JPH04126866A - シート材皺付機 - Google Patents

シート材皺付機

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JPH04126866A
JPH04126866A JP24148490A JP24148490A JPH04126866A JP H04126866 A JPH04126866 A JP H04126866A JP 24148490 A JP24148490 A JP 24148490A JP 24148490 A JP24148490 A JP 24148490A JP H04126866 A JPH04126866 A JP H04126866A
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rolls
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は合成皮革や人工皮革、レザー、不織布、紙等の
シート材に皺付は加工を行うシート材皺付機に関するも
のである。
[従来の技術] 合成皮革等のシート材に機械的に皺付は加工を行う皺付
機としては、たとえば、特公昭596954号公報に示
されたものがある。この皺付機は、第3図に概要を示す
如く、繰出ロールla。
lb上のシートロール2a、 2bから繰り出された二
枚のシート材3をガイドロール4a、4b及びウェイト
ロール5g、 5bを介して一定の張力を保ちつつ且つ
各シート材3の表面が互いに内側に向くように重合させ
て送り出すようにした繰出部6と、重合状態で送り出さ
れたシート材3を皺付機本体フレーム21の下部に昇降
自在に設けた制御ロール7を介し一定の温度に加熱する
加熱ヒーター室8と、加熱されたシート材3に揉み加工
を行うために本体フレーム21内の上下方向中間位置に
設けた揉み加工部9と、本体フレーム21の頂部に昇降
可能に設けたテンションロール14a、 14bを経て
送られてきた揉み加工後のシート材3を、引込ロールI
Oa、 IOb 、ガイドロール11a Ilb 、ウ
ェイトロール12a、 12b等を介して巻取リール1
3a、 13bにて巻き取るようにした巻取部15とか
ら、主として構成されている。なお、上記シート材3は
、揉み加工能率を高くするとき、あるいは、揉み加工に
より表面が損傷を受けるようなときは、通常、二枚をそ
の表面が互いに内側になるよう重合させて揉むが、強く
揉み加工するときや厚手のものを揉み加工するときはシ
ートロール2a、 2bのいずれか一方のみの一枚だけ
供給するものである。
上記揉み加工部9には、固定揉み子16aと、該固定揉
み子16aに対して空気力等により平行に接離移動させ
るようにした可動揉み子16bとを備え、且つ両揉み子
16a、 16b間でシート材3を挾持したり解放した
りできるようにした上、中、下段の揉み枠17.18.
19を水平方向に向けて平行に配列しである。各揉み枠
17.18.19は、両端がクランク軸に支承されて、
揉み条件に合イつせて設定された回転数で同期駆動され
、常時水平面上で揺動運動を行うようにしである。又、
上記中段の揉み枠18は」皿上方向の位置を本体フレー
ム21に固定し、上、下段の揉み枠17.19は、中段
の揉み枠18に対して同期昇降機構により一定距離だけ
同時に上下反対方向に昇降するようにし、目、つ昇降中
も揉み揺動を続けるように、揉み枠17.19の両端を
支承しているクランク軸に同期昇降機の作動が伝わるよ
うにしである。
更に、上記同期昇降機構と各揉み枠17.18.19に
おける可動揉み子+6bの平行移動とは同期され、各段
とも同期作動で、上、下段の揉み枠f7.I9がそれぞ
れ上、下死点に近付き、予め設定された点に達すると(
たとえば、リミットスイッチON)、各段とも一斉に急
速に開き、上、下段の揉み枠17.19が上、下死点に
更に近付いて別の設定点に達すると急速に閉じ、この際
、中段の揉み枠18も同期するようになっている。
したかって、繰出部6から供給されたシーI・祠3の揉
み加工は次の如く行われる。すなわち、上、下段の揉み
枠17.19が同期昇降してそれぞれ上、下死点付近に
達したときに、各揉み枠17゜18.19がシート材3
を挾持する。次に、上、下段の揉み枠17.19がシー
ト材3を挾持したまま中段の揉み枠18へ向けて移動し
、これにより揉み枠17.18及び18.19間の相対
距離が小さくなるのでシート材3のループが形成され、
予め設定された位置まで移動してこのループを圧接する
。更に、上、下段の揉み枠17.19を設定された時間
内だけ同期昇降を停止させた状態とし、各揉み枠17.
18.19の水平揺動により上記ループを圧接しながら
揉み合う。しかる後、上、下段の揉み枠17.19はシ
ート材3を挾持したままそれぞれ上昇、下降し、上、下
死点に達する前に、各揉み枠17.18.19はシート
材3を解放する。このとき、頂部テンションロール14
a、 14bに作用しているスプリング20の力で揉み
終ったシート材3を通過させ、これによりシート材3は
巻取部15へ間欠的に送られる。
上記において、巻取部16の引込ロールIOa10bは
設定された回転速度で常時駆動されているので、揉み加
工のために上段の揉み枠17に挾持され、下方に引き下
げられようとするシート材3は、引込ロールIOa、 
IObによる引込力を受けつつ引き下げられるような弛
みはない状態である。このため、シート材3が掛けられ
ているテンションロール14a、 14bは、上段の揉
み枠17が下段の揉み枠19との同期昇降によって下降
させられたときに、上段の揉み枠17が下降した距離の
分だけシート材3を介して引き下げられる。
一方、上段の揉み枠17より下方に位置する繰出側のシ
ート材3は、中、下段の揉み枠18.19に挾持されな
がら揉み加工を受け、同期昇降によって挾持を解放させ
られるまで移動できない状態にある。又、下段の揉み枠
19よりも下方に位置するシート材3も、加熱ヒーター
室8の下方にある最下部の制御ロール7の自重によって
弓き下げられているが、勿論移動できない。したがって
、このとき、頂部のテンションロールIta 14bは
、引込ロールIOa、 IObがシート材3を引き込ん
でいること及びシート材3は下方へ移動できないことか
ら、シート材3が引き込まれて巻き取られて行く分だけ
更に下方に引き下げられる。揉み加工が終了し、同期昇
降によって一斉に挾持を解放されたシート材3は、頂部
のテンションロール14a、 14bの戻り張力により
、始めに上段の揉み枠17によって引き下げられた分と
、揉み加工中に引込ロールlog、 IObによって引
き込まれた分の合計長さだけ巻取部15へ送られること
になる。この際、シート材3の昇降によって引き下げら
れる分の長さは一定なので、揉み揺動回転数を一定とす
れば、引込ロール]Oa IObによって引き込まれた
長さが短いほど、すなわち、巻取リール13a、 13
bによる巻取速度が遅いほど揉み効果が大となる。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来の皺付機の場合、シート材3の一連
の送り移動経路中の最下部の制御ロール7と頂部のテン
ションロール14a、 14bとの間に位置するシート
材3には、同期昇降する上、下段の揉み枠17.19に
よって繰り返し引き下げ力及び引き上げ力が作用するの
で、その都度張力がかかることにより張力変化が急激と
なり、シート材3の加工精度に悪影響を及ぼす問題があ
った。すなわち、繰出部6のシート材3は自由に繰り出
すと、弛み過ぎて下部に垂れ重なってしまうなどの不都
合があるので、通常、必要なときにだけ強制繰り出しさ
れるが、シート材3の弛みをとるウェイトロール5a、
  5bや制御ロール7などの屈曲部を経由し、更に、
ウェイトロール5a、5bによる張力もかかっているた
め、通過抵抗(これは、自身の材質、物性によって異な
る)があり、自由に繰り出されにくい状態となっている
。理想的には、シート材3の蛇行を防ぐなど、下段の揉
み枠19がシート材3を挾持し、引き上げるのにあまり
抵抗のないような小さな張力が存在することが必要で、
具体的には、下部の制御ロール7が加えるところの予定
された重量である。これは通常、上記の繰出抵抗よりも
小さいので、下部の制御ロール7は同期昇降分だけ上方
に引き上げられる。次に、挾持が解放されてシート材3
が送られるとき、制御ロール7の重量よりもその上流側
の抵抗が大きい場合は、更に上方に引き上げられ、結果
として、揉み加工部9の上下でシート材3に余分の張力
が加えられることになる。したがって、−重の揉み加工
時には、シート材3が厚手のものであっても、下部の制
御ロール7部の上記抵抗はあまり大きくなく、制御ロー
ル7の上昇に余裕のある状態が続くようなセツティング
が可能であるが、二枚重合揉み加工になると、上記制御
ロール7に2倍の抵抗が生ずるので、制御ロール7はよ
り強く引き上げられ、少し厚手のシート材3になると、
ストッパに当接する上昇限界点にすぐ到達し、固定ロー
ルのようになってしまう。このことは、下段の揉み枠I
9のシート材挟持に困難を来すもので、頂部のテンショ
ンロール14a 14bと下部の制御ロール7の間に位
置するシート材3に強い緊張を与え、当然、上段の揉み
枠17も挾持困難となり、正常なルーブが形成されにく
くなるので、揉み条件が変わってしまい、揉み皺の形状
も変化してしまう。
その上、正常なループが形成されない状態で揉み揺動が
行われると、非常に大きな張力を更にシート材3にかけ
るので、しばしば組織が破壊され、物性も損われるなど
の事故が絶えなかった。又、」−記の状態だと、揉み了
16a 16bとシート材3との間にスリップが生じる
ため、揉み子16a、]6bの損耗も激しい、という問
題がある。
上記の問題を解消するための対策として、ウェイトロー
ル5a、5bの重量を軽減して制御ロール7の上流側の
シート材3の張力を小さくするようにすることが考えら
れるが、ウェイトロール5a、5bの重量を軽減するこ
とはシート材3が弛み易くなって蛇行などの原因になっ
てしまうので、やむなく、制御ロール7の重量をその上
流側のシート材3の張力に見合うよう増加させ、上昇限
界点までに余裕を残すようにすることが従来行われてい
たが、゛この場合には制御ロール7の下流側のシート材
3が引き下げられる作用を受けて張力がより増大する結
果となって上記不具合をより助長する結果になっていた
。したがって、再調整のために機械を停止せざるを得な
いのが実状である。
そこで、本発明は、揉み加工部に位置するシート材に余
分な張力を加えることなく常に同じ状態を保って揉み加
工を行うことができるようにし、しかも二枚重合揉みで
あっても一枚のときと同様な張力、揉み状態を保つこと
ができるようにしようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、皺付機本体フレ
ームの上下方向中間位置に揉み加工部を備え、繰出ロー
ルから繰り出したシート材を、昇降自在としたウェイト
ロール、上記本体フレームの下部に昇降自在に設けた制
御ロールを経由させて上記揉み加工部に供給し、揉み加
工後のシート材を、上記本体フレームの頂部に昇降可能
に設けたテンションロールを介して巻取部にて巻き取る
ようにしてあるシート材皺付機において、上記制御ロー
ルがその上限設定位置に近付いたときに作動して上記繰
出ロールへ駆動指令を送る駆動スイッチを具備した構成
とする。
又、駆動スイッチの作動で駆動される送りロールを、制
御ロールとウェイトロールの間に設けた構成としてもよ
い。
更に、ウェイトロールの上限設定位置を検出して繰出ロ
ールへ駆動指令を送る駆動スイッチと、ウェイトロール
の下限設定位置を検出して上記繰出ロールへ停止指令を
送る停止スイッチを具備した構成とするとよい。
[作   用] 頂部のテンションロールと下部の制御ロールとの間に位
置するシート材の張力のバランスが崩れると、制御ロー
ルは上方へ引き上げられて行くが、上限設定位置に近付
くと、駆動スイッチがONされるため、繰出ロールが駆
動されてシート材が繰り出されるごとによりシート材の
張力が一定に保たれる。
又、制御ロールとウェイトロールの間に送りロールを設
けると、制御ロールが上限設定位置に近付いたときに駆
動スイッチの指令で送りロールが駆動されることにより
、シート材が制御ロールへ向けて−早く送り込まれる。
更に、繰出部のウェイトロールの昇降位置に応じて駆動
スイッチと停止スイッチにより繰出ロールの駆動、停止
がコントロールされる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、第3図に示す
シート材皺付機と同様な構成において、本体フレーム2
1の下部に、張力制御アーム22を上下方向へ回動自在
に取り付け、該張力制御アーム22の回動側端部に、繰
出部6から繰り出されたシート材3を揉み加工部9へ最
適な張力を掛けながら案内するための下部の制御ロール
7を支持させて、上記張力制御アーム22の回動を介し
て制御ロール7が昇降させられるようにし、且つ該制御
ロール7が張力制御アーム22の回動を介1.てその上
限設定位置に近付いたときに作動して繰出ロールIa、
Ibへ駆動指令を送るようにした駆動スイッチ23を本
体フレーム21の下部に設ける。
又、」二記繰出ロールla、Ibを支持するように本体
フレーム21の一側部に固設した架台24a24bに、
繰出制御アーム25a、 25bを上下方向へ回動自在
に取り付け、該各繰出制御アーム25a25bの回動側
端部に、繰出制御アーム25g 25bの回動を介して
昇降させられるようにウェイトロール5a、5bをそれ
ぞれ支持させ、且つ該ウェイトロール5a、5bの上限
設定位置を繰出制御アーム25a、 25bの回動に基
づき検出して繰出0−ルIa、Ibへ駆動指令を送るよ
うにした駆動スイッチ26a、 26bを設けると共に
、上記ウェイトロール5a、5bの下限設定位置を繰出
制御アーム25a、 25bの回動に基づき検出して繰
出ロールIa。
1bへ停止指令を送るようにした停止スイッチ27a、
 27bをそれぞれ設ける。
更に、巻取リール13a、13bを支持するように本体
フレーム21の他側部に固設した架台28a28bに、
巻取制御アーム29a、 29bを上下方向へ回動自在
に取り付け、該各巻数制御アーム29g29bの回動側
端部に、巻取制御アーム29a、 29bの回動を介し
て昇降させられるようにウェイトロール12a、 12
bをそれぞれ支持させ、且つ該ウェイトロール12a、
 12bの下限設定位置を巻取制御アーム29a、 2
9bの回動に基づき検出して巻取リール13a 13b
へ駆動指令を送るようにした駆動スイッチ30a、 3
0bを設けると共に、上記ウェイトロール12a、 1
2bの上限設定位置を巻取制御アーム29a、 29b
の回動に基づき検出して巻取リール13a 13bへ停
止指令を送るようにした停止スイッチ31a 31bを
それぞれ設ける。
なお、第1図において、第3図と同一部分には同一符号
が付しである。
繰出部6のシート材3が本体フレーム21の下部の制御
ロール7を介して揉み加工部9に送られて行(と、それ
に伴い、シート材3の移動により繰出部6のウェイトロ
ール5B、5bが繰出制御アーム25a、 25bの回
動を介して上方に引き上げられて行く。ウェイトロール
5a、 5bが更に上方に引き上げられて上限設定位置
に達すると、駆動スイッチ26a、 26bが繰出制御
アーム25a25bによってONされることにより、繰
出ロールIa、Ibが駆動され(同時に繰出ロールIa
、lbを停止させていた制動が解除され)るため、シー
トロール2a、 2bが回転させられ、シート材3の繰
り出しが行われる。シート材3が繰り出され続けると、
ウェイトロール5a、 5bは徐々に下降させられて行
き、下限設定位置まで達すると、停止スイッチ27a、
 27bが繰出制御アーム25a25bによってONさ
れるため、繰出ロールIa。
1hの駆動が停止され、同時に慣性でシート材3が余分
に繰り出されないように制動がかけられる。このように
して、ウェイトロール5a、 5bの昇降を検出する駆
動スイッチ26a、 26bと停止スイッチ27a、 
27bにより繰出ロールIa Ibの駆動が個々にコン
トロールされる。
一方、巻取部15では、引込ロールIOa、 ]Obに
よってシート材3が引き込まれてくると、ウェイトロー
ル12a、 12bが巻取制御アーム29a、 29b
の回動を介して下降させられ、下限設定位置まで下降さ
せられると、駆動スイッチ30g、 30bが巻取制御
アーム29a、 29bによってONされるため、巻取
リール13a、 13bの制動が解除されて駆動され、
この時点からシート材3の巻き取りが開始される。シー
ト材3が巻取リール13a、 13bによって巻き取ら
れて行くと、ウェイトロール12a、 12bが徐々に
引き上げられ、上限設定位置に達すると、停止スイッチ
31a、31bがONされるため巻取リール13a、 
13bの駆動が停止し、同時に、シート材3がウェイト
ロール12a、 12bによって引き戻されないように
制動がかけられる。
このようにしてシート材3は揉み加工部9にて揉み加工
された後、頂部のテンションロール14a 14bを経
由して巻取リール13a、 13bに間欠的に巻き取ら
れて行く。
上記において、頂部のテンションロール14a+4bと
下部の制御ロール7との間に位置するシート材3の張力
のバランスが崩れると、制御ロール7は張力制御アーム
22の回動を介して上方へ引き上げられて行くが、上限
設定位置に近付くと、駆動スイッチ23が張力制御アー
ム22によってONされるため、繰出ロールIa、Ib
が一斉に繰出駆動を始め、それによって、シート材3の
張力が弛められて制御ロール7が所定の位置まで下降す
ると駆動スイッチ230 F Fで繰出ロールIa、I
bの駆動を停止11さぜる。したがって、シート材3は
テンションロール14a、 14bと制御ロール7の間
で常にほぼ一定の張力に維持されることになり、この状
態で揉み加工されるため加工精度が高められ、物性まで
も損うような事態が発生することを未然に防止すること
ができる。又、このように、シート材3の張力を一定に
保つことができることから、シート材3が二枚重合揉み
であっても一枚のときと同様に円滑に通過でき、安定し
た運転を継続して行うことができる。
次に、第2図は本発明の他の実施例を示すもので、第1
図に示すものと同様な構成において、繰出部6のウェイ
トロール5a、5bの下流に位置するガイドロール4a
、 4bと制御ロール7との間に、シート材3を制御ロ
ール7側へ向けて送給する送りロール32を設けて、該
送りロール32を本体フレーム21の下側部に支持させ
、且つ制御ロール7が上限設定位置へ近付いたときに作
動する駆動スイッチ23の指令により、上記送りロール
32が駆動させられるようにしたものである。
なお、この場合、上記駆動スイッチ23からの指令は繰
出ロールIa、Ibへは送られても送られなくてもよい
第2図の実施例の場合には、テンションロール14a、
 14bと制御ロール7との間に位置するシート材3の
張力のバランスが崩れて制御ロール7が引き上げられる
と、駆動スイッチ23の指令で送りロール32が駆動さ
れることにより、シート材3が直ちに制御ロール7へ向
けて送り込まれるため、上記実施例の場合よりも−早く
シート材3の張力を安定させることができる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明のシート材皺付機によれば、揉
み加工部へ最適な張力をかけつつシート材を案内する下
部の制御ロールが上限設定位置に近付いたときに繰出ロ
ールへ駆動指令を送る駆動スイッチを設けたので、揉み
加工部までの繰出側でシート材の張力が大きくなり頂部
のテンションロールと下部の制御ロール間に位置するシ
ート材の張力のバランスが崩れて上記制御ロールが上方
へ引き上げられると、駆動スイッチの指令で繰出ロール
を駆動してシート材の繰り出しを行わせることができ、
したがって、繰出側のシート材の張力を常に同じ状態に
保つことができることにより、シート材の物性を損・)
ような事態を防止できて常に安定した張力を保って揉み
加工を行うことができ、二枚重合揉みであっても一枚揉
みのときと同様な張力、揉み状態が得られて揉み効果を
向上でき、又、制御ロールとウェイトロールとの間に送
りロールを設けて、該送りロールを上記駆動スイッチで
駆動できるようにすることにより、シート材の張力を−
早く安定させることができ、更に、繰出部のウェイトロ
ールの昇降位置に応じて繰出ロールを駆動する駆動スイ
ッチと繰出ロールを停止する停止スイッチを設けること
により、頂部のテンションロールと下部の制御ロール間
のシート材の張力変動とは別個にシート材の繰り出しを
円滑にコントロールすることができる、等の優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート材皺付機の一実施例を示す概要
図、第2図は本発明の他の実施例を示す概要図、第3図
は従来のシート材皺付機の一例を示す概要図である。 Ia、lb・・・繰出ロール、3・・・シート材、5a
、5b・・・ウェイトロール、7・・・制御ロール、9
・・・揉み加」二部、14a、 14b・・・テンショ
ンロール、15・・・巻取部、+7.18.19・・・
揉み枠、23・・・駆動スイッチ、26a 26b・・
・駆動スイッチ、27a、27b・・・停止スイッチ、
32・・・送りロール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)皺付機本体フレームの上下方向中間位置に揉み加
    工部を備え、繰出ロールから繰り出したシート材を、昇
    降自在としたウェイトロール、上記本体フレームの下部
    に昇降自在に設けた制御ロールを経由させて上記揉み加
    工部に供給し、揉み加工後のシート材を、上記本体フレ
    ームの頂部に昇降可能に設けたテンションロールを介し
    て巻取部にて巻き取るようにしてあるシート材皺付機に
    おいて、上記制御ロールがその上限設定位置に近付いた
    ときに作動して上記繰出ロールへ駆動指令を送る駆動ス
    イッチを具備したことを特徴とするシート材皺付機。
  2. (2)皺付機本体フレームの上下方向中間位置に揉み加
    工部を備え、繰出ロールから繰り出したシート材を、昇
    降自在としたウェイトロール、上記本体フレームの下部
    に昇降自在に設けた制御ロールを経由させて上記揉み加
    工部に供給し、揉み加工後のシート材を、上記本体フレ
    ームの頂部に昇降可能に設けたテンションロールを介し
    て巻取部にて巻き取るようにしてあるシート材皺付機に
    おいて、上記制御ロールとウェイトロールとの間の位置
    に、シート材を制御ロール側へ送給するための送りロー
    ルを設け、且つ上記制御ロールがその上限設定位置に近
    付いたときに作動して上記送りロールへ駆動指令を送る
    駆動スイッチを具備したことを特徴とするシート材皺付
    機。
  3. (3)ウェイトロールの上限設定位置を検出して繰出ロ
    ールへ駆動指令を送る駆動スイッチと、ウェイトロール
    の下限設定位置を検出して上記繰出ロールへ停止指令を
    送る停止スイッチを具備した請求項(1)又は(2)記
    載のシート材皺付機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105417256A (zh) * 2015-12-01 2016-03-23 佛山市三水南基塑胶制品有限公司 Pu皮揉纹收卷设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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