JPH04119311A - 光線路切替制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、光ファイバ線路区間における光ファイバ心線
の切替に使用する光線路切替制御装置に関するものであ
る。

「従来の技術」 従来、光切替素子を用いて光線路を光ファイバ心線とい
うメディア単位で切替を行う場合、切替前の光切替素子
の故障は判定しておらず、切替後に伝送装置の光路アラ
ーム等による事後判定を行っていた。

［発明が解決しようとする課題」 しかし、伝送装置の情報転送能力が向上してきている昨
今、光切替素子の故障による切替失敗は、受信側での光
の受信が不可能になり、通信断による多量の情報欠落と
いう問題を引き起こす。また、光線路の切替後における
伝送装置の光路アラーム等による事後判定ではアラーム
発生までに約１秒要するのが実情であり、切替直後の判
定は不可能であった。

そこで、以上の問題を解決するためには、切替前の光切
替素子の故障判定及び切替直後の切替成否判定という新
たな概念の導入が必要となる。

本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、光線路切替の信頼性を高めるだめに、切
替前または切替直後またはその両方に光切替素子の故障
を発見する光線路切替制御装置を提供することにある。

「課題を解決するための手段Ｊ かかる目的を達成するために請求項１に記載の発明は、
切替用電流を切替用端子間に通電することにより光ファ
イバ心線の切替動作を行なう光切替素子及び該光切替素
子の切替用端子間に切替用電流を送出する光線路切替制
御装置より構成される光切替システムにおいて、光ファ
イバ心線の切替前に故障判定用電流を光切替素子の切替
用端子間に送出する回路と、故障判定用電流により発生
した切替用端子間の電圧を測定する回路と、該電圧の大
きさにより光切替素子が正常か故障かを判定する回路と
により構成されていることを特徴とするものである。

また、請求項２に記載の発明は、切替用電流を切替用端
子間に通電することにより光ファイバ心線の切替動作を
行ないかつ光路状態により状態検出用端子間の抵抗値が
変化する光切替素子及び該光切替素子の切替用端子間に
切替用電流を、状態検出用端子間に状態検出用電流を各
々送出する光線路切替制御装置より構成される光切替シ
ステムにおいて、切替用電流を光切替素子の切替用端子
間に送出する回路と、切替用電流を光切替素子の切替用
端子間に通電し光路の切替動作を行なった後状態検出用
電流を光切替素子の状態検出用端子間に送出する回路と
、状態検出用電流により発生した状態検出用端子間の電
圧を測定する回路と、該電圧の大きさにより光切替素子
の状態が現用側の光路か予備側の光路かを判定する回路
とにより構成されていることを特徴とするものである。

さらに、請求項３に記載の発明は、切替用電流を切替用
端子間に通電することにより光ファイバ心線の切替動作
を行ないかつ光路状態により状態検出用端子間の抵抗値
が変化する光切替素子及び該光切替素子の切替用端子間
に切替用電流を、状態検出用端子間に状態検出用電流を
各々送出する光線路切替制御装置より構成される光切替
システムにおいて、切替用電流を光切替素子の切替用端
子問に送出する回路と、光ファイバ心線の切替前に故障
判定用電流を光切替素子の切替用端子間に送出する回路
と、故障判定用電流により発生した切替用端子間の電圧
を測定する回路と、切替用電流を光切替素子の切替用端
子間に通電し光路の切替動作を行なった後、状態検出用
電流を光切替素子の状態検出用端子間に送出する回路と
、状態検出用電流により発生した状態検出用端子間の電
圧を測定する回路と、故障判定用電流により発生した光
切替素子の切替用端子間の電圧並びに状態検出用電流に
より発生した状態検出用端子間の電圧の大きさにより光
切替素子の故障の判定並びに光切替素子の状態が現用側
の光路か予備側の光路かを判定をする回路より構成され
ていることを特徴とするものである。

「作用」 請求項１に記載の光線路切替制御装置によれば、光ファ
イバ心線の切替前に切替用電流と異なる故障判定用電流
を光切替素子に送出する回路により、光切替素子の切替
用端子間に通電し、切替用端子間の電圧を測定する回路
により光切替素子の切替用端子間の電圧を測定し、該電
圧を判定する回路により電圧が光切替素子が正常時の値
か故障時の値かを判定することにより、切替前に光切替
素子が正常か故障かを判定することができる。

また、請求項２に記載の光線路切替制御装置によれば、
切替用電流を光切替素子の切替用端子間に通電し、光フ
ァイバ心線の切替動作を行った後、状態検出用電流を光
切替素子の状態検出用端子間に通電し、切替用端子間の
電圧を測定する回路により光切替素子の状態検出用端子
間の電圧を測定し、該電圧を判定する回路により電圧が
現用側の光路を形成する時の値が、予備側の光路を形成
する時の値かを判定することにより、切替動作が正常に
行われたか否かを判定することができる。

さらに、請求項３に記載の光線路切替制御装置によれば
、光ファイバ心線の切替前に切替用電流と異なる故障判
定用電流を光切替素子に送出する回路により光切替素子
の切替用端子間に通電し、切替用端子間の電圧を測定す
る回路により光切替素子の切替用端子間の電圧を測定し
、光切替素子の切替用端子間の電圧と状態検出用端子間
の電圧を判定する回路により電圧が光切替素子が正常時
の値か故障時の値かを判定することにより、切替前に光
切替素子が正常か故障かを判定し、切替後に状態検出用
電流を光切替素子の状態検出用端子間に通電し、切替用
端子間の電圧を測定する回路により光切替素子の状態検
出用端子間の電圧を測定し、光切替素子の切替用端子間
の電圧と状態検出用端子間の電圧を判定する回路により
電圧が現用側の光路を形成する時の値か予備側の光路を
形成する時の値かを判定することにより、切替動作が正
常に行われたか否かを判定することができる。

「実施例」 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

第１図は光切替システムの概要を説明する図であって、
ｌｌａ、ｌｌｂは伝送装置、１２ａ、１２ｂはこれら２
つの伝送装置１１ａ、ｌｌｂ間の光線路上に配設され光
線路の切替を行なう光切替素子、１３ａ、１３ｂはこれ
ら光切替素子１２ａ。

１２ｂにそれぞれ付設され光切替素子１２ａ、１２ｂを
制御する光線路切替制御装置、１４ａは前記光切替素子
１２ａ、１２ｂ間に配設され光線路を構成する現用光フ
ァイバ心線、１４ｂはこの現用光ファイバ心線の予備用
として前記光切替素子１２ａ、１２ｂ間に配設された予
備用光ファイバ心線、１４ｃは前記光線路切替制御装置
１３ａ。

１３ｂ間に設けられた切替制御用光ファイバ心線である
。

第１図において、光線路切替制御装置１３ａまたは１３
ｂに切替用コマンドを投入することにより物理的バス（
光の経路）は光切替素子１２ａ−現用光ファイバ心線１
４ａ＝光切替素子１２ｂから光切替素子１２ａ＝予備用
光ファイバ心線１４ｂ−光切替素子１２ｂへ切り替えら
れる。

第２１ｉ！！Ｉは、第１図中の光切替素子１２ａまたは
１２ｂ、光線路切替制御装置１３ａまたは１３ｂをより
詳細に示したもので、光線路切替制御装置１３ａ及び１
３ｂは、切替用端子間２６ａ、２６ｂ問に故障判定用電
流と通常の切替用電流を送出する電流送出回路２１と、
切替用端子２６ａ、２６ｂ間の電圧を検出する電圧検出
回路２２と、切替用端子２６ａ、２６ｂ間の電圧の大き
さにより光切替素子１２ａまたは１２ｂの故障を判定す
る電圧判定回路２３と、データを表示する表示器２４と
、コンソール２５とにより構成されている。

ここで、前記電流送出回路２１は故障判定用の電流退出
機能と通常の切替用の電流送出機能を具備しているが、
各機能を個別の回路で実現しても何等問題はない。同様
に、電圧判定回路２３は故障判定トリガ送出機能と通常
の切替トリガ送出機能、コマンド翻訳機能及び投入コマ
ンド・実行結果出力機能を具備しているが、個別の回路
で実現可能なことは言うまでもない。本実施例では中央
制御回路により実現した。電圧検出回路２２は中央制御
回路コンバチ出力を持ったＡ／Ｄ　（ＡＮＡＬＯＧＴｏ
　　Ｄ　Ｉ　ＧＩ　ＴＡＬ）ニア：／パータで実現シタ
が、異なるしきい値をもつコンパレータ群で実現可能で
ある。

また、コンソール２５からの出力は、電圧判定回路２３
へ供給されており該電圧判定回路２３は供給された命令
を電流送出回路２１へ供給し、あるいは、電圧検出回路
２２から供給された種々の情報に所定の判断を加えた後
、前記表示器２４に表示させるようにしている。

以上の構成を持った光線路切替制御装置においては、切
替前に以下のフローで光切替素子１２ａまたは１２ｂの
故障判定を行う。

まず、コンソール２５から故障判定用コマンドを電圧判
定回路２３に投入する。ここで、故障判定用のコマンド
は電圧判定回路２３に駐在する蓄積プログラムの中のコ
マンド定義により任意に設定可能である。

故障判定用コマンドを受信した電圧判定回路２３は内容
を翻訳し、電流送出回路２１に故障判定用のトリガを送
出する。故障判定用のトリガを受信した電流送出回路２
１は切替用端子２６ａ、２６ｂ間に故障判定用電流を送
出する。

本実施例では、光切替素子１２ａまたは１２ｂは、動作
電流１アンペア以上のアクチュエータを内部に有してい
るため、１アンペアに対し、十分小さい０．１アンペア
を故障判定用電流の値としている。したがって、故障判
定用電流により光切替素子１２ａまたは１２ｂが切替動
作を行うことはない。なお、故障判定用電流は光切替素
子の動作特性に依存し、０．１アンペアに限定されない
。

最後に、故障判定用電流により発生した切替用端子２６
ａ、２６ｂ間の電圧を電圧検出回路２２により測定し、
電圧判定回路２３で故障判定を行い、表示器２４で光切
替素子が正常であるが故障であるか、また、故障の場合
は故障内容を表示する。

ここで、故障種別を第３図（ａ）及び（ｂ）に示す。第
３図（ａ）は光切替素子１２ａまたは１２ｂに内蔵され
ているアクチュエータの巻線部３１が短絡故障、第３図
（ｂ）は光切替素子１２ａまたは１２ｂに内蔵されてい
るアクチュエータの巻線部３１が断線故障の場合である
。

第３［！Ｉ（ａ）のように短絡故障の場合には、故障判
定用電流により切替用端子２６ａ、２６ｂ間に発生する
電圧は正常時の電圧に比べ、低い値になる。具体的には
、本実施例では光切替素子１２ａ及び１２ｂのアクチュ
エータの巻線部３１の直流抵抗は２４オームとしている
ため、正常時２゜４ボルトであるのに対し、短絡時は２
．４ボルト未満となる。

また、第３図（ｂ）のように断線故障の場合、電圧検出
回路２２の入力抵抗が十分高いため、切替用端子２６ａ
２６ｂ間に発生する電圧は電流送出路２１の電源電圧と
なる。なお、本実施例では、電圧検出回路２２は入力イ
ンピーダンスＩＭΩ以上のＡ／Ｄコンバータが適用され
、電流送出回路２１の電源電圧は他の回路の電源を有効
利用するため５ボルトが用いられた。

本実施例の判定基準をまとめると、切替用端子２６ａ、
２６ｂに発生する電圧が２．４ボルトの場合、光切替素
子１２　ａまたは１２ｂは正常、切替用端子２６ａ、２
６ｂに発生する電圧が２．４ボルト未満の場合、光切替
素子１２ａまたは１２ｂは短絡故障、切替用端子２６ａ
、２６ｂに発生する電圧が５ボルトの場合、断線故障と
なる。

次に、第４図及び第５図を加えて請求項２にかかる発明
の光線路切替制御装置の二実施例を説明する。

まず、第１図において、光切替素子１２ａ、１２ｂ及び
光線路切替制御装Ｍ１３ａ、１３ｂにより物理的バス（
光の経路）は光切替素子１２ａ−現用光ファイバ心線１
４ａ＝光切替素子１２ｂから光切替素子１２ａ＝予備用
光ファイバ心線１４ｂ−光切替素子１２ｂへ切り替えら
れる。ここで、第４図（ａ）及び（ｂ）により光切替素
子１２ａまたは１２ｂの状態を説明する。

第４図（ａ）及び（ｂ）において、４１は光ファイバ心
線の切替状態を検知する状態検出用スイッチ、４２は固
定プラグ、４３は固定プラグ４２に対して移動自在に設
けられその移動によって現用光ファイバ心線１４ａと予
備用光ファイバ心線１４ｂを切り替える可動プラグ、４
４ａ及び４４ｂは状態検出用端子である。

第１図の物理的バス（光の経路）が光切替素子１２ａ−
現用光ファイバ心線１４ａ−光切替素子１２ｂに形成さ
れるときは、固定プラグ４２に対向して配設された可動
プラグ４３が第４図（ａ）に示す一段下がって検出スイ
ッチ４１をオフにした状態にある。

また、物理的バスが光切替素子１２ａ＝予備用光ファイ
バ心線１４ｂ−光切替素子１２ｂに形成されるときは、
可動プラグ４３が第４図（ｂ）に示す一段上がった状態
で検出スイッチ４１をオンにした状態にある。したがっ
て、光切替素子１２ａまたは１２ｂの状態によりオン、
オフの動作を行う状態検出用スイッチ４１の抵抗値を監
視することにより光切替素子１２ａまたは１２ｂの状態
を検出することが可能である。

第５図は光線路切替制御装置１３ａまたは１３ｂの構成
を説明する図である。

光線路切替制御装置１３ａまたは１３ｂは、状態検出用
端子４４ａ、４４ｂ間に電流を送出する電流送出回路５
１と、状態検出用端子４４ａ、４４ｂ間の電圧を検出す
る電圧検出回路５２と、状態検出用端子４４ａ、４４ｂ
間の電圧の大きさにより、光切替素子１２ａまたは１２
ｂによる光線路の切替状態を判定する電圧判定回路５３
、データを表示する表示器２４と、コンソール２５とを
主体として構成されている。

なお、この場合、コンソール２５からの出力は、電圧判
定回路５３へ供給されており、該電圧判定回路５３は供
給された命令を電流送出回路５１へ供給し、あるいは、
電圧検出回路５２から供給された種々の情報に所定の判
断を加えた後、前記表示器２４に表示させるようにして
いる。

以上の構成を持った光経路切替制御装置により、切替後
に以下のフローで現用側の光ファイバ心線か予備側の光
ファイバ心線かの切替状態の判定を行なう。

まず、切替動作直後に電流送出回路５１により状態検出
用端子４４ａ、４４ｂ間に電流を送出する。

本実施例では電流値として２５ミリアンペアを用いたが
、これは単に電源の有効利用及び回路規模の小型化を図
るためであり２５ミリアンペアには限定されない。

次に電圧検出回路５２により状態検出用端子４４ａ、４
４ｂ間の電圧を測定し、電圧判定回路５３により光切替
素子１２ａまたは１２ｂの状態を判定する。

電流送出回路５１は５ボルトの電源に接続された電流制
限用の抵抗のみで構成したため状態検出用スイッチ４１
がオフの場合はｔ源電圧５ボルトが、オンの場合はほば
０ボルトが状態検出用端子４４ａ、４４ｂ間に現れる。

また、電圧検出回路５２にはＴＴＬ　（）ランジスタ　
トランジスタ　ロジック）の正論理パラレルインタフェ
ースを用いたため電圧判定回路５３では電圧検出回路５
２の出力が０．８Ｖ以下のとき状態検出用スイッチ４１
がオン即ち物理的バスが光切替素子１２ａ→現用光ファ
イバ心線１４ａ−光切替素子１２ｂ、２ｖ以上のとき状
態検出用スイッチ４１がオフ即ち物理的バスが光切替素
子１２ａ−子備用光ファイバ心線１４ｂ−光切替素子１
２ｂに形成されていると判定する。

なお、電圧判定回路５３には中央制御回路を用いた。

さらに本実施例では電圧判定回路５３により直前の状態
に遷移させる機能及び回路を持たせておいたため、光切
替素子１２ａまたは１２ｂの動作不良によるバスの断は
２００ミリセカンドを越えない値が得られている。

第６図は請求項３にかかる実施例を説明する図であって
、基本的には、前記２つの実施例を組み合わせた構造と
なっている。図中、６１は電圧判定回路である。電圧判
定回路６１は中央制御回路により実現した。

この実施例では、切替前に、第６図中の電流送出回路２
１、電圧検出回路２２、電圧判定回路６１を用い、前述
した第１の実施例の手順により光切替素子１２ａまたは
１２ｂの故障判定を行い、切替後に、第６図中の電流送
出回路５１、電圧検出回路５２、電圧判定回路６１を用
い、前述した第２の実施例の手順により光切替素子１２
ａまたは１２ｂの動作故障判定を行うことで、切替前後
両方における故障判定が可能となる。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、次のような優れ
た効果を奏することができる。

（ａ）請求項１記載の光線路切替制御装置は、切替用電
流を切替用端子間に通電することにより光ファイバ心線
の切替動作を行なう光切替素子及び該光切替素子の切替
用端子間に切替用電流を送出する光線路切替制御装置よ
り構成される光切替システムにおいて、光ファイバ心線
の切替前に故障判定用電流を光切替素子の切替用端子間
に送出する回路と、故障判定用電流により発生した切替
用端子間の電圧を測定する回路と、該電圧の大きさによ
り光切替素子が正常か故障かを判定する回路とにより構
成されていることを特徴とするものであるから、光ファ
イバ心線の切替前に切替用電流と異なる故障判定用電流
を光切替素子に送出し、切替用端子間の電圧を測定する
ことによって、容易に切替前の光切替素子の故障を判定
することができる。

（ｂ）請求項２記載の光線路切替制御装置は、切替用電
流を切替用端子間に通電することにより光ファイバ心線
の切替動作を行ないかつ光路状態により状態検出用端子
間の抵抗値が変化する光切替素子及び該光切替素子の切
替用端子間に切替用電流を、状態検出用端子間に状態検
出用電流を各々送出する光線路切替制御装置より構成さ
れる光切替システムにおいて、切替用電流を光切替素子
の切替用端子間に送出する回路と、切替用電流を光切替
素子の切替用端子間に通電し光路の切替動作を行なった
後状態検出用電流を光切替素子の状態検出用端子間に送
出する回路と、状態検出用電流により発生した状態検出
用端子間の電圧を測定する回路と、該電圧の大きさによ
り光切替素子の状態が現用側の光路か予備側の光路かを
判定する回路とにより構成されていることを特徴とする
ものであるから、光ファイバ心線の切替動作を行った後
、状態検出用電流を光切替素子の状態検出用端子間に通
電し、状態検出用端子間の電圧を測定することによって
、容易に切替直後の光切替素子の切替状態を判定するこ
とができる。

（ｃ）請求項３に記載の光線路切替制御装置は、切替用
電流を切替用端子間に通電することにより光ファイバ心
線の切替動作を行ないかつ光路状態により状態検出用端
子間の抵抗値が変化する光切替素子及び該光切替素子の
切替用端子間に切替用電流を、状態検出用端子間に状態
検出用電流を各々送出する光線路切替制御装置より構成
される光切替システムにおいて、切替用電流を光切替素
子の切替用端子間に送出する回路と、光ファイバ心線の
切替前に故障判定用電流を光切替素子の切替用端子間に
送出する回路と、故障判定用電流により発生した切替用
端子間の電圧を測定する回路と、切替用電流を光切替素
子の切替用端子間に通電し光路の切替動作を行なった後
、状態検出用電流を光切替素子の状態検出用端子間に送
出する回路と、状態検出用電流により発生した状態検出
用端子間の電圧を測定する回路と、故障判定用電流によ
り発生した切替素子の切替用端子間の電圧並びに状態検
出用電流により発生した検出用端子間の電圧の大きさに
より光切替素子の故障の判定並びに光切替素子の状態が
現用側の光路か予備側の光路かを判定をする回路より構
成されていることを特徴とするものであるから、光切替
システムで切替動作を行う前または後またはその両方に
光切替素子の故障を判定することが可能となり、光切替
素子の故障による通信断を回避できるかあるいは短時間
で通信断を発見できるため、切替の信頼性が向上すると
いう利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するために示したもので
、第１図は光切替システムの概要を説明するブロック図
、第２図は請求項１記載の光線路切替制御装置の構成を
説明するブロック図、第３図（ａ）は光切替素子の短絡
故障を説明する図、第３図（ｂ）は光切替素子の断線故
障を説明する図、第４図（ａ）は光切替素子の現用状態
を説明する図、第４図（ｂ）は光切替素子の予備状態を
説明する図、第５図は請求項２記載の光線路切替制御装
置の構成を説明するブロック図、第６図は請求項３に記
載の光線路切替制御装置の構成を説明するブロック図で
ある。 １１ａ、ｌｌｂ・・・・・・伝送装置、１２ａ、１２ｂ
・・・・・・光切替素子、１３ａ、１３ｂ・・・・・・
光線路切替制御装置、１４ａ・・・・・・現用光ファイ
バ心線、１４ｂ・・・・・・予備用光ファイバ心線、１
４ｃ・・・・・・切替制御用光ファイバ心線、２１・・
・・・・電流送出回路、 ２２・・・・・・電圧検出回路、 ２３・・・・・・電圧判定回路、 ２４・・・・・・表示器、 ２５・・・・・・コンソール、 ２６ａ、２６ｂ・・・・・・切替用端子、３１・・・・
・・光切替素子に内蔵されるアクチュエータの巻線部、 ４１・・・・・・状態検出用スイッチ、４２・・・・・
・固定プラグ、 ４３・・・・・・可動プラグ、 ４４ａ、４４ｂ・・・・・・状態検出用端子、５１・・
・・・・電流送出回路、 ５２・・・・・・電圧検出回路、 ５３・・・・・・電圧判定回路、 ６１・・・・・・電圧判定回路。 第１ｆｆｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）切替用電流を切替用端子間に通電することにより光
   ファイバ心線の切替動作を行なう光切替素子及び該光切
   替素子の切替用端子間に切替用電流を送出する光線路切
   替制御装置より構成される光切替システムにおいて、 光ファイバ心線の切替前に故障判定用電流を光切替素子
   の切替用端子間に送出する回路と、故障判定用電流によ
   り発生した切替用端子間の電圧を測定する回路と、該電
   圧の大きさにより光切替素子が正常か故障かを判定する
   回路とにより構成されていることを特徴とする光線路切
   替制御装置。 ２）切替用電流を切替用端子間に通電することにより光
   ファイバ心線の切替動作を行ないかつ光路状態により状
   態検出用端子間の抵抗値が変化する光切替素子及び該光
   切替素子の切替用端子間に切替用電流を、状態検出用端
   子間に状態検出用電流を各々送出する光線路切替制御装
   置より構成される光切替システムにおいて、 切替用電流を光切替素子の切替用端子間に送出する回路
   と、切替用電流を光切替素子の切替用端子間に通電し光
   路の切替動作を行なった後状態検出用電流を光切替素子
   の状態検出用端子間に送出する回路と、状態検出用電流
   により発生した状態検出用端子間の電圧を測定する回路
   と、該電圧の大きさにより光切替素子の状態が現用側の
   光路か予備側の光路かを判定する回路とにより構成され
   ていることを特徴とする光線路切替制御装置。 ３）切替用電流を切替用端子間に通電することにより光
   ファイバ心線の切替動作を行ないかつ光路状態により状
   態検出用端子間の抵抗値が変化する光切替素子及び該光
   切替素子の切替用端子間に切替用電流を、状態検出用端
   子間に状態検出用電流を各々送出する光線路切替制御装
   置より構成される光切替システムにおいて、 切替用電流を光切替素子の切替用端子間に送出する回路
   と、光ファイバ心線の切替前に故障判定用電流を光切替
   素子の切替用端子間に送出する回路と、故障判定用電流
   により発生した切替用端子間の電圧を測定する回路と、
   切替用電流を光切替素子の切替用端子間に通電し光路の
   切替動作を行なった後、状態検出用電流を光切替素子の
   状態検出用端子間に送出する回路と、状態検出用電流に
   より発生した状態検出用端子間の電圧を測定する回路と
   、故障判定用電流により発生した光切替素子の切替用端
   子間の電圧並びに状態検出用電流により発生した状態検
   出用端子間の電圧の大きさにより光切替素子の故障の判
   定並びに光切替素子の状態が現用側の光路か予備側の光
   路かを判定する回路より構成されていることを特徴とす
   る光線路切替制御装置。