JPH041243A - 水溶性高分子の改質組成物 - Google Patents
水溶性高分子の改質組成物Info
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- JPH041243A JPH041243A JP10359990A JP10359990A JPH041243A JP H041243 A JPH041243 A JP H041243A JP 10359990 A JP10359990 A JP 10359990A JP 10359990 A JP10359990 A JP 10359990A JP H041243 A JPH041243 A JP H041243A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はセルロース系水溶性高分子、就中カルボキシメ
チルセルロースナトリウム（以降ＣＭＣと略称）の増粘
性・耐塩性を向上させる方法とその応用に関するもので
ある。
チルセルロースナトリウム（以降ＣＭＣと略称）の増粘
性・耐塩性を向上させる方法とその応用に関するもので
ある。
（従来の技術とその問題点）
セルロース水溶性高分子はバルブやリンターなどセルロ
ース原料をエーテル化したものが多く、その殆んどはア
ニオン性である。用途としては食品・医薬化粧品・繊維
・建材・土木ポーリングを始めとして多方面で利用され
ている。また、そこでは増粘性、分散性、耐塩性、接着
性、保水性など多岐にわたる機能が利用されている。
ース原料をエーテル化したものが多く、その殆んどはア
ニオン性である。用途としては食品・医薬化粧品・繊維
・建材・土木ポーリングを始めとして多方面で利用され
ている。また、そこでは増粘性、分散性、耐塩性、接着
性、保水性など多岐にわたる機能が利用されている。
しかしながら、その殆んどがアニオン性であるため耐酸
・耐塩性が悪く食塩水や海水といった塩の入った水溶液
に溶解させると粘度低下がおこる。
・耐塩性が悪く食塩水や海水といった塩の入った水溶液
に溶解させると粘度低下がおこる。
このため、石油ポーリングや漬物、ハミガキといった塩
を含む系での用途においてはしばしばトラブルを起こす
。この耐塩性の改良はエーテル化度を大きくすることに
よりある程度解決されてきたが、エーテル化度を大きく
すると流動性が変化するため望むべく特性が得られない
という欠点を有していた。本発明の組成物は、異なった
ガムの混合物が広く知られている中で、これまで提唱さ
れていないものである。
を含む系での用途においてはしばしばトラブルを起こす
。この耐塩性の改良はエーテル化度を大きくすることに
よりある程度解決されてきたが、エーテル化度を大きく
すると流動性が変化するため望むべく特性が得られない
という欠点を有していた。本発明の組成物は、異なった
ガムの混合物が広く知られている中で、これまで提唱さ
れていないものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明者らはこの耐塩性を改良すべく鋭意研究を行った
。本発明は、セルロース系水溶性高分子に２〜２０重量
％のキサンタンガムを加えることにより、各種異なるセ
ルロース系水溶性高分子の耐塩性を著しく向上させるこ
とができた。例えば本発明によるＣＭＣ組成物は、ＣＭ
Ｃ単独の機能から見ると極めて異常である。このメカニ
ズムについては明確ではないが、それぞれＣＭＣ，キサ
ンタンガム単独の性質からは考えられない効果の発現で
あることから、ＣＭＣとキサンタンガムとの間に何等か
の相互作用が存在すると考えられる。
。本発明は、セルロース系水溶性高分子に２〜２０重量
％のキサンタンガムを加えることにより、各種異なるセ
ルロース系水溶性高分子の耐塩性を著しく向上させるこ
とができた。例えば本発明によるＣＭＣ組成物は、ＣＭ
Ｃ単独の機能から見ると極めて異常である。このメカニ
ズムについては明確ではないが、それぞれＣＭＣ，キサ
ンタンガム単独の性質からは考えられない効果の発現で
あることから、ＣＭＣとキサンタンガムとの間に何等か
の相互作用が存在すると考えられる。
混合するキサンタンガムについては、通常、種々のセル
ラーゼ酵素を含有するため経時的にセルロース系水溶性
高分子の粘度低下を起こさせることから、セルラーゼを
含有しない精製キサンタンガムを用いることが望ましい
。
ラーゼ酵素を含有するため経時的にセルロース系水溶性
高分子の粘度低下を起こさせることから、セルラーゼを
含有しない精製キサンタンガムを用いることが望ましい
。
（発明の効果）
本発明のセルロース系水溶性高分子組成物は、異なった
ガムの混合物が広く知られている中で、これまで提唱さ
れていなかった理由は、セルロース系水溶性高分子にキ
サンタンガムを混合すると経時的に粘度低下するため相
いれないと思われていたためである。本発明者らはこの
常識を打破することにより、耐塩性か著しく向上すると
いう相乗効果を見出すに至り、本特許を発明するに至っ
た。本発明による組成物は耐塩性を著しく改良したばか
りでなく、更に水溶液のＰＨ安定性の改良、構造粘性の
付与、温度上昇に伴う粘性低下（温度依存性）の改良な
ど種々の良い機能を発現する。
ガムの混合物が広く知られている中で、これまで提唱さ
れていなかった理由は、セルロース系水溶性高分子にキ
サンタンガムを混合すると経時的に粘度低下するため相
いれないと思われていたためである。本発明者らはこの
常識を打破することにより、耐塩性か著しく向上すると
いう相乗効果を見出すに至り、本特許を発明するに至っ
た。本発明による組成物は耐塩性を著しく改良したばか
りでなく、更に水溶液のＰＨ安定性の改良、構造粘性の
付与、温度上昇に伴う粘性低下（温度依存性）の改良な
ど種々の良い機能を発現する。
本発明により種々の用途例えば、醤油・漬物への利用、
練歯磨、乳酸菌飲料、石油ポーリングなどにおいて応用
範囲を広げることができた。特に漬物用増粘剤としては
最適の機能を有する組成物であることが判った。
練歯磨、乳酸菌飲料、石油ポーリングなどにおいて応用
範囲を広げることができた。特に漬物用増粘剤としては
最適の機能を有する組成物であることが判った。
本発明品の組成物の製造法は例えば精製キサンタンガム
を２〜２０重量％となるようにブレンダーまたは他の適
当な手段で粉体混合すれば良い。
を２〜２０重量％となるようにブレンダーまたは他の適
当な手段で粉体混合すれば良い。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例１
各種ＣＭＣ，キサンタンガム及び本発明組成物の１重量
％を純水に溶かした時と４％食塩水に溶かした時の粘度
値を測定し、表１に記載した。
％を純水に溶かした時と４％食塩水に溶かした時の粘度
値を測定し、表１に記載した。
（粘度測定条件）
ＢＬ型粘度計を使用し、回転数は６０ ＲＰＭ 、測定
温度は６０℃とした。
温度は６０℃とした。
（本発明組成物の理論粘度値）
混合物の粘度値が各成分の粘度値の加成性によって成り
立つとの前提で計算した値。
立つとの前提で計算した値。
本発明組成物は４％食塩水中においては粘度測定値が理
論粘度値を大幅に上回っていることがわかる。
論粘度値を大幅に上回っていることがわかる。
実施例２
水洗いした大根を塩漬けした下漬大根８０ｋｇをふすま
６ｋｇ、ｌ−ウモロコシ皮６ｋｇ、食塩１．５ ｋｇ。
６ｋｇ、ｌ−ウモロコシ皮６ｋｇ、食塩１．５ ｋｇ。
け草５０ｇ５みりん５０ｇ１リンゴ酸６０ｇ１グルタミ
ン酸ソーダ１００ｇ、増粘剤１１０ｇ、水５．５ｇの本
漬用床に７日間漬は込み、その状態を観察した。表１に
その結果を記載した。
ン酸ソーダ１００ｇ、増粘剤１１０ｇ、水５．５ｇの本
漬用床に７日間漬は込み、その状態を観察した。表１に
その結果を記載した。
評価法
◎非常に良好、Ｏ良好、△やや不良、Ｘ不良大根の風味
たるの上部、中部、下部から大根をサンプリングし、パ
ネラ−１０人に試食させて判定した。
ネラ−１０人に試食させて判定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、精製キサンタンガムを２〜２０重量％含有すること
を特徴とするセルロース系水溶性高分子組成物。 ２、セルロース系水溶性高分子の１部又は全部がカルボ
キシメチルセルロースナトリウムであることを特徴とす
る請求項１記載のセルロース系水溶性高分子組成物。 ３、漬物用増粘剤として使用されることを特徴とする請
求項１又は２記載のセルロース系水溶性高分子組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10359990A JPH041243A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 水溶性高分子の改質組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10359990A JPH041243A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 水溶性高分子の改質組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH041243A true JPH041243A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14358234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10359990A Pending JPH041243A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 水溶性高分子の改質組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH041243A (ja) |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP10359990A patent/JPH041243A/ja active Pending
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