JPH04127415A - 位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ装置

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JPH04127415A
JPH04127415A JP2249440A JP24944090A JPH04127415A JP H04127415 A JPH04127415 A JP H04127415A JP 2249440 A JP2249440 A JP 2249440A JP 24944090 A JP24944090 A JP 24944090A JP H04127415 A JPH04127415 A JP H04127415A
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signal
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grating
photomask
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロメータ以下の製造ルールが必要とさ
れる半導体(以下、LSI という)等の露光装置(以
下、ステッパーという)のフォトマスクと試料(ウェハ
)との位置合わせを行う位置合わせ装置に関するもので
ある。
従来の技術 LSI の高密度化はとどまるところを知らず、現在で
はg線のステッパーで08μm の線やパターンの投影
露光を実現し、4MDRAMの生産が開始されている。
一方、エキシマレーザを用いた投影露光やX線露光によ
り0.5μm 以下の線幅の解像も実現されつつあり、
16MDRAM の製造も現実のものとなろうとしてい
る。
しかしながら、超微細なパターン転写のためには、高性
能なパターン転写光学系のほかに、解像線幅の115〜
1/】0オーダーでフォトマスクとウェハを高精度に位
置決めする技術が不可欠であり、0.25μm線幅の次
世代のLSI製造には01μm以下の位置合わせ精度が
必要であると言われている。
従来からのLSI製造時のフォトマスクとウェハの位置
合わせは、ウエノ\を装着したステージを露光光軸と垂
直面内で回転および直交2方向に平行移動し、ウェハに
設けた位置合わせマークの画像を捕えて位置合わせを行
っていたため、その位置合わせ精度は0.2μm程度で
あり、サブミクロン素子を露光する場合には精度的に不
十分であった。
サブミクロンの素子を露光する場合には、S。
オースチン(Applied Physics Let
ters vol。
31  NO,7,1977)らが示した2重回折法を
応用した方法や、光ヘテロダイン干渉を上記の方式に応
用し、かつギャップ制御を加えた方式(1987%式% 28a−N−5)が提案されている。以下、上記従来技
術について図面を参照しながら説明する。
第3図は2重回折法の原理説明図である。
入射レーザビーム101をフォトマスク102に入射さ
せ、フォトマスク102上に形成した格子103(ピッ
チ間隔d)で回折し、この回折した光をもう一度、ウェ
ハ104上に形成した格子105によって回折し、二重
に回折された回折光106.107.108、・・・を
得る。この回折光は、フォトマスク102での回折次数
とウェハ104での回折次数の2値表示で表わすと、回
折光106は(0,1)、回折光107は(1,0)、
回折光108は(−1,2)、・・・で表わすことがで
きる。この回折光をレンズ(図示せず)により重ね合わ
せ、干渉光の強度をディテクタ(図示せず)で観測する
。回折光はこのほか、入射レーザ光1旧に対して対称な
方向にも生じ、フォトマスク102とウェハ104の位
置合わせは左右対称に配置された2つのディテクタの光
強度の差分をOとすることにより行われる。この方法で
の位置合わせ精度は、数100Xとされている。
第4図は、応用物理学関連講演会予稿集の光〜テロダイ
ン法による位置合わせの原理説明図である。
2波長直線偏光レーザ光源201から発したレーザ光2
02は、偏光ビームスプリッタ203によりそれぞれ水
平成分、あるいは垂直成分のみを有する直線偏光で、し
かも、周波数がわずかに異なる2波長の光に分解する。
一方の光はミラー204.205を介し、他方の光はミ
ラー206を介してそれぞれ所望の入射角でX線マスク
207上に形成された回折格子208およびウェハ20
9上に形成された回折格子210上に第4図のA部のよ
うに投射して干渉させる。回折格子208.210での
再回折光をミラー211で光検出器212.213に導
き、干渉によって得られた光検出器212.213によ
るX線マスク207とウェハ209のビート信号からX
線マスク207とウェハ209間の位置ずれ量をビート
信号の位相差として位相計214で検出する。また、X
線マスク207とウェハ209間のギャップを制御する
ために、前述のミラー204と205の中間にビームス
プリッタ215を設けて光を一部取り出し、この光をミ
ラー216.217により上記A部上に投射してミラー
206からの回折光と干渉させる。この光をミラー21
8により光検出器219.220に導き、上記光検出器
212.213のビート信号とから計算によってX線マ
スク207とウェハ209とのギャップを得る。以上か
らX線マスク207とウェハ209のギャップ(間隔)
の制御と位置合わせを行うことができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来例のうち、前者(2重回折法)の構成
では、フォトマスク102とウェハ105の間隔りは、
dxd/λの整数倍(ただし、dは格子ピッチ、λは波
長)に設定されるが、この間隔りの設定精度、保持精度
がディテクタ上での光強度に大きく影響する。すなわち
、位置合わせの信号のギャップ依存性が高く、位置合わ
せが困難である。また、ディテクタ上で観測される回折
光(1,0)、(o、1)、(−2,1)以外に他の回
折光も含まれ、位置合わせ信号のS/Nの悪化が生じ、
実用が困難であった。
一方、後者(〜テロダイン法の応用)の構成では、2枚
のミラー205.206を用い、格子ピッチにより決ま
る特定の2方向から周波数のわずかに異なる2波長の光
を分離して入射させているため、各光軸の調整を十分に
行えば、前者に比べ、はるかに高い精度を得ることがで
きる。その結果、S/Nが良好であるが、分離された異
なる2波長の光束が異なる光路を通るため、X線マスク
207とウェハ209の合わせ誤差によって生ずる位相
差に、光路中の変動要因(例えば、空気のゆらぎなど)
によって生ずる位相差が重畳し、合わせ情報の劣化が生
じる。また、この従来例においても上記のような光検出
器212.213上で観測される回折光以外の他の回折
光が含まれ(特に、ウェハ209側の反射率が高いとき
にX線マスク207からの信号に見られる)、X線マス
ク207とウェハ209の間でレーザ光が繰シ返し反射
をする現象であるところの多重反射を生じ、前者に比べ
れば1けた以上少ないが、精度を悪化させる要因になり
、また、出力信号電圧の変動がギャップと波長の関数に
よって生じる。つまり、光軸調整をした後にX線マスク
2070反射回折効率7チ、透過回折効率25チ、ウェ
ハ209の反射率90チ、レーザ光202の偏光方向の
楕円度29:1、レーザ管201の理想平面からの回転
1度、偏光ビームスプリッタ203の回転1度等とする
と、第5図の下側に示すように、信号強度はλ/2(λ
:レーザ波長)ごとに0から100%変化する。このと
き、第5図の上側に示す位相差は、信号強度O付近で約
3度はど変化してしまうという問題がある。また、ギヤ
ツブを精密に制御するようにギャップの測定用にビーム
スプリッタ215から光検出器219.220に至る測
定系が追加されているので、非常に光路が複雑になり、
実用的でない。更に、多重反射が生じた場合には、ギャ
ップによって検出信号レベルが低くなる場合があるため
、この信号で制御を常に行うことは難しいし、精度低下
の原因になるなどの問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、わず
かに周波数が異なシ、かつ偏光方向が互いに異なる2波
長の光を大きく分離することなく、はぼ同一の光路を経
て回折格子に照射し、光ビート信号を取り出すことを可
能とし、マスク、ウニ5間のギャップ変動、光路中の変
動による位置決め精度の低下を防ぎ、かつ基準格子と照
明光学系を用い、不要な回折光を分離を図り、安定した
光ビート信号を得ることにより、高精度に位置合わせす
ることができるようにした位置合わせ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、互いにわずかに
周波数が異なり、かつ偏光方向が異なる2波長の光を出
射するコヒーレント光源と、このコヒーレント光源から
出射した光を回折する第1の回折格子が形成された基準
格子と、この基準格子からの回折光を選択的に透過させ
る照明光学系と、上記基準格子からの回折光の光路中に
設けられた少なくとも1つの1/2波長板と、フォトマ
スクとウェハの相対位置と間隔を制御するための駆動機
構と、上記フォトマスクおよびウェハにそれぞれ設けら
れ、上記照明光学系により照明される第2および第3の
回折格子と、これら第2および第3の回折格子からの回
折光をそれぞれ取り出し、光ビート信号を検出する第1
および第2の検出手段と、上記フォトマスクとウェハの
相対位置を制御するため、上記第1および第2の検出手
段から得られる光ビート信号の位相比較を行う位相比較
手段と、上記フォトマスクとウェハの間隔を制御するた
め、上記第1および第2の検出手段から得られる光ビー
ト信号の強度を検出する信号強度測定手段とを備えたも
のである。
作    用 したがって、本発明によれば、わずかに周波数が異なり
、かつ偏光方向が異なる2波長の光を基準格子の第1の
回折格子に照射し、第1の回折格子からの0次、±1次
回折光は、照明光学系の通過時に0次光がカットされ、
他の1つの回折光が光路中で1/2波長板で偏光方向を
変換し、照明光学系のNA (Numerical A
perture )  で規定される角度でフォトマス
ク上の第2の回折格子およびウェハ上の第3の回折格子
に照射される。第2の回折格子からの特定の回折光から
得られる光ビート信号と第3の回折格子からの特定の回
折光から得られる光ビート信号の位相差が第2の回折格
子と第3の回折格子の相対位置ずれ量に対応するので、
この光ビート信号から検出された位相差をもとに、駆動
機構によりフォトマスクおよびウェハを移動させて相対
位置を合わせることができる。
このようにわずかに周波数が異なり、かつ偏光方向が互
いに異なる2波長の光を大きく分離することなく、はぼ
同一の光路を経て回折格子に照射し、光ビート信号を取
り出してマスクとウェハを位置合わせすることができる
。このとき、信号強度測定手段により光ビート信号の強
度をモニターし、最大強度になるように駆動機構により
フォトマスクとウェハの少なくとも一方を移動させてそ
の間隔を制御することにより、高い信号強度を得ること
ができ、S/Nを高めることができると共に、多重反射
の影響をなくすことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を診照しながら説
明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例における位置合
わせ装置を示し、第1図は全体の概略構成図、第2図は
要部の拡大図である。
第1図および第2図において、11はわずかに周波数が
異なり、偏光方向が互いに直交する2波長のレーザ光1
2を発するゼーマンレーザ、13はレーザ光12の光路
を折り返すためのミラー14はピッチPの等間隔直線格
子からなる第1の透過型の回折格子15を有する基準格
子、16.7.18はそれぞれレーザ光12が基準格子
14の第1の回折格子15で回折された+1次回折光、
−1次回折光、0次回折光、19は一1次回折光17の
偏光方向を90度変換する1/2波長板、20は一1次
回折光17が1/2波長板19を透過して偏光方向が9
00変換された一1次回折光、21 は倍率が1で開口
数NAがλ/P(λ:レーザ波長)である両側テレセン
トリックに構成された照明光学系であり、2つのフーリ
エ変換レンズ22.23と、これらフーリエ変換レンズ
22.23の間でスペクトル面24に設けられ、0次回
折光18をカントする空間フィルタ25 とから構成さ
れている。26はマスク27上に形成されたピッチPの
等間隔直線格子からなる第2の反射型の回折格子、28
はウェハ29上に形成されたピッチPの等間隔直線格子
からなる第3の反射型の回折格子である。マスク27と
ウェハ29は20μm程度の近接された均一のギャップ
(間隔)で平行に保たれている。30はマスク27を登
載したX1Y1 θ、α、β、Zの6軸の移動可能なマ
スクステージ、31はウェハ29を登載したX%Y1 
θ、α、β、Zの6軸の移動可能なウェハステージであ
り、これらマスクステージ30とウェハステージ31の
駆動によりマスク27  とウェハ29の相対位置とギ
ャップ(間隔)が制御される。32と33は各々マスク
27の第2の回折格子26とウェハ29の第3の回折格
子28で回折された±1次回折光であり、基準格子14
の第1の回折格子15 とマスク27、ウェハ28の第
2、第3の回折格子26.28の回折次数で2値表示す
ると、(+1、−1)、(−1、+1)となる。34は
回折光32と33の光路を変える反射ミラー35は回折
光32.33を集光する集光レンズ、36は直交2偏光
のレーザ光を干渉させるために必要な偏光方向32a1
若しくは32bと3331若しくは33bを選択する偏
光子、37は集光レンズ35の結像面に設置され、偏光
子36で選択された回折光32a(若しくは33a)と
33a(若しくは33b)を分離するナイフェツジミラ
ー 38はナイフェツジミラー37で分離された第2の
回折格子26からの回折光32a(若しくは32b)を
受光する第1の光検出器、39はナイフェツジミラー3
7で分離された第3の回折格子28がらの回折光33a
(若しくは33b)の光路を変える反射ミラ40は反射
ミラー39で反射された回折光33a(若しくは33b
)を受光する第2の光検出器である。
50は光検出器38.40からの光ビート信号の位相を
検出する位相計、51は光検出器38.40からの光ビ
ート信号の光強度を検出する信号強度検出器、52は位
相計50からの出力に応じてマスクステージ30をX、
Y、 θ軸で移動させる駆動回路、53は位相計50か
らの出力に応じてウェハステージ31 をX、Y、θ軸
で移動させる駆動回路、54は信号強度検出器51から
の出力に応じてマスクステージ30をα、β、Z軸で移
動させる駆動回路、55は信号強度検出器51からの出
力に応じてウェハステージ31をα、β、Zで移動させ
る駆動回路である。
以上の構成において、以下、マスク27とウェハ29の
位置合わせ動作について説明する。
ゼーマンレーザ】1から互いにわずかに周波数が異なり
、かつ偏光面が異なる2波長のレーザ光12 を出射さ
せ、反射ミラー13により光路を曲げ、基準格子14の
第1の回折格子15へ入射させて回折する。第1の回折
格子15で回折した+1次回折光16、−1次回折光1
7.0次回折光18のうち、−1次回折光17は1/2
波長板19により偏光方向を90度変更する。0次回折
光18は照明光学系2】の空間フィルタ25によりカッ
トし、+1次回折光16と偏光方向が90度変更された
一1次回折光20は照明光学系21によりマスク27上
の第2の回折格子26とウェハ29上の第3の回折格子
28 K集光させ、再回折する。第2の回折格子26 
と第3の回折格子28からの回折光のうち、同一方向に
進む回折光32.33を反射ミラー34を介して集光レ
ンズ35で集光し、その途中で偏光子36により必要な
偏光方向の回折光32a1若しくは32bと3331若
しくは33bを選択する。そして、ナイフェツジミラー
37により第2と第3の回折格子26と28からの同位
相の回折光32a(若しくは32b)と33a(若しく
は33b)とに分離し、回折光32a(若しくは32b
)を第1の光検出器38に導き、回折光33a(若しく
は33b)を反射ミラー39を介して第2の光検出器4
0に導く。このようにしてマスク27 とウェハ29上
に形成された第2と第3の回折格子26と28からのそ
れぞれの回折光32a(若しくは32b)と33a(若
しくは33b)を第1と第2の光検出器38と40で検
出すると、ゼーマンレーザ11のわずかに異なる周波数
のビート信号と基準格子14の第1の回折格子15と第
2、第3の回折格子26.28の位置の違いを位相情報
として有する信号が得られる。この信号をもとに位相計
50で位相差を検出すると、次の関係式が成り立つ。
Δφ=4π△X/P (△φ:位相差、△X:第2、第3の回折格子26.2
8の位置ずれ量、P:回折格子のピッチ) したがって、この位相差△φを0にするように駆動回路
52、まだは53によりマスクステージ30、またはウ
ェハステージ31 を移動させることにより、相対位置
を合わせる。例えば、ピッチPを4μmとすれば、約5
nmの位置ずれを1度の位相差として検出することがで
きる。位相計50にとって1度の検出は比較的容易であ
るので、信号のS/Nさえ良ければ高い検出精度を得る
ことができる。そこで、信号強度検出器51 からの信
号をモニターし、駆動回路54、または55を制御して
マスクステージ30、あるいはウェハステージ31 の
ギャップ(間隔)方向を信号強度が最大になるように設
定する。つまり、ギヤノブを01μm以下の分解能で制
御することにより、信号強度検出器51は出力0から1
00%までλ/2のギャップ変化の周期で繰り返し変動
する。このとき、位相計50の出力は第5図の上側で示
しだ位相差のように信号強度0付近で誤差を生ずる。
したがって、信号強度検出器51の強度が最大値付近に
なるように上記ギヤノブ方向を制御することによシ、信
号強度が高いので、S/N点でも有利になると共に、光
学素子などがある程度の誤差を有し、ウェハ29の反射
率が高い場合にも、X線マスク27 とウェハ29を十
分な精度で位置合わせすることが可能となる。
なお、上記実施例では、1軸の光学系について説明した
が、X線マスク27 とウエノ)29上に3個の回折格
子をそれぞれ設ければ、それぞれの位相差に対してX、
Y、  θを、信号強度に対してα、β、Zをマスクス
テージ30、またはウェハステージ31で制御すればマ
スク27 とウェハ29を3次元的に位置合わせするこ
とができる。また、マスクステージ30とウェハステー
ジ31はそれぞれ6軸で制御するようになっているが、
両方合わせて6軸で制御するようにしても上記実施例と
同様の制御を行って位置合わせすることができる。
また、1/2波長板19は照明光学系21の途中に配置
してもよい。このほか、本発明は、その基本的技術思想
を逸脱しない範囲で種々設計変更することができる。
発明の詳細 な説明したように本発明によれば、互いにわずかに周波
数が異なり、かつ偏光方向が異なる2波長の光を基準格
子の第1の回折格子に照射し、第1の回折格子からの0
次、±1次回折光は、照明光学系の通過次に0次光をカ
ットされ、他の1つの回折光が光路中で172波長板で
偏光方向を変換し、照明光学系のNA (Numeri
cal Aperture )で規定される角度でフォ
トマスク上の第2の回折格子およびウェハ上の第3の回
折格子に照射され、第2の回折格子からの特定の回折光
から得られる光ビート信号と第3の回折格子からの特定
の回折光から得られる光ビート信号の位相差が第2の回
折格子と第3の回折格子の相対位置ずれ量に対応するの
で、この光ビート信号から検出された位相差をもとに、
駆動機構によりフォトマスクおよびウェハを移動させて
相対位置を合わせることができる。このようにわずかに
周波数が異なり、かつ偏光方向が互いに異なる2波長の
光を大きく分離することなく、はぼ同一の光路を経て回
折格子に照射し、光ビート信号を取り出すので、マスク
とウェハを高精度の位置合わせすることができる。
このとき、信号強度測定手段により光ビート信号の強度
をモニターし、最大強度になるように駆動機構によりフ
ォトマスクとウェハの少なくとも一方を移動させてその
間隔を制御することによシ、高い信号強度を得ることが
でき、S/Nを高めることができると共に、多重反射の
影響をなくすことができる。したがって、マスクとウェ
ハを更に一層高精度に位置合わせすることが可能になる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例における位置合
わせ装置を示し、第1図は全体の概略構成図、第2図は
要部の拡大図、第3図は2重格子法を用いた従来の位置
合わせ装置の原理説明図、第4図はヘテロダイン法を応
用した従来の位置合わせ装置の概略構成図、第5図はX
線マスクからの信号出力の説明図である。 11・・・ゼーマンレーザ、14・・・基準格子、15
・・・第1の回折格子、19・・・1/2波長板、21
  ・・・両側テレセント9ツク照明光学系、26・・
・第2の回折格子、27・・・マスク、28・・・第3
の回折格子、29・・・ウェハ、30・・・マスクステ
ージ、31−・・ウェハステージ、36・・・偏光子、
37・・・ナイフェツジミラー 38・・・第1の光検
出器、40・・・第2の光検出器、5o・・・位相計、
51・・・信号強度検出器、59−51.54− Fl
!’1・・・駆動回鯰へ第 図 11ゼーマンレーザ 第 図 △X 第2の回′に格子 第 3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いにわずかに周波数が異なり、かつ偏光方向が異なる
    2波長の光を出射するコヒーレント光源と、このコヒー
    レント光源から出射した光を回折する第1の回折格子が
    形成された基準格子と、この基準格子からの回折光を選
    択的に透過させる照明光学系と、上記基準格子からの回
    折光の光路中に設けられた少なくとも1つの1/2波長
    板と、フォトマスクとウェハの相対位置と間隔を制御す
    るための駆動機構と、上記フォトマスクおよびウェハに
    それぞれ設けられ、上記照明光学系により照明される第
    2および第3の回折格子と、これら第2および第3の回
    折格子からの回折光をそれぞれ取り出し、光ビート信号
    を検出する第1および第2の検出手段と、上記フォトマ
    スクとウェハの相対位置を制御するため、上記第1およ
    び第2の検出手段から得られる光ビート信号の位相比較
    を行う位相比較手段と、上記フォトマスクとウェハの間
    隔を制御するため、上記第1および第2の検出手段から
    得られる光ビート信号の強度を検出する信号強度測定手
    段とを備えた位置合わせ装置。
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