JPH04121188U - スイツチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案はリモコンを用いていない各種の電
気器具でリモコンにより開閉ができて著しく便利になる
ようにした建築物に埋設されるスイッチ装置を提供する
ものである。 【構成】 この考案は少なくとも所定のスイッチ１２を
押すと内蔵した送信回路から所定の無線信号を発するリ
モコン１０と、建築物に埋設した本体１５とから成り、
前記本体は常時リモコンからの無線信号を受信出来るよ
うにした受信回路と、この受信回路が無線信号を受信す
る毎に電源とこれに接続した電気器具あるいは本体に設
けたプラグ受２５との間の開閉状態を逆にする開閉装置
とを包含することを特徴とするスイッチ装置である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はスイッチ装置に関するもので、特に建築物に埋設する本体を有する スイッチ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来テレビジョン受像機等でリモコンを用いて電源を開閉したり視聴する局を 選ぶことができるようになっている。しかしながら、一般の電気器具ではリモコ ンを用いないものも多数使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は建築物に埋設する本体を有するスイッチ装置において、リモコンに より開閉ができて著しく便利になるようにしたスイッチ装置を提供するものであ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は少なくとも所定のスイッチを押すと内蔵した送信回路から所定の無 線信号を発するリモコンと、建築物に埋設する本体とから成り、前記本体は常時 電源に接続して前記リモコンからの前記無線信号を受信出来るようにした受信回 路と、この受信回路が無線信号を受信する毎に電源と所定の電気器具あるいは本 体に一体として設けてあるプラグ受との間の開閉状態を逆にするようにした開閉 装置とを包含することを特徴とするスイッチ装置を提供するものである。

【０００５】 この考案はまた、複数個のスイッチをそれぞれ押すと送信回路からそれぞれ異 なった所定の無線信号を発するリモコンと、建築物に埋設する本体とから成り、 前記本体は常時電源に接続して前記リモコンからの無線信号を受信出来るように した受信回路と、この受信回路がそれぞれ前記無線信号を受信する毎に電源と無 線信号に対応するそれぞれの電気器具あるいは本体に一体として設けてあるプラ グ受との間の開閉状態を逆にするようにした少なくとも前記リモコンのスイッチ と同一個数の開閉装置とを包含することを特徴とするスイッチ装置を提供するも のである。

【０００６】

【実施例】

以下図面を参照しながらこの考案の実施例について説明する。 図１に示すこの考案の一実施例において、１０は図示してない電池を内蔵した リモコンで、スイッチ１２が設けてあって、これを押す毎に所定の無線信号をほ ぼ先端部１３の向く方向に送信する図示してない送信回路が内蔵されている。 １５は表面側を除いて建築物９０に埋設する本体で、次に述べるように構成し てある。すなわち、１８は前記リモコン１０からの無線信号を通過させるため必 要に応じて設けた開口部であるが、複数個設けてあっても良く、かつ全く設けな い場合もある。この本体１５内には常時図示してない電源から通電される受信回 路があって、無線信号を１回受信する毎に電源とこの本体に接続してある例えば 照明灯あるいは空調設備等の各種の電気器具間の開閉状態を逆にするようにした 図示してない開閉装置が設けてある。

【０００７】 したがって、この本体１５に接続してある各種の電気器具の開閉をリモコン１ ０により簡単に行なうことが出来るものである。 このスイッチ装置は長期間にわたって使用しない場合電源と受信回路間を断つ ために必要に応じて一回押す毎に開閉状態を逆にする図示してないスイッチと発 光部とを設け、使用可能な状態を発光部が発光して表示するようにしても良い。

【０００８】 図２に示すこの考案の他の実施例においてはリモコン１０に２個のスイッチ１ ２ａ，１２ｂが設けてあり、かつ建築物９０に埋設した本体１５にはリモコン１ ０の一方のスイッチ１２ａを押す毎に電源とこれに接続した一つの電気器具間の 開閉状態が逆になり、かつ他方のスイッチ１２ｂを押す毎に電源とこれに接続し た他の一つの電気器具間の開閉状態が逆になるように構成してある。本体１５に はそれぞれの無線信号を通過させるため、開口部１８ａ，１８ｂが形成してあっ てそれぞれ異なった受信回路を動作させるようになっているが、この開口部及び 受信回路は共通に一つずつにして、受信する無線信号の種類から判断して動作さ せるように構成することも出来る。

【０００９】 図３に要部を示すこの考案の他の実施例において、建築物９０に埋設した本体 １５はコンセントを構成するものであり、電源に接続したプラグ受２５が設けて ある。このスイッチ装置も前記各実施例と同じく本体１５に受信回路及び電源と プラグ受２５間に開閉装置が設けてあって図示してないリモコンから無線信号を 受信する毎に開閉装置の開閉状態が逆になるようになっている。リモコンに２個 のスイッチを設け、かつ本体１５にそれぞれ開閉装置を介して２個のプラグ受２ ５を設けてそれぞれ対応して開閉するように構成してあっても良い。また、リモ コンの一つのスイッチに対応して同時に電源との間が開閉される複数個のプラグ 受２５が設けてあっても良い。 この考案においては３個以上のスイッチ１２を設けたリモコン１０と、このス イッチ１２と同一個数の開閉装置を設けた本体１５を有するように構成し、３種 類以上の無線信号で電源とそれぞれ異なった電気器具あるいはプラグ受２５間を 開閉するスイッチ装置を構成することも出来る。

【００１０】

【考案の効果】

この考案は前述したように建築物に埋設する本体１５にリモコン１０で動作さ せる開閉装置が設けてある。従来リモコンを使用していない電気器具にリモコン による開閉装置を付加することは容易でなかったが、この考案によればリモコン での開閉装置の設置が容易に出来るものであり、かつリモコンで操作していなか ったテレビ受像機やラジオあるいは照明灯等の各種の電気器具をリモコンで極め て簡単に開閉できるようになるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】この考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図３】この考案の更に異なった他の実施例の要部を示
す正面図である。

【符号の説明】

１０ リモコン １２ スイッチ １５ 本体 １８ 開口部 ２５ プラグ受

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも所定のスイッチを押すと内蔵
   した送信回路から所定の無線信号を発するリモコンと、
   建築物に埋設する本体とから成り、前記本体は常時電源
   に接続して前記リモコンからの前記無線信号を受信出来
   るようにした受信回路と、この受信回路が無線信号を受
   信する毎に電源と所定の電気器具あるいは本体に一体と
   して設けてあるプラグ受との間の開閉状態を逆にするよ
   うにした開閉装置とを包含することを特徴とするスイッ
   チ装置。
2. 【請求項２】 複数個のスイッチをそれぞれ押すと送信
   回路からそれぞれ異なった所定の無線信号を発するリモ
   コンと、建築物に埋設する本体とから成り、前記本体は
   常時電源に接続して前記リモコンからの無線信号を受信
   出来るようにした受信回路と、この受信回路がそれぞれ
   前記無線信号を受信する毎に電源と無線信号に対応する
   それぞれの電気器具あるいは本体に一体として設けてあ
   るプラグ受との間の開閉状態を逆にするようにした少な
   くとも前記リモコンのスイッチと同一個数の開閉装置と
   を包含することを特徴とするスイッチ装置。