JPH04127769U - 毛羽検出装置 - Google Patents

毛羽検出装置

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Publication number
JPH04127769U
JPH04127769U JP4370391U JP4370391U JPH04127769U JP H04127769 U JPH04127769 U JP H04127769U JP 4370391 U JP4370391 U JP 4370391U JP 4370391 U JP4370391 U JP 4370391U JP H04127769 U JPH04127769 U JP H04127769U
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JP
Japan
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light
light receiving
section
fuzz
detection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4370391U
Other languages
English (en)
Inventor
渡辺芳一
皆川勝邦
Original Assignee
株式会社パーフエクト
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高精度な毛羽11aの検出が可能で、かつ投光
部13と受光部14の相対位置の設定作業が容易な毛羽
検出装置を提供すること。 【構成】投光部13から射出されて受光部14に入射す
る光17が糸条11から所定距離隔てた上方を通過する
ように投光部13と受光部14を配置し、毛羽11aに
より光17が遮断されたとき生じる受光部14の出力変
化に基づき毛羽11aを検出する毛羽検出装置におい
て、糸条11が張り渡されるガイドバー12を設けると
ともに、投光部13の光源として可視光半導体レーザ1
4aを設け、かつ可視光17がガイドバー12の上方を
同バー12に沿って通過するように投光部13と受光部
14を配置する。 【効果】糸条11の上下方向の変動による検出エラーの
発生を防止できる。また、投光部13と受光部14の相
対位置を可視光17を目視しながら調整できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は糸条から突出している毛羽を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置の一形式として、特開昭53ー81742号公報には、多数の経 糸を押さえて高さ方向で1本の経糸の太さになるように整列させるバーと整列さ れた経糸を巻き取るロールの間に、赤外光を射出する投光部とこの赤外光が入射 する受光部を赤外光が経糸から所定距離を隔てた上方を通過するように配置し、 径糸から突出している毛羽によって赤外光が遮断されたとき生じる受光部の出力 変化に基づいて毛羽を検出するように構成した装置が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した毛羽検出装置では、径糸の移送中、バーとロール間において経糸が上 下方向に変動するおそれがある。経糸に上下変動が生じると、経糸によって赤外 光が遮断されるので、毛羽の有無にかかわらず受光部の出力信号が変化し、検出 エラーが発生する。 また、投光部から射出した赤外光が受光部に入射するように両者の相対位置を を設定する必要があるが、赤外光は目視不可能なため、位置調整が甚だ面倒であ る。 本考案はかかる問題点に鑑み、高精度の毛羽検出が可能で、かつ投光部と受光 部の相対位置の設定作業が容易な毛羽検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、投光部と受光部を備え、投光部から射出されて受光部に入射する光 が糸条から所定距離隔てた上方を通過するように投光部と受光部を配置し、移送 される糸条から突出している毛羽により前記光が遮断されたとき生じる受光部の 出力変化に基づき同毛羽を検出する毛羽検出装置において、前記糸条が張り渡さ れるガイドバーを設けるとともに、投光部の光源として可視光半導体レーザを設 け、かつ可視光が前記ガイドバーの上方を同バーに沿って通過するように前記投 光部と受光部を配置したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案によれば、糸条をガイドバーに張り渡し、可視光がガイドバーの上方を 同バーに沿って通過するように構成したので、毛羽検出箇所における糸条の上下 方向の変動をなくすことができる。これにより、糸条の上下変動に起因する検出 エラーの発生を防止できるので、検出精度が大幅に向上する。 また、投光部の光源に可視光半導体レーザを用いたので、投光部と受光部の相 対位置を可視光を目視しながら調整できる。このため、投光部と受光部の相対位 置の設定作業がきわめて容易に実施できる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面に基づき説明するに、図1及び図2には本考案の一実施例 に係る毛羽検出装置が示されている。当該装置はベースプレート10、同プレー ト10の上面に固定され、多数の経糸11が長手方向と直交する方向に沿って張 り渡される2本のガイドバー12、ガイドバー12の一端側に設けた投光部13 及びガイドバー12の他端側に設けた受光部14を備えている。 2本のガイドバー12はベースプレート10にねじ15で取り外し可能に固着 した一対のブラケット16により両端を挟持されてベースプレート10に固定さ れている。これら各ガイドバー12はセラミック製または表面にクロムめっきを 施して耐摩耗性を与えたパイプ材が用いられている。 投光部13の光源にはインジウム、ガリウム、アルミニウム及びリンからなる 化合物半導体を用いて赤外光より短い波長約670nmの可視光17を発生する 可視光半導体レーザ13aが使用されている。また、投光部13には同レーザ1 3aから射出される可視光17を平行光にするコリメートレンズと、平行光を任 意の焦点位置へ集光するフォーカスレンズを備えている。一方、受光部14はフ ォトダイオード等受光面積の大きい光検出素子14aを備えている。 これら投光部13と受光部14は、投光部13の可視光半導体レーザ14aか ら射出された可視光17が両ガイドバー12間に張り渡した経糸11から一定距 離隔てた上方を両ガイドバー12と平行に通過して受光部14の光検出素子14 aに入射するように配置されている。また、ブラケット16にはこの可視光17 が通過する通孔16aが形成されている。 投光部13はL字形のブラケット18を介してベースプレート10に組付けら れている。このブラケット18には4本の長溝18a〜18dが形成され、各長 溝18a,18bを貫通するねじ19により投光部13がブラケット18に固着 され、長溝18c,18dを貫通するネジ19によりブラケット18がベースプ レート10に固着されている。これら長溝18a〜18dに沿ってネジ19の締 め付け位置を調整することにより、受光部14に対する投光部13の相対位置を 経糸11の移送方向及び同方向と直交する上下方向に沿って微調整し、可視光半 導体レーザ13aから射出した可視光17を正しく光検出素子14aに入射させ ることができる。
【0007】 本実施例は以上の構成からなり、経糸11から突出している毛羽11a(図2 参照)が両ガイドバー12間に到来すると、毛羽11aによって可視光17が遮 断され、受光部14の光検出素子14aの出力が変化する。この出力変化を増幅 回路やレベル判別回路等からなる周知の信号検出手段によって取り出すことで毛 羽11aの有無を検出できる。 しかして本実施例によれば、経糸11を両ガイドバー12に張り渡し、同ガイ ドバー12の上方を可視光が通過するように構成したので、毛羽11aの検出箇 所における経糸11の上下方向の変動をなくすことができる。これにより、経糸 11の上下変動に起因する検出エラーの発生を防止できるので、検出精度が大幅 に向上する。 また、投光部13の光源に可視光半導体レーザ13aを用いたので、投光部1 3と受光部14の相対位置を可視光17を見ながら微調整できる。このため、投 光部13の位置決め作業が簡単、容易になる。 さらに、ガイドバー12として2本のパイプ材を使用したので、糸切れが発生 しにくく、長時間の連続稼働が可能とな。
【0008】 なお、本実施例においては投光部13の取付位置が微調整可能となるように構 成したが、受光部14の取付位置を微調整可能に構成しても本実施例と同様の作 用、効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る毛羽検出装置の概略構
造を示す斜視図である。
【図2】図1の2ー2線から切断した拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ベースプレート、11…径糸、11a…毛羽、1
2…ガイドバー、13…投光部、13a…可視光半導体
レーザ、14…受光部、14a…光検出素子、17…可
視光。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光部と受光部を備え、投光部から射出
    されて受光部に入射する光が糸条から所定距離隔てた上
    方を通過するように投光部と受光部を配置し、移送され
    る糸条から突出している毛羽により前記光が遮断された
    とき生じる受光部の出力変化に基づき同毛羽を検出する
    毛羽検出装置において、前記糸条が張り渡されるガイド
    バーを設けるとともに、投光部の光源として可視光半導
    体レーザを設け、かつ可視光が前記ガイドバーの上方を
    同バーに沿って通過するように前記投光部と受光部を配
    置したことを特徴とする毛羽検出装置。
JP4370391U 1991-05-14 1991-05-14 毛羽検出装置 Pending JPH04127769U (ja)

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JP4370391U JPH04127769U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 毛羽検出装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311486Y1 (ja) * 1965-10-12 1968-05-18
JPS62108136A (ja) * 1985-11-06 1987-05-19 Nitto Boseki Co Ltd 織物の毛羽検出方法および装置
JPH0327470A (ja) * 1989-06-23 1991-02-05 Nec Corp 電子ファイルのデータ格納方式

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19941025