JPH0411951A - 触媒コンバータ - Google Patents
触媒コンバータInfo
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- JPH0411951A JPH0411951A JP2113816A JP11381690A JPH0411951A JP H0411951 A JPH0411951 A JP H0411951A JP 2113816 A JP2113816 A JP 2113816A JP 11381690 A JP11381690 A JP 11381690A JP H0411951 A JPH0411951 A JP H0411951A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
- F01N3/28—Construction of catalytic reactors
- F01N3/2803—Construction of catalytic reactors characterised by structure, by material or by manufacturing of catalyst support
- F01N3/2825—Ceramics
- F01N3/2828—Ceramic multi-channel monoliths, e.g. honeycombs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
- F01N3/28—Construction of catalytic reactors
- F01N3/2892—Exhaust flow directors or the like, e.g. upstream of catalytic device
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車などの排気系に使用される触媒に係り
、触媒内の温度分布を略−様にするようにした触媒コン
バータに関するものである。
、触媒内の温度分布を略−様にするようにした触媒コン
バータに関するものである。
(従来の技術)
触媒は例えば第7図に示すようにエンジンlの燃焼室2
で発生し、排気ポート3に排出された排気ガスがエキゾ
ーストマニホールド4に集められ、排気管5に設けられ
た触媒装置6で浄化された後に消音器7で消音されて大
気中に放出されるエンジンの排気系に使用される。
で発生し、排気ポート3に排出された排気ガスがエキゾ
ーストマニホールド4に集められ、排気管5に設けられ
た触媒装置6で浄化された後に消音器7で消音されて大
気中に放出されるエンジンの排気系に使用される。
一方触媒が配設される排気通路内を流れるガスのガス流
速分布は、排気ガス通路の内壁面と流通しているガスと
の間の摩擦により排気ガス通路の内壁面側が遅く中央部
において最大流速となり、このようなガス流の中に触媒
を配設するに当たり技術的な課題がある。
速分布は、排気ガス通路の内壁面と流通しているガスと
の間の摩擦により排気ガス通路の内壁面側が遅く中央部
において最大流速となり、このようなガス流の中に触媒
を配設するに当たり技術的な課題がある。
第8図(実公昭55−28818号公報)に示す従来の
この触媒は、内燃機関の負荷に応じて変動するガス量に
対して触媒の温度が上がらないようにしたものであり、
ガス流速が遅い排気通路8の内壁側10は触媒担持体の
長さを長くしてガスが通過する触媒部分を厚くし、ガス
流速が速い中央11は触媒担持体の長さを短くしてガス
が通過する触媒部分を薄くした触媒要素9を排気通路8
内に設けている。
この触媒は、内燃機関の負荷に応じて変動するガス量に
対して触媒の温度が上がらないようにしたものであり、
ガス流速が遅い排気通路8の内壁側10は触媒担持体の
長さを長くしてガスが通過する触媒部分を厚くし、ガス
流速が速い中央11は触媒担持体の長さを短くしてガス
が通過する触媒部分を薄くした触媒要素9を排気通路8
内に設けている。
これによれば排気ガス量が多いときにはガス流速が速い
ので中央11を通過するガスの触媒内での滞留時間が短
くなって触媒の温度上昇を抑制し、排気ガス量が少なく
なったときには排気ガス通路内のガス流速分布は略−様
になるので、触媒の中央11と内壁側lOを通過するガ
スも略均−に流れるようになり、たとえガス量が少なく
ても全量のガスは浄化されるようになっている。
ので中央11を通過するガスの触媒内での滞留時間が短
くなって触媒の温度上昇を抑制し、排気ガス量が少なく
なったときには排気ガス通路内のガス流速分布は略−様
になるので、触媒の中央11と内壁側lOを通過するガ
スも略均−に流れるようになり、たとえガス量が少なく
ても全量のガスは浄化されるようになっている。
また第9図(実開昭61−113915号公報)に示す
触媒要素9はハニカム形の触媒に関するものであり、ガ
ス流速が遅い排気通路の内壁側ガス通路面積12を大き
くしガス流速が速い中央側ガス通路面積13を小さくし
て触媒内を通過する排気ガスの流速分布を略−様にして
触媒要素9内の温度分布を一様にするようにしたもので
ある。
触媒要素9はハニカム形の触媒に関するものであり、ガ
ス流速が遅い排気通路の内壁側ガス通路面積12を大き
くしガス流速が速い中央側ガス通路面積13を小さくし
て触媒内を通過する排気ガスの流速分布を略−様にして
触媒要素9内の温度分布を一様にするようにしたもので
ある。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来例において先ず第8図に示すものは次のような
問題がある。すなわち特にガス量が多いときは排気ガス
通路の内壁側のガス流速が遅いことと相まって触媒が厚
く形成されているので、この部分での触媒内における排
気ガスの滞留時間が長くなり酸化反応が活発に行なわれ
てこの部分の温度が上昇する。一方排気ガス通路の中央
部は排気ガスの流速が速く、かつ触媒の厚さが薄いので
この部分での排気ガスの滞留時間が短くなって触媒内で
の酸化反応が活発に行なわれずこの部分の温度は低いも
のとなる。このように触媒内での温度分布が不均一にな
ると触媒内に熱応力が発生し、触媒担持体を変形ないし
は破損するという不具合があり、また触媒の熱変形によ
り排気ガス通路の内壁との間に隙間ができて排気ガスが
この隙間を通過し触媒による浄化なしに排気されてしま
うという不具合がある。またこのように触媒の厚さが厚
い部分(排ガス通路の内壁面側)の温度が上昇すると、
排ガス通路内壁面が過熱されるので触媒コンバータ回り
に配設されている各種機器への熱影響が大きく故障の原
因になるという問題がある。またこのように排気ガス通
路が局部的に過熱されるとその部分に内部熱応力が発生
し排気ガス通路を変形ないしは破断し、触媒要素との間
に隙間ができてその隙間を排気ガスが通過し排気ガスが
浄化されないまま排気されるという不具合がある。そし
てこのように触媒および排気ガス通路に熱応力が発生す
るとその耐用寿命が短くなるという問題がある。
問題がある。すなわち特にガス量が多いときは排気ガス
通路の内壁側のガス流速が遅いことと相まって触媒が厚
く形成されているので、この部分での触媒内における排
気ガスの滞留時間が長くなり酸化反応が活発に行なわれ
てこの部分の温度が上昇する。一方排気ガス通路の中央
部は排気ガスの流速が速く、かつ触媒の厚さが薄いので
この部分での排気ガスの滞留時間が短くなって触媒内で
の酸化反応が活発に行なわれずこの部分の温度は低いも
のとなる。このように触媒内での温度分布が不均一にな
ると触媒内に熱応力が発生し、触媒担持体を変形ないし
は破損するという不具合があり、また触媒の熱変形によ
り排気ガス通路の内壁との間に隙間ができて排気ガスが
この隙間を通過し触媒による浄化なしに排気されてしま
うという不具合がある。またこのように触媒の厚さが厚
い部分(排ガス通路の内壁面側)の温度が上昇すると、
排ガス通路内壁面が過熱されるので触媒コンバータ回り
に配設されている各種機器への熱影響が大きく故障の原
因になるという問題がある。またこのように排気ガス通
路が局部的に過熱されるとその部分に内部熱応力が発生
し排気ガス通路を変形ないしは破断し、触媒要素との間
に隙間ができてその隙間を排気ガスが通過し排気ガスが
浄化されないまま排気されるという不具合がある。そし
てこのように触媒および排気ガス通路に熱応力が発生す
るとその耐用寿命が短くなるという問題がある。
次に第9図に示す触媒は触媒内を通過するガス流速を均
一にするという考え自体は理論的に成り立つが触媒の加
工が困難であるという問題がある。例えば第9図に示す
従来例では触媒内を通過するガス通路面積は12.13
の二種類でありこのガス通路12.13の境界における
ガス流速は他の部分と必ずしも均一ではない。したがっ
て触媒内にて局部的に酸化反応が活発に行なわれる部分
が存在する可能性が高く、触媒の耐用寿命を短くすると
いう問題を内在するという不具合がある。
一にするという考え自体は理論的に成り立つが触媒の加
工が困難であるという問題がある。例えば第9図に示す
従来例では触媒内を通過するガス通路面積は12.13
の二種類でありこのガス通路12.13の境界における
ガス流速は他の部分と必ずしも均一ではない。したがっ
て触媒内にて局部的に酸化反応が活発に行なわれる部分
が存在する可能性が高く、触媒の耐用寿命を短くすると
いう問題を内在するという不具合がある。
本考案は排気ガス通路内のガス流速分布に関係なく触媒
内に排気ガスを通過させ触媒内の温度分布を均一にした
触媒コンバータを提供するものである。
内に排気ガスを通過させ触媒内の温度分布を均一にした
触媒コンバータを提供するものである。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するための本考案に係る手段は、排気ガ
ス通路内に設けた触媒の担持濃度を排気ガス通路の壁面
側を低くし排気ガス通路の中央部を高くするように、排
気ガス通路の壁面がら中央にかけて触媒の担持濃度を変
えたことを特徴とする。
ス通路内に設けた触媒の担持濃度を排気ガス通路の壁面
側を低くし排気ガス通路の中央部を高くするように、排
気ガス通路の壁面がら中央にかけて触媒の担持濃度を変
えたことを特徴とする。
(作 用)
本考案はこのように構成したので、排気ガス通路内のガ
ス流速分布に応じて排気ガスは触媒内を流通する。すな
わち触媒内部においては、排気ガス通路の内壁面寄りで
の排気ガスの滞留時間が最も長く中央部において滞留時
間が最短になる。そこで触媒内での排気ガス滞留時間が
最も長い部分の触媒の担持濃度を低くしその滞留時間が
最も短い部分の触媒の担持濃度を高くして触媒の濃度を
変化させることにより、触媒内での排気ガスの滞留時間
に対応して酸化反応などの触媒反応速度を違えて触媒の
温度分布を均一にする。
ス流速分布に応じて排気ガスは触媒内を流通する。すな
わち触媒内部においては、排気ガス通路の内壁面寄りで
の排気ガスの滞留時間が最も長く中央部において滞留時
間が最短になる。そこで触媒内での排気ガス滞留時間が
最も長い部分の触媒の担持濃度を低くしその滞留時間が
最も短い部分の触媒の担持濃度を高くして触媒の濃度を
変化させることにより、触媒内での排気ガスの滞留時間
に対応して酸化反応などの触媒反応速度を違えて触媒の
温度分布を均一にする。
(実施例)
以下本考案の一実施例について説明する。第1図におい
て横軸に触媒の担持濃度を縦軸に排ガス通路幅をとり触
媒の担持濃度を示す。排気ガス通路16内のガスの流れ
方向を矢印X方向とした場合に、その排気ガスの流速分
布は第5図に示すようになる。そこで先ず第1図におい
て第1の実施例14は、触媒の担持濃度を段階的に変化
させたものであり、排気ガス通路16の内壁面(排気ガ
ス流速が最も遅い部分第5図参照)寄りの触媒担持濃度
を最も低い濃度Aとし、排気ガスの流速が最も速い排気
ガス通路16の中央部の触媒の濃度を最も高い濃度Cに
し、この触媒担持濃度AおよびCの中間に位置して担持
濃度A、Cの中間担持濃度Bを配設したものである。こ
の実施例の場合には、第2図に示すように担持濃度Aの
リング状の触媒と、担持濃度Bのリング状の触媒と、担
持濃度Cの柱状の触媒をそれぞれ嵌合することにより触
媒要素17が形成される。
て横軸に触媒の担持濃度を縦軸に排ガス通路幅をとり触
媒の担持濃度を示す。排気ガス通路16内のガスの流れ
方向を矢印X方向とした場合に、その排気ガスの流速分
布は第5図に示すようになる。そこで先ず第1図におい
て第1の実施例14は、触媒の担持濃度を段階的に変化
させたものであり、排気ガス通路16の内壁面(排気ガ
ス流速が最も遅い部分第5図参照)寄りの触媒担持濃度
を最も低い濃度Aとし、排気ガスの流速が最も速い排気
ガス通路16の中央部の触媒の濃度を最も高い濃度Cに
し、この触媒担持濃度AおよびCの中間に位置して担持
濃度A、Cの中間担持濃度Bを配設したものである。こ
の実施例の場合には、第2図に示すように担持濃度Aの
リング状の触媒と、担持濃度Bのリング状の触媒と、担
持濃度Cの柱状の触媒をそれぞれ嵌合することにより触
媒要素17が形成される。
次に第1図において第2の実施例15は触媒の担持濃度
を連続的に変化させたものである。すなわち排気ガス通
路16の内壁面の触媒担持濃度を最も低くし、排気ガス
通路の中央部の触媒の担持濃度を最も高くして第5図に
示す排気ガスの流速分布にあわせてその担持濃度を連続
的に変化させている。
を連続的に変化させたものである。すなわち排気ガス通
路16の内壁面の触媒担持濃度を最も低くし、排気ガス
通路の中央部の触媒の担持濃度を最も高くして第5図に
示す排気ガスの流速分布にあわせてその担持濃度を連続
的に変化させている。
このように触媒の担持濃度を排気ガスの流速分布に対応
して変化させた触媒要素17は第3図および第4図に示
すように排気ガスの流れ方向に略同−流路面積を有する
流路23が担持体によって多数形成されており、かつ担
持体にて形成される各流路23の長さは略同−長さにな
っている。このように形成された触媒要素17は保持マ
ット18を介してアッパーケース21とロアーケース2
2にて保持されこの両ケース21.22を連続溶接Wに
て一体にし第6図に示すように触媒コンバータ24を形
成する。
して変化させた触媒要素17は第3図および第4図に示
すように排気ガスの流れ方向に略同−流路面積を有する
流路23が担持体によって多数形成されており、かつ担
持体にて形成される各流路23の長さは略同−長さにな
っている。このように形成された触媒要素17は保持マ
ット18を介してアッパーケース21とロアーケース2
2にて保持されこの両ケース21.22を連続溶接Wに
て一体にし第6図に示すように触媒コンバータ24を形
成する。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。第3図において排気ガスは入りロダクト19から
流入し触媒要素17内を流通して出口ダクト20から流
出する。このときの排気ガスの流れは第5図に示すよう
な流速分布をもって触媒要素17内に流入する。このよ
うに流入した排気ガスは触媒要素17内において、その
流速が最も遅い排気ガス通路16の内壁面寄りでは触媒
要素17内での滞留時間が最も長くなり、排気ガス通路
16の中央に行くにしたがってその滞留時間が短くなり
、中央部にてその滞留時間が最短になる。そして排気ガ
スの流速が遅い所(滞留時間が長い所)の排気ガスの流
れは層流になり、排気ガスの流れが速い所(滞留時間が
短い所)では乱流になる。また層流でかつ滞留時間が長
い所における触媒の担持濃度は低く、乱流でかつ滞留時
間が短い所における触媒の担持濃度は高くなっている。
する。第3図において排気ガスは入りロダクト19から
流入し触媒要素17内を流通して出口ダクト20から流
出する。このときの排気ガスの流れは第5図に示すよう
な流速分布をもって触媒要素17内に流入する。このよ
うに流入した排気ガスは触媒要素17内において、その
流速が最も遅い排気ガス通路16の内壁面寄りでは触媒
要素17内での滞留時間が最も長くなり、排気ガス通路
16の中央に行くにしたがってその滞留時間が短くなり
、中央部にてその滞留時間が最短になる。そして排気ガ
スの流速が遅い所(滞留時間が長い所)の排気ガスの流
れは層流になり、排気ガスの流れが速い所(滞留時間が
短い所)では乱流になる。また層流でかつ滞留時間が長
い所における触媒の担持濃度は低く、乱流でかつ滞留時
間が短い所における触媒の担持濃度は高くなっている。
そこで、排気ガスの流速が遅く、層流でかつ滞留時間が
長く触媒の担持濃度が低い所では、酸化反応などの触媒
反応の速度が緩慢になり、その反応により発生する発熱
も緩やかなものとなる。また一方において排気ガスの流
速が速く乱流でかつ滞留時間が短く触媒の担持濃度が高
い所では酸化反応などの触媒反応の速度が速くその反応
により発生する発熱も急激になる。しかしながらこの発
熱の仕方は、排気ガスの滞留時間、層流または乱流およ
び触媒の担持濃度の三つの条件により異なる。そこでこ
の三つの条件は排気ガスの流速が最も遅い所から最も速
い所にかけて連続的に変化するので、これに伴い発熱の
仕方も連続的になり、触媒要素17内での温度勾配は緩
やかになる。すなわち触媒要素17内において極度に高
温の部分と極度に低温の部分は存在しない、したがって
触媒要素17内での熱応力の発生は微小であり触媒要素
17の熱変形も問題にならない程に微小なものとなる。
長く触媒の担持濃度が低い所では、酸化反応などの触媒
反応の速度が緩慢になり、その反応により発生する発熱
も緩やかなものとなる。また一方において排気ガスの流
速が速く乱流でかつ滞留時間が短く触媒の担持濃度が高
い所では酸化反応などの触媒反応の速度が速くその反応
により発生する発熱も急激になる。しかしながらこの発
熱の仕方は、排気ガスの滞留時間、層流または乱流およ
び触媒の担持濃度の三つの条件により異なる。そこでこ
の三つの条件は排気ガスの流速が最も遅い所から最も速
い所にかけて連続的に変化するので、これに伴い発熱の
仕方も連続的になり、触媒要素17内での温度勾配は緩
やかになる。すなわち触媒要素17内において極度に高
温の部分と極度に低温の部分は存在しない、したがって
触媒要素17内での熱応力の発生は微小であり触媒要素
17の熱変形も問題にならない程に微小なものとなる。
次に触媒要素17から保持マット18への熱移動につい
て説明する。保持マット18に接しでいる触媒要素17
の部分は、触媒反応によって発生する発熱が緩慢である
ので、急速に発熱する中央部よりもその温度は低い。し
たがって触媒要素17内での熱の移動は中央部から外周
部へと移動する。この熱移動において、保持マット18
に近い側の触媒要素17内の排気ガスの流れは層流であ
るので中央部から外周部への熱移動に対してこのガスの
層流の層は一種の断熱効果を果たし、保持マット18の
温度は触媒要素17の外壁温度以上には昇温されない。
て説明する。保持マット18に接しでいる触媒要素17
の部分は、触媒反応によって発生する発熱が緩慢である
ので、急速に発熱する中央部よりもその温度は低い。し
たがって触媒要素17内での熱の移動は中央部から外周
部へと移動する。この熱移動において、保持マット18
に近い側の触媒要素17内の排気ガスの流れは層流であ
るので中央部から外周部への熱移動に対してこのガスの
層流の層は一種の断熱効果を果たし、保持マット18の
温度は触媒要素17の外壁温度以上には昇温されない。
これにより保持マットI8は触媒要素17の熱から保護
されるとともにケース21.22の熱変形が防止される
。このようにケース21.22の熱変形および触媒要素
17の熱変形の両方が防止されることにより、触媒要素
17は保持マット18にて確実に保持されてその保持部
に隙間は生ずることなく排気ガスの通り抜けはない。
されるとともにケース21.22の熱変形が防止される
。このようにケース21.22の熱変形および触媒要素
17の熱変形の両方が防止されることにより、触媒要素
17は保持マット18にて確実に保持されてその保持部
に隙間は生ずることなく排気ガスの通り抜けはない。
(発明の効果)
以上詳述した通り本発明によれば、排気ガス通路の壁面
側の触媒担持濃度を低くしその中央部の触媒担持濃度を
高くするように排ガス通路の壁面側から中央にかけて触
媒の担持濃度を変化させたので、排気ガス通路内のガス
流速分布に対応して触媒内でのガス滞留時間を得、この
ガス滞留時間と触媒の担持濃度との関係で触媒反応を起
こさせることができる。これにより触媒要素内での温度
分布を略−様にすることができる。
側の触媒担持濃度を低くしその中央部の触媒担持濃度を
高くするように排ガス通路の壁面側から中央にかけて触
媒の担持濃度を変化させたので、排気ガス通路内のガス
流速分布に対応して触媒内でのガス滞留時間を得、この
ガス滞留時間と触媒の担持濃度との関係で触媒反応を起
こさせることができる。これにより触媒要素内での温度
分布を略−様にすることができる。
また触媒要素の最も外周側の触媒担持濃度を低くして触
媒反応を緩慢にしたので、触媒要素の外周部の温度上昇
も緩慢になり、かつ触媒要素の外周側のガスの流れが層
流になって一種の断熱効果が発揮され、ケーシングの温
度は触媒要素の外周温度以上には過熱されない。
媒反応を緩慢にしたので、触媒要素の外周部の温度上昇
も緩慢になり、かつ触媒要素の外周側のガスの流れが層
流になって一種の断熱効果が発揮され、ケーシングの温
度は触媒要素の外周温度以上には過熱されない。
このように触媒要素内の温度分布を略−様にするととも
にケーシングの過熱を防止したので両者間には熱歪はな
く、保持マットと触媒要素との間に隙間を生ずることは
ない。これによりガスの通り抜けはなく全量の排気ガス
は浄化される。そしてケーシングおよび触媒要素には熱
応力が発生市内のでその耐用寿命を大幅に延長するとと
もに、ケーシングの過熱が防止されるので他の機器への
熱影響はない。
にケーシングの過熱を防止したので両者間には熱歪はな
く、保持マットと触媒要素との間に隙間を生ずることは
ない。これによりガスの通り抜けはなく全量の排気ガス
は浄化される。そしてケーシングおよび触媒要素には熱
応力が発生市内のでその耐用寿命を大幅に延長するとと
もに、ケーシングの過熱が防止されるので他の機器への
熱影響はない。
また排気ガス通路内のガス流速分布に対応して触媒内で
のガス滞留時間を得、このガス滞留時間と触媒の担持濃
度との関係で触媒反応を起こさせるようにしでいるので
、ガス流速分布には関係なく担持体を作ることができて
担持体の形状を単純化し触媒要素の加工を容易にすると
ともに、担持濃度を変化させて触媒の使用量を少なくし
触媒のコストを大幅に低減することができる。
のガス滞留時間を得、このガス滞留時間と触媒の担持濃
度との関係で触媒反応を起こさせるようにしでいるので
、ガス流速分布には関係なく担持体を作ることができて
担持体の形状を単純化し触媒要素の加工を容易にすると
ともに、担持濃度を変化させて触媒の使用量を少なくし
触媒のコストを大幅に低減することができる。
第1図は横軸に触媒の担持濃度を縦軸に排気ガス通路の
幅をとって触媒の担持濃度を示す本発明の一実施例の線
図、第2図は第1図において段階的に触媒の濃度を変化
させた触媒要素の正面図、第3図は触媒コンバータの一
実施例を示す縦断面図、第4図は第3図のx−X線にお
ける縦断面図、第5図は排気ガス通路内のガス流速分布
を示す模式図、第6図は触媒コンバータの一実施例の斜
視図、第7図はエンジンの排気系に使用されている触媒
の一例を一部縦断面して示した説明用図、第8図は従来
の触媒を示す縦断面図、第9図は従来の触媒の正面図で
ある。 14・・・段階状に触媒担持濃度を変化させた場合の担
持濃度曲線 I5−・・連続的に触媒担持濃度を変化させた場合の担
持濃度曲線 16−・・排気ガス通路 17・・・触媒要素 18−・・保持マット 21−・・アッパーケース 22・・・ロアーケース 図面の浄書(内容に変更7′、・1.)第1N 第2図 場合の担持濃度曲線 15 ・士に、#!幻に触す某但持濃度と変化ラヒr
二陽会の担持濃度曲線 16・・七1気か゛ス区路 17・・触媒要素 18・・・保持マット 力・・・アッパーケース η・・・ロアーゲース 牙 図 第 図 情I 図 第 図 76 図 オ 図 オ 図 手 続 補 正 書 方 式 %式% 事件の表示 平成2年特許願第113816号 2、発明の名称 触媒コンバータ 3、補正する者 事件との関係
幅をとって触媒の担持濃度を示す本発明の一実施例の線
図、第2図は第1図において段階的に触媒の濃度を変化
させた触媒要素の正面図、第3図は触媒コンバータの一
実施例を示す縦断面図、第4図は第3図のx−X線にお
ける縦断面図、第5図は排気ガス通路内のガス流速分布
を示す模式図、第6図は触媒コンバータの一実施例の斜
視図、第7図はエンジンの排気系に使用されている触媒
の一例を一部縦断面して示した説明用図、第8図は従来
の触媒を示す縦断面図、第9図は従来の触媒の正面図で
ある。 14・・・段階状に触媒担持濃度を変化させた場合の担
持濃度曲線 I5−・・連続的に触媒担持濃度を変化させた場合の担
持濃度曲線 16−・・排気ガス通路 17・・・触媒要素 18−・・保持マット 21−・・アッパーケース 22・・・ロアーケース 図面の浄書(内容に変更7′、・1.)第1N 第2図 場合の担持濃度曲線 15 ・士に、#!幻に触す某但持濃度と変化ラヒr
二陽会の担持濃度曲線 16・・七1気か゛ス区路 17・・触媒要素 18・・・保持マット 力・・・アッパーケース η・・・ロアーゲース 牙 図 第 図 情I 図 第 図 76 図 オ 図 オ 図 手 続 補 正 書 方 式 %式% 事件の表示 平成2年特許願第113816号 2、発明の名称 触媒コンバータ 3、補正する者 事件との関係
Claims (1)
- (1)排気ガス通路内に設けた触媒の担持濃度を排気ガ
ス通路の壁面側を低くし排気ガス通路の中央部を高くす
るように、排気ガス通路の壁面から中央にかけて触媒の
担持濃度を変えたことを特徴とする触媒コンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113816A JPH0411951A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 触媒コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113816A JPH0411951A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 触媒コンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411951A true JPH0411951A (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=14621768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113816A Pending JPH0411951A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 触媒コンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411951A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0821146A2 (en) * | 1996-07-24 | 1998-01-28 | Corning Incorporated | Automotive hydrocarbon adsorber system |
US5964020A (en) * | 1995-11-30 | 1999-10-12 | Corning Incorporated | Bonded pin extrusion die and method |
US10688476B2 (en) | 2014-09-10 | 2020-06-23 | Cataler Corporation | Exhaust gas purification catalyst |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2113816A patent/JPH0411951A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5964020A (en) * | 1995-11-30 | 1999-10-12 | Corning Incorporated | Bonded pin extrusion die and method |
EP0821146A2 (en) * | 1996-07-24 | 1998-01-28 | Corning Incorporated | Automotive hydrocarbon adsorber system |
EP0821146A3 (en) * | 1996-07-24 | 1998-04-22 | Corning Incorporated | Automotive hydrocarbon adsorber system |
US5916133A (en) * | 1996-07-24 | 1999-06-29 | Corning Incorporated | Automotive hydrocarbon adsorber system |
US10688476B2 (en) | 2014-09-10 | 2020-06-23 | Cataler Corporation | Exhaust gas purification catalyst |
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