JPH04125547U - 切粉自動回収システム - Google Patents

切粉自動回収システム

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Publication number
JPH04125547U
JPH04125547U JP4238791U JP4238791U JPH04125547U JP H04125547 U JPH04125547 U JP H04125547U JP 4238791 U JP4238791 U JP 4238791U JP 4238791 U JP4238791 U JP 4238791U JP H04125547 U JPH04125547 U JP H04125547U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
chip
pit
splash guard
collection system
Prior art date
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Pending
Application number
JP4238791U
Other languages
English (en)
Inventor
己喜彦 佐藤
明英 岩村
Original Assignee
オークマ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オークマ株式会社 filed Critical オークマ株式会社
Priority to JP4238791U priority Critical patent/JPH04125547U/ja
Publication of JPH04125547U publication Critical patent/JPH04125547U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 床面7にピット9を掘設し、テーブル2下に
前記ピット9に向けて下り傾斜の底板5を取り付け、そ
の傾斜した底板5の上手位置に液体流出ノズル6を設け
ると共に、その下手下端を、集中切粉処理用チップコン
ベア8が配置された前記ピット9に臨ませる。 【効果】 スプラッシュガード4の底板5等へ飛散した
切粉は、洗い流し液と一緒に底板5の傾斜に沿って排出
口へ押し流され、集中切粉処理用チップコンベア8へ落
下する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械で発生した切粉を自動的に回収する切粉自動回収システム に関する。
【0002】
【従来技術】
工作機械において、切粉の回収方法としては、例えばマシニングセンタの場合 、図3のように、テーブル下を覆うスプラッシュガード4の底板5に落し口を穿 設し、その落し口の直下に切粉受け皿8a又はチップコンベアを配置し、切削作 業等によりスプラッシュガード4の底板5に堆積した切粉は、前記落し口から切 粉受け皿8a又はチップコンベアへ掻き落すようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、スプラッシュガードの底板は水平になっていて、そのためスプラッシュ ガードの底板に堆積した切粉は、作業員が落し口へ掻き集めて切粉受け皿又はチ ップコンベアへ落さなければならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る切粉自動回収システムは、工作機械のテーブル下で、スプラッシ ュガードの底板を設けるスペースに充分な高さを確保し、そのスペースに、所定 方向へ向かって下り傾斜したスプラッシュガードの底板を取り付け、その傾斜し た底板の上手位置に液体流出ノズルを設けると共に、下手位置には排出口を設け 、更にその排出口の下へ集中切粉処理用チップコンベアを配置したものである。 又、テーブル下のスペースに充分な高さを確保する手段としては、工作機械の 設置された床面に掘設するピットを設ける手段、または工作機械の設置箇所を床 面より高い位置に設定し、集中切粉処理用チップコンベアを床面、或はそれより 高い位置に配置する手段をいい、要は、テーブル下に、傾斜した底板と集中切粉 処理用チップコンベアとを配置するスペースであれば良い。
【0005】
【作用】
切削作業等によりスプラッシュガードの底板へ飛散した切粉は、上手から流れ 落ちる液体と一緒に底板の傾斜に沿って排出口へ運ばれ、そこから集中切粉処理 用チップコンベアへ落下する。
【0006】
【実施例】
本考案に係る切粉自動回収システムを、マシニングセンタにおいて実施した一 例を図1に基いて説明すると、1は床面7上に定置させたベッドであり、ベッド 1の後端部にはコラム3が垂設され、ベッド1上にはガイド1aを介してテーブ ル2が移動可能に設けられている。テーブル2の回りにはスプラッシュガード4 が設けられ、そのスプラッシュガード4の底板5は、テーブル2の下において前 方へ斜め下向きに傾斜し、底板5の上手にあたるスプラッシュガード4の背面板 4aには、図示しないタンクより供給される洗い流し液の流出ノズル6が設けら れている。又テーブル2の下部前方には、床面7にピット9を掘設することによ りテーブル2の下から充分な高さが確保されていて、前記底板5の前端をピット 9上の床面7まで延設し、その底板5の下手端縁の真下にあたるピット9内には 、集中切粉処理用チップコンベア8が配置されている。又スプラッシュガード4 の前面板4bも、前記ピット9上の床面7まで延設され、底板下手端縁が排出口 になっている。スプラッシュガード4の前部にあたるピット9上には作業用踏み 台10が設けられ、作業をしやすい配慮がされている。
【0007】 このように形成されたマシニングセンタにおいて、テーブル2上のワークを加 工する際に発生した切粉は、スプラッシュガード4の底板5で受けられ、その切 粉は、切粉洗流用ノズル6から流出する洗い流し液により下手に運ばれて排出口 よりチップコンベア8上に落下する。
【0008】 上記実施例は,ピット9をマシニングセンタの前方に掘設したものを説明した が、図2の如くテーブル2真下に、集中切粉処理用チップコンベア8を配置した ピット8を設け、スプラッシュガード4の底板5を前後から夫々中央に向かって 傾斜させ、両上手に切粉洗流用ノズル6、6を設ければ、前記実施例に比べて底 板5の傾斜度を大きくすることができるので、切粉の排出効果に優れる。 又、テーブル下のスペースに充分な高さを確保する手段としては、工作機械の 設置された床面にピットを掘設する以外に、工作機械の設置箇所を床面より高い 位置に設定し、集中切粉処理用チップコンベアを床面、或はそれより高い位置に 配置することもできるのであって、要は、テーブル下に、傾斜した底板と集中切 粉処理用チップコンベアとを配置できるスペースが確保できれば良い。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る切粉自動回収システムは、底板で受けられた切粉は、作業員がわ ざわざ落し口へかき集めなくても、洗い流されて集中切粉処理用チップコンベア へ送られるので、長時間の無人運転を実施する上でのメリットは大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る切粉自動回収システムの説明図で
ある。
【図2】他の実施例の説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・マシニングセンタのベッド、1a・・ガイド、2
・・テーブル、3・・コラム、4・・スプラッシュガー
ド、4a・・背面板、4b・・前面板、5・・底板、6
・・切粉洗流用ノズル、7・・床面、8・・集中切粉処
理用チップコンベア、8a・・切粉受け皿、9・・ピッ
ト、10・・作業用踏み台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械のテーブル下で、スプラッシュ
    ガードの底板を設けるスペースに充分な高さを確保し、
    そのスペースに、所定方向へ向かって下り傾斜したスプ
    ラッシュガードの底板を取り付け、その傾斜した底板の
    上手位置に液体流出ノズルを設けると共に、下手位置に
    は排出口を設け、更にその排出口の下へ集中切粉処理用
    チップコンベアを配置した切粉自動回収システム。
JP4238791U 1991-05-09 1991-05-09 切粉自動回収システム Pending JPH04125547U (ja)

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JP4238791U JPH04125547U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 切粉自動回収システム

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JP4238791U JPH04125547U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 切粉自動回収システム

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JPH04125547U true JPH04125547U (ja) 1992-11-16

Family

ID=31922896

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JP4238791U Pending JPH04125547U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 切粉自動回収システム

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