JPH04127080A - レーダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は近距離から遠距離に至る距離覆域全域にわた
り、良好な目標識別性能を維持することができるレーダ
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は従来のレーダ装置の一例を示すブロック図であ
り１図において（１）は基準信号発振器、（２）はパル
ス変調器、（３）はＰＲＦ発生器、（４）は局部発振器
、（５）は混合器、ｆ８）１．を進行波管、［７１１よ
送受切換器、（８１ばアンテナ、（９）は低雑音増ＩＩ
ＩＷ器、αＯ）は混合器、　（１１）ｌま中間周波増幅
器、　（１２）は検波器、　（１３）は指示器である。

従来のレーダ装置はこのように構成され、基準信号発振
Ｍ（１）で発生した高周波連続波ｊまパルス変調！（２
）でパルス変調され、さらに局部発振器（４）の局部発
振信号と混合器（５）において混合されて送信信号とな
り、進行波管（６）で増幅した後、送受切換器（７）を
通ってアンテナ（８）から空間へ放射され、目標からの
反射信号は再びアンテナ（８）で集められ。

送受切換器（７）を通り、低雑音増幅器（９）で高感度
受信された後、混合器α０）で局部発振器（４）からの
局部発振信号と混合されて中間周波数信号となり、中間
周波増幅器（１１）で増幅した後、検波器（１２）で検
波されてビデオ信号となり、指示！（１３）で表示され
る。

第６図（ａ）に進行波管（６）から出力された送信イ：
号を示しているが、送信パルス繰返周期Ｔと送信パルス
幅ではＰＲＦ発生讐（３）が発生したパルス信号により
決定されるものである。第６図（ｂ）は中間周波増幅Ｍ
（ｕ）の受信イス号出力であり、近距離の２目標と遠距
離の１目標が同時に受信され、近距離の２目標＋、１重
なっている状況を示す。

一般にし〜ダの性能を表す諸元で最小探知距離と距離分
解能１よ送信パルス幅τにより、その性能が左右される
もので、下記に示す関係にある。

最小探知距ｇｉＲｍｉｎは送信パルスが出てから。

送受切換器（７）の動作が受信状態に回復するまでの時
間で決まり、おおむね送信パルス幅ｒに比例する。

距離分解能Ｒｒｅｓは同一方向にある二つの目標を分離
してＮ認できる最小距離差をいい、おおむねＲｒｅｓ＝
Ｃｒ／２である。

（Ｃ：光速３　Ｘ］０８ｎｎ　／　ｓ　）〔発明が解決
しようとする課題〕 従来のし〜ダ装置は以上のように構成されているので、
最小探知距離をできるだけ短く、かつ距離分解能を向上
しようとすれば、送信パルス幅τを短くしなければなら
ず、これはより遠距離の目標を探知するためにレーダに
要求されている送イ＝パルスエネルギーをより大きくす
ることと矛盾するという課題があった。一般にレーダの
最大探知距離性能を確保するために、送信パルス幅を長
（することを優先し、この結果第６図（ｂ）に示すよう
に、最小探知距離が長（なり、かつ距離分解能が悪く、
近接した２目標の識別が不可能になるという課題があっ
た。

乙の発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、近距離から遠距離に至る全域で最小探知距離、
距離分解能と最大探知距離の性能維持を両立させるレー
ダ装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るレーダ装置は、パルス繰返周期に同期し
た短パルス変調と長パルス変調を交互に切換えて送信し
、受信時には中間周波増幅の後にゲート回路を設け、パ
ルス繰返周期を２分して一方の期間に上記短パルス変調
の信号を通過させ。

他方の期間に上記長パルス変調の信号を通過させるよう
にしたものである。

〔作　用〕

この発明におけるＬ〜ダ装置は、近距離目標：よ短パル
ス変調の信号で識別され、遠距離目標は長パルス変調の
信号で識別される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、　（１４）は遠距離用ゲート。

（Ｉ５）は近距離用ゲートである。

基準信号発振器（１）で発生した高周波連続波はパルス
変調器（２）てパルス変調されるが、第２図（ａ）の送
信信号に示すように短パルス変調と長パルス変調をパル
ス繰返周期毎に交互に実施する。このパルス変調波は局
部発振器（４）の局部発振信号と混合器（５）において
混合されて送信信号となり進行波管（６）で増幅した後
、送受切換器（７）を通ってアンテナ（８）から空間へ
放射され、一方目標からの反射（８号はアンテナ（８）
から送受切換器（７）を通り、低雑音増幅Ｎ（９）で増
幅し、混合器α０）で局部発振器（４）からの局部発振
信号と混合されて中間周波数信号となリ、中間周波増幅
器（ＩＩ）て増幅した後、遠距離用ゲー）・（Ｉ４）と
近距離用ゲー１−（Ｉｓ）に入力される。

第２図（Ｃ１，（ｄ）はＰＲＦ発生器（３）から、上記
両ゲートに入力される近距離ゲート信号と遠距離ゲート
信号を示し、近距離ゲートｆ＝号で短パルスの受信信号
を通過させ、遠距離ゲートイ＝号で長パルスの受信信号
を通過させた後、検波器（１２）で検波してビデオイエ
号とし、指示器（１３）で表示する。

第３図に指示器（１３）にＰ　Ｐ　Ｉ　　（Ｐｌａｎ　
Ｐｏ５ｉｔｉｏｎＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ）表示した例を
示し、乙のＰＰＩ表示面を同心円状に２分して内側の近
距離範囲には短パルスの信号、外側の遠距離範囲には長
パルスの信号が表示される。このようにして最小探知距
離と距離分解能の性能が改善され、近距離の近接した２
目標は分離して表示される。

なお、上記実施例では近距離範囲に短パルス信号、遠距
離範囲に長パルス信号を用いるとしたが。

これに限らず第４図に示すように遠距離範囲にパルス圧
縮用変調を施した信号を用いることも可能である。この
方法によれば遠距離範囲で最大探知距離の性能も満足し
つつ、距離分解能の性能もパルス圧縮比に応じて改善す
ることができ、遠距離でも近接目標の分離識別を可能と
する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば近距離から遠距離に至
る距離覆域全域にわたり、目標の探知に適した受信信号
が得られ、良好な目標識別機能が得られろ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるレーダ装置の構成図
、第２図は第１図の動作説明図、第３図は第１図のＰＰ
Ｉ表示例を説明する図、第４図：よこの発明の他の実施
例でパルス圧縮方式による構成図、第５図は従来のレー
ダ装置の構成図、第６図は第５図の動作説明図である。 図において（１）は基準信号発振器、（２）はパルス変
調器、（３）はＰＲＦ発生益、（４）は局部発振器、（
５）は混合器、（６）は通行波管、（７）は送受切換器
、（８）はアンテナ、（９）は低雑音増幅器、００）は
混合器、　（１１）は中間周波増幅器、　（１２）は検
波！、　（１３）は指示器。 （１４）は遠距難用ゲーｊ・、　（１５１は近距離用ゲ
ートである。 なお２図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）高周波信号を連続的に発振する基準信号発振器と
   、この信号をパルス繰返周期と同期した短いパルス幅の
   変調パルス及びパルス繰返周期と同期した長いパルス幅
   の変調パルスで変調するパルス変調器と、このパルス変
   調器の出力信号と局部発振器の局部発振信号を混合して
   送信信号に変換する混合器と、この送信信号を増幅する
   マイクロ波管及び空間へ放射し目標物からの反射信号を
   受信するアンテナと、このアンテナの受信信号を上記局
   部発振信号と混合して中間周波数信号に変換する混合器
   と、この中間周波数信号を分配し上記パルス繰返周期に
   同期し、この周期を２分する一方の期間に上記短いパル
   ス幅で変調された信号を通過させ、他方の期間に上記長
   いパルス幅で変調された信号を通過させるゲート手段と
   、このゲート手段の出力信号を検波し上記パルス繰返周
   期に同期したスィープ信号に重畳させて輝点表示する指
   示器とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
2. （２）高周波信号を連続的に発振する基準信号発振器と
   、この信号を２分し一方はパルス繰返周期に同期した短
   いパルス幅の変調信号で上記高周波信号を変調するパル
   ス変調器と、他方は上記高周波信号に特定の周波数変調
   を施すパルス拡散フィルタを接続した送信系と、一方受
   信波の中間周波数信号の出力に、上記特定の周波数変調
   を復調するパルス圧縮フィルタを接続したことを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載のレーダ装置。