JPH0411913A - グリスフィルター - Google Patents

グリスフィルター

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JPH0411913A
JPH0411913A JP2110427A JP11042790A JPH0411913A JP H0411913 A JPH0411913 A JP H0411913A JP 2110427 A JP2110427 A JP 2110427A JP 11042790 A JP11042790 A JP 11042790A JP H0411913 A JPH0411913 A JP H0411913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louvers
grease filter
filter body
filter
outer frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP2110427A
Other languages
English (en)
Inventor
Kennosuke Ishida
石田 健之助
Keishiro Yokoi
横井 啓四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANAI PLANT KOGYO KK
Original Assignee
SANAI PLANT KOGYO KK
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Publication date
Application filed by SANAI PLANT KOGYO KK filed Critical SANAI PLANT KOGYO KK
Priority to JP2110427A priority Critical patent/JPH0411913A/ja
Publication of JPH0411913A publication Critical patent/JPH0411913A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はグリスフィルターに係り、特に厨房に用いられ
るグリスフィルターであって、セラミックスからなるフ
ィルター本体を用いた使用期間の長いグリスフィルター
に関する。
[従来の技術] 従来からグリスフィルターに関しては、ステンレスのフ
ィルター本体と、このフィルター本体を装着する装着部
に油回収部を設けた技術(例えば実公昭59−1298
6号公報)や、油回収部を設けずに、フィルター本体を
セラミックスで形成した技術が提案されている。
フィルター本体にセラミックスを用いた技術としては、
フィルター本体をブロック化したセラミックスを用いた
り、フィルター本体をリング状の網の層としたもの等が
提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記油回収部を設けたグリスフィルターは、油分がステ
ンレスの表面に付着して問題が生じると共に、外観にお
いても問題があった。また排出口の外壁等に油が流出し
たり、ファン(排出口)が油で汚れたり、ダクト、排出
口からの煙や臭いがあり、問題があった。
またフィルター本体にセラミックスを用いた技術におい
ては、セラミックスの空孔率を大きくして油分を捕捉し
ているが、これらの空隙に油分が充足されると、通気量
に影響を与えることとなり、過充足されると、捕捉した
油分を吐出すため、フィルターとしての寿命が短く、洗
浄等か定期的、特に短期間(例えば1月に1回程度)て
必要となるという問題があった。
本発明の目的は、フィルターとして使用期間の長いグリ
スフィルターを提供することにある。
本発明の他の目的は、排気口、排気ダクトの汚れを少な
くすることがてきるグリスフィルターの提供にある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るグリスフィルターは、換気装置と、グリス
フィルター本体と、該グリスフィルター本体に装着され
るフィルター本体とからなり、フィルター本体は枠体と
、該枠体内に、断面において両側が中央部に比して高く
形成された複数のルーバーが所定間隙をもって対向して
配置されると共に、前記ルーバーの中央側位置に、対向
するルーバーの側部側が位置して各々前記所定間隙の間
に配設してなるグリスフィルターであって、前記ルーバ
ーが芯材と、該芯材を被覆したアタパルガイド系粘土と
石膏系バインダーからなるゼラミックス酸化触媒担体に
よって形成された構成とする。
またフィルター本体はルーバーを備えた内枠部と外枠部
を組み合わせて構成され、前記内枠部は内枠に断面にお
いて両側が中央部に比して高く形成された複数のルーバ
ーを間隙をもって配設され、前記外枠部は外枠に断面に
おいて両側が中央部に比して高く形成された複数のルー
バーを間隙をもって配設され、前記外枠は前記内枠に配
設されたルーバーの間隙に位置するように交互に互いの
側部な中央部側に間隙をもって配設してなるグリスフィ
ルターであって、前記ルーバーが芯材と、該芯材を被覆
したアタパルガイド系粘土と石膏系バインダーからなる
セラミックス酸化触媒担体によって形成された構成とす
る。
[作用] 本発明に係るグリスフィルターにおいては、換気装置と
、グリスフィルター本体と、該グリスフィルター本体に
装着されるフィルター本体とからなり、フィルター本体
は枠体と、該枠体内に、断面において両側が中央部に比
して高く形成された複数のルーバーが所定間隙をもって
対向して配置されると共に、前記ルーバーの中央側位置
に、対向するルーバーの側部側が位置して各々前記所定
間隙の間に配設してなる゛グリスフィルターであるのて
、換気装置で吸引された油分を含んだ油煙は、ルーバー
の間隙と、この間隙を覆うように対向して配設されたル
ーバーの間を通過するときに、圧縮と衝突を繰り返し、
油と空気に分離され、油は、ルーバーに吸着されること
となる。上記ルーバーが芯材と、該芯材を被覆したアタ
バルガイド系粘土と石膏系バインダーからなるセラミッ
クス酸化触媒担体によって形成されているのて、ステン
レスのルーバーと異なり、ルーバーに接した油分は、反
射によるものも含めてすべて吸着されることとなる。こ
のようにして吸着された油は、ルーパー内に捕捉される
ので、ダクト等に油分が付着することが少なく、ダクト
内火災を最少にできると共に、セラミックス酸化触媒担
体からなるルーバーが酸化触媒作用をなして二酸化炭素
と水とに分解する。この分解作用は、換気装置が停止中
であっても常時行なわれるので、この分解作用によって
、吸着された油分が分解され、ルーバーの油分保持量を
少なくして、油分吸着の低下を防止することかできる。
上記フィルター本体を、ルーバーを備えた内枠部と外枠
部を組み合わせて構成され、外枠が前記内枠に配設され
たルーバーの間隙に位置するように交互に互いの側部を
中央部側に間隙をもって配設して構成しても、上記と同
様の作用を行なうことができるほか、ルーパ一部分の交
換のときに、フィルター本体を分解することができて、
より容易に交換でき、好適となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するも
のでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することが
できるものである。
図は本発明の一実施例を示すものて、本例に係るグリス
フィルターFは、第2図で示すように、グリスフィルタ
ー本体10に、換気装置20を一方の片面11側に備え
、フィルター本体Sを他方の片面12側に備えた片面体
からなり、フィルター本体Sは、内枠部30と、外枠部
40とから構成されている。そして、換気装置20であ
る換気ファンによって図示しない調理装置によって発生
する油煙が、グリスフィルターFを通過して外部(或は
ダクト)に排出されるようになっている。
内枠部30は、第1C図で示すように、矩形の枠体31
と、この枠体31の上下方向(第1C図)に所定数のル
ーバー(本例では、8本)32か、所定間隔33をおい
て配設されている。ルーバーは断面において両側32a
、32aか中央部32bに比して高く形成された長尺の
ものてあり、第1B図で示すように、多孔板からなる芯
材と、この芯材34にセラミックス酸化触媒担体を被覆
して形成されている。そして芯材34の上下両端部と、
枠体とをボルト、ビス、溶接等の固着或は接合手段(本
例ではボルト)36によって固定している。
上記内枠31に取着された両側のルーバー32には、把
持部37か、グリスフィルター本体10に装着したとき
に、前面側(第1A図)に向けて突出するように形成さ
れている。
外枠部40は、前記内枠部3oと同様に、外枠41と、
この外枠41の上下方向(第1D図)に所定数のルーバ
ー(本例ては、9本)42か、所定間隔43をおいて配
設されている。両側端に位置するルーバー42は、他の
ルーバー42の略半分のものを用いている。
なお、符号42aはルーバーの両側部、符号42bは同
中央部、符号44は芯材、記号には、ルーバー32と4
2の間隙を示す。
上記外枠41のルーバー42は前記内枠31に配設され
たルーバー32の間隙に位置するように交互に互いの側
部を中央部側に間隙をもって配設してなる。
上記内枠31及び外枠41に配設された各ルーバー32
.42を構成するセラミックス酸化触媒担体35,45
は、アタパルガイド系粘土と石膏系バインダーからなる
。即ち本例て用いられたアタパルガイド系粘土(Att
apulgite)からなるセラミックスとしては、5
in2を主成分として、少量のAj2203.MgO2
,Cab。
微量のK 20 、 T i 02 、 F e 20
 :lを含むものである。
石膏系バインターとしては、Ca S O4を主成分と
して、イオウ(S)、鉄(Fe)の成分を含むものであ
る。上記セラミックス酸化触媒担体としては、米国エン
ゲルハード社製のセラミックス酸化触媒担体、商品rス
ピーデイドライ(SPEEDI−DRI)Jを用いると
好適である。
上記セラミックスとバインダーの比率は、本例では、7
6 : 24の割合で混合している。この混合比率は、
80乃至70と20乃至30の範囲であれば良い。
上記構成からなるグリスフィルターFの具体的作用につ
いて説明する。
先ず換気装置20によってグリスフィルターFに吸い込
まれた油煙は、先ずフィルター本体Sの油導入部に入り
、外枠41に取着されたルーバー42の間隙43と、こ
の間隙43を覆うように配設された内枠31のルーバー
32との間隙Kを通過するときに、圧縮と衝突を繰り返
し、油と空気に分離され、油は、各ルーバー32.42
に吸着されることとなる。このとき、ルーバーを通り抜
けてグリスフィルター本体で反射された油煙等も油と空
気に分離されて油分が吸着される。このようにして吸着
された油分は、セラミックス酸化触媒担体35,45か
らなるルーバーが酸化触媒作用をなして、次に示すよう
に、二酸化炭素と水とに分解する。
即ち、油分である可燃性炭化水素をCmH2nとすると
、本発明で用いるセラミックスが触媒作用をなして、空
気中の酸素と反応して、CmH,n+02−* mcO2+nH2O+Q (反応熱) で示されるように、水(H2O)と二酸化炭素(CO2
)に分解される。
この分解作用は、常時行なわれるので、換気装置が停止
中であっても分解作用によって、ルーバーの油分吸着の
低下を防止することができる。
上記実施例ては、フィルター本体をルーバーを備えた内
枠部と外枠部を組み合わせて構成した例を示したが、こ
のように内枠部と外枠部を組み合わせずに、フィルター
本体を、1つの枠体と、この1つの枠体内に、断面にお
いて両側が中央部に比して高く形成された複数のルーバ
ーが所定間隙をもって対向して配置し、前記ルーバーの
中央側位置に対向するルーバーの側部側が位置して各々
所定間隙の間に配設して構成してもよい。
また上記各実施例では、片面にグリスフィルター本体を
装着する、いわゆる片面体を例にしたが、両面にグリス
フィルター本体を装着する両面体であっても良いことは
勿論である。
[発明の効果] 本発明は上記のように構成されているので、ステンレス
のような油回収部を設けたり、油回収部の洗浄等の必要
がない。
またルーバーがセラミックス酸化触媒担体からなるので
、吸着された油分は、ルーパー内に捕捉されるとともに
、捕捉された油分はセラミックス酸化触媒担体からなる
ルーバーによる酸化触媒作用で、二酸化炭素と水とに分
解され、フィルター本体の油分等の捕捉率の低下を防止
し、油分等が外部に排出することを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明に係るグリスフィルター本体の斜視図
、第1B図は第1A図のI−I線による断面図、第1C
図はグリスフィルター本体を構成する内枠部の斜視図、
第1D図はグリスフィルター本体の外枠部の斜視図、第
2図はグリスフィルター本体を装着した状態のグリスフ
ィルターの一部破断斜視図である。 10・・・グリスフィルター本体、20・・・換気装置
、30・・・内枠部、     31・・・枠体(内枠
体)、40・・・外枠部、     41・・・枠体(
外枠体)、32.42・・・ルーバー、32a、42a
・・・両側、32b、42b・・・中央部、 35.45・・・セラミックス酸化触媒担体、34.4
4・・・芯材、  F・・・グリスフィルターK・・・
間隙、       S・・・フィルター本体。 特 許 出 願 人:三愛プラント工業株式会社代理人
弁理士:秋   山   敦 第1A図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、換気装置と、グリスフィルター本体と、該グリスフ
    ィルター本体に装着されるフィルター本体とからなり、
    フィルター本体は枠体と、該枠体内に、断面において両
    側が中央部に比して高く形成された複数のルーバーが所
    定間隙をもって対向して配置されると共に、前記ルーバ
    ーの中央側位置に対向するルーバーの側部側が位置して
    各々前記所定間隙の間に配設してなるグリスフィルター
    であって、前記ルーバーが芯材と、該芯材を被覆したア
    タパルガイド系粘土と石膏系バインダーからなるセラミ
    ックス酸化触媒担体によって形成されたことを特徴とす
    るグリスフィルター。 2、換気装置と、グリスフィルター本体と、該グリスフ
    ィルター本体に装着されるフィルター本体とからなり、
    フィルター本体はルーバーを備えた内枠部と外枠部を組
    み合わせて構成され、前記内枠部は内枠に断面において
    両側が中央部に比して高く形成された複数のルーバーを
    間隙をもって配設され、前記外枠部は外枠に断面におい
    て両側が中央部に比して高く形成された複数のルーバー
    を間隙をもって配設され、前記外枠は前記内枠に配設さ
    れたルーバーの間隙に位置するように交互に互いの側部
    を中央部側に間隙をもって配設してなるグリスフイルタ
    ーであつて、前記ルーバーが芯材と、該芯材を被覆した
    アタパルガイド系粘土と石膏系バインダーからなるセラ
    ミックス酸化触媒担体によって形成されたことを特徴と
    するグリスフィルター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1001962C2 (nl) * 1995-12-21 1997-06-24 Rudolf Van Hardeveld Werkwijze voor het oxideren van koolstof en/of koolwaterstof en/of organische stoffen bevattende vloeibare of vaste deeltjesvormige verontreinigingen in gasstromen.
EP3978810A1 (en) * 2020-10-02 2022-04-06 Silverline Endüstri ve Ticaret A.S. Filter for a kitchen hood and kitchen hood comprising such a filter

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NL1001962C2 (nl) * 1995-12-21 1997-06-24 Rudolf Van Hardeveld Werkwijze voor het oxideren van koolstof en/of koolwaterstof en/of organische stoffen bevattende vloeibare of vaste deeltjesvormige verontreinigingen in gasstromen.
WO1997023268A1 (en) * 1995-12-21 1997-07-03 Technische Universiteit Delft Method for the oxidation of liquid or solid pollutants in gas streams
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