JPH0412382Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412382Y2 JPH0412382Y2 JP1985039788U JP3978885U JPH0412382Y2 JP H0412382 Y2 JPH0412382 Y2 JP H0412382Y2 JP 1985039788 U JP1985039788 U JP 1985039788U JP 3978885 U JP3978885 U JP 3978885U JP H0412382 Y2 JPH0412382 Y2 JP H0412382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- cleaning material
- exchanger tube
- tube
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011538 cleaning material Substances 0.000 claims description 32
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 20
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 10
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は熱交換器の水室に開口する伝熱管の両
端に対向して掃除材の捕集部を設け、該掃除材を
内部流体の押圧力を利用して前記伝熱管内を移動
させながら前記伝熱管内壁を掃除する熱交換器の
伝熱管洗浄装置に関するものである。
端に対向して掃除材の捕集部を設け、該掃除材を
内部流体の押圧力を利用して前記伝熱管内を移動
させながら前記伝熱管内壁を掃除する熱交換器の
伝熱管洗浄装置に関するものである。
熱交換器は、両端を管板に固定した伝熱管の内
外に流れる2流体間に熱を授受させ、一方の流体
を冷却し、他方の流体を加熱するものであるが、
伝熱管の内壁には異物が堆積し易く、異物が堆積
すると熱交換効率が著しく低下する。
外に流れる2流体間に熱を授受させ、一方の流体
を冷却し、他方の流体を加熱するものであるが、
伝熱管の内壁には異物が堆積し易く、異物が堆積
すると熱交換効率が著しく低下する。
そこで、熱交換器の水室に開口する伝熱管の両
端に対向した捕集器に伝熱管の掃除材を捕集して
おき、該掃除材を内部流体の流れを正逆転させて
定期的に或いは随時、伝熱管内を往復させるか、
或いは掃除材をポンプにより常時循環せしめるこ
とにより、伝熱管の内壁を洗浄するような洗浄装
置が用いられている。
端に対向した捕集器に伝熱管の掃除材を捕集して
おき、該掃除材を内部流体の流れを正逆転させて
定期的に或いは随時、伝熱管内を往復させるか、
或いは掃除材をポンプにより常時循環せしめるこ
とにより、伝熱管の内壁を洗浄するような洗浄装
置が用いられている。
しかしながら、このような従来の伝熱管洗浄装
置においては、掃除材が捕集器に捕集されたのち
も捕集器に設けられた孔を通つて流体が流れ、そ
れに伴つて流体中の糸屑などが捕集器に常に流れ
込み、掃除材に付着して清掃を厄介なものとする
欠点があつた。
置においては、掃除材が捕集器に捕集されたのち
も捕集器に設けられた孔を通つて流体が流れ、そ
れに伴つて流体中の糸屑などが捕集器に常に流れ
込み、掃除材に付着して清掃を厄介なものとする
欠点があつた。
本考案は、固定管板3にて仕切られた水室4
と、該水室4と連通する伝熱管2とを有する熱交
換器1であつて、前記伝熱管2内に掃除材11を
内部流体の押圧力を利用して往復させて前記伝熱
管2の内壁を洗浄する熱交換器1の伝熱管洗浄装
置において、前記水室4内の流路の全流量を通過
せしめるように有孔仕切板7を備え、該有孔仕切
板7に前記掃除材11を捕集する捕集部9を設
け、該捕集部9には捕集された前記掃除材11に
て閉鎖される孔10が設けられ、さらに該孔10
のほかに開口する流路の孔8が前記有孔仕切板7
に設けられていることを特徴とする熱交換器の伝
熱管洗浄装置である。
と、該水室4と連通する伝熱管2とを有する熱交
換器1であつて、前記伝熱管2内に掃除材11を
内部流体の押圧力を利用して往復させて前記伝熱
管2の内壁を洗浄する熱交換器1の伝熱管洗浄装
置において、前記水室4内の流路の全流量を通過
せしめるように有孔仕切板7を備え、該有孔仕切
板7に前記掃除材11を捕集する捕集部9を設
け、該捕集部9には捕集された前記掃除材11に
て閉鎖される孔10が設けられ、さらに該孔10
のほかに開口する流路の孔8が前記有孔仕切板7
に設けられていることを特徴とする熱交換器の伝
熱管洗浄装置である。
本考案の実施例につき図面を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例の縦断面図を示し、
熱交換器1は、その端部に水室4を有し、水室4
には管板3に取り付けられた伝熱管2が開口して
いる。水室4の外端にはノズル6が接続され、図
示しない切替弁により流体を供給、排出する。
熱交換器1は、その端部に水室4を有し、水室4
には管板3に取り付けられた伝熱管2が開口して
いる。水室4の外端にはノズル6が接続され、図
示しない切替弁により流体を供給、排出する。
水室4内には、管板3とノズル6とを仕切り、
全流量を通過せしめるように配備された有孔板7
が取り付けられている。有孔板7には多数の孔8
が設けられている。
全流量を通過せしめるように配備された有孔板7
が取り付けられている。有孔板7には多数の孔8
が設けられている。
有孔板7には、先端に孔10を有する捕集部9
が伝熱管2の延長線上に設けられ、伝熱管2から
流体によつて押し出されてきたブラシ等の掃除材
11を捕集するようになつている。捕集部9は、
有孔板7と一体に製作してもよく、または別に作
り、螺合或いはかしめ等によつて有孔板7に固定
してもよい。
が伝熱管2の延長線上に設けられ、伝熱管2から
流体によつて押し出されてきたブラシ等の掃除材
11を捕集するようになつている。捕集部9は、
有孔板7と一体に製作してもよく、または別に作
り、螺合或いはかしめ等によつて有孔板7に固定
してもよい。
流体が伝熱管2から水室4に流入すると、流れ
は分散して有孔板7の孔8および捕集部9の孔1
0を通り、ノズル6から流出する。図示しない、
伝熱管2の反対側の端部に対向する有孔板に設け
られた捕集部に捕集されていた掃除材11も、流
体に押されて伝熱管2の内壁と摺接しながら前進
し、水室4に流出する。掃除材11は伝熱管2か
ら流出後、その延長線上にある捕集部9によつて
直ちに捕集される。そして、掃除材11の先端は
捕集部9の先端に達し、そこに設けられた孔10
を塞ぐ。すると、それまで孔10を通つて流れて
いた流体の流れは停止し、流体は、有孔板7の孔
8のみを通つて流れる。そのため、もし、流体中
に糸屑が混じつていても、流体は捕集部9に流れ
ず、全て有孔板7の孔8のみを通つて流れるた
め、糸屑が掃除材11に付着することは避けられ
る。
は分散して有孔板7の孔8および捕集部9の孔1
0を通り、ノズル6から流出する。図示しない、
伝熱管2の反対側の端部に対向する有孔板に設け
られた捕集部に捕集されていた掃除材11も、流
体に押されて伝熱管2の内壁と摺接しながら前進
し、水室4に流出する。掃除材11は伝熱管2か
ら流出後、その延長線上にある捕集部9によつて
直ちに捕集される。そして、掃除材11の先端は
捕集部9の先端に達し、そこに設けられた孔10
を塞ぐ。すると、それまで孔10を通つて流れて
いた流体の流れは停止し、流体は、有孔板7の孔
8のみを通つて流れる。そのため、もし、流体中
に糸屑が混じつていても、流体は捕集部9に流れ
ず、全て有孔板7の孔8のみを通つて流れるた
め、糸屑が掃除材11に付着することは避けられ
る。
図示しない切替弁を操作して流体の流れを逆転
すると、掃除材11は反対側の有孔板の捕集部に
達し、そこで捕集される。
すると、掃除材11は反対側の有孔板の捕集部に
達し、そこで捕集される。
第2図は、本考案の別の実施例を示す。
この実施例においては、掃除材11はスポンジ
ボールであり、有孔板7の孔8は側壁5にのみ設
けられている。
ボールであり、有孔板7の孔8は側壁5にのみ設
けられている。
この実施例によれば、孔8が側壁5に設けられ
ていることにより、流体中の糸屑が捕集部9に捕
集された掃除材に付着するおそれは一層少なくな
り、また捕集部材9に付着した糸屑の清掃も一層
簡単となる。
ていることにより、流体中の糸屑が捕集部9に捕
集された掃除材に付着するおそれは一層少なくな
り、また捕集部材9に付着した糸屑の清掃も一層
簡単となる。
第3図は別の実施例であり、有孔板7が管板3
ではなくふた12に取り付けられているものであ
り、有孔板7の着脱、掃除が容易となる。
ではなくふた12に取り付けられているものであ
り、有孔板7の着脱、掃除が容易となる。
本考案は、有孔仕切板に前記掃除材を捕集する
捕集部を設け、該捕集部には捕集された前記掃除
材にて閉鎖される孔が設けられ、さらに該孔のほ
かに開口する流路の孔が前記有孔仕切板に設けら
れていることにより掃除材の捕捉が均等に分配さ
れて適確にでき、掃除材で有孔仕切板の捕集部の
孔が閉鎖されても流体はほかに開口する流路に流
れ流水中に混じつている糸屑などが捕集部に捕集
された掃除材に付着することが防止され、掃除材
の移動不良を防止し、また、掃除材を取り出して
清掃する期間を延長することができ、掃除が確実
に行われ、かつ熱交換器の稼動率を向上すること
ができる。
捕集部を設け、該捕集部には捕集された前記掃除
材にて閉鎖される孔が設けられ、さらに該孔のほ
かに開口する流路の孔が前記有孔仕切板に設けら
れていることにより掃除材の捕捉が均等に分配さ
れて適確にでき、掃除材で有孔仕切板の捕集部の
孔が閉鎖されても流体はほかに開口する流路に流
れ流水中に混じつている糸屑などが捕集部に捕集
された掃除材に付着することが防止され、掃除材
の移動不良を防止し、また、掃除材を取り出して
清掃する期間を延長することができ、掃除が確実
に行われ、かつ熱交換器の稼動率を向上すること
ができる。
第1図ないし第3図は本考案の2つの実施例の
縦断面図である。 1……熱交換器、2……伝熱管、3……管板、
4……水室、5……側壁、6……ノズル、7,
7′……有孔板、7″……側壁、8,8′……孔、
9……捕集部、10……孔、11……掃除材、1
2……ふた。
縦断面図である。 1……熱交換器、2……伝熱管、3……管板、
4……水室、5……側壁、6……ノズル、7,
7′……有孔板、7″……側壁、8,8′……孔、
9……捕集部、10……孔、11……掃除材、1
2……ふた。
Claims (1)
- 固定管板3にて仕切られた水室4と、該水室4
と連通する伝熱管2とを有する熱交換器1であつ
て、前記伝熱管2内に掃除材11を内部流体の押
圧力を利用して往復させて前記伝熱管2の内壁を
洗浄する熱交換器1の伝熱管洗浄装置において、
前記水室4内の流路の全流量を通過せしめるよう
に有孔仕切板7を備え、該有孔仕切板7に前記掃
除材11を捕集する捕集部9を設け、該捕集部9
には捕集された前記掃除材11にて閉鎖される孔
10が設けられ、さらに該孔10のほかに開口す
る流路の孔8が前記有孔仕切板7に設けられてい
ることを特徴とする熱交換器の伝熱管洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985039788U JPH0412382Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985039788U JPH0412382Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161589U JPS61161589U (ja) | 1986-10-06 |
JPH0412382Y2 true JPH0412382Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=30548064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985039788U Expired JPH0412382Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412382Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878182U (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-26 | 株式会社日立製作所 | 洗浄体選別器 |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP1985039788U patent/JPH0412382Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161589U (ja) | 1986-10-06 |
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