JPH04121167U - リニアリテイコイル - Google Patents
リニアリテイコイルInfo
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- JPH04121167U JPH04121167U JP2694291U JP2694291U JPH04121167U JP H04121167 U JPH04121167 U JP H04121167U JP 2694291 U JP2694291 U JP 2694291U JP 2694291 U JP2694291 U JP 2694291U JP H04121167 U JPH04121167 U JP H04121167U
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- linearity
- coil
- magnetic core
- core member
- pedestal
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Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リニアリティコイル自体が発生する振動を遮
断して基板にこの振動を伝えないようにする。 【構成】 基板に挿入されるリード線端子が設けられた
台座と、このリード線端子に電気的に接続された巻線が
巻装された磁心部材と、この磁心部材と上記台座との間
に介在した振動吸収部材とを備えている。
断して基板にこの振動を伝えないようにする。 【構成】 基板に挿入されるリード線端子が設けられた
台座と、このリード線端子に電気的に接続された巻線が
巻装された磁心部材と、この磁心部材と上記台座との間
に介在した振動吸収部材とを備えている。
Description
【0001】
本考案は、テレビジョン受像機の水平偏向回路に用いられるリニアリティコイ
ルの改良に関する。
【0002】
わが国のテレビジョン受像機の標準方式はNTSC方式であり、所定の合成映
像信号が放送局から送信される。上記合成映像信号の内、水平同期パルスの周波
数は白黒が15.75kHzでカラーが15.734kHzであって、この周波
数でテレビジョン受像機のCRT(受像管)が水平方向に走査される。従って、
水平同期パルスの周波数と水平走査周波数とは等しい。
【0003】
上記CRTの蛍光面に基準となる格子パターンが映し出されると、本来等間隔
であるべき格子パターン間隔が等しくならず、粗密(ひずみ)を生じる。ひずみ
には、大別して「S字ひずみ」と「リニアリティひずみ」がある。S字ひずみは
、蛍光面の中心部が密、周辺部が粗になり、また、リニアリティひずみは、左辺
側が粗、右辺側が密になる現象である。S字ひずみの発生原因は、CRTの蛍光
面の曲率中心と電子ビームの偏向中心が異なるため、電子ビームが同じ角度(偏
向量)だけ移動しても、その移動量が管面中心部より周辺部ほど大きくなること
による。
【0004】
また、リニアリティひずみの発生原因は、図1に示すように、水平偏向コイル
に流れる鋸波状の偏向電流(鋸波電流という)が、符号SWで示す直線にならず
符号Kで示す非線形となるためである。非線形となる理由は、水平偏向コイルに
直流抵抗が存在し、上記鋸波電流が飽和するためである。かかるリニアリティひ
ずみをそのまま放置すれば、例えば真円形の映像を映し出そうとしても歪んだ円
形となる。そこで、良質画面を映し出すにはリニアリティひずみの除去が必須で
ある。そのためには鋸波電流の電流波形を符号SWで示す如く直線性のよい鋸波
としなければならない。
【0005】
かかる鋸波電流の非線形型となることに起因して生じるリニアリティひずみを
補正するための鋸波電流補正回路として、例えば特開平2−308675号公報
に示すものが提示されている(同公報第1図参照)。この回路においてはリニア
リティコイルを設けることにより上記補正を行なっているが、このリニアリティ
コイルには上述のように基本周波数が15.75kHz等の電流が流れることか
ら、該リニアリティコイルには機械的振動が発生する。
【0006】
図2は、従来のリニアリティコイルを示しており、リニアリティコイル1は、
プリント基板に挿入されるリード線端子2が導出して設けられた台座3と、この
台座3の上面に固着されるとともに上方に磁石4が固着された磁心5と、この磁
心5に巻装されるとともにリード線端子2に接続された巻線6とを備えている。
【0007】
このリニアリティコイルの磁心5には上述のように機械的振動が発生するが、
台座3だけではこの振動を吸収することはできないので、この振動が、このリニ
アリティコイルが取付けられている基板に伝わり、これにより基板上の他の電気
部品にも伝わって雑音(いわゆる「鳴き」)を生じていた。
【0008】
本考案は、かかる課題を解決するためになされたもので、リニアリティコイル
自体が発生する振動を遮断して基板にこの振動を伝えないようにできるリニアリ
ティコイルを得ることを目的とする。
【0009】
本考案に係るリニアリティコイルは、基板に挿入されるリード線端子が設けら
れた台座と、このリード線端子に電気的に接続された巻線が巻装された磁心部材
と、この磁心部材と上記台座との間に介在した振動吸収部材とを備えたものであ
る。
【0010】
本考案においては、磁心部材に巻装された巻線に15.75kHz等の電流が
流れることにより、この巻線とこの磁心部材は振動するが、この磁心部材の振動
は磁心部材に取付けられた振動吸収部材内で漸次減衰して台座には伝わらない。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図3は本実施例に係るリニアリティコイルを示す図で、図示するようにリニア
リティコイル11は、基板としてのプリント基板(図示せず)に挿入して該プリ
ント基板と電気的に接続される一対のリード線端子12が下面13に突出して設
けられた断面円形の台座14を有している。永久磁石15が上面に固着された断
面円形の磁心部材16には断面矩形の凹部17が形成され、この凹部17には巻
線18が巻装されている。この巻線18の2本のリード線19は、各リード線端
子12にそれぞれ電気的に接続されている。磁心部材16の下面20と、台座1
4の上面21との間には、磁心部材16の振動を吸収して台座14にかかる振動
を伝えないための振動吸収部材としての断面円形の天然ゴム材22が介在してお
り、この天然ゴム材22は磁心部材16と台座14とにそれぞれ接着剤により固
着されている。永久磁石15と磁心部材16とはゴム製のチューブ材23により
覆われて、巻線18を露出させないで保護している。
【0012】
かかる構成のリニアリティコイル11においては、巻線18に上記周波数の電
流が流れることにより永久磁石15及び磁心部材16が振動しても、この振動動
作は天然ゴム材22により吸収されるので、台座14は振動することはなく、し
たがって台座14が取付けられるプリント基板は振動しない。特に、最近のテレ
ビジョンは、高画質化に対応してリニアリティコイル11をプリント基板上に多
数取付ける場合が多く、かかる場合にはリニアリティコイル11の振動は大きな
ものになるが、この大きな振動がプリント基板に伝わず、したがって、基板上の
他の電気部品の振動を防止でき、例えばプロジェクションテレビ等の高画質テレ
ビに有効である。
【0013】
このように、本考案では、リニアリティコイル自体の振動を防止するのではな
く、リニアリティコイルが発生する振動を基板に伝達しないようにしている。
次に、本実施例に係るリニアリティコイル11が使用される鋸波電流補正回路
を図4により説明する。この回路は、上記図1に示すような鋸波電流の直線性を
補正するためのもので、NPN型トランジスタからなる水平出力トランジスタ5
1のベースに入力端子INが接続され、合成映像信号から分離・生成された水平
同期パルスが入力される。トランジスタ51のエミッタは接地され、エミッタ・
コレクタ間には、それぞれ並列にダンパダイオード52と共振コンデンサ53と
が接続されている。トランジスタ51のコレクタは、直列接続されたリニアリテ
ィコイル(直線性補正コイル)11と水平偏向コイル55とS字ひずみ補正用の
コンデンサ56とを介して接地されるとともに、水平出力トランス(FBT)5
7の一次側コイルの一端に接続されている。トランス57の一次側コイルの他端
は、直流電源+Bに接続されている。トランス57の二次側コイルの一端は接地
され、他端は整流用のダイオード58を介して出力端子OUTに接続されている
。出力端子OUTからは高電圧が出力される。
【0014】
次に、この回路における動作を説明する。
いま、リニアリティコイル11が介挿されていない(即ち、両端が短絡されて
いる場合と等価である)と仮定する。この仮定状態でトランジスタ51のベース
にドライブ用トランス(図示せず)を介して水平同期パルスが入力されるとトラ
ンジスタ51、共振コンデンサ53、偏向コイル55等の作用により、理想的に
は図1に示すような直線性のよい鋸波電流SWが偏向コイル55に流れるはずで
あるが、現実には上記理由により符号Kで示す波形となる。
【0015】
そこで、リニアリティコイル11を、偏向コイル55とトランジスタ51のコ
レクタ間に介挿する。リニアリティコイル11は図5に示す特性を有している。
図5に示す特性曲線は、図1に示した符号Hで示す曲線とほぼ同一の曲線である
。ここに、符号Hの曲線は、符号SWの直線に関して符号Kの曲線と対称である
。 このように構成すると、リニアリティコイル11に流れる電流値に応じてイ
ンダクタンスが変化し、符号Hと符号Kとで示す電流値がキャンセルされる。そ
の結果歪んだ鋸波電流が逆補正され、直線性のよい鋸波電流SWが偏向コイル5
5に供給される。よって、規則正しい水平走査が実行され、リニアリティひずみ
を解消できる。
【0016】
一方、テレビジョン受像機をパーソナルコンピュータ等のモニタテレビジョン
として使用する場合がある。この場合には、水平走査周波数が数種類となること
があるため(マルチスキャンという)、それぞれの周波数に対応したリニアリテ
ィひずみが発生する。従って、それぞれ周波数毎にリニアリティひずみを解消す
る必要がある。つまり、上記それぞれの周波数毎に鋸波電流を補正する必要があ
る。
【0017】
次に、マルチスキャンに適用する場合の鋸波電流補正回路を図6に示す。なお
、図4と同等部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。図6において、
図4と異なるところとしては、リニアリティコイル選択手段60を付加した点で
ある。
図6に示すように、第1リニアリティコイル11aと偏向コイル55の間には
第1スイッチ61が接続されている。第1リニアリティコイル11aと第1スイ
ッチ61からなる直列回路には、第2リニアリティコイル11bと第2スイッチ
63からなる直列回路と、第3リニアリティコイル11cと第3スイッチ65か
らなる直列回路とがそれぞれ並列に接続されている。例えば、第1リニアリティ
コイル11aは周波数15.7kHz、第2リニアリティコイル11bは周波数
24kHz、第3リニアリティコイル11cは周波数31kHzにそれぞれ対応
し、上記各周波数において鋸波電流を逆補正する特性を有している。
【0018】
このように構成すれば、スイッチ61、63、65の何れかをオンにすること
により、上記各周波数に対応したリニアリティコイル11a、11b、11cの
何れかを選択でき、各周波数に対し直線性のよい鋸波電流を偏向コイル55に供
給することができ、リニアリティひずみを除去することができる。
【0019】
本考案に係るリニアリティコイルは、上記のように構成したので、振動吸収部
材が磁心部材の振動を遮断して台座に伝えず、したがって上記振動により、基板
及びこの基板に取付けられた他の電気部品が振動することはない。
【図1】鋸波電流の波形図である。
【図2】従来のリニアリティコイルを示す構造図であ
る。
る。
【図3】本考案の実施例に係るリニアリティコイルを示
す構造図である。
す構造図である。
【図4】鋸波電流補正回路の電気回路図である。
【図5】補正コイルの電流対インダクタンス特性を示す
グラフである。
グラフである。
【図6】マルチスキャン等の場合の鋸波電流補正回路の
電気回路図である。
電気回路図である。
11,11a,11b,11c…リニアリティコイル
12…リード線端子
14…台座
16…磁心部材
18…巻線
22…天然ゴム材(振動吸収部材)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 小口 富弘
東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ
オニア株式会社大森工場内
(72)考案者 斉藤 善成
東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ
オニア株式会社大森工場内
(72)考案者 窪添 博之
東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ
オニア株式会社大森工場内
(72)考案者 伊藤 宏
東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ
オニア株式会社大森工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 基板に挿入されるリード線端子が設けら
れた台座と、このリード線端子に電気的に接続された巻
線が巻装された磁心部材と、この磁心部材と上記台座と
の間に介在した振動吸収部材とを備えたことを特徴とす
るリニアリティコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2694291U JPH04121167U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | リニアリテイコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2694291U JPH04121167U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | リニアリテイコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04121167U true JPH04121167U (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31911335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2694291U Pending JPH04121167U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | リニアリテイコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04121167U (ja) |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP2694291U patent/JPH04121167U/ja active Pending
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