JPH04124452U - 多軸材料試験用治具 - Google Patents
多軸材料試験用治具Info
- Publication number
- JPH04124452U JPH04124452U JP3911191U JP3911191U JPH04124452U JP H04124452 U JPH04124452 U JP H04124452U JP 3911191 U JP3911191 U JP 3911191U JP 3911191 U JP3911191 U JP 3911191U JP H04124452 U JPH04124452 U JP H04124452U
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- JP
- Japan
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- pin joint
- cross
- axis
- load
- shaped
- Prior art date
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- Withdrawn
Links
- 238000004154 testing of material Methods 0.000 title abstract description 20
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N Diethyl ether Chemical compound CCOCC RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 材料に2方向の負荷を与えて材料の機械的強
度を調べる多軸材料試験装置は多数のアクチュエータ
ー、ロードセル及びこれらを取り付ける特別の形状のフ
レーム等を具えた大型で高価な専用の装置が必要である
ので、この試験を1軸負荷の材料試験機で行うことので
きるような治具を提供する。 【構成】 互いに直交するZ軸、X軸、Y軸上にそれぞ
れ、1組のねじ付ピンジョイント4、ピンジョイント
3、十字型ピンジョイント2を設け、ねじ付ピンジョイ
ント4と十字型ピンジョイント2との間に軸方向アーム
5を、十字型ピンジョイント2とピンジョイント3との
間に直交方向アーム6をそれぞれ配設し、ねじ付ピンジ
ョイント4,4とピンジョイント3,3とによって十字
型試験片1を固定し、ねじ付ピンジョイント4,4に荷
重を掛け、それをX軸方向とY軸方向の2方向に分けて
負荷するようにした。
度を調べる多軸材料試験装置は多数のアクチュエータ
ー、ロードセル及びこれらを取り付ける特別の形状のフ
レーム等を具えた大型で高価な専用の装置が必要である
ので、この試験を1軸負荷の材料試験機で行うことので
きるような治具を提供する。 【構成】 互いに直交するZ軸、X軸、Y軸上にそれぞ
れ、1組のねじ付ピンジョイント4、ピンジョイント
3、十字型ピンジョイント2を設け、ねじ付ピンジョイ
ント4と十字型ピンジョイント2との間に軸方向アーム
5を、十字型ピンジョイント2とピンジョイント3との
間に直交方向アーム6をそれぞれ配設し、ねじ付ピンジ
ョイント4,4とピンジョイント3,3とによって十字
型試験片1を固定し、ねじ付ピンジョイント4,4に荷
重を掛け、それをX軸方向とY軸方向の2方向に分けて
負荷するようにした。
Description
【0001】
本考案は多軸材料試験用治具に関する。
【0002】
従来の十字型試験片による多軸材料試験装置を説明すると、図3において十字
型試験片1はフレーム10に取り付けられたアクチュエーター9とグリップ7に
より図のように結合され、試験片1には4つのアクチュエーター9により2方向
の荷重が掛けられその荷重はロードセル8により検出される。
【0003】
しかしながらこのような従来の試験手段では図3に示すような4つのアクチュ
エーター9、ロードセル8及びこれらを取り付ける特別な形をしたフレーム10
を有する大型で高価な専用の試験装置が必要である。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、大型で高価な専用装
置を用いることなく、通常の1軸負荷の材料試験装置で多軸負荷が可能となる多
軸材料試験用治具を提供することを目的とする。
【0004】
そのため本考案は十字型試験片に2方向の荷重を掛けて材料の機械的強度を測
定する多軸材料試験において、一端に取り付け部を、他端に前記十字試験片に対
するグリップ部を、中央部にジョイント部を有し、第1の軸方向に配置された1
組のねじ付ピンジョイントと、前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に配置
され前記十字試験片に対するグリップ部と、ジョイント部を有する1組のピンジ
ョイントと、前記第1及び第2の軸に直交する第3の軸方向に配置された1組の
十字型ピンジョイントと、一端が前記ねじ付ピンジョイントのジョイント部に枢
着され他端が前記十字型ピンジョイントに枢着されその中心線が前記第1の軸と
第3の軸とを含む平面上に配置されている4本の軸方向アームと、一端が前記十
字型ピンジョイントに枢着され他端が前記ピンジョイントに枢着されその中心線
が前記第2の軸と第3の軸とを含む平面上に配置されている4本の直交方向アー
ムとを具え、前記ねじ付きピンジョイントの取り付け部にグリップ、ロードセル
及びアクチュエーターを取り付け、荷重を掛けることによって、十字型試験片に
2方向の荷重を掛けることを特徴とする。
【0005】
このような構成によれば、アクチュエーターによって掛けられた荷重は、ねじ
付ピンジョイント、軸方向アーム、十字型ピンジョイント、直角方向アーム、ピ
ンジョイント等の作用によって第1の軸方向の荷重と第2の軸方向の荷重とに分
けられ、それぞれ十字型試験片に負荷されるので、大型で高価な材料試験装置を
使用することなく、通常の1軸負荷の材料試験装置で多軸負荷の材料試験を行う
ことができる。
【0006】
本考案の一実施例を図面について説明すると、図1は本考案に係る多軸材料試
験用治具を用いた多軸材料試験装置を示す正面図、図2は図1の要部である多軸
材料試験用治具を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、それぞれ1組のアクチュエーター9、ロードセル
8、グリップ7及びグリップに取り付けられたねじ付ピンジョイント4によって
、第1の軸Z−Z方向に荷重が掛けられている。この荷重の一部はねじ付きピン
ジョイントのグリップ部によって固定された十字型試験片1のZ−Z方向に負荷
される。
また荷重の残部は第3の軸Y−Y方向に配置された十字型ピンジョイント2と
ねじ付きピンジョイント4とに両端が枢着されている4本の軸方向アーム5と、
十字型ピンジョイントと第2の軸X−X方向に配置されたピンジョイント3とに
両端が枢着されている4本の直交方向アーム6とによって、ピンジョイント3に
伝達され、ピンジョイントのグリップ部に固定された十字型試験片1のX−X方
向に負荷される。したがって、この治具を使用することによって通常の1軸負荷
の材料試験装置で多軸負荷の材料試験をすることができる。
軸Z−Z方向の全荷重はロードセル8によって検出される。
【0007】
本考案によれば、十字型試験片に2方向の荷重を掛けて材料の機械的強度を測
定する多軸材料試験において、一端に取り付け部を、他端に前記十字試験片に対
するグリップ部を、中央部にジョイント部を有し、第1の軸方向に配置された1
組のねじ付ピンジョイントと、前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に配置
され前記十字試験片に対するグリップ部と、ジョイント部を有する1組のピンジ
ョイントと、前記第1及び第2の軸に直交する第3の軸方向に配置された1組の
十字型ピンジョイントと、一端が前記ねじ付ピンジョイントのジョイント部に枢
着され他端が前記十字型ピンジョイントに枢着されその中心線が前記第1の軸と
第3の軸とを含む平面上に配置されている4本の軸方向アームと、一端が前記十
字型ピンジョイントに枢着され他端が前記ピンジョイントに枢着されその中心線
が前記第2の軸と第3の軸とを含む平面上に配置されている4本の直交方向アー
ムとを具え、前記ねじ付きピンジョイントの取り付け部にグリップ、ロードセル
及びアクチュエーターを取り付け、荷重を掛けることによって、十字型試験片に
2方向の荷重を掛けることにより大型で高価な専用装置を用いることなく、通常
の1軸負荷の材料試験装置で多軸負荷が可能となる多軸材料試験用治具を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図1】本考案に係る多軸材料試験用治具を用いた多軸
材料試験法を例示する正面図である。
材料試験法を例示する正面図である。
【図2】図1の要部である多軸材料試験用治具を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】従来の多軸材料試験装置を示す図である。
1 十字型試験片
2 十字型ピンジョイント
3 ピンジョイント
4 ねじ付ピンジョイント
5 軸方向アーム
6 直交方向アーム
7 グリップ
8 ロードセル
9 アクチュエーター
10 フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 十字型試験片に2方向の荷重を掛けて材
料の機械的強度を測定する多軸材料試験において、一端
に取り付け部を、他端に前記十字試験片に対するグリッ
プ部を、中央部にジョイント部を有し、第1の軸方向に
配置された1組のねじ付ピンジョイントと、前記第1の
軸方向と直交する第2の軸方向に配置され前記十字試験
片に対するグリップ部と、ジョイント部を有する1組の
ピンジョイントと、前記第1及び第2の軸に直交する第
3の軸方向に配置された1組の十字型ピンジョイント
と、一端が前記ねじ付ピンジョイントのジョイント部に
枢着され他端が前記十字型ピンジョイントに枢着されそ
の中心線が前記第1の軸と第3の軸とを含む平面上に配
置されている4本の軸方向アームと、一端が前記十字型
ピンジョイントに枢着され他端が前記ピンジョイントに
枢着されその中心線が前記第2の軸と第3の軸とを含む
平面上に配置されている4本の直交方向アームとを具
え、前記ねじ付きピンジョイントの取り付け部にグリッ
プ、ロードセル及びアクチュエーターを取り付け、荷重
を掛けることによって、十字型試験片に2方向の荷重を
掛けることを特徴とする多軸材料試験用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3911191U JPH04124452U (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 多軸材料試験用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3911191U JPH04124452U (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 多軸材料試験用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124452U true JPH04124452U (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=31920484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3911191U Withdrawn JPH04124452U (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 多軸材料試験用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04124452U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015215289A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | 株式会社島津製作所 | 材料試験機 |
JP2022107955A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 株式会社豊田中央研究所 | 試験治具 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3911191U patent/JPH04124452U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015215289A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | 株式会社島津製作所 | 材料試験機 |
JP2022107955A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 株式会社豊田中央研究所 | 試験治具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |