ｔＪ／ｊＪ３図はイベントサーチ処理、特にイベントの
追加処理の流れを示すフローチャートである。例えばあ
るイベントを追加する処理では、先づ、最初のイベント
がキューイングされているか否かを判断しくステップ１
０）、キューイングされていないときＫは、このイベン
トを先頭のイベントとしてキューイングする（ステップ
２０）。これに対し、ステップｌＯで最初のイベントが
キューイングされていると判断されたときＫは、先頭の
イベントをワークイベントとしくステップ１００）。

ワークイベントのキー値と追加対象となるイベント（カ
レントイベント）のキー値とを比較する（ステップ１１
０）。この結果、ワークイベントｏキー値がカレントイ
ベントのキー値よシも大きいときＫは、カレントイベン
トをワークイベントの直前にキューイングする（ステッ
プ１２０）。

第４図（ａ）　ｅ　（ｂ）はワークイベントのキー値が
カレントイベントのキー値よシも大きい場合のキューイ
ングの具体例を示す図であり、第４図（１）のようにワ
ークイベントのキー値が１６′″であり、これがカレン
トイベントのキー値″″５”よシも大きいときには、第
４図（ｂ）のように、キー値が＠５”のカレントイベン
トはキー値が＠６＠のワークイベントの直前にキューイ
ングされる。

また、ステップ１１０の結果、ワークイベントのキー値
がカレントイベントのキー値と同じであるときＫは、さ
らにワークイベントに同一キーポインタ、すなわちグル
ープＩインタがあるかを調べる（ステラ７”１３０）、
同一キーポインタがあシ、グルーグがすでに構成されて
いるときＫは。

カレントイベントをグループの最後のイベントとしてキ
ューイングする（ステップ１４０）。第５図（ａ）　、
　（ｂ）はワークイベントのキー値がカレントイベント
のキー値と同じであシ、ワークイベントに同一キーポイ
ンタがある場合のキューイングの具体例を示す図であシ
、第５図（ａ）のように双方のキー値が１１”と同じで
６Ｃ、キー値が１１”のワークイベントに同一キューイ
ングがあると、第５図に示すように、キー値が＠１”の
カレントイベントをこのグループの最後のイベントとし
てキューイングする。

これに対し、ステップ１３０において同一キーポインタ
がないときＫは、グループを構成してキューイングを行
う（ステップ１５０）、第６図（ａ）。

（ｂ）はこの場合の具体例を示す図であり、第６図（ａ
）のようにワークイベントのキー値とカレントイベント
のキー値が′５”と双方とも同じであるが、同一キーポ
インタがなく、またグループが構成されていないときＫ
は、第６図価）のようにキー値が１５”のワークイベン
トとキー値が１５”のカレントイベントとで新規にグル
ープを構成してキューイングする。

また、ステップ１１０の比較の結果、カレントイベント
のキー値がワークイベントのキー値よりも大きいときに
は、さらに、ワークイベントに次の６−があるかを調べ
る（ステップ２００　）。ワークイベントに次のキュー
がないときＫは、イベントの最後へキューイングする（
ステップ２１の。

これに対し、ワークイベントに次のキューがあるときに
は、ワークポインタに同一キーポインタがあるかをさら
に調べ（ステップ２２０）、同一キーポインタがなくグ
ループを構成していなければ、現ワークイベントの次の
キューのイベントを新ワークイベントとしくステップ２
４０）、同一ポインタがありグループが構成されている
ときくに。

現ワークイベントの同一キューイングのイベントを新ワ
ークイベントとする（ステップ２３０）。

すなわち１次のイベントをサーチする場合に、グループ
が構成されていれば、グループ単位でスキ、プすること
ができる。

上記に示すように、同一キー値のイベントが多数発生す
るような場合においては、同一キー値の複数イベントを
同一のグループと定義することによシ、４！にイベント
の追加等のイベントサーチ処理においては同一キー値の
複数イベントを同一のグループとしてその代表イベント
（先頭イベント）のみのキー値のチエツクでサーチでき
る。

例えば、キューの総数が１０００個、キー値の種類（グ
ループ数）が１０個、各グループ当た夛のイベント数が
１００個とし、イベントサーチにおいて、平均で５ｏｑ
ｂの確率で目的のイベントにたどり着くと仮定すると、
従来の方式においては。

目的のイベントにたどシ着くまでには５００個のイベン
トをサーチするが１本発明の方式によると。

グループサーチの回数５回と、最終イベントをサーチす
るための１回の合計６回のサーチで済む。

これにより、キュー処理のためのサーチ処理時間のオー
バヘッドを著しく少なくすることができる。

また第７図はイベントを取り出す場合の処理流れを示す
フローチャートである。イベントの取シ出し時には、先
づ、イベントがキューイングされているか否かを判断す
る（ステラ７’３００）。イベントがキューイングされ
ているときＫは、ワークイベントとして先頭のイベント
を設定しくステップ３０１　）、次いで、イベントがあ
るかを判断する（ステップ３０２）。イベントがあると
吉には、このイベントが取）出し条件、すなわちキー値
の条件に合致するかを調べ（ステップ３０３）。

合致するときＫは、このイベントを取シ出しくステップ
３０４）、現イベントの次のイベントをワークイベント
とする（ステップ３０５）。

次いで再びステップ３０２に戻シ、ステップ３０２乃至
３０５の処理をイベントがなくなる壇で繰シ返す。なお
、ステップ３０３において、イベントが存在しても、キ
ー値の条件が不一致となれば、以後は全て不一致となる
ため処理を終了する。このように取シ出し処理では１条
件に合致したイベントについて、取り出しを行うことが
できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、イベントのキュー
イング及びキューアウト処理として、イベントをシリア
ルにキューイングする次ポインタ以外に、同じキー値の
イベントをグループ化し、グループ対応にサーチ処理が
可能となる同一キーポインタを設け、この同一キーポイ
ンタを用いることによシサーチ処理をスキップして行い
、また。

同一キー値を持つイベントの追加時には、新規にグルー
プを構成し、既にグループが構成されている場合にはグ
ループへのイベントの追加を行うようになっているので
、大規模システム等において、同一キー値のキューの数
が多くなることが予想され、かつ同一キー値のキューが
多い場合においても、キ１−処理のためのサーチ処理時
間のオーバヘッドが少なくなシ、効率良くキュー管理を
行うことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
イベントをキューとして管理する管理テーブルの一例を
示す図、第３図はイベント追加処理の流れを示すフロー
チャート、第４図（＆）　ｅ　（ｂ）乃至第６図（、）
　、　（日はイベント追加処理の具体例を示す図、第７
図はイベント取出処理の流れを示すフローチャートであ
る。 図において。 １・・・管理テーブル、２・・・スキップサーチ手段。 ３・・・同一キューインク管理手段、Ｓ・・・同一キー
ポインタ。 代理人　弁理士　山　下　穣　平

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キーによる優先順の定義されているイベントで同じキー
   値のイベントが大量に発生しうる場合において、イベン
   トのキューイング及びキューアウト処理として、イベン
   トをシリアルにキューイングする次ポインタ以外に、同
   じキー値のイベントをグループ化し、グループ対応にサ
   ーチ処理が可能となる同一キーポインタを設け、同一キ
   ーポインタを用いることによりサーチ処理をスキップし
   て行うスキップサーチ手段と、同一キー値を持つイベン
   トの追加時には、新規にグループを構成し、すでにグル
   ープが構成されている場合にはグループへのイベントの
   追加を行う同一キーポインタ管理手段とを有しているこ
   とを特徴とするキュー管理方式。