JPH04126611U - 太陽電池を用いた照明灯 - Google Patents

太陽電池を用いた照明灯

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JPH04126611U
JPH04126611U JP3099591U JP3099591U JPH04126611U JP H04126611 U JPH04126611 U JP H04126611U JP 3099591 U JP3099591 U JP 3099591U JP 3099591 U JP3099591 U JP 3099591U JP H04126611 U JPH04126611 U JP H04126611U
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JP
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human body
storage battery
power
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lighting lamp
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Application number
JP3099591U
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English (en)
Inventor
晋行 辻野
均 岸
昭司 堺谷
一郎 安井
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池を用いた照明灯の消費電力を少なく
し、太陽電池、並びに蓄電池の容量を小さくして小型化
とコストダウンを図ることを目的とする。 【構成】 光の照射を受けて発電する太陽電池と、該太
陽電池にて発電された電力を蓄える蓄電池と、その蓄電
池からの電力で点灯する光源と、明るさを検知する照度
検知部と、人体を検知する人体検知部と、これらの両検
知部からの検知出力にて上記蓄電池から光源への電力の
給断を制御する制御部と、から成り、上記人体検知部を
駆動する蓄電池からの電力は上記照度検知部の検知出力
にて給断制御される構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は太陽電池を用いた照明灯に関し、特に人間が近付いた時のみ点灯する 構成の照明灯を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の照明灯としては、実公昭63−9048号公報などに示されてい るように、太陽電池にて発電された電力を蓄電池に蓄えておき、日没後タイマー で設定された時間だけランプを点灯させる構成のものが提案され、実用化の域に 達している。
【0003】 ところがこのような構成の照明灯ではタイマーの設定時間を経過すると消灯し てしまうため、深夜の街路灯としては不適切であった。勿論、太陽電池や蓄電池 の容量を大きくすれば点灯時間の延長が図れるが、コストアップは免れず、実用 的とは言い難い。
【0004】 このような不都合を解消するために、本願出願人は人が照明灯に近付いてきた ことを検出する人体検出手段を設け、その検出出力があった時のみ点灯させる構 成の照明灯を提案した(特開平2−15596号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本願出願人が新しく提案した照明灯によると、人が近付いてきた時のみ点灯す るので少容量の太陽電池や蓄電池で街路灯としての機能を十分果たすことができ る。
【0006】 一方、一般に此種太陽電池機器においては消費電力を極力少なくして太陽電池 や蓄電池の容量を小さくすることが至上命令であり、この人体検出手段を持つ照 明灯においてもその要求は満たす必要がある。そのような観点からこの人体検出 手段について考えてみると、この人体検出手段も僅かとはいえ、電力を消費し、 24時間その検出動作を継続すると無視することはできない量となる。
【0007】 ところが新しく提案された照明灯は、昼間においては街路灯を点灯させる必要 がないにも拘らず人体検出手段への給電が継続され、無駄な電力消費が為されて いた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題を解決するために為されたものであって、光の照射を 受けて発電する太陽電池と、該太陽電池にて発電された電力を蓄える蓄電池と、 その蓄電池からの電力で点灯する光源と、明るさを検知する照度検知部と、人体 を検知する人体検知部と、これらの両検知部からの検知出力にて上記蓄電池から 光源への電力の給断を制御する制御部と、から構成され、上記人体検知部を駆動 する蓄電池からの電力は上記照度検知部の検知出力にて給断制御されるものであ る。
【0009】
【作用】
本考案によれば、人体検知部に対する駆動電力は照度検知部の検知出力にて給 断制御されるので、人体検知の必要のない昼間などは人体検知部での消費電力が なくなる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案照明灯の外観図を示しており、1は太陽光などの光の照射を受け ると電力を発電する太陽電池で、ポール2の頂部に南上方向に取り付けられてい る。3は太陽電池1からの電力を受けて照明動作をする照明灯本体で、ポール2 の中腹に下方に向けて取り付けられている。4は照明灯本体1に下向きに設けら れた人体検知部で、その詳細は後の説明で明らかにする。
【0011】 図2は本考案照明灯の内部構成を示す電気回路図であって、上記した太陽電池 1で発電された電力は逆流防止ダイオード5を介してニカド電池などの蓄電池6 に供給され蓄えられる。この蓄電池6に貯えられた電力はON、OFFのスイッ チの働きを為す制御部7を介して光源8に給断制御される。9は周囲の明るさを 検知する照度検知部で、照明灯としての働きを必要とする明るさになったかどう かを検知する機能を持っており、通常の光センサーから成っている。4は図1で 示した人体検知部で、人間が照明灯に近付いてきたことを検知する働きを持ち、 焦電型の赤外線検出器などから構成されている。この人体検知部4は図1に示す ように、照明灯本体2に下向きに設けられていてその人体検知能力は、照明灯と しての働きが要求される範囲とほぼ一致している。10はこの人体検出器4への 電力のON、OFFを制御するスイッチ回路で、この回路10は上記照度検知部 9からの信号によってON、OFF制御される。また上記制御部7は、照度検知 部9が所定の明るさより暗くなったことを検知した時、即ち夕刻になり、照明灯 を点灯する必要が生じた時にこの照度検知部9が発する信号と、人体検知部4が 人間が照明灯に近付いてきたことを検知した時に発する信号との論理積11出力 によってON、OFF制御される。
【0012】 而して昼間においては太陽電池1は太陽光の照射を受けて発電し、その電力は 蓄電池6に蓄えられる。一方照度検知部9は周囲が明るく照明灯の点灯を必要と しないことを検知して信号を出さず、従って論理積11が採れず、制御部7はO FFの状態で光源8は点灯しない。またそれと同時に、照度検知部9から信号が 出力されないのでスイッチ回路10はOFFで、人体検知部4へは電力は供給さ れず、この人体検知部4での電力消費は全くない。
【0013】 夕刻になり照度検知部9が照明灯の点灯を必要とする明るさになったことを検 知すると、この検知部9は出力信号を出す。その出力信号はスイッチ回路10に 印加されて該回路10をON状態として人体検知部4へ給電し、その人体検知機 能を開始させる。
【0014】 その状態で照明灯に人間が近付くとそれを人体検知部4が検知し、検知信号を 発し、その検知信号と上記照度検知部9からの信号との論理積11が採れる。そ の結果、制御部7がON状態となり、蓄電池6からの電力が光源8に供給されて 点灯し、照明灯としての機能を発揮する。その後、人が遠ざかると人体検知部4 からの検知出力が消滅し、論理積11が採れなくなって制御部7はOFF状態と なり、光源8は消灯する。
【0015】 このように本考案照明灯は人が近付くと点灯すると共に、遠ざかると消灯し、 省電力が図れる。
【0016】 尚、以上の説明においては、照度検知部9として太陽電池1とは別個のものの 場合を説明したが、この照度検知動作は基本的には太陽電池と同じであるので、 太陽電池1の出力を流用することもできる。また図2に示した構成では人間が照 明灯から遠ざかり、人体検知部4の検知範囲を越えると直ちに消灯するが、制御 部7にタイマーを関連付け、人体検知部4の検知範囲を越えてから5秒とか10 秒とかの一定時間点灯動作を継続する構成を採れば照明灯の近くを通過する人に 大きな安心感を与えることが出来るであろう。
【0017】 また本考案は街路灯のような大きな設備に限らず、庭園などに配置して足元を 仄かに照らすウォークライトなどにも応用出来る。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、光の照射を受けて発電する太陽電池 と、該太陽電池にて発電された電力を蓄える蓄電池と、その蓄電池からの電力で 点灯する光源と、明るさを検知する照度検知部と、人体を検知する人体検知部、 並びにこれらの両検知部からの検知出力にて上記蓄電池から光源への電力の給断 を制御する制御部と、から構成され、夜間において人間が近付くと点灯し、遠ざ かると消灯する照明灯において、上記人体検知部を駆動する蓄電池からの電力は 上記照度検知部の検知出力にて給断制御される構成であるので、昼間においては 人体検知部への給電が断たれ、その人体検知部での電力消費は皆無となり、昼間 における太陽電池の発電電力が有効に蓄電池に蓄電される。従って太陽電池、並 びに蓄電池の負担が小さくなって、此種の照明灯の小型化、並びにコストダウン を可能とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案照明灯の外観斜視図である。
【図2】本考案照明灯の電気回路図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 照明灯本体 5 蓄電池 6 制御部 7 光源 8 照度検知部 9 人体検知部 10 スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安井 一郎 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の照射を受けて発電する太陽電池と、
    該太陽電池にて発電された電力を蓄える蓄電池と、その
    蓄電池からの電力で点灯する光源と、明るさを検知する
    照度検知部と、人体を検知する人体検知部と、これらの
    両検知部からの検知出力にて上記蓄電池から光源への電
    力の給断を制御する制御部と、から構成され、上記人体
    検知部を駆動する蓄電池からの電力は上記照度検知部の
    検知出力にて給断制御されていることを特徴とした太陽
    電池を用いた照明灯。
JP3099591U 1991-05-07 1991-05-07 太陽電池を用いた照明灯 Pending JPH04126611U (ja)

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JP3099591U JPH04126611U (ja) 1991-05-07 1991-05-07 太陽電池を用いた照明灯

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JP3099591U JPH04126611U (ja) 1991-05-07 1991-05-07 太陽電池を用いた照明灯

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JPH04126611U true JPH04126611U (ja) 1992-11-18

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