JPH04121477A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH04121477A
JPH04121477A JP24012790A JP24012790A JPH04121477A JP H04121477 A JPH04121477 A JP H04121477A JP 24012790 A JP24012790 A JP 24012790A JP 24012790 A JP24012790 A JP 24012790A JP H04121477 A JPH04121477 A JP H04121477A
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JP
Japan
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main shaft
bearing
scroll
blade
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP24012790A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Oikawa
及川 覚
Toshitsune Inoue
井上 年庸
Shigemi Nagatomo
長友 繁美
Yutaka Sasahara
笹原 豊
Akira Morishima
明 森嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば空気調和機の冷凍サイクルを構成し
、固定スクロール翼と旋回スクロール翼との組み合わせ
からなるスクロール圧縮機構部を備えたスクロール型圧
縮機に関する。
(従来の技術) たとえば空気調和機の冷凍サイクルを構成する圧縮機と
して用いられる、通常のロータリ式圧縮機と比較して、
運動騒音か極めて低く、かつ圧縮効率のよいスクロール
型圧縮機が多用される傾向にある。
この種のスクロール型圧縮機は、たとえば第3図に示す
ような、特公昭63−59032号公報に開示されるも
の、あるいは第4図に示すような、特開昭61−138
896号公報に開示されるもの、あるいは実開昭59−
115887号公報に開示されるものがある。
はじめに、第3図のスクロール型圧縮機の概略を説明す
ると、密閉ケース1内にフレーム2が嵌着固定され、そ
の主軸受部2aに主軸3の主軸部3aが回転自在に枢支
される。主軸部3aの上部側には電動機部4が、下部の
偏心部3bおよび副軸部3C側にスクロール圧縮機構部
5が設けられる。上記電動機部4は、密閉ケース1に嵌
着されるステータ6と、このステータ6内に狭小の間隙
を存して上記主軸3の主軸部3aに嵌着されるロータ7
とからなる。上記スクロール圧縮機構部5は、上記主軸
3の偏心部3bに旋回自在に嵌合する旋回スクロール翼
8と、上記主軸3の副軸部3Cを回転自在に枢支すると
ともに密閉ケース1に嵌着固定される固定スクロール翼
9とからなる。
上記旋回スクロール翼8は、固定スクロール翼9に対し
て旋回自在に噛合し、かつ互いの空間部に圧縮室Sが形
成される。上記フレーム2と旋回スクロール翼8との間
の主軸3にはバランサ10が嵌着される。上記密閉ケー
ス1を貫通して吸込管11が設け、られ、その開口端部
は上記圧縮室S外周部に臨ませられる。また、密閉ケー
ス1の上端部には吐出管12が設けられてなる。
第4図に示すスクロール型圧縮機は、フレーム15が固
定スクロール翼を兼用する構成であり、ここにベアリン
グなどの軸承具16を介して主軸17の主軸部17aが
回転自在に枢支される。この主軸部17aは下方に延出
され、電動機部18が設けられる。上記フレーム15の
下面には、電動機部18を覆うカバー19が設けられる
。このカバー19の下端面で、主軸17下端に形成され
る副軸部17bを回転自在に枢支している。また、主軸
の主軸部17a上部側には偏心部17cが一体に設けら
れ、ここにベアリングなどの軸承具20を介して旋回ス
クロール翼21が旋回自在に嵌合される。上記旋回スク
ロール翼21は、フレーム兼固定スクロール翼15に対
して旋回自在に噛合し、かつ互いの空間部に圧縮室Sが
形成される。上記フレーム15の上面側には、旋回スク
ロール翼21を覆う断熱構造のカバー22が設けられる
。このカバー22と旋回スクロール翼21との間の上記
主軸17にはバランサ23が嵌着される。上記フレーム
15には、この側面から上記圧縮室Sの外周面に連通ず
る吸込路24と、圧縮室Sの中心部からフレーム15の
側面に連通する吐出路25とが設けられてなる。
第5図は、スクロール型圧縮機のスクロール圧縮機構の
みを示している。フレーム30に主軸31の主軸部31
aが回転自在に枢支され、上記主軸部31aの上部側に
偏心部31bが連設されて、ここに旋回スクロール翼3
2が旋回自在に枢支される。上記旋回スクロール翼32
は、上記フレーム30の上面に設けられた支持レール3
3に支持される。主軸31の偏心部31b上部には副軸
部31Cが設けられ、固定スクロール翼34で回転自在
に枢支される。上記旋回スクロール翼32は、固定スク
ロール翼34に対して旋回自在に噛合し、かつ互いの空
間部に圧縮室Sが形成される。上記主軸31の副軸部3
1cは固定スクロール翼34上面からさらに上方に突出
していて、ここにバランサ35が嵌着される。36は吸
込管であり、ガス吐出孔37は上記固定スクロール翼3
4に設けられ圧縮室Sの中心部に連通ずる。
いずれのスクロール型圧縮機においても、主軸3.17
.31が旋回スクロール翼8,21゜32は勿論、固定
スクロール翼9,15.34を貫通していて、この副軸
部3c、17b、31cが何らかの部材で枢支される、
いわゆる軸貫通式のものであることが共通している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなスクロール圧縮機構部において、
最も重要な事項は、上記固定スクロール翼9,15.3
4および旋回スクロール翼8゜21.32の加工精度お
よび組立精度の向上保持であり、これら条件は圧縮性能
に大きく影響する。
さらにまた、構造上、上記旋回スクロール翼8゜21.
32の旋回運動にともなう圧縮作用により、ここにラジ
アル方向の荷重が発生して倒れが生じ易い。倒れがある
と、互いのスクロールの翼部先端と対向する鏡板部面と
の間に隙間ができ、圧縮途中の被圧縮流体が低圧側に洩
れて、圧縮性能が低下する恐れかある。
先に説明した第3図の圧縮機では、旋回スクロール翼8
の倒れを防止する手段として、旋回スクロール翼8に軸
受ボス部8aを一体に設け、ラジアル方向荷重点と支持
点とを一致させるようにしている。
しかしながら、このような構成を採用すると、旋回スク
ロール翼8の倒れは防止できる反面、フレーム2と固定
スクロールjE9とが別体になっているので、先に説明
した加工精度および組立精度の向上を図ることができな
い。特に、従動側である固定スクロール翼9と主軸3と
の位置関係は。
副軸部3cを介して調整されるが、組立にともなう位置
ずれが起こり易く、固定スクロール1i9と主軸3、お
よび旋回、固定スクロール翼8.9同志で片当りが生じ
易い。そしてまた、主軸3の主軸部3aを枢支する軸受
部としてのフレーム2の主軸部2aと主軸3の副軸部3
c枢支する固定スクロール17i9の副軸受部9aとの
間隔が長い。いわゆる、軸受間距離が長いので、それだ
け主軸3における軸曲りが発生し易く、不利である。
一方、先に説明した第4図の圧縮機では、旋回スクロー
ル翼21の背面側(上面側)を低圧にする構成であり、
ここで倒れ防止を図っている。しかしながら、実際の構
成としては、旋回スクロール翼21の周端部を上記カバ
ー22の内周部に設けた凹部で旋回運動に支障のない程
度に緩く押さえて倒れ防止を図っているにすぎず、防止
効果が充分でない。かえって、この部分での摺動損失が
大きく、圧縮性能を損なうこととなる。また、主軸17
の主軸部17aと偏心部17cとを支承具16.20を
介して支承しているが、それぞれの支承具16,20は
翼部とは反対側に突出するボス部に設けられているとこ
ろから、これら軸受相互間の距離が長くなる。第3図の
ものと同様に、軸受間距離が長いので、主軸17におけ
る軸曲りが発生し易く、不利である。しかも上記主軸1
7は、圧縮室Sから吐出される吐出ガスの雰囲気内にそ
の一部が露出していて、主軸部17aや偏心部17cと
の軸受摺動部へ吐出ガスが侵入する恐れがあり、その反
面、給油が難しくなって、油膜切れの恐れがある。
先に説明した第5図の圧縮機では、主軸31の副軸部3
1cを枢支する固定スクロール翼34のボス部34aか
、上方に向かって断面凸状に突設される。このため、ボ
ス部34gである副軸受と、主軸31の主軸部31aを
枢支するフレーム30のボス部30aである主軸受との
軸受間距離が長くなっている。また実際に圧縮作用をな
すと、圧縮仕事により圧縮室Sで圧縮された圧縮ガスが
旋回スクロール翼32中央部と主軸31の偏心部31b
にラジアル方向の荷重となって作用する。
この方向の荷重を上記フレーム30のボス部30aと固
定スクロール翼34のボス部34aとで支持することに
なるが、上述したようにこれら軸受相互間の距離が長い
ので主軸31が大きく撓む軸曲りが生じる。これらボス
部30a、34aの付は根に極圧が作用し、それぞれの
軸受摺接面に潤滑油の油膜が形成され難くなり、凝着の
恐れがある。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
第1の目的とするところは、主軸を支承するための軸受
中心と固定スクロール翼中心との相対位置を固定して、
組立時の位置ずれを阻止し、組立精度の向上を図ったス
クロール型圧縮機を提供することにある。
その第2の目的とするところは、旋回スクロール翼の旋
回運動にともなう翼転倒を阻止し、圧縮途中の被圧縮流
体の漏れをなくして圧縮性能の向上を図ったスクロール
型圧縮機を提供することにある。
その第3の目的とするところは、主軸の主軸部と副軸部
に対する軸受部相互間隔を可能な限り短くし、これらの
外部にバランサを設けて各軸受部への給油効率の向上化
を図ったスクロール型圧縮機を提供することにある。
その第4の目的とするところは、圧縮室で圧縮した被圧
縮流体の圧縮室からの吐出構造を最適にして、必要な圧
縮比を確保するとともに吐出の際の圧縮損失を軽減する
スクロール型圧縮機を提供しようとするものである。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段および作用)すなわち本発
明は、鏡板部の一側面に突設された渦巻状の翼部からな
る固定スクロール翼に対して、鏡板部の一側面に突設さ
れた渦巻状の翼部からなる旋回スクロール翼を旋回自在
に噛合し、これらの間に形成される圧縮室に被圧縮流体
を吸込み、圧縮して吐出するスクロール圧縮機構部およ
び、このスクロール圧縮機構部を主軸を介して駆動する
電動機部を備えたスクロール型圧縮機において、上記ス
クロール圧縮機構部を密閉ケース内の下部に、かつ電動
機部を上部に配設し、上記固定スクロール翼に主軸の主
軸部を回転自在に枢支する主軸受部を一体に設け、上記
主軸の主軸部下部の偏心部に旋回スクロール翼の翼部に
突設される軸受ボス部を旋回自在に係合し、上記主軸の
偏心部下部に副軸部を一体に連設して旋回スクロール翼
から下方に突出し、この主軸の副軸部を上記固定スクロ
ール翼に取付固定した副軸受で回転自在に枢支し、この
副軸受と上記旋回スクロール翼の鏡板部下面との間に旋
回スクロール翼の軸方向に可動に支持され旋回スクロー
ル翼の背面側を高圧側と低圧側に仕切るスラストリング
および旋回スクロール翼の自転を規制するオルダムリン
グを介設したことを特徴とするスクロール型圧縮機であ
る。
したがって、主軸を支承するための軸受中心と固定スク
ロール翼中心との相対位置を固定して、組立時の位置ず
れを阻止できる。主軸が旋回スクロール翼を貫通し副軸
受で支持されるので、旋回スクロール翼の旋回運動にと
もなう翼転倒を阻止し、圧縮途中の被圧縮流体の漏れを
なくせる。主軸の主軸部と副軸部に対する軸受部相互間
隔を可能な限り短くでき、軸曲りを抑制して、各軸受部
への給油が円滑になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は、たとえば冷凍サイクルに用いられるスクロー
ル型圧縮機の縦断面構造を示す。図中50は、密閉ケー
スである。この密閉ケース50内にフレーム支持板51
が設けられ、このフレーム支持板51にはスクロール圧
縮機構部52を構成する固定スクロール翼53が設けら
れる。
上記固定スクロール翼53は、その中心部に主軸54の
主軸部54aを回転自在に枢支する主軸受部53aが一
体に設けられる。主軸受部53aの下部平面には鏡板部
53bが一体に形成され、さらに下方に突出する渦巻状
の翼部53cが一体に形成されてなる。
上記主軸54の主軸部54aは上方に延出され、ここに
電動機部55が設けられる。この電動機部55は、上記
密閉ケース50に嵌着されるステータ56と、このステ
ータ56内に狭小の間隙を存して上記主軸54の主軸部
54aに嵌着されるロータ57とからなる。
上記固定スクロール翼53の主軸受部53aに枢支され
る主軸54の主軸部54a下部には、偏心部54bが一
体に連設されていて、ここに旋回スクロール翼58が旋
回運動自在に枢着される。
この旋回スクロール翼58は、鏡板部58aと、この鏡
板部58aの一側面に突設される渦巻状の翼部58bと
からなる。上記翼部58bは、固定スクロール翼53の
翼部53cに対して旋回自在に噛合し、かつ互いの空間
部に圧縮室Sが形成される。上記鏡板部58aの中央で
、かつ翼部58bと同一方向に軸受ボス部58cが突設
されていて、このボス部58cが上記主軸54の偏心部
54bに係合されることになる。
上記主軸54の偏心部54b下部には、副軸部54cが
一体に連設されている。この副軸部54cは、副軸受5
9の中心部に上方に突出するボス部59aに回転自在に
枢支される。また上記副軸受59の周端フランジ部59
bは、上記固定スクロール翼53の周端部を構成するフ
ランジ部53dの下面に固定具6o・・・を介して取付
固定される。副軸受59の上記ボス部59g周囲は凹陥
形成された環状凹陥部61となっていて、ここにフロー
ト式のスラストリング62が収容される。
上記スラストリング62は、その外周直径が環状凹陥部
61直径よりわずかに小さく形成されるとともに、外周
面と環状凹陥部61周面との間はシール部材63aによ
ってシールされている。この下端面と環状凹陥部61底
面との間には、弾性部材である板ばね63が介在されて
いて、スラストリング62を上方に付勢している。すな
わち、上記スラストリング62の上端面は板ばね63の
付勢力によって旋回スクロール翼58の鏡板部58a下
面に弾性的に当接し、気密保持をなす。
上記副軸受59に形成される環状凹陥部61の周囲で、
かつその上面と旋回スクロール翼58の鏡板部58b下
面には、互いに90″の位相差をもったキー溝64.6
4が設けられ、ここにオルダムリング65が介設される
上記主軸54の副軸部54cは副軸受59のボス部59
aから下方に突出していて、この突出端部にバランサ6
6が嵌着される。上記バランサ66は、副軸受59の下
面に取着されるバランサカバー67によって覆われる。
上記固定スクロール翼53の鏡板部53b中心および主
軸受部53aに亘ってガス吐出孔68が設けられる。上
記ガス吐出孔68にはガス吐出通路69が連通している
。このガス吐出通路69は、主軸受部53aの主軸部5
4a摺接面と狭小の間隔を存して平行であり、かつ主軸
受部53aの上端面に開口している。固定スクロール翼
53には、主軸受部53aの外周面と鏡板部53b外面
一部とを覆う吐出カバー70が取付けられている。上記
吐出カバー70は、上記ガス吐出通路69の上端開口を
空間を介して覆うこととなり、かつその上面一部にはガ
ス導出孔71が設けられる。このことから、上記ガス吐
出孔68からガス吐出通路69を介して吐出される圧縮
ガスを、−旦吐出力バー70内部に集溜し、さらにガス
導出孔71から密閉ケース50内部に案内するようにな
っている。
上記密閉ケース50の内底部には、潤滑油を集溜する油
溜め部72が形成される。この油溜め部72と連通ずる
よう、上記バランサカバー67と、主軸54の軸芯に沿
って、この下端面がら上端面に亘って孔部からなる給油
通路73が設けられる。
特に副軸部54c下端面から偏心部54bに亘る給油通
路73は、その直径が大に形成され、ここに羽根ポンプ
74が収容される。主軸54の偏心部54bには複数の
給油横孔75・・・が設置すられ、上記給油通路73と
偏心部54bの旋回スクロール翼58摺接面および給油
通路73と主軸部54aの固定スクロール翼53主軸受
部54a摺接面との間に亘って連通ずる。主軸部54a
の主軸受部53a摺接面には図示しない螺旋状の給油溝
が設けられていて、その下端部は最上部の上記給油横孔
75に連通している。
また、上記バランサカバー67の周面一部および副軸受
59の環状凹陥部61底面一部には油導通孔76が設け
られ、上記油溜り部72との間に自由に潤滑油が導かれ
る。
上記主軸54の上端部にはガス分離機構77が設けられ
ていて、上記給油通路73を導かれ、この上端部から浴
出する潤滑油に遠心力を与えて飛散させ、潤滑油に含ま
れるガス分を分離するようになっている。
上記密閉ケース50の周面一部には吸込管78が貫通し
ていて、その開口端部は固定スクロール翼53のフラン
ジ部53dを貫通して圧縮室S外周部に臨ませられる。
上記吸込管78は密閉ケース50外部において図示しな
いアキュームレータを介して蒸発器に連通ずる。
上記密閉ケース50の上端面には吐出管79が設けられ
、その開口端部は密閉ケース50内に臨ませられる。上
記吐出管79は密閉ケース外部において図示しない凝縮
器に連通ずる。
このようにして、冷凍サイクルを構成するスクロール型
圧縮機において、電動機部55に通電してスクロール圧
縮機構部52を駆動する。すなわち、主軸54が回転駆
動され、旋回スクロール翼58が旋回運動する。上記旋
回スクロール翼58は固定スクロール翼53に対して圧
縮室Sを形成し、その外周側の圧縮室Sは上記吸込管7
8から被圧縮流体である、低圧の冷媒ガスを圧縮室Sに
吸込んで圧縮する。上記旋回スクロール翼58の旋回運
動にともなって圧縮室Sはその容積か漸次縮小するとと
もに中心部方向に移動し、中心部に到達したところで冷
媒ガスは所定圧まで上昇し、ガス吐出孔68からガス吐
出通路69を介して吐出カバー70内に一旦吐出される
。さらに、吐出カバー70のガス導出孔71から密閉ケ
ース50内に放出され、吐出管79を介して外部の上記
凝縮器に導かれる。
このとき上記オルダムリング65は、各キー溝64.6
4に沿って移動し、旋回スクロール翼58の旋回運動に
ともなう自転を阻止する。
上記バランサ66は、その回転にともなって旋回スクロ
ール翼58の旋回運動のバランスをとる。
上記電動機部55は負荷に応じた最適な運転周波数に制
御され、最適な条件での空気調和か可能である。
このような圧縮作用をなすスクロール圧縮機構部52に
おいて、旋回スクロール翼58と噛合して圧縮室Sを形
成する固定スクロールJ[53に、主軸54を枢支する
ための主軸受部53aを一体に設けたから、固定スクロ
ール1i53の中心と主軸受部53aの中心とが固定化
し、常に一致する。
したがって、スクロール圧縮機構部52の組立時におい
て、互いの関係における位置ずれの発生する余地がない
。上記旋回スクロール翼58においても、主軸54の偏
心部54bに旋回自在に嵌合する軸受ボス部58cと翼
部58bとを一体に加工できるところから、これらの位
置関係が固定化し、組立精度が向上する。
上記スラストリング62は、板ばね63に弾性的に押圧
されてその上端面を旋回スクロール翼58の鏡板部58
aに摺接し、かつシール部材63でその外周面をシール
されるところから、その内周側と外周側とを気密的に仕
切る。すなわち、内周側は油導通孔76と油溜り部72
を介して密閉ケース50内である高圧側に連通し、外周
側はキー溝64を介して圧縮室Sの外周側に連通して低
圧側である。このことから、上記スラストリング62は
高圧側と低圧側とを仕切ることとなる。
そして、高圧側に導かれる高圧ガスによって旋回スクロ
ール翼58はスラスト方向に押し上げられて、この変位
が規制されるとともに、スラストリング62も同様に押
し上げられて旋回スクロールjI58に対するスラスト
方向の支持をなす。
そしてまた、上記スラストリング62は、板ばね63で
弾性的に支持されるフロート式であるので、旋回スクロ
ール翼58のスラスト方向の位置ずれを規制し、液圧縮
などの異常高圧時には互いの翼部先端が対向する鏡板部
と狭小の間隙を形成でき、ここから高圧ガスを逃がすコ
ンプライアンス効果を得られる。
上記構成では、旋回スクロール翼58の軸受ボス部58
cの中心部が圧縮室Sで発生するガス力を受けるので、
スラストリング62が特に転倒防止の力を加えることな
く、この転倒防止を図れる。
すなわち転倒防止の力は、翼部直径および高さによって
異なるが、かなりの強さを必要とし、それがすべて圧力
損失につながる。この力が不要化したので、圧力損失の
防止に有効である。
上記バランサカバー67および副軸受59に設けられる
油導通孔76.76は、上記スラストリング62の摺接
面に潤滑油を導く作用と、主軸54周面の摺動部から排
出される潤滑油の排出孔の作用をなす。
上記旋回スクロール翼58が旋回運動することは、重量
的なアンバランス運動であり、このことはラジアル方向
の力も加わり、本来、上記主軸54の変形を促進する作
用となる。そのために、上記バランサ66を設けて主軸
54のバランスをとり、変形とこれにともなう振動や騒
音などを抑制している。
ただし、上記バランサ66を副軸受59の下部に設けた
から、各摺動部に対する給油効率を損なうことなく主軸
54のバランスをとることができる。なお説明すると、
摺動部が集中する主軸受部53aと副軸受59のボス部
59aとの間では、吐出ガス雰囲気では摺接部間にガス
が侵入し易い傾向にあり、吸込ガス雰囲気では所定の摺
接部間に給油が集中し、必要とする摺動部への給油ヘッ
ドを確保できなくなる傾向にある。このように軸受間に
おける給油特性は極めて不利な条件下にあり、一方、こ
れらの間隔を可能な限り短縮して面圧の低下を図る必要
がある。すなわち、これら軸受間に上記バランサ66を
取付けることは給油効率上極めて不利となる。その点、
上記構成のように副軸受59の下部にバランサ66を設
けることにより、軸受間距離を短くして各摺動部に対す
る給油効率を確保する。
上記副軸受59のボス部59aを主軸受部53a側に断
面凸状に突出させたので、主軸受部53aと副軸受59
との間隔(距離)を短くできる。すなわちこれらの間隔
、いわゆる軸受間距離は、実質的に旋回スクロール翼5
8と固定スクロール翼53の翼部58b、53cのラッ
プ長さプラス鏡板部58a、53a板厚分となり、必要
にして最短の間隔である。このことから、圧縮室Sのガ
ス圧によるラジアル方向の荷重が主軸54の偏心部54
bに作用したとき、上記軸受間距離が短いところから、
支持点の距離が短くなり、主軸54の撓みが小さくてす
む。軸受摺接面に極圧的な力が作用することがなく、こ
れらにおける油膜の形成が良好で潤滑性がよい。
上記固定スクロール翼53に開口するガス吐出孔68お
よびこのガス吐出孔68に連通ずるガス吐出通路69を
主軸受部53aに設けた。しかも上記ガス吐出通路69
は、主軸54の主軸部54a摺接面と狭小の間隙を存し
て平行に設けたので、固定スクロール翼53と旋回スク
ロール翼58の翼部53c、58bにおける渦巻き中心
をより中心部に近づけることができる。したがって、こ
のような軸貫通式のものであっても圧縮比を上げること
ができ、かつ各スクロール53.58のコンパクト化に
つながる。
上記ガス吐出孔68からガス吐出通路69を介して吐出
されたガスを一旦吐出力バー70内に受は入れる。した
がって、密閉ケース50内にマフラを備えたことと同様
の作用となり、騒音抑制上有効である。そして、上記吐
出カバー70を固定スクロール翼53の主軸受部53a
を覆うよう設けたので、固定スクロール翼53と上記電
動機部55との空間で圧力損失が生じることはなく、充
分な容積を確保することができる。
なお、旋回スクロールJIE58および固定スクロール
翼53とも、それぞれ主軸54を枢支する軸受部である
軸受ボス部58cと主軸受部53aを備えるところから
、ワンチャックで翼部58b。
53cと上記軸受軸受ボス部58c、53aとを同時に
製作加工できるから、高精度な加工ができる。すなわち
、部品加工の際にチャッキングを繰り返すことによる位
置ずれを低減できる。組立にあたっても、部品精度の向
上が組立精度の向上につながり、組立調整が最小ですむ
なお上記実施例において副軸受59は、主軸54の副軸
部54cを枢支するボス部59aとスラストリング62
を支持する環状凹陥部61およびオルダムリング65を
支持するキー溝64などを全て一体に備え、固定スクロ
ール翼53のフランジ部53dに取付固定するようにし
たが、これに限定されるものではなく、たとえば第2図
に示すように構成してもよい。(上記第1図実施例と同
一の構成部品は、同番号を付して新たな説明を省略する
。) すなわち、新たな副軸受59Sは、副軸受体59nとオ
ルダムリング支持体59mとに2分割される。上記副軸
受体59nは、主軸54の副軸部54cを枢支するボス
部59aを備え、このボス部59aの周部は上記オルダ
ムリング支持体59mの下面に取付具を介して取付固定
されるフランジ部59a、となっている。このフランジ
部59a1の下面にバランサカバー67が設けられ、上
記ボス部59aを貫通して下方に突出する主軸54の副
軸部54cに取着されるバランサ66を覆うことは先の
実施例のものと同様である。
上記オルダムリング支持体59mは、その内周面にシー
ル部材63aを介してフロート式のスラストリング62
を収容する。すなわち、オルダムリング支持体59mは
上記副軸受体59nのボス部り9a周囲とともに先の実
施例で説明したような環状凹陥部61を形成することと
なり、ここに同様な作用をなすスラストリング62を収
容する。
この上面には、オルダムリング65を支持するキー溝6
4か設けられ、周端部に形成されるフランジ部59bは
固定スクロール翼53のフランジ部53dに取付具60
を介して取付固定される。
このようにして構成される副軸受59Sを備えたスクロ
ール圧縮機構部52Aにおいては、次ぎに述べるように
して組立られる。
はじめ、固定スクロール翼53の主軸受部53gに主軸
54の主軸部54aを挿通し、主軸54の偏心部54b
に旋回スクロール翼58のボス部58cを挿通する。こ
の時点における組立調整は不要である。ついで、旋回ス
クロール翼58の鏡板部58a下面に設けられるキー溝
64にオルダムリング65を組み込んでから、上記オル
ダムリング支持体59nを挿着する。このとき、オルダ
ムリング支持体59nのキー溝64を上記旋回スクロー
ル翼58側のキー溝64に対して90″の位相差を得る
よう角度調整し、位置決めをしてから取付具60で取付
固定する。ついで、副軸受体59nのボス部59aを主
軸54の副軸部54cに挿入し、主軸54を回転させな
がら片当りしない点を位置決め調整し、このフランジ部
59a1を上記オルダムリング支持体59nに固定具6
0aを介して取付固定する。
したがって、オルダムリング65の位置調整や、副軸受
59Sの調整がそれぞれ単独で行えることになり、たと
え片当りが生じるようなことがあっても、その部位を容
易に判別できて、直ちに調整が可能である。このように
調整範囲が広くなって、より高精度の組立が可能である
。また、上記オルダムリング65のキー溝64位置と副
軸受59Sとの加工上の位置精度が要求されないところ
から、ラフな加工でよく生産性に富む。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、上記スクロール圧
縮機構部を密閉ケース内の下部に、かつ電動機部を上部
に配設し、上記固定スクロール翼に主軸受部を一体に設
けて主軸の主軸部を回転自在に枢支し、上記主軸の偏心
部に旋回スクロール翼の軸受ボス部を旋回自在に係合し
、上記偏心部の下部に副軸部を一体に連設して上記固定
スクロール翼に取付固定される副軸受に回転自在に枢支
し、この副軸受と上記旋回スクロール翼の鏡板部下面と
の間にスラストリングおよびオルダムリングを介設した
から、部品精度および組立精度が大幅に向上して圧縮性
能に優れるとともに、軸受間距離を短縮して主軸の軸的
りを阻止し、旋回スクロール翼の転倒防止のだめのスラ
スト力の付与が不要となって摺動損の大巾低減化を得る
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスクロール型圧縮機の
縦断面図、第2図は本発明の他の実施例を示すスクロー
ル型圧縮機の縦断面図、第3図ないし第5図は互いに異
なる本発明の従来例を示すスクロール型圧縮機もしくは
スクロール圧縮機構の概略縦断面図である。 53・・・固定スクロール翼、53a・・・(固定スク
ロール翼の)主軸受部、53b・・・(固定スクロール
翼の)鏡板部、53c・・・(固定スクロール翼の)翼
部、58・・・旋回スクロール翼、58a・・・(旋回
スクロール翼の)鏡板部、58b・・・(旋回スクロー
ル翼の)翼部、58c・・・(旋回スクロール翼の)軸
受ボス部、S・・・圧縮室、52・・・スクロール圧縮
機構部、54・・・主軸、54a・・・(主軸の)主軸
部、54b・・・(主軸の)偏心部、54c・・・(主
軸の)副軸部、55・・・電動機部、59・・・副軸受
、59a・・・(副軸受の)ボス部、61・・・環状凹
陥部、62・・・スラストリング、65・・・オルダム
リング、66・・・バランサ、68・・・ガス吐出孔、
69・・・ガス吐出通路、70・・・吐出カバー 59
3・・・副軸受、59n・・・オルダムリング支持体、
59m・・・副軸受体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鏡板部の一側面に突設された渦巻状の翼部からな
    る固定スクロール翼に対して、鏡板部の一側面に突設さ
    れた渦巻状の翼部からなる旋回スクロール翼を旋回自在
    に噛合し、これらの間に形成される圧縮室に被圧縮流体
    を吸込み、圧縮して吐出するスクロール圧縮機構部およ
    び、このスクロール圧縮機構部を主軸を介して駆動する
    電動機部を備えたスクロール型圧縮機において、上記ス
    クロール圧縮機構部を密閉ケース内の下部に、かつ電動
    機部を上部に配設し、上記固定スクロール翼に主軸の主
    軸部を回転自在に枢支する主軸受部を一体に設け、上記
    主軸の主軸部下部の偏心部に旋回スクロール翼の翼部側
    に突設される軸受ボス部を旋回自在に係合し、上記主軸
    の偏心部下部に副軸部を一体に連設して旋回スクロール
    翼から下方に突出し、この主軸の副軸部を上記固定スク
    ロール翼に取付固定した副軸受で回転自在に枢支し、こ
    の副軸受と上記旋回スクロール翼の鏡板部下面との間に
    旋回スクロール翼の軸方向に可動に支持され旋回スクロ
    ール翼の背面側を高圧側と低圧側とに仕切るスラストリ
    ングおよび旋回スクロール翼の自転を規制するオルダム
    リングを介設したことを特徴とするスクロール型圧縮機
  2. (2)上記固定スクロール翼は、その鏡板部に上記圧縮
    室で圧縮し所定圧に上昇した被圧縮流体を密閉ケース内
    に吐出するための吐出孔を備え、この吐出孔を固定スク
    ロール翼の主軸受部にその外周面と空間部を存するよう
    取付けた吐出カバーで覆うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のスクロール型圧縮機。
  3. (3)上記固定スクロール翼は、上記主軸受部に、その
    主軸部摺接面と狭小の間隔を存して平行にガス吐出通路
    を設け圧縮した被圧縮流体を密閉ケース内に吐出案内す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロ
    ール型圧縮機。
  4. (4)上記主軸の副軸部は、上記副軸受からさらに下方
    に突出し、この突出端部にバランサを取付けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロール型圧縮
    機。
  5. (5)上記副軸受は、上記旋回スクロール翼側に突出す
    る断面凸状のボス部で上記主軸の副軸部を回転自在に枢
    支し、このボス部の周囲に形成した環状凹陥部に上記ス
    ラストリングを収容支持することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のスクロール型圧縮機。
  6. (6)上記副軸受は、上記旋回スクロール翼の鏡板部下
    面との間にオルダムリングを介在支持するオルダムリン
    グ支持体と、上記主軸の副軸部を枢支するとともに旋回
    スクロール翼の鏡板部下面との間に上記スラストリング
    を介在支持する副軸受体とに2分割したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のスクロール型圧縮機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6364644B1 (en) * 1999-11-17 2002-04-02 Sanden Corporation Scroll-type fluid displacement apparatus
US6746223B2 (en) * 2001-12-27 2004-06-08 Tecumseh Products Company Orbiting rotary compressor
JP2009250127A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Sanden Corp スクロール型圧縮機

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