JPH04125077A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH04125077A
JPH04125077A JP2244087A JP24408790A JPH04125077A JP H04125077 A JPH04125077 A JP H04125077A JP 2244087 A JP2244087 A JP 2244087A JP 24408790 A JP24408790 A JP 24408790A JP H04125077 A JPH04125077 A JP H04125077A
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vibrator
piezoelectric
rotor
torsional
vibrators
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Hiroshi Shimizu
洋 清水
Tetsuo Yoshida
哲男 吉田
Tsutomu Masuko
増子 力
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カードリーダー・ライター等に用いられる小
型モータに関し、特にローター直径が小さい割に、トル
クの大きい小型モータの構造に関するものである。
(従来の技術) 超音波モータは従来の電磁モータと比較して。
低回転で高いトルクが得られること、停止保持力を有す
ること、電磁ノイズが小さいことなどの特徴を有してお
り、カメラのオートフォーカス用や自動車用パワーモー
タ等に使用されている。
第7図は従来のカードリーダー・ライターの一構造例を
示す斜視図である。第7図において、ti磁式モータ5
1のシャフトと回転自在に支持されたローラー52がゴ
ムベルト53によって接続されて、構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 第7図かられかるように、従来のカードリーダー・ライ
ターに用いられる電磁式モータ51には高速回転の小型
モータを使用し、比較的大きいトルクを得る方法として
、ギヤを利用するため、搬送機構が複雑であると共に、
駆動が間接的であるため高速応答は望めない。また、ベ
ルトを使うため構造がさらに複雑になる。また一般に電
磁モータはコイルを使用しているため電磁ノイズの影響
が大きいという欠点がある。
そこで1本発明の技術的課題は1以上の欠点を除去し、
ローターの直径を小さくした小型でトルクの大きいカー
ドリーダー−ライターに用いられる超音波モータを提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、圧電セラミックス中空円柱の外周面に
交差指電極を施して形成した圧電縦振動子及び圧電捩り
振動子の振動の節部を支持具で支持して同軸上に配置し
、前記圧電縦振動子の端面と前記捩り振動子の端面との
間にリング状あるいは円板状のロータを挾むように圧接
し、前記ロータに固定された中空円柱状のローラを前記
圧電縦振動子及び圧電捩り振動子を含むように配置し。
前記中空円柱状ローラを前記支持具に固定された軸受け
により回転自在に支持するように構成したことを特徴と
する縦−捩り振動子圧接型超音波モータが得られる。
(作 用) 本発明においては、伸縮振動を行う圧電縦振動子と捩り
振動を行う圧電捩り振動子の端面を対向させ、これらの
端面間に、リング状あるいは円板状のロータを挾んだの
で、ロータの回転に伴ってこのロータに固定され、前記
圧電縦振動子と捩り振動子の周囲に配された中空円柱状
のローラが回転する。
(実施例) 以下1本発明の超音波モータについて図面を用いて詳し
く説明する。
第1図は本発明の縦−捩り振動子圧接型超音波モータの
一橋造例を示す断面図である。第1図において、縦振動
子8の一方の端面を支持具1oに固定し、この支持具1
0を軸受け11で支持して。
同様に圧電捩り振動子6の一方の端面を支持具12に固
定し、この支持具12を軸受け13で支持して、それぞ
れの振動子6,8の他方の端面10.12同士を対向さ
せ、これらの振動子6゜8の端面の間で、軸受け11及
び13によって回転自在に支持されたロータ14を両側
がら挾むようにし、前記ロータ14と一体に回転するロ
ーラ15を前記圧電セラミックス中空円柱績−捩り振動
子を含むように形成している。また、ロータ14には、
軸受け11.13の少なくとも一方をバネ16で軸方向
に付勢することで振動子6,8の端面が押し付けられて
いる。第1図において。
捩り振動子6の変位と同期して縦振動子8の長さが伸び
ると、ローラ15は二つの振動子6.8に挾まれて捩り
変位の方向にロータ14と一体に回転する。
第2図は第1図の超音波モータに用いられる捩り振動子
6の一橋造例を示す斜視図である。第2図において、プ
レス成形によって製造された圧電セラミックス中空円柱
7の外周面に円柱の長さ方向に対して45@の方向の交
差指電極6a、6bが印刷により形成されそれぞれ同じ
側の端部を共通電極6c、6dに接続され二端子を形成
する。
これらの電極6a、6b、6c、6dは導電性材料を含
むペーストを印刷して形成されている。
この交差指電極6a、6bを用いて分極処理を施すと分
極方向は前記交差指電極6a、6bの長さ方向と直角な
方向となる。この状態で交差指電極6a、6bに交流電
圧を印加すると、電圧の極性が分極時の電圧の極性と同
じ場合は分極の方向に伸び歪が発生し、電圧の極性が分
極時の極性と逆の場合は分極の方向に縮み歪が発生する
。分極方向に伸びあるいは縮み歪が発生した場合1分極
方向と直角な方向にはこれらと反対に縮みあるいは伸び
歪が発生する。以上の結果として前記圧電セラミックス
中空円柱7に捩り変位が発生する。
第3図は第1図の超音波モータに用いられる縦振動子8
の構造例を示す斜視図である。第3図において、圧電セ
ラミックス中空円柱9の外周面に円周方向に平行に交差
指電極8a、8bが形成され縦電極8cとこの電極と中
心軸に関して対称位置にある図示しない縦電極とによっ
て夫々二端子とされている。この交差指電極8a、 8
bを用いて分極処理を施すと分極方向は前記交差指電極
8a、8bの長さ方向と直角な方向となる。この状態で
前記交差指電極8a、8bに交流電圧を印加すると、電
圧の極性が分極時の電圧の極性と同じ場合は分極の方向
に伸び歪が発生し、電圧の極性が分極時の極性と逆の場
合は分極の方向に縮み歪が発生する。この結果として前
記圧電セラミックス中空円柱9は長さ方向に伸縮振動す
る。
第4図(a)、及び(b)は本発明の縦振動子別の構造
例を示す図である。第3図においては、圧電セラミック
ス中空円柱の外周面に円周方向と平行な方向に交差指電
極を施した場合について説明したが、第4図(a)に示
すように圧電セラミックス中空円柱9の外周面に円柱の
長さ方向と平行な方向に交差指電極88′、8b′を施
して構成した縦振動子8′としても良く、更に、第4図
(b)に示すように圧電セラミックス中空円柱9′の外
周面38及び内周面38′のほぼ全面に電極を形成して
構成した圧電縦振動子8′としても同様の効果が得られ
る。
第5図は本発明の縦−捩り振動子圧接型超音波モータの
もう一つ構造例を示す断面図である。第5図において、
第3図で示されるものと同様な構造の圧電縦振動子17
の一方の端面を支持具18に固定し軸受け19に支持さ
れたものを二組、それぞれ他方の端面を対向させ、前記
二組の圧電縦振動子17.17の間に、第2図で示され
るものと同様な構造の圧電捩り振動子20を配置し、こ
の圧電捩り振動子20の節点を、この圧電捩り振動20
内部に設けられた支持リング21によって固定し、更に
圧電捩り振動子20の両端部と前記二組の圧電縦振動子
17.17の他方の端面の間に前記軸受け19によって
ロータ22.23を挾むように圧接し、前記ロータ22
.23と一体に回転する回転自在に支持されたローラ2
4を前記圧電セラミックス中空円柱績−捩り振動子を含
むように形成するとともに、前記軸受け19の少なくと
も一方をバネ25で軸方向内側に付勢して。
ロータ22,23に各振動子の端面を押し付けている。
第5図において、捩り振動子20の変位と同期して縦振
動子17の長さが伸びると、ロータ22゜23は二つの
振動子に挾まれて捩り変位の方向にローラ24と一体に
回転する。
第6図は本発明の縦−捩り振動子圧接型超音波モータの
更にもう一つの構造例を示す斜視図であり、第3図及び
第4図で示されたものと同様の構造を有する縦振動子2
5の一方の端面を支持具26に固定し軸受け27で支持
し、同様のに第2図で示されたものと同様の構造を有す
る圧電捩り振動子28の一方の端面を支持具29に固定
し。
それぞれの圧電振動子25.28の他方の端面を対向さ
せ、これらの圧電振動子の端面の間に軸受け30によっ
て回転自在に支持されたロータ31を挾むように圧接し
、前記ロータ31と一体に回転するローラ32を前記圧
電セラミックス中空円柱績−捩り振動子を含むように形
成し、更に前記軸受け27と30にシャフト33を貫通
するように構成し、支持具29側からバネ34で圧電振
動子の端面をロータ31に押し付け、ナツト35で固定
している。第6図において、捩り振動子28の変位と同
期して縦振動子25の長さが伸びると。
ローラ32は二つの振動子に挾まれて捩り変位の方向に
ロータ31と一体に回転する。
これらの場合の回転数及びトルクは駆動周波数が一定の
場合、捩り振動及び縦振動の振動振幅の大きさによって
決まる第1図、第5図、第6図に示した本発明の超音波
モータにおいては、捩り振動子6,20.28と縦振動
子8,17.25は独立しているため、それぞれの共振
周波数はそれぞれの振動子の寸法を独立に調整すること
で共振周波数を一致させることが出来る。従って、捩り
振動子6,20.28と縦振動子8,17.25は各々
の共振周波数で駆動することが可能となり。
捩り振動の振動振幅と縦振動の振動振幅を大きくするこ
とが可能となる。また、捩り振動に対して共振周波数が
高い縦振動を1/4λで駆動することにより振動子より
短い寸法で捩り振動の共振周波数に一致する共振周波数
の縦振動子が出来る。
尚、ローラ15.24.32の回転方向は捩り振動駆動
電圧と縦振動駆動電圧の位相の何れかを180”変化さ
せることにより可能である。
(発明の効果) 以上説明したように1本発明の超音波モータにおいては
、駆動力を発生するための圧電振動子の形状が単純で1
通常一般的に適用されているプレス成形技術により容易
に製造することが可能な圧電セラミックス中空円柱を用
いて、この外周面にこれも一般的な技術である電極印刷
を施すことにより圧電捩り振動子及び圧電縦振動子が得
られるため、製造が容易で接着工程や複雑な加工工程に
よる特性のばらつきの少ない超音波モータが得られる。
更に本発明の超音波モータにおいては、圧電捩り振動子
及び圧電縦振動子の共振周波数をそれぞれ単独に調整し
て一致させることが可能であるため、それぞれの振動振
幅を大きくすることが出来る。従って、トルクの大きな
超音波モータが得られる。また1本発明の超音波モータ
の構造によればローラが圧電振動子を含むような構造で
あるため構造がシンプルで小型化・薄型化が可能であり
1例えば、カードリーダ・ライター等においても搬送機
構が簡単になる。更に1本発明の超音波モータはダイレ
クトドライブであるため高速応答が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の縦−捩り振動子圧接型超音波モータの
一構造例を示す断面図、第2図は第1図の超音波モータ
に用いられる捩り振動子6の構造を示す斜視図、第3図
は第1図の超音波モータに用いられる縦振動子8の構造
例を示す斜視図、第4図(a)及び(b)は本発明の超
音波モータに用いられる別のタイプの縦振動子の他の構
造例を示す斜視図、第5図は本発明の縦−捩り振動子圧
接型超音波モータの別の構造例を示す斜視図、第6図は
本発明の縦−捩り振動、子圧接型超音波モータの更に別
の構造例を示す斜視図、第7図は従来の電磁式モータを
有するカードリーダー・ライターの構成例を示す斜視図
である。 図中、6,20.28は捩り振動子、6a、6b、8a
、8bは交差指電極、7,9は圧電セラミックス中空円
柱、8,17.25は縦振動子。 10.12,18,26.29は支持具、11゜13.
19,27.30は軸受け、14,22゜23.31は
ロータ、15.24.32はローラ。 16.34はバネ、21は支持リング、33はシャフト
、35はナツト、51は電磁式モータ。 52はローラ、53はゴムベルトである。 第 図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧電セラミックス中空円柱の外周面に交差指電極を
    施して形成した圧電縦振動子及び圧電捩り振動子の各々
    少くとも1つを振動の節部を支持具で支持して同軸上に
    配置し、前記圧電縦振動子の端面と前記捩り振動子の端
    面との間にリング状あるいは円板状のロータを挾むよう
    に圧接し、前記ロータに固定された中空円柱状のローラ
    内に前記圧電縦振動子及び圧電捩り振動子を含むように
    配置し、前記中空円柱状ローラを前記支持具に固定され
    た軸受けにより回転自在に支持するように構成したこと
    を特徴とする超音波モータ。
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