JPH04119953A - 湿式吹付けコンクリート工法用混和剤 - Google Patents

湿式吹付けコンクリート工法用混和剤

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JPH04119953A
JPH04119953A JP24024690A JP24024690A JPH04119953A JP H04119953 A JPH04119953 A JP H04119953A JP 24024690 A JP24024690 A JP 24024690A JP 24024690 A JP24024690 A JP 24024690A JP H04119953 A JPH04119953 A JP H04119953A
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紳一郎 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンクリートの物性や吹付は施工時の粉塵の低
減に影響を与えることなく吹き付けられたコンクリート
登速やかに凝結硬化させる、とくに夏期の高温時に効果
を発揮する湿式吹付はコンクリート工法用混和剤に関す
るものである。
(従来の技術) コンクリートの吹付は工法には、水以外のすべての材料
を空練りした混合物と水とを、それぞれ別系統の吹付は
機によって圧送し、吹付はノズルの手前で合流させてラ
イニングコンクリートとして吹き付ける乾式1法と、急
結剤を除くすべての材料を混練したスラリーを吹付は機
によって圧送し、必要に応じて吹付はノズルの手前で急
結剤を加えてライニングコンクリートとして吹き付ける
湿式1法とがあり、従来は施工設備が簡単である、急結
剤の使用が容易であるなどの理由から、乾式1法が多用
されていたが、最近は湿式1法の割合が増えつつある。
いずれの工法の場合も吹付は施工時に発生する大量の粉
塵が作業環境上の問題となっていて、その対策として水
溶性セルロースエーテル、酢酸ビニルエマルジョンなど
を主体とする各種の粉塵低減剤が提案され(特公昭61
−30110号公報、特開昭58−41158号、同5
9−141448号、同62−1973号、同63−2
70334号各公報)、湿式1法ではこれらを混合する
ことによって、吹き付はコンクリートの粘度を高めてノ
ズルから噴射する際の拡散を防止し、粉塵の発生を低減
する試みがなされてきた。
また、この工法では吹き付けられたコンクリートが速や
かに凝結硬化するように急結剤が添加されているが、夏
期、とりわけ25℃以上の高温時には急結剤とセメント
とが個々に水利反応を起こし、吹き付はコンクリートの
凝結硬化を遅らせるほか、初期強度の発現を遅らせて吹
き付は面からの剥離を起こり易くするという問題があっ
た。これに対してはコンクリートの練り水に氷を添加し
てクーリングする方法が採られているが、コストアップ
、操作が煩雑になるなどの問題があった。なお、前述し
た粉塵低減剤の主成分である水溶性セルロースエーテル
には凝結遅延効果があるが、上記の急結剤の効き目の悪
化を抑制できるほどのものではない。
(発明が解決しようとする課題) したがって、本発明の目的は、急結剤が配合使用される
湿式吹付はコンクリート工法において、コンクリートの
物性や吹付は施工時の粉塵の低減に影響を与えることな
く、夏期、高温時における上記問題の発生を抑制するこ
とのできる、上記工法用混和剤を提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明による湿式吹付はコンクリート工法用混和剤は。
(イ)20℃におけるカロリーメーターでのプレーンと
の凝結時間の差が20〜100分である凝結硬化遅延剤
5〜40重量%、 (ロ)水溶性セルロースエーテル40〜95重量%およ
び (ハ)消泡剤0〜20重量%からなるものとしたことを
要旨とするものである。
これをさらに説明すると、本発明の混和剤は上記の特定
の凝結硬化遅延剤を特定の割合で含有させたことによっ
て、上記高温時の欠点を改善したことに特徴を持つもの
である。なお、(イ)成分の凝結硬化遅延剤の一つとし
て用いられるリグニンスルホン酸塩は、減水剤として、
あるいは粉塵低減剤として、従来コンクリートに使用さ
れていた(特開昭58−15056号および同59−1
41448号公報参照)ものであるが、これらはセメン
ト粒子の湿潤を良好にするために使用されているもので
、本願発明とは全く異なる用途に使われるものである。
事実これらの公報では凝結遅延効果のあるものは好まし
くない旨の記述がなされている。また、これらの発明に
おいて凝結遅延硬化剤を急結剤と共に使用するのはコン
クリート輸送ホース中での閉塞を防止するためであって
、これも本発明の目的と異なるものであり、とくに急結
剤併用系での高温時の問題について公表された例は、本
発明者が調べた範囲内では全く認められない。
さらに1本発明は凝結遅延効果のあるものすべてを有効
としているのではなく、リグニンスルホン酸塩と有機酸
のみを対象として急結剤配合系の凝結コントロールの有
効成分としている点にも特徴を持つものである。
本発明者等は急結剤を併用する湿式吹付はコンクリート
工法での高温時におけるコンクリートの凝結現象の確認
およびメカニズムの推定のため。
普通ポルトランドセメント100重量部、水70重量部
および急結剤(デンカナトミック タイプ5:電気化学
工業■製)6重電部に、粉塵低減剤(ナトムクリーン:
信越化学工業■製)を0.0.1または0.3重量部の
3段階で添加したセメントペースト配合物について、そ
の材料温度を20〜30℃の範囲で変えて、JIS R
−5201に準じたビカー針法により凝結時間の1tl
11定を行なった。
その結果は第1図に示すように材料温度28℃以上では
粉塵低減剤の添加量が増すにつれて凝結時間の遅れが大
きくなることが判明した。
一般に、セメント、急結剤共に、単独では温度が高くな
るにつれて凝結が早くなることが知られており、第1図
で見られたセメント/急結剤混合系での現象は第2図お
よび第3図に示されるようなメカニズムで発生すると推
定される。つまり高温時には急結剤が個々に早く固まり
活性がなくなるため、セメントに対して急結剤が接触、
反応する機会が少なくなるためと考えられる。これらの
ことから、急結剤の水和をコントロールすることができ
るのではないかという観点から種々検討した結果、ある
種の凝結硬化遅延剤にはその効力のあることを見出し、
本発明に到達した。
すなわち、20℃におけるカロリーメーターの凝結時間
が20分未満の凝結硬化遅延剤の使用では。
プレーンと同様、高温時の凝結の遅れを改善することは
できないが、凝結時間が20分以上のものではこれを改
善することができ、材料温度30℃のものでも20℃の
ものと同等の凝結時間が得られた。
これは前述のメカニズムにおいて、この凝結硬化遅延剤
が急結剤に有効に働いたためと考えられる。
一方、100分より凝結時間が遅い場合には高温時の凝
結に対して上記効果を達成できるが、20℃では急結剤
配合系の凝結を遅らせてしまう結果となり、使用時期が
著しく限定されると共にコントロールが困難であり、事
実上現場での使用に適さない。
凝結硬化遅延剤の配合量についてもこれが全体の5重量
%以下では上記効果を達成することができず、また40
重量%より多いと20℃での急結剤配合系の凝結を遅ら
せてしまう結果となり使用不能である。100分以上の
凝結時間のものを 5重量%未満使用することも考えら
れるが、コントロールが困難であり実用的でない。その
結果、20℃におけるカロリーメーターでのプレーンと
の凝結時間の差が20〜100分、好ましくは30〜7
0分の凝結硬化遅延剤を5〜40重量部、好ましくは1
0〜30重量部配合するときに高温時の凝結の遅れに対
して最も有効であることが判明した。
なお、水溶性セルロースエーテルにもセメントに対する
凝結硬化遅延性があることから、これについて検討した
結果、凝結時間が20〜100分、また100分以上の
ものを使用しても本発明の凝結硬化遅延剤のような効果
は得られなかった。これは水溶性セルロースニーチルと
本発明の凝結硬化遅延剤とでは凝結遅延に対する機構が
異なり、水溶性セルロースエーテルは急結剤に対して効
果がないためと考えられる。
本発明に用いられる凝結硬化遅延剤としては、リグニン
スルホン酸のCa、Naなとの塩、およびその変成物;
リンゴ酸、クエン酸などのオキシ多価カルボン酸類、グ
ルコン酸、グリコール酸などのオキシモノカルボン酸類
、コハク酸、マレイン酸などの飽和または不飽和カルボ
ン酸類、アクリル酸、無水マレイン酸などの共縮合物の
ようなポリカルボン酸類、およびこれらの塩類などの有
機酸類;ブドウ糖、マルトースなどの糖誘導体類、ソル
ビトールなどの糖アルコール類、けい弗つか物、はう酸
塩、りん酸塩などの無機物類などが挙げられ、これらは
1種単独または2種以上の組合せとして使用することが
できる。
本発明の混和剤における(口)成分としての水溶性セル
ロースエーテルには、メチルセルロース、エチルセルロ
ースなどのアルキルセルロース;ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどのヒドロキ
シアルキルセルロース;およびヒドロキシエチルメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルエチルセルロースなどのヒドロキシアル
キルアルキルセルロースなどが挙げられ、これらは1種
または2種以上の組合せとして使用することができる。
一方、これらのセルロースエーテルにはコンクリートに
空気を連行する作用があるため、この添加量が増えれば
空気の連行量が過大になり、その結果としてコンクリー
ト強度の低下がもたらされる。そこで、これを防止する
ため本発明の混和剤では、(ハ)成分としてトリブチル
ホスフェートや非イオン系またはシリコン系の消泡剤が
併用されるが、この際、コンクリートの空気連行量が1
0%を超えないように添加するのが好ましい。
本発明の混和剤を調製するに当っては、セルロースエー
テルは粉末のままで添加してもよいし、水に溶かしてか
ら添加してもよい。またママコの発生を防ぐためグリオ
キザールを付加した上で用いることもできる。
この湿式吹付はコンクリート工法用混和剤は、通常のコ
ンクリートと同様、セメント、細骨材、粗骨材、急結剤
(粉体、液体共に使用可能)を配合し、さらに必要に応
じ、芳香族スルホン酸ナトリラム、メラミンスルホン酸
ナトリウム等の減水流動化剤、リグニンスルホン酸塩、
アルキルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮金物塩等の
AE減水剤、塩化カルシウム、ケイ酸ナトリウム等の硬
化促進剤などを添加して使用することができる。
なお、ここで使用されるセメント材料としては、ポルト
ランドセメント(普通ポルトランドセメント、早強ポル
トランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、白色
ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント)
、混合セメント(高炉セメント、シリカセメント、フラ
イアッシュセメント)、特殊セメント(アルミナセメン
ト、膨張セメント)から選ばれる1種または2種以上の
混合物を挙げることができる。
さらに、骨材には通常のセメントモルタルに使用される
パーライト、バーミキュライト、フライアッシュなどの
軽量骨材のほか、シリカ質よりなるけい砂5〜12号な
どのけい砂、セメントと同様もしくはそれ以下の粒径の
けい石、シリカ材料。
シリカフニームなどを用いることができる。
また、必要に応じて併用される急結剤には、デンカナト
ミック タイプ3(電気化学工業■製、商品名、無機塩
系)、同タイプ5(同前、商品名、急結性セメント鉱物
)、QP55(ホゾリス物産■製、商品名、同前)、ジ
グニットU(日本シーカ[製、商品名、アルミン酸塩)
、アサノスーパーナトム(日本セメント■製、商品名、
セメント鉱物)などが例示される。
(実施例) 以下1本発明の具体的態様を実施例および比較例により
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1〜7.および比較例1〜7゜ セメント100重量部に、急結剤6重電部と混和剤(第
1表に示す量の水溶性セルロースエーテルおよび凝結時
間〔カロリーメーターによる〕の異なる凝結硬化遅延剤
と10重量部の消泡剤とからなる)0.3重量部とを配
合し、5Qのモルタルミキサーを使用して空練り1分、
水70重量部の注水後、本線り1分混練して得られた各
試料について、材料温度を20℃および30℃に保って
ビカー針法による凝結時間を測定し、その結果を第1表
に併記した。
なお、各側において使用した材料、試験方法等は次の通
りである。
1)セメント:普通ポルトランドセメント(日本セメン
ト■製) 2)急結剤:デンカナトミック タイプ5(電気化学工
業■製) 3)水溶性セルロースエーテル:メトローズ(メチルセ
ルロース、信越化学工業■製) 4)消泡剤ニトリブチルホスフェート(試薬1級)5)
凝結硬化遅延剤: a、コハク酸(試薬1級) b、ホゾリスNα5L(リグニンスルホン酸化合物、ホ
ゾリス物産■製) C,ネオエースSA(オキシカルボン酸塩、ネオックス
製) d、プラストクリートNC(リグニンスルホン酸塩、日
本シーカ■製) e、ホゾリスNa 8 (リグニンスルホン酸化合物、
ホゾリス物産■製) f、サンフローR(リグニンスルホン酸誘導体、山場国
策パルプ■製) g、バールレックスCP(リグニンスルホン酸カルシウ
ム、山陰国策パルプ@製) h、パリツクFP−10OR(オキシカルボン酸塩含有
高分子化合物、藤沢バリツク製) i、ジェットセッター(有機カルボン酸、住友セメント
■製) j、パリツクT(オキシカルボン酸塩、藤沢バリツク製
) 以上、表中″遅延剤a、(〜j、)I+と略すまた、カ
ロリーメーターによる凝結時間の測定は、セメント10
0重量部、水100重景都電凝結硬化遅延剤Oまたは0
.2重量部を配合し、双子型伝導微小熱量計を使用して
プレーンとの時間差を求め、JIS R−5201のセ
メント凝結試験法により求めた検量線から遅延時間を求
めた。
表から明らかなように、プレーン(混和剤無添加)と比
較して実施例1〜7はいずれも高温時の凝結の遅れが改
善されている。これに対して比較例1〜4では凝結硬化
遅延剤の凝結遅延性が大きすぎる(凝結時間が100分
より遅い)ため、高温時の凝結は改善されても20℃で
の凝結の遅れが大きく、実用上問題がある。
比較例5は凝結硬化遅延剤の配合量が少ないため、高温
時の凝結が改善されない。また、比較例6は凝結硬化遅
延剤の配合量が多すぎるため高温時の凝結は改善される
が、20℃での凝結が遅く、問題がある。比較例7は凝
結硬化遅延剤の代わりに凝結時間の長いセルロースエー
テルを使用した例であるが、高温時の凝結も改善されな
いし、20℃での凝結も遅くなり、セルロースエーテル
が本発明の凝結硬化遅延剤として使用できないことを示
している。
実施例8〜9.および比較例8〜9゜ 下記のコンクリートに、第2表に示す量の凝結硬化遅延
剤dと水溶性セルロースエーテル(前例のものと同じ)
60重量部と消泡剤(同前)10重量部とからなる混和
剤を0.35kg/rri’の割合で加えて混練し、得
られた各試料について、スランプ、空気量、練り上がり
温度、粉塵濃度、圧縮強度を下記の方法により測定した
ところ、第2表に併記した結果が得られた。
・コンクリートの使用材料 セメント:普通ポルトランドセメント(日本セメント■
製) 細骨材:最大粒径5■の砂、新井市下濁用産、吸水率2
.29%、比重2.57、粗粒率2゜粗骨材:最大粒径
20閣の砕石、新井市下濁用産、吸水率2.05%、比
重2.61、粗粒率6.62 急結剤:デンカナトミック タイプ5(電気化学工業■
製) ・コンクリートの配合〔単位量(kg/rri’))水
(水道水):210、セメント:350、細骨材ニア1
1、急結剤:セメントX O,06、混和剤:0.35
、水/セメント比=60%、S/a (細骨材率):5
8%。
・試験方法 l)スランプ: JIS A 1101に準する。
2)空気jt : JIS A 1128に準する。
3)粉塵濃度: 高さ2.5m、幅3.5m、奥行5.0mの蒲鉾型の模
擬トンネルにおいて、入り口から4mの壁面から1m離
れた場所より、 吹き付は機リードガン(プライブリコ■製)ミキサー:
傾胴式、容j1200Q 吹き付は圧カニ2.5〜3.0kg/aJの条件で斜め
上方の壁面に向けて吹き付ける。
吹き付は開始後、トンネルの出入り口を塞ぎ、トンネル
の入り口から1m(吹き付は場所から3m)の壁面より
1m離れた場所で、粉塵濃度計(柴田科学機械工業■製
)により測定(カラ28フ分)した。
4)圧縮強度: 各試料より材令1.7.28日ごとに円柱形コアを切り
出して測定した。
第2表から明らかなように、プレーン(混和剤無添加)
と比較して実施例8〜9はいずれもコンクリート温度が
30℃程度の高温でも初期強度(材令1日)の発現が早
く、吹き付は面との接着が良好となる。またプレーンと
比較して粉塵濃度も半分以下になる。
これに対して比較例8では遅延剤の配合量が少ないため
初期強度発現が遅い、比較例9においては遅延剤として
水溶性セルロースエーテルを配合したが、急結剤配合系
に作用しないため初期強度発現が遅い。なお、これらの
コンクリートによる結果は前記のセメントペーストによ
る結果と良く対応している。
(発明の効果) 本発明による湿式吹付はコンクリート工法用混和剤は、
従来問題とされていた夏期、高温時の凝結の遅れを改善
し、吹き付は面との接着性を向上する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の混和剤の高温時の挙動を説明す
るためのもので、第1図は急結剤併用系混和剤(セメン
ト100重量部、水70重量部、急結剤6重量部、粉塵
低減剤O10,1または0.3重量部)における材料温
度(横軸)とビカー針法による凝結時間(縦軸)との関
係を示すグラフ、第2図はセメント単独、セメント+急
結剤および急結剤単独の場合の、温度(横軸)と凝結時
間(縦軸)との関係を示すグラフ、第3図はセメント+
急結剤混合系における室温と高温時での凝結状態を示す
模式図である。 特許出願人  信越化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イ)20℃におけるカロリーメーターでのプレー
    ンとの凝結時間の差が20〜100分である凝結硬化遅
    延剤5〜40重量%、 (ロ)水溶性セルロースエーテル40〜95重量%およ
    び (ハ)消泡剤0〜20重量% からなる湿式吹付けコンクリート工法用混和剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516303A (ja) * 1999-12-08 2003-05-13 エムビーティー ホールディング アーゲー コンクリート硬化促進剤の調製
CN106082775A (zh) * 2016-06-07 2016-11-09 中国石油集团渤海钻探工程有限公司 乳胶水泥消泡剂及其制备方法

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