JPH0412351Y2 - - Google Patents

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JPH0412351Y2
JPH0412351Y2 JP1988029209U JP2920988U JPH0412351Y2 JP H0412351 Y2 JPH0412351 Y2 JP H0412351Y2 JP 1988029209 U JP1988029209 U JP 1988029209U JP 2920988 U JP2920988 U JP 2920988U JP H0412351 Y2 JPH0412351 Y2 JP H0412351Y2
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JP
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oil
operating lever
electromagnet
oil amount
plunger
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JP1988029209U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、停電時に自然通気燃焼が可能な油を
供給する油量調節器に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の油量調節器は、第2図は示すよう
に、油量減少ピン11を備えた油量調節器本体1
に油量制御機構2を設置して構成されている。
油量制御機構2は、油量減少ピン11を押下げ
ることが可能なL字状の揺動アーム21と、揺動
アーム21を図中時計回り方向に付勢して油量減
少ピン11を押下げるコイルばね22と、吸着に
よつて揺動アーム21を図中反時計回り方向に回
転させて油量減少ピン11の押下げを解除する電
磁石23とから成る。
上記の油量調節器では、定常燃焼時には電磁石
23によつて揺動アーム21を吸着して油量減少
ピン11を突出状態で保ち、燃焼に必要な量の燃
料をバーナに供給でき、また停電により電磁石2
3への通電が解かれたときには、揺動アーム21
をコイルばね22の付勢力で回転させて油量減少
ピン11を押下げ、少量の油をバーナに供給でき
るようになつている。つまり、停電時には自然通
気燃焼が可能な油を供給して燃焼運転を継続でき
るようになつており、また燃焼量を小さくするこ
とで防災上の要求を満足させている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記の油量調節器では、停電が復旧さ
れると、電磁石23への通電によつて揺動アーム
21が吸着されて油量減少ピン11の押下げが解
除されるため、復旧と同時に多量の油がバーナに
供給されて不意にバーナが大燃焼を行なう欠点が
あり、室内温度が当然に上昇して室内の異常温度
上昇を招来するという問題がある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、停電復旧と同時に多量
の油が供給されることがなく、また定常燃焼時に
は操作レバーの油量減少ピンの押下げ状態で確実
に保持できる油量調節器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では、停電時
に油量減少ピンを押下げ、自然通気燃焼が可能な
油をバーナに供給するように制御する油量制御機
構を備えた油量調節器において、上記油量制御機
構を、一端部下面が油量減少ピンに対向するよう
に揺動自在に軸支された操作レバーと、油量減少
ピンを押下げる方向に操作レバーを付勢するばね
手段と、操作レバーの他端部下面に対向して配置
され、油量減少ピンの押下げを解除する方向に操
作レバーを動かした際に該操作レバーの他端部で
作動されるスイツチ手段と、スイツチ手段の作動
で通電されるプランジヤ付きの電磁石と、電磁石
のプランジヤに連結され、電磁石への通電による
プランジヤの引き込みによつて操作レバーの他端
部上面を押圧保持する固定部材とから構成してい
る。
(作用) 本考案の油量調節器で、定常燃焼を開始すると
きには操作レバーの一端部をばね手段の付勢力に
抗して指先で持ち上げ、操作レバーの他端部でス
イツチ手段を作動させる。これにより電磁石が通
電されてプランジヤが引き込まれ、固定部材が電
磁石側に引き寄せられて該固定部材によつて操作
レバーの他端部上面が押圧保持される。つまり、
操作レバーは、固定部材により油量減少ピンの押
下げを解除した状態で保持される。
定常燃焼時に停電が生じると、電磁石への通電
が停止して固定板が操作プレートから離れ、操作
レバーの保持が解除される。これにより操作レバ
ーがばね手段の付勢力によつて揺動し、油量減少
ピンが押下げられる。
その後に停電が復旧しても、スイツチ手段が作
動していないことから電磁石には通電されず、操
作レバーは上記の状態を維持して自然通気燃焼が
継続されることになる。
(実施例) 第1図は本考案に係る油量調節器の一実施例を
示すのもので、従来例と構成を同じくする部分に
は同一符号を用いてある。
同図において、1は油量調節器本体、3は油量
油量制御機構、11は油量減少ピン、12はバー
ナへの油量を調節する油量調節ダイヤル、13は
油タンクから油量調節器本体1へ油を給送する送
油管、14は油量調節器本体1の油をバーナへ給
送する送油管である。
油量制御機構3は、操作レバー31と、マイク
ロスイツチ32と、プランジヤ付きの電磁石33
と、固定板34と、各部材31〜33を設置する
取付けプレート35とから構成されている。
操作レバー31は、右端下面を油量減少ピン1
1に対向する水平プレート311と、該水平プレ
ート311から油量調節器本体1を横切るように
延びる垂直プレート312とから成り、水平プレ
ート311の長手方向略中央を支持金具313に
よつて揺動自在に軸支されている。また、支持金
具313の軸ピン314にはダブルトーシヨン形
のコイルばね315が巻回されており、操作レバ
ー31は該コイルばね315によつて図中時計回
り方向に付勢され、つまり水平プレート311の
右端で油量減少ピン11を押下げることができる
ようになつている。
マイクロスイツチ32は、取付けプレート35
に取り付けられ、水平プレート311の左端下面
にその接点321を対向しており、操作レバー3
1を図中反時計回り方向に揺動させた際にその接
点321を押圧されるようになつている。このマ
イクロスイツチ32は電磁石33の通電を制御す
るためのもので、接点321を押圧されることで
電磁石33に通電することができる。
電磁石33は引き込み可能なプランジヤ331
を具備しており、取付けプレート35の垂直片3
51に取付けられている。この電磁石33のプラ
ンジヤ331の先端には、連結棒332を介して
垂直な固定板34を連結されている。
固定板34はその上端と取付けプレート35の
垂直片351との間にコイルばね341を張設さ
れ、該コイルばね341によつて電磁石33から
離れる方向に付勢されている。また、固定板34
の下端にはローラ342が回動自在に取付けられ
ている。この固定板34は、電磁石33への通電
でプランジヤ331が引き込まれたとき、水平プ
レート311の左端上面をローラ342で押圧保
持し、操作レバー31を同状態で保持できるよう
になつている。
次に上記油量調節器の動作について説明する。
定常燃焼開始前の状態では電磁石33は通電さ
れておらず、固定板34は水平プレート311の
左端から離れており、操作レバー31はコイルば
ね315により図中時計回りに付勢され、水平プ
レート311の右端で油量減少ピン11を押下げ
ている。
定常燃焼を開始するときには、操作レバー31
をコイルばね315の付勢力に抗して指先で持ち
上げて図中反時計回りに揺動させ、水平プレート
311の左端でマイクロスイツチ32の接点32
1を押圧する。
この接点321の押圧により電磁石33が通電
されてプランジヤ331が引き込まれ、固定板3
4がコイルばね341の付勢力に抗して電磁石3
3方向に引き寄せられる。この固定板34の引き
寄せによつて水平プレート311の左端上面が該
固定板34によつて押圧保持され、操作レバー3
1が同状態で保持される。
つまり、電磁石33による固定板34の移動に
よつて、操作レバー31は油量減少ピンの押下げ
を解除した状態で保持されることになる。この後
に油量調節ダイヤル12を適当に回して所定量の
油をバーナに供給し定常燃焼を行なう。
定常燃焼時に停電が生じると、電磁石33への
通電が停止して、固定板34がコイルばね341
の付勢力によつて水平プレート311の左端から
離れ、操作レバー31の保持が解除される。これ
により操作レバー31がコイルばね315の付勢
力によつて図中時計回りに揺動し、水平プレート
311の右端で油量減少ピン11を押下げられ、
自然通気燃焼が可能な少量の油がバーナに供給さ
れる。
その後に停電が復旧しても、水平プレート31
1の左端がマイクロスイツチ32の接点321を
押圧していないことから電磁石33には通電され
ず、操作レバー31は上記の状態を維持して自然
通気燃焼が継続されることになる。
燃焼を再開させる場合には、再び操作レバー3
1を指先で持ち上げて図中反時計回りに回転さ
せ、水平プレート311の左端でマイクロスイツ
チ32の接点321を押圧すればよい。
つまり、上記の油量調節器では、停電が復旧し
ても、操作レバー31による油量減少ピン11の
押下げ解除を手動により行なわない限りは電磁石
33に通電されることがないので、復旧と同時に
多量の油が供給されることがなく、自然通気燃焼
をそのまま継続させることができる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、定常燃焼
時に停電を生じその後に停電が復旧した場合にお
いても、操作レバーを手動で動かして油量減少ピ
ンの押下げ解除を行なわない限りは自然通気燃焼
が継続されるので、従来のように停電復旧と同時
に多量の油が供給されて不意にバーナが大燃焼等
を生じることがない。
また、定常燃焼時には電磁石によつて引き込ま
れる固定部材によつて操作レバーを保持するよう
にしたので、該操作レバーを油量減少ピンの押下
げを解除した状態で確実に固定でき、外部から振
動、衝撃等が加わつても同状態が変化することが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油量調節器を示す一部省
略斜視図、第2図は従来の油量調節器を示す一部
省略斜視図である。 図中、1……油量調節器本体、11……油量減
少ピン、3……油量制御機構、31……操作レバ
ー、32……マイクロスイツチ、33……電磁
石、331……プランジヤ、34……固定板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 停電時に油量減少ピンを押下げ、自然通気燃焼
    が可能な油をバーナに供給するように制御する油
    量制御機構を備えた油量調節器において、 上記油量制御機構を、一端部下面が油量減少ピ
    ンに対向するように揺動自在に軸支された操作レ
    バーと、 油量減少ピンを押下げる方向に操作レバーを付
    勢するばね手段と、 操作レバーの他端部下面に対向して配置され、
    油量減少ピンの押下げを解除する方向に操作レバ
    ーを動かした際に該操作レバーの他端部で作動さ
    れるスイツチ手段と、 スイツチ手段の作動で通電されるプランジヤ付
    きの電磁石と、 電磁石のプランジヤに連結され、電磁石への通
    電によるプランジヤの引き込みによつて操作レバ
    ーの他端部上面を押圧保持する固定部材とから構
    成した、 ことを特徴とする油量調節器。
JP1988029209U 1988-03-07 1988-03-07 Expired JPH0412351Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988029209U JPH0412351Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

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JP1988029209U JPH0412351Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

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Publication Number Publication Date
JPH01136269U JPH01136269U (ja) 1989-09-19
JPH0412351Y2 true JPH0412351Y2 (ja) 1992-03-25

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ID=31253222

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810496U (ja) * 1971-06-18 1973-02-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810496U (ja) * 1971-06-18 1973-02-05

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JPH01136269U (ja) 1989-09-19

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