JPH04123865A - 燃焼器ライナーの製造方法、溶着方法、および溶着装置 - Google Patents

燃焼器ライナーの製造方法、溶着方法、および溶着装置

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JPH04123865A
JPH04123865A JP2242904A JP24290490A JPH04123865A JP H04123865 A JPH04123865 A JP H04123865A JP 2242904 A JP2242904 A JP 2242904A JP 24290490 A JP24290490 A JP 24290490A JP H04123865 A JPH04123865 A JP H04123865A
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welding
diameter
inner cylinder
cylinder
outer cylinder
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Takeo Kurokawa
黒川 武雄
Yoji Akutsu
圷 洋二
Noboru Umehara
昇 梅原
Toshio Nezu
根津 利雄
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/31Electrode holders and actuating devices therefor
    • B23K11/312Electrode holders and actuating devices therefor for several electrodes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/002Resistance welding; Severing by resistance heating specially adapted for particular articles or work

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外筒に内筒を溶着させる溶着方法および溶着
装置に関する。
[従来の技術] 例えば、ガスタービン用燃焼器の燃焼器用ライナーは、
第4図および第5図に示すように、外筒を構成するライ
ナー本体1と内筒を構成するリング2とを溶着して製作
する。
このような燃焼器用ライナー5は、リング2をライナー
本体1内の所定位置に配置させ、ライナー本体1とリン
グ2とをスポット溶接して仮付けし、その後ロー付けを
行って、製作している。
スポット溶接およびロー付けの際には、ライナー本体1
の内周面とリング2の外周面との間隔が、所定の値以下
でなければ、十分な接合強度を得ることができない。特
に、ロー付けの際には、個の間隔が0.1mm以下でな
くては、ロー伺は自体が行えない。
このため、従来は、ライナー本体1およびリング2には
、ライナー本体1の内周面とリング2の外周面との間隔
が適切な値になるよう、精密加工を施したものを用いて
いた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来技術では、溶着の信頼性を高め
るために、精密加工を施したライナー本体およびリング
を用いていたので、製造コス1−が嵩むという問題点が
あった。
本発明は、このような従来の問題点について着目してな
されたもので、外筒および内筒に精密加工を施すことな
く、高い溶着信頼性を得ることができると共に、製造コ
ストの低減を図ることができる燃焼器ライナーの製造方
法、溶着方法、および溶着装置を堤供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための燃焼器ライナーの製造方法は
、 燃焼器ライナー本体とこの内側に溶着させるリングとを
有して構成される燃焼器ライナーの製造方法において、
前記リングの外周面と前記ライナー本体の内周面との間
隔が所定の範囲内に収まるよう、前記リングを拡径し、
前記リングを拡径した状態で、該リングと前記ライナー
とを重ね抵抗溶接またはビーム溶接で仮付けし、仮付け
された前記リングと前記ライナー本体とをロー付けする
ことを特徴とするものである。
前記目的を達成するための溶着方法は、外筒に内筒を溶
着させる溶着方法において、前記内筒の外周面と前記外
筒の内周面との間隔が所定の間隔以内に収まり、かつ前
記内筒が塑性変形するよう、前記内筒を拡径し、前記内
筒を拡径した状態で、前記外筒に溶着することを特徴と
するものである。
前記目的を達成するための他の溶着方法は、外筒に内筒
を溶着させる溶着方法において一前記内筒の外周面と前
記外筒の内周面との間隔が所定の間隔以内に収まるよう
、前記内筒を拡径し、前記内筒が拡径された状態で、該
内筒と前記外筒とを仮付は溶接してから、該内筒と該外
筒とをろう付けすることを特徴とするものである。
ここで、前記内筒の拡径の際には、該内筒に塑性変形さ
せることが好ましい。
前記目的を達成するための溶着装置は、外筒と内筒とを
溶着させる溶着装置であって、前記外筒と前記内筒とを
同軸上に配し、これらのうち少なくともいずれか一方を
軸方向に移動させる位置決め手段と、前記内筒を拡径す
る拡径手段と、前記外筒と前記外筒とを溶着させる溶着
手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記目的を達成するための他の溶着装置は、 外筒と内筒とを溶着させる溶着装置であって、前記外筒
をその軸方向に移動させて位置決めを行う外筒位置決め
手段と、前記内筒を前記外筒と同軸上に配し、該内筒を
軸方向に移動させる内筒位置決め手段と、外径が変化す
ることにより前記内筒を拡径するエキスパンドヘッドを
有する拡径手段と、位置決めされた前記外筒の外周側に
設けられている第1の重ね抵抗溶接電極と、前記エキス
パンドヘッドに埋め込まれ前記第1の重ね抵抗溶接電極
と対を成す第2の重ね抵抗溶接電極とを有し、前記外筒
と前記外筒とを重ね抵抗溶接する溶接手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。
[作用] まず、内筒または外筒のうち少なくとも一方を位置決め
手段を用いて移動させ、内筒を外筒内の所定位置に配置
させる。次に、外筒の内周面と内筒の内周面との間隔を
溶着可能な間隔になるまで、内筒を拡径手段により拡径
させる。そして、溶着手段により拡径状態の内筒を前記
外筒に溶着させる。
内筒を拡径させて、溶着間隔を管理しているので、適切
な溶着間隔が得られるよう、予め内筒および外筒を精密
加工する必要がなく、製造コストを削減することができ
る。
ここで、内筒の拡径の際に、内筒を塑性変形させると、
内筒の濡れ性が向上し、溶着の信頼性が高まる。このよ
うに、拡径により塑性変形させると、内筒の外周側の変
形量が大きくて、濡れ性を必要とする内筒の外周側を積
極的に塑性変形させることができる。
なお、内筒と外筒とを最終的にロー付けする場合には、
−旦、重ね抵抗溶接、ビーム溶接等で仮付けしてから、
ロー付けを行うと、ロー付は間隔を確実に確保できると
共に、ロー付けの作業性を高めることができる。
[実施例] 以下、第1図〜第10図に基づき、本発明の実施例につ
いて説明する。
本実施例において、製作するものは、第4図および第5
図を用いて前述したように、外筒を構成するライナー本
体1と複数個のリング2,2゜とから成る燃焼器用ライ
ナー5である。円筒状のライナー本体1は、軸方向に複
数の波形が形成されており、この波形を形成する傾斜面
3,3.・・・に、リング2,2.・・が溶着されてい
る。
本実施例の溶着装置は、第1図および第2図に示すよう
に、ライナー位置決め機構10と、リング位置決め機構
40と、リング2を拡径させる拡径機構50と、リング
2とライナー本体1とをスポット溶接するスポット溶接
機構70と、これらの機構が載置されるテーブル80と
、これらの機構を制御する図示されていない制御部とか
ら構成されている。
ライナー位置決め機構10は、第1図に示すように、ラ
イナー本体1を固定するライナー固定部11と、ライナ
ー本体1を回転させるライナー回転機構部20と、ライ
ナー本体1をその軸方向に移動させるライナー移動機構
部30とから構成されている。
ライナー移動機構部30は、ねじが形成されているライ
ナー移動用シャフト31と、これに螺合しているナツト
部材32と、ライナー本体1を移動させるためのライナ
ー移動モータ33と、スライドテーブルが載るレール3
4.34とを有している。
ライナー移動モータ33およびレール34゜34は、テ
ーブル80に固定されている。また、ライナー移動用シ
ャフト31は、軸受35,35゜35を介してテーブル
80に固定されている。ライナー移動モータ33とライ
ナー移動用シャフト31とは、モータシャフトの端部に
設けられているプーリ36とライナー移動用シャフト3
1の端部に設けられているプーリ37とに掛合している
ベルト38を介して、連結されている。
ライナー回転機構部20は、レール34.34上に載る
スライドテーブル21と、ライナー本体1を回転させる
ためのライナー回転モータ22と、ライナー固定部11
が固設されているスリーブ23と、ライナー回転モータ
22の回転をスリーブ23に伝えるウオーム24および
ホイール25とを有している。
スライドテーブル21は、ライナー移動機構部30のナ
ツト部材32とキー39を介して連結されている。また
、スリーブ23は、スライドテーブル2]に軸受26,
26を介して固定されている。ホイール25は、スリー
ブ23に嵌合しており、これにウオーム24が係合して
いる。スライドテーブル21に固定されているライナー
回転モータ22とウオーム24とは、ベルト27を介し
て連結されている。
スリーブ23に固設されているライナー固定部11は、
各種内径のライナーを固定できるように、各種径のライ
ナー固定用円盤12,12.・・・で構成されており、
各種ライナー固定用円盤12゜12、・・・の円周」二
には、ボルト孔13,13.・・・が形成されている。
拡径機構50は、テーブル80に設けられているレール
4.4..4.4上に載せられている。拡径機構50は
、その外径が変化するエキスパンドヘッド51と、エキ
スパンドヘッド51の外径を変化させるエキスパンドロ
ッド53と、エキスパンドロッド53を覆うロッドケー
ス56と、エキスパンドロッド53を移動させるエキス
バンドモータ57とを有している。
エキスパンドロッド53の一端には、先端側に向かうに
つれて径が大きくなるテーパ部54が形成され、他端に
は、雄ねじ部55が形成されている。この雄ねじ部55
には、エキスパンドモータ57の回転をエキスパンドロ
ッド53に伝えるロッドホルダー58が螺合している。
ロッドホルダー58は、軸受59を介して、ロッドケー
ス56に固定されている。
エキスパンドヘッド51は、第3図に示すように、扇形
の8個のへラドピース52,52.・・・から構成され
ており、その外周はライナー本体1の傾斜面3の形状に
対応して傾斜しており、その内周はエキスパンドロッド
53のテーパ部54の形状に対応して傾斜している。ヘ
ッドピース52の外周の端部には、リング2のズレを防
ぐ突出片52aが形成されている。エキスパンドヘッド
51は、その内周面がエキスパンドロッド53のテーパ
部54に当接した状態で設けられている。
8個のへラドピース52,52.  ・・は、ロットケ
−ス56に設けられているバネ60.60.・・・によ
り、それぞれへラドピース52の内周面がエキスパンド
ロッド53のテーパ部54に当接する方向に付勢されて
いる。
ロッドケース56は、レール44.44上に載っている
スライドテーブル61に固定されている。
リング位置決め機構40は、ライナー移動機構部30と
同様に、ねじが形成されているリング移動用シャフト4
1と、これに螺合しているナツト部材42と、拡径機構
50を移動させるためのリング移動モータ43と、スラ
イドテーブル61が載るレール44.44とを有してい
る。
リング移動モータ43とリング移動用シャフト41とは
、ベルト45を介して、連結されている。
リング移動用シャフト41に螺合しているナツト部材4
2は、キー46を介して、スライドテーブル61に連結
されている。
スポット溶接機構70は、テーブル81にエアーシリン
ダー72.72を介して固定されている第1のスポット
電極71.71と、拡径機構50のエキスパンドヘッド
51内に埋め込まれている第2のスポット電極73.7
3と、エキスパンドロッド53にエアーシリンダー76
を介して固定されている第3のスポット電極75とを有
している。第2のスポット電極73.73の相互間は、
導体74により接続されている。
次に、溶着装置の動作について、第6図〜第8図に示さ
れているフローチャーI−に従って説明する。
まず、波形に成型されたライナー本体1を、ライナー固
定部11のライナー固定用円盤12に、ボルト15を用
いて固定する(ステップ1)。
次に、リング2をエキスパンドヘッド51にセットする
(ステップ3)。
制御部からの指示により、エキスバンドモータ57が駆
動して、エキスバンドロット53を軸方向に移動させる
。エキスパンドロット53の移動により、ロッド53の
テーパ部54に当接しているエキスパンドヘッド54は
、その外径が大きくなる。この動作により、リング1は
、1次エキスバンドされ、エキスパンドヘッド51に完
全に固定される(ステップ4)。
次に、ライナー移動モータ33とリング移動モータ43
とが駆動して、ライナー本体1とリング2とを第1のス
ポット電極71の所までそれぞれの軸方向に移動させる
(ステップ5)。
この移動について説明する。
モータ33,43の回転に伴いシャフト31゜41が回
転して、これに螺合しているナツト部材32.42が軸
方向に移動する。このナツト部材32.42の移動する
と、ナツト部材32.4−2にキー39.46を介して
連結されているスライドテーブル21.61が、レール
34,4.4に沿って移動して、ライナー本体1および
リング3が移動する。
ステップ6では、再び、エキスパンドモータ57が駆動
し、さらにエキスパンドヘッド51の外径が大きくなっ
て、ライナー本体1の内周面とリング2の外周面との間
隔が0.1mm以下になるまで、2次エキスバンドする
。この2次エキスパンドでリング2は、塑性変形する。
この塑性変形により、リング2は、ローの濡れ性が良く
なる。そして、スポラ1−溶接機構70のエアーシリン
ダー72.72を駆動し、第1のスポラ1〜電極7]と
エキスパンドヘッド51内に埋め込ま九でいる第2のス
ポット電極73との間隔が適切な間隔になるまで、第1
のスポラ1へ電極71.71を移動させる。第1のスポ
ット電極71と第2のスポット電極73との間隔が適切
な間隔になると、図示されていないトランスから第1の
スポット電極71に電流が流れ、ライナー本体1とリン
グ2とがスポット溶接される。第1のスポット電極71
に供給された電流は、ライナー本体1とリング2とを介
して、第2のスポット電極73に流れ、そこから導体7
4を通って、他方の第2のスポラ1〜電極73に流れる
。そして、ライナー本体1とリング2とを介して、他方
の第1のスポット電極71に流れて行く。このように、
スポラ1〜溶接の電流路が導体74により、確保されて
いるので、溶接電流の分流がほとんどなく、電流損失を
少なくすることができる。
ステップ7では、エアーシリンダ72.72を駆動して
第1のスポット電極71.71をライナー本体1から離
すと共に、エキスパンドヘッド51の外径を小さくして
リング2とエキスパンドヘッド5]とを離してから、ラ
イナー回転モータ22を邸動させてライナー本体1を9
0’回転させる。このときリング2は、ライナー本体1
と2カ所スポツト溶接されているので、ライナー本体1
と共に回転する。
ステップ8では、再び、第1のスポット電極71.71
を移動させると共に、エキスパンドヘッド51の外径を
大きくして、スポット溶接を行う。
合計4カ所スポツト溶接されると、ライナー移動モータ
33が邸動して、溶着されているリング2がエキスパン
ドロッド53に設けられている第3のスポット電極75
の所にくるまで、ライナー本体1を移動させる(ステッ
プ9)。
ステップ10では、ライナー本体1を30’回転させて
、第1のスポット電極71と第3のスポット電極75と
でスポット溶接を行う。第2のスポット電極73の換わ
りに第3のスポット電極75を用いるのは、エキスパン
ドヘッド51に埋め込まれている第2のスポット電極7
3の摩耗を防ぐためである。
スポット溶接がリング2の全周に渡って終わるまで、こ
の工程を繰返し、スポット溶接が終了すると(ステップ
11)、ステップ2に戻る。
そして、すべてのリング2,2.・・がライナー本体1
にスポット溶接されるまで、ステップ3からステップ1
1までの工程を繰返し、これが終了すると、ロー付けを
行う(ステップ12)。
ロー付は作業では、ライナー本体1の内周面とリング2
の外周面との間隔が0.1mm以下になっており、かつ
、リング2が塑性変形してローの濡れ性が良くなってい
るので、信頼性の高いロー付けを行うことができる。
燃焼器用ライナー5は、ライナー5内を通る燃焼ガスの
熱をリング2を介してライナー本体1外へ逃すために、
リング2とライナー本体1との間の熱伝導性が良い必要
性がある。このため、リング2とライナー本体1とが全
周に渡り、信頼性の高いロー付けが行われていることが
必要であるので、本実施例に示したような、技術が非常
に重要になる。
本実施例では、リング2を拡径させて、溶着間隔を管理
しているので、適切な溶着間隔を得るために、予めリン
グ2およびライナー本体1を精密加工する必要がなく、
製造コストを削減することができる。また、適切な溶着
間隔を容易かつ的確得ることができると共に、リング2
のローの濡れ性を高めることができるので、ロー付けの
信頼性を高めることができる。さらに、スポット溶接を
溶着装置で行うので、作業時間の短縮化を図ることがで
きる。
なお、本実施例では、ライナー本体1に複数のリング2
,2.・ を溶着させて燃焼用ライナー5を製作したも
のであるが、第9図および第10図に示すように、複数
のリング6.6.・を相互に重ね合わせて燃焼器用ライ
ナー7を製作するものに適用してもよい。また、本実施
例は、燃焼器用ライナー5の製作に本発明を適用させた
ものを示したが、内筒と外筒を溶着させるものであれば
、あらゆるものに適用できることは言うまでもない。
また、本実施例では、第1のスポラ1〜電極71と第2
のスポット電極73とをそれぞれ2個づつ設けたが、ス
ポット溶接効率を高めるために、さらに多くの電極を設
けてもよい。また、第1のスポット電極71を第3のス
ポット電極75に対応する位置に、予め設けておき、1
個のリンク2に対して2次エキスバンド・スポット溶接
を行っている際に(ステップ6.7)、他のリング2に
対して全周スポット溶接(ステップ10)を行えるよう
にして、ステップ6.7とステップ10とを同じ進行さ
せてもよい。
本実施例では、リング2とライナー本体1との仮付けを
スポット溶接で行ったが、これは、リング2とライナー
本体1とを仮付けすることができれば、いかなる溶着方
法でもよく、例えば、シーム溶接やビーム溶接などで、
仮付けしてもよい。
[発明の効果] 本発明によ九ば、内筒を拡径させて、溶着間隔を管理し
ているので、適切な溶着間隔を得るために、予め内筒お
よび外筒を精密加工する必要がなく、製造コス1〜を削
減することができる。
また、内筒の拡径の際に、内筒を塑性変形させると、内
筒の濡れ性が向」ニし、溶着の信頼性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は溶着装置の全体断面図、第2図は溶着装置の全
体斜視図、第3図はエキスバンドヘットの正面図、第4
図は燃焼器用ライナーの全体断面図、第5図は第4図の
A部の詳細図、第6図〜第8図は燃焼器用ライナーの製
作工程を示すフローチャート、第9図は他の燃焼器用ラ
イナーの全体側面図、第10図は第9図のB部の詳細断
面図である。 トライナー本体(外筒)、2・リング(内筒)5・・・
燃焼器用ライナー、1o・ライナー位置決め機構、1]
・・・ライナー固定部、12 ・ライナー固定用円盤、
20・ライナー回転機構部、2] スライドテーブル、
22・・ライナー回転モータ、30・・ライナー移動機
構部、33 ライナー移動モータ、34・・・レール、
40・・リング位置決め機構、43・・・リング移動モ
ータ、44・・レール、50・拡径機構、51・・・エ
キスパンドヘッド、52 ・エキスバンドピース、52
a・突出片、53・・エキスパンドロッド、54 テー
パ部。 55・エキスバンドモータ、70 ・スポラ1へ溶接機
構、71・・・第1のスポット電極、73・・第2のス
ポット電極、75・・・第3のスポット電極、80・テ
ーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃焼器ライナー本体とこの内側に溶着させるリング
    とを有して構成される燃焼器ライナーの製造方法におい
    て、 前記リングの外周面と前記ライナー本体の内周面との間
    隔が所定の範囲内に収まるよう、前記リングを拡径し、 前記リングを拡径した状態で、該リングと前記ライナー
    とを重ね抵抗溶接またはビーム溶接で仮付けし、 仮付けされた前記リングと前記ライナー本体とをロー付
    けすることを特徴とする燃焼器ライナーの製造方法。 2、外筒に内筒を溶着させる溶着方法において、前記内
    筒の外周面と前記外筒の内周面との間隔が所定の間隔以
    内に収まり、かつ前記内筒が塑性変形するよう、前記内
    筒を拡径し、 前記内筒を拡径した状態で、前記外筒に溶着することを
    特徴とする溶着方法。 3、外筒に内筒を溶着させる溶着方法において、前記内
    筒の外周面と前記外筒の内周面との間隔が所定の間隔以
    内に収まるよう、前記内筒を拡径し、 前記内筒が拡径された状態で、該内筒と前記外筒とを仮
    付け溶接してから、該内筒と該外筒とをろう付けするこ
    とを特徴とする溶着方法。 4、前記内筒の拡径の際に、該内筒を塑性変形させるこ
    とを特徴とする請求項3記載の溶着方法。 5、前記仮付け溶接は、重ね抵抗溶接またはビーム溶接
    であることを特徴とする請求項3または4記載の溶着方
    法。 6、外筒と内筒とを溶着させる溶着装置であって、前記
    外筒と前記内筒とを同軸上に配し、これらのうち少なく
    ともいずれか一方を軸方向に移動させる位置決め手段と
    、 前記内筒を拡径する拡径手段と、 前記外筒と前記外筒とを溶着させる溶着手段とを備えて
    いることを特徴とする溶着装置。7、外筒と内筒とを溶
    着させる溶着装置であって、前記外筒をその軸方向に移
    動させて位置決めを行う外筒位置決め手段と、 前記内筒を前記外筒と同軸上に配し、該内筒を軸方向に
    移動させる内筒位置決め手段と、外径が変化することに
    より前記内筒を拡径するエキスパンドヘッドを有する拡
    径手段と、位置決めされた前記外筒の外周側に設けられ
    ている第1の重ね抵抗溶接電極と、前記エキスパンドヘ
    ッドに埋め込まれ前記第1の重ね抵抗溶接電極と対を成
    す第2の重ね抵抗溶接電極とを有し、前記外筒と前記外
    筒とを重ね抵抗溶接する溶接手段とを備えていることを
    特徴とする溶着装置。 8、前記拡径手段は、 前記外筒の軸方向に移動可能で、該軸方向に傾斜してい
    る傾斜面が先端部に形成されているエキスパンドロッド
    と、 複数個のヘッドピースにより、その外周側は前記外筒の
    内周面形状に対応した形状に、その内周側は前記傾斜面
    に対応した形状に形成され、前記エキスパンドロッドの
    移動により、その外径が変化するエキスパンドヘッドと
    を有して構成されていることを特徴とする請求項7記載
    の溶着装置。 9、前記外筒位置決め手段は、前記外筒をその軸回りに
    回転させる機構を備えていることを特徴とする請求項7
    または8記載の溶着装置。 10、前記第1の重ね抵抗溶接電極と前記第2の重ね抵
    抗溶接電極とがそれぞれ複数個設けられ、複数の前記第
    2の重ね抵抗溶接電極は、導体により直列接続されてい
    ることを特徴とする請求項7、8または9記載の溶着装
    置。 11、前記第1の重ね抵抗溶接電極と対を成す第3の重
    ね抵抗溶接電極が、前記エキスパンドヘッド以外の箇所
    に設けられていることを特徴とする請求項7、8、9ま
    たは10記載の溶着装置。 12、前記エキスパンドヘッドの外周側の端部に、該エ
    キスパンドヘッドに嵌合する前記内筒の位置ズレを防ぐ
    突出片が形成されていることを特徴とする請求項7、8
    、9、10または11記載の溶着装置。
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