JPH04128086U - 高効率電源回路 - Google Patents

高効率電源回路

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JPH04128086U
JPH04128086U JP133191U JP133191U JPH04128086U JP H04128086 U JPH04128086 U JP H04128086U JP 133191 U JP133191 U JP 133191U JP 133191 U JP133191 U JP 133191U JP H04128086 U JPH04128086 U JP H04128086U
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JP
Japan
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switching element
switching
power supply
inductor
turned
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Pending
Application number
JP133191U
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English (en)
Inventor
勇一 斉藤
静夫 森岡
Original Assignee
株式会社東芝
東芝コンピユータエンジニアリング株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝, 東芝コンピユータエンジニアリング株式会社 filed Critical 株式会社東芝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少量の部品の追加により高効率のスイッチン
グ電源を供給しうる高効率電源回路を提供することを目
的とする。 【構成】 非絶縁型DC−DCコンバータにおいて、外
部信号によりオンオフする第1のスイッチング素子と、
第1のスイッチング素子のオンオフにより蓄積されたエ
ネルギを付加へ供給するインダクタを含むフィルタ回路
と、上記第1のスイッチング素子と同期して両方向にス
イッチング制御を行う第2のスイッチング素子とを具備
することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、特にパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等ポータブル機 器に用いて好適な高効率電源回路に関する。
【0003】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等ポータブル機器は、その電源としてスイッチング レギュレータを使用する。図6にステップダウン式スイッチングレギュレータを 示す。スイッチングレギュレータは、外部の信号によりON/OFFするスイッ チング素子61、エネルギを蓄積するインダクタ62、平滑コンデンサ63、整 流ダイオード64で構成される。基本動作は以下のとおりである。即ち、まず、 スイッチング素子61がONするとIonなる電流が流れ、入力側から出力側へ エネルギが供給される。また、スイッチング素子61がOFFするとIoffな る電流が流れインダクタ62に蓄積されたエネルギが放出される。このときダイ オード64の順方向電圧降下によりインダクタ62に蓄積されたエネルギの一部 が失われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように従来例に従えば、ダイオードによるエネルギの損失を生じ、 この損失は本回路での全損失のうちのかなりの割合を占め、スイッチング電源の 効率改善の障害となっていたものである。
【0005】 本考案は上述した事情に鑑みてなされたものであり、少量の部品の追加により 高効率のスイッチング電源を供給しうる高効率電源回路を提供することを目的と する。
【0006】
【考案の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の高効率電源回路は、非絶縁型DC−DCコンバータにおいて、外部信 号によりオンオフする第1のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子のオ ンオフにより蓄積されたエネルギを負荷へ供給するインダクタを含むフィルタ回 路と、上記第1のスイッチング素子と同期して両方向にスイッチング制御を行う 第2のスイッチング素子とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案は両方向にスイッチング制御を行うスイッチのソース・ドレイン間の 電圧降下はダイオードの順方向の電圧降下に比しはるかに小さいことを利用し、 外部信号によりON/OFFするスイッチング素子と同期してスイッチングを行 うMOSトランジスタ等のスイッチング素子でダイオードを代替したものである 。本考案は同期してスイッチングがなされる第1と第2のスイッチング素子とフ ィルタを構成するインダクタとコンデンサにより高効率の電源を実現する。
【0009】 このことにより従来方式よりエネルギー損失が減少し効率の良いスイッチング レギュレータを提供できる他、装置の小形化、信頼性の向上にも寄与する。
【0010】
【実施例】
以下、図面を使用して本考案実施例について詳細に説明する。図1 は本考 案の実施例を示す回路図である。図において、11は外部の信号によりON/O FFするスイッチング素子61、12はエネルギを蓄積するインダクタであり、 コンデンサ13とでフィルタ回路を構成する。14は本考案により付加されるF ET(電解効果トランジスタ)もしくはMOS−FETにより構成される、外部 からの信号で両方向にスイッチング制御可能なスイッチング素子である。
【0011】 図2乃至図4は本考案の他の実施例を示す回路図である。ステップアップコン バータ、インバーティングコンバータ、バックブーストコンバータにおけるそれ ぞれの回路例を示す。図中、図1と同一番号の付されたコンポーネントは図1の それと同じとする。
【0012】 図5は、本考案実施例の動作を示すタイミングチャートであり、(a)は入力 側からインダクタに蓄積された全エネルギが放出される前に次のサイクルがスタ ートする場合、(b)は入力側からインダクタに蓄積されたエネルギが完全に放 出された後に次のサイクルがスタートする場合のそれぞれの動作を示す。
【0013】 以下、本考案実施例の動作について詳細に説明する。まず、図1の示した実施 例を参照する。スイッチング素子11と14のタイミングはスイッチング素子1 1がONしている時、スイッチング素子14はOFF、スイッチング素子11が OFFの時、スイッチング素子14はONするという関係になっている。(a) において、スイッチング素子11がONすると、入力側からIonなる電流が流 れて出力側へエネルギーが供給される。次にスイッチング素子11がOFFする と、Ioffなる電流が流れ、インダクタ12に蓄積されたエネルギーが負荷側 へ放出される。この電流Ioffが流れている間に(入力側からインダクタ12 に蓄積されたエネルギーが全部放出される前に)スイッチSング素子11がON し、以下同様の動作を繰返す。スイッチング素子11がOFFの時のスイッチン グ素子14でのエネルギー損失は、スイッチング素子14がダイオードよりも小 さい(スイッチング素子14のソース−ドレイン間の電圧降下はダイオードの順 方向電圧降下よりはるかに小さい)ため、この回路全体の損失は第6図に示した 従来方式よりもかなり小さくなる。 次に(b)について説明する。(a)はイ ンダクタ12に蓄積されたエネルギーが完全に放出される前に、またスイッチン グ素子11がONする場合を示しているが、(b)は完全にエネルギーが放出さ れた後にスイッチング素子11がONする場合にどういう動作をするか示したも のである。完全にエネルギーを放出すると、電流は逆方向にコンデンサ13−イ ンダクタ12−スイッチング素子14の経路で流れはじめる(Ion1)。次に ある時間が経過した後、スイッチング素子11がONすると、インダクタ12に 蓄積されたエネルギーは出力側から入力側に戻るような電流Ioff1が流れる 。このときの損失、主にスイッチング素子11とぬうによる損失は、図6に示す 従来方式にはない損失であるが、スイッチング素子11と14のソース・ドレイ ン (a)の動作をするようにインダクタ12の容量を決めることにより、(b)で の損失が問題になることはない。上記の各動作は図5に示されている。(a)は 入力側からインダクタ12に蓄積された全エネルギーが放出される前に次のサイ クルがスタートする場合の動作、(b)は入力側からインダクタ12に蓄積され たエネルギーが完全に放出された後に次のサイクルがスタートする場合の動作を 示す。
【0014】 本考案の他の実施例を図2乃至図4に示す。図2はステップアップコンバータ 、図3はインバーティングコンバータ、図4はバックブーストコンバータに本考 案を採用した場合の実施例を示すものであり、動作は図1に示す実施例と重複す るためここでの説明は省略する。尚、図4に示す実施例にて、スイッチング素子 11と41は同時にON/OFF動作し、スイッチング素子14と44は同時に ON/OFF動作を行う。
【0015】
【考案の効果】
以上説明のように本考案によれば以下に列挙する効果が得られる。
【0016】 (1)電力損失が減少するため、従来方式に比し電源効率が向上する。
【0017】 (2)電源の小形化が可能である。
【0018】 (3)信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す回路図
【図2】 それぞれステップアップコンバータ、インバ
ーティングコンバータ、バックブーストコンバータに本
考案を採用した場合の実施例を示す図、
【図3】 それぞれステップアップコンバータ、インバ
ーティングコンバータ、バックブーストコンバータに本
考案を採用した場合の実施例を示す図、
【図4】 それぞれ、ステップアップコンバータ、イン
バーティングコンバータ、バックブーストコンバータに
本考案を採用した場合の実施例を示す図、
【図5】 本考案実施例の動作を示すタイミングチャー
【図6】 従来のスイッチングレギュレータの構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
11、14、41、44…スイッチング素子 12………インダクタ 13………コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非絶縁型DC−DCコンバータにおい
    て、外部信号によりオンオフする第1のスイッチング素
    子と、第1のスイッチング素子のオンオフにより蓄積さ
    れたエネルギを付加へ供給するインダクタを含むフィル
    タ回路と、上記第1のスイッチング素子と同期して両方
    向にスイッチング制御を行う第2のスイッチング素子と
    を具備することを特徴とする高効率電源回路。
JP133191U 1991-01-21 1991-01-21 高効率電源回路 Pending JPH04128086U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP133191U JPH04128086U (ja) 1991-01-21 1991-01-21 高効率電源回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP133191U JPH04128086U (ja) 1991-01-21 1991-01-21 高効率電源回路

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Publication Number Publication Date
JPH04128086U true JPH04128086U (ja) 1992-11-20

Family

ID=31898565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP133191U Pending JPH04128086U (ja) 1991-01-21 1991-01-21 高効率電源回路

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JP (1) JPH04128086U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150119450A (ko) * 2013-09-27 2015-10-23 가부시끼가이샤교산세이사꾸쇼 전압형 직류전원장치 및 전압형 직류전원장치의 제어방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971125