JPH04118632A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents
アクティブマトリクス型液晶表示装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ルの容量と並列に接続される付加容量を、大型パネルの
場合にも透明電極を用いて形成することができ、かつデ
ータドライバの耐圧を減少させる駆動方法をとれるよう
にすることを目的とし、透明絶縁基板上に複数の画素電
極とこの画素電極に対応して設けられたスイッチング素
子とをマトリクス状に配列するとともにスイッチング素
子行を活性化するスキャンバスラインとスイッチング素
子を介して液晶にデータ電圧を付与するデータバスライ
ンとを直交方向に設けてなる能動素子電極と、透明絶縁
基板上に対向電極を設けてなる対向基板と、能動素子基
板と対向基板とに挟持された液晶層とを具備してなるア
クティブマトリクス型液晶表示パネルにおいて、透明絶
縁基板上にスキャンバスラインと直交方向にストライプ
状の付加容量電極を画素電橋列に対応して設けその上に
絶縁膜を介して前記画素電極を設けて能動素子基板を構
成する。
し、特に付加容量形成用の透明電極を備えながら、大型
パネルの製作が可能なアクティブマトリクス型液晶表示
装置に関するものである。
、カラー表示が容易である等の特徴を有するところから
、ポケットテレビ(TV)やOA端末機器等の平面表示
装置として広範囲に用いられつつある。特に、大容量で
鮮明な階調表示が得られるスイッチング素子駆動のアク
ティブマトリクス型液晶表示パネルは、すでに実用化さ
れているとともに、現在盛んに研究開発が進められてい
て、より一層の高画質化、高信輔性化が図られている。
染等によって液晶抵抗の減少が生じるので、このような
場合にも、表示品質が劣化しないアクティブマトリクス
型液晶表示装置の出現が強く要望されている。
って、アクティブマトリクス型液晶表示パネルにおける
1画素分の液晶セル(LC)を示し、11は薄膜トラン
ジスタからなるスイッチング素子(TPT) 、RLC
は液晶抵抗、CLCは液晶セル容量である。
ッチング素子11として使用し、周期的に選択してオン
にすることによって、選択時にこれを経て液晶セルにデ
ータ電圧を書き込み、非選択時に、液晶セルの静電容量
(以下これを単にセル容量という)etcによって電位
を保持する。
Cとの積で定まる時定数が小さくなるため、書き込まれ
た液晶セル電圧の減衰が速くなり、選択周期内に表示濃
度が変化して表示不良を生じる。
防止する方法が知られている 第6図(a)、(ロ)は、付加容量つき液晶セルの構造
を説明するものであって、(a)は平面図を示し、(ロ
)は第6図(a)におけるB−B“矢視部断面図を示し
たものである。
し、その上にスキャンバス(SB)ライン13が横方向
に設けられているとともに、これと平行にストライプ状
の透明導電膜からなる付加容量電極14が設けられてお
り、さらにこれらの上に絶縁膜15が全面に施されてい
る。16は絶縁膜15上に設けられた画素電極であって
、スイッチング素子11を経てデータバス(DB)ライ
ン17に接続されている。
れる。スイッチング素子11は、制御電極(ゲート電極
)Gをスキャンバスライン13に、2つの被制御電極(
ドレイン電極、ソース電極)の一方をデータバスライン
17に接続され、他方を画素電極16に接続されている
。
上にマトリクス状に配置されて、能動素子基板(TPT
基板)1を構成している。
板18の内面に形成されている。対向電極20とガラス
基板18とは、対向基板2を形成する。
挟持することによって、液晶表示パネルを形成する。
0と向かい合って、平行平板コンデンサを形成する。こ
の平行平板コンデンサの容量が、液晶セル容量CLCと
なる。さらに各画素電極16は、絶縁膜15を挟んで付
加容量電極14と向かい合って、平行平板コンデンサを
形成する。この平行平板コンデンサの容量が、付加容量
C3となる。
のであって、第5図におけると同じものを同じ符号で示
し、C8は付加容量である。
16と対向電極20との間に生じる液晶セル容量CLc
の他に、画素電極16と付加容量電極14との間に付加
容量C8が生じる。
が液晶セル容置CLCと付加容量C8の和となるので、
画素電極16に書き込まれたデータ電圧の減衰時定数が
RLCX (etc+Ci)に増大する。従って、液晶
抵抗RLCが多少低下しても、液晶セル電圧の低下が抑
制されて、液晶セルの表示に対する悪影響が少なくなる
。
3〜5インチ程度のポケットTVには問題なく採用でき
、効果をあげることができる。
大型パネルでは、付加容量電極の抵抗と浮遊容量によっ
て、この部分を信号が伝播する際の波形の錬りが大きく
なるため、使用することができないという問題がある。
ルにおける浮遊容量を説明するものであって、1本のス
キャンバスラインに接続されたすべてのスイッチング素
子がオンになった場合の、付加容量電極14に対する浮
遊容量を示し、例えば横方向の画素数が320個である
場合、付加容量電極への浮遊容量Cは、各セルごとの付
加容量Cs =0.3 p Fとすると、 C=0.3pFX320 =96pF −・・(1)
となって極めて大きい。
の抵抗を低くすればよいが、透明導電膜では低抵抗のも
のを製作することは困難である。
ことが考えられるが、金属電極は不透明なため、各セル
における開口率が低下するという別の問題を生じる。
ものであって、液晶セルの容量と並列に接続される付加
容量を、大型パネルの場合にも透明電極を用いて形成す
ることができ、かつデータドライバの耐圧を減少させる
駆動方法をとることができる、付加容量電極および対向
電極を備えた、アクティブマトリクス型液晶表示装置を
提供することを目的としている。
うに、透明絶縁基板12上に複数の画素電極16とこの
画素電極16に対応して設けられたスイッチング素子1
1とをマトリクス状に配列し、スイッチング素子行を活
性化するスキャンバスライン13と、スイッチング素子
を介して液晶にデータ電圧を付与するデータバスライン
17とを直交方向に設けた能動素子基板1と、透明絶縁
基板18上に対向電極20を設けた対向基板2と、能動
素子基板1と対向基板2とに挟持された液晶層3とから
構成されたアクティブマトリクス型液晶表示パネルにお
いて、能動素子基板1の透明絶縁基板12上にスキャン
バスライン13と直交方向にストライプ状の付加容量電
極21を画素電極列に対応して設けるとともに、その上
に絶縁膜15を介して画素電極16を設けて能動素子基
板1を構成したものである。
示装置において、対向電極を付加容量電極21に対応し
てストライプ状に分割するとともに、対向電極20と付
加容量電極21の奇数番目のものと偶数番目のものとを
それぞれ一括して別方向に取り出す。そして画素電極列
ごとに互いに逆相のデータ電圧を付与するのに対応して
奇数番目の対向電極20および付加容量電極21と偶数
番目の対向電極20および付加容量電極21とに互いに
逆相のコモン電圧を付与するとともに、各画素電極にお
けるコモン電圧とデータ電圧とがほぼ等しい振幅で互い
に逆相に変化するようにしたものである。
において、透明絶縁基板上にスキャンバスラインと直交
方向にストライプ状の付加容量電極を画素電極列に対応
して設けて、その上に絶縁膜を介して画素電極を設けた
ので、付加容量電極への浮遊容量が小さく波形の錬りが
少なくなり、従って大型パネルの場合でも付加容量を設
けることができるようになる。
イプ状に分割するおともに、対1iil電極と付加容量
電極の奇数番目のものと偶数番目のものとをそれぞれ一
括して別方向に取り出して、画素電極列ごとに互いに逆
相のデータ電圧を付与するのに対応して奇数番目の対向
電極および付加容量電極と偶数番目の対向電極および付
加容量電極とに互いに逆相のコモン電圧を付与する。そ
して各画素電極におけるコモン電圧とデータ電圧とがほ
ぼ等しい振幅で互いに逆相に変化するようにしたので、
データ電圧とコモン電圧の電圧差を維持しながら、デー
タ電圧の振り幅の絶対値を減少させることができ、デー
タバスラインを駆動するドライバの耐圧と消費電力を減
少させることができるようになる。
であって、■画素分の液晶セルの構成を例示している。
で示し、21は透明導電膜からなる付加容量電極である
。
1を、ガラス基板12上にスキャンバスライン17と直
交する方向(データバスラインと平行する方向)にスト
ライプ状に形成する。さらに、この上に絶縁膜15を全
面にわたって設け、さらにその上に薄膜トランジスタか
らなるスイッチング素子11、スキャンバスライン13
.データバスライン17.画素電極16を形成して能動
素子基板lを構成する。
膜からなる対向電極20とによって構成される対向基板
2との間に液晶層3を挟持して、アクティブマトリクス
型液晶表示装置を構成する。
って、1本のスキャンバスラインに接続されたすべての
スイッチング素子がオンになった場合の付加容量電極2
1に対する浮遊容量を示し、例えば縦方向の画素数が2
40個である場合、付加容量電極への浮遊容量Cは、各
セルごとの液晶セル容量CLC= 0.1 p F 、
付加容量Cs =0.3 pFとすると、 = 18.2 p F
−(2)となって、(1)式に示された従来の場
合と比べて、約115〜l/6となる。
向のドツト数を乗したものであったのに対し、本発明の
構造では、駆動されないスキャンバスラインに属するセ
ルの浮遊容量は、付加容量と液晶セル容量との直列容量
となるので、この浮遊容量の和に、駆動されているスキ
ャンバスラインに属する1個分のセルの付加容量を加え
たものとなるからである。
置では、浮遊容量が大幅に減少するので、波形が鈍るこ
とが少なくなり、大型パネルの場合でも、付加容量を設
けることができるようになる。
は、データ電圧と付加容量電極および対向電極の電圧差
を維持しながら、付加容量電極および対向電極の電圧を
データ電圧の絶対値が減少する方向に変化させる駆動方
法をとることによって、データドライバを形成するスイ
ッチング素子11の耐圧を減少させることができる。
成を示したものであって、複数の付加容量電極211.
21z、 213.214.’−・は、奇数番目のもの
すなわち218.21z、−が上部の補助容量電極22
.に接続され、偶数番目のものすなわち21□、21.
、・・−が下部の補助容量電極22□に接続されること
が示されている。
対する接続方向を偶数番目のものと奇数番目のものとで
別方向とする。
ライン17と直交する方向(データバスラインと平行す
る方向)にストライプ状に形成し、かつストライプ状の
対向電極の外部に対する接続方向を偶数番目のものと奇
数番目のものとで別方向とする。
極とに同じ電圧を加えて駆動する。従って縦方向の同一
画素列に対応する付加容量電極と対向電極とは、常に同
し電位に駆動される。
するものと、奇数番目の画素列に対するものとが、互い
に逆極性の関係になるように駆動される。これは液晶の
不均一性に基づくフリンカを減少させるためであって、
周知の方法である。
電圧■、も、データ電圧の正負に対応して偶数番目のも
のと奇数番目のものとが逆極性の関係になるように駆動
する。
駆動波形を例示する図であって、画素電極に加えられる
データ電圧V0と、付加容量電極および対向電極に加え
られるコモン電圧■、とは、常にほぼ等しい振幅で互い
に逆相になるように駆動される。
正の電圧と負の電圧とを交互に印加する必要があること
が知られている。
には、液晶層に印加される電圧が+E(V)と−E (
V)に交互に変化するようにするためには、データ電圧
の振幅として±E (V)必要とすることになり、デー
タバスラインを駆動するドライバの耐圧および消費電力
が大きくなる。
めには、第4図に示すように、データ電圧■、と付加容
量電極および対向電極に加えられるコモン電圧■、とか
、常にほぼ等しい振幅で互いに逆相になるように駆動す
れば、データ電圧■。
となって、小さくてすむことになる。
差を維持しながら、データ電圧の振り幅の絶対値が減少
する方向にコモン電圧を変化させるので、データ電圧の
振幅を小さ(することができ、従って画素電極を駆動す
るスイッチング素子の耐圧を低下させることができると
ともに、データバスラインを駆動するドライバICの耐
圧と消費電力とを減少させることができるようになる。
るには、透明導電膜をスキャンバスラインと直交する方
向にストライプ状に形成し、次に絶縁膜を全面にわたっ
て形成すればよいので、本発明の実施に際して、製造工
程上は何ら問題を生じることはない。
クス型液晶表示装置において、能動素子基板上に透明導
電膜からなる付加容量電極をスキャンバスラインと直交
する方向にストライプ状に設けたので、付加容量電極へ
の浮遊容量が小さくなり波形の鈍りが少ないので、大型
パネルの場合でも付加容量を設けることができ、液晶抵
抗の滅少による表示品質の劣化を防止することができる
。
トライプ状に分割するとともに、付加容量電極と対向電
極上をそれぞれ偶数番目のものと奇数番目のものとを別
方向に引き出してコモン電圧を加え、画素電極列ごとに
互いに逆相のデータ電圧を付与するのに対応して互いに
逆相のコモン電圧を付与するとともに、データ電圧とコ
モン電圧の電圧差を維持しながら、データ電圧の振幅を
減少させるようにコモン電圧を変化させるので、データ
バスラインを駆動するドライバの耐圧と消費電力を減少
させることができる。
第2図は本発明における浮遊容量を説明する図、第3図
は本発明における付加容量電極の引出し部の構成を示す
図、第4図は本発明におけるデータ電圧とコモン電圧と
の駆動波形を例示する図、第5図は従来の液晶セルの等
価回路を示す図、第6図(a)、 (b)は従来の付加
容量つき液晶セルの構造を説明する図、第7図は付加容
量つき液晶セルの等価回路を示す図、第8図は従来のア
クティブマトリクス型液晶表示パふルにおける浮遊容量
を説明する図である。 1は能動素子基板、2は対向基板、3は液晶層、11は
スイッチング素子、12.18は透明絶縁基板、13は
スキャンハスライン、15は絶縁膜、16は画素電極、
17はデータバスケイン、20は対向電極、21は付加
容量電極である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]透明絶縁基板(12)上に複数の画素電極(16
)と該画素電極(16)に対応して設けられたスイッチ
ング素子(11)とをマトリクス状に配列するとともに
該スイッチング素子行を活性化するスキャンバスライン
(13)と該スイッチング素子を介して液晶にデータ電
圧を付与するデータバスライン(17)とを直交方向に
設けてなる能動素子基板(1)と、透明絶縁基板(18
)上に対向電極(20)を設けてなる対向基板(2)と
、該能動素子基板(1)と対向基板(2)とに挟持され
た液晶層(3)とを具備してなるアクティブマトリクス
型液晶表示パネルにおいて、前記透明絶縁基板(12)
上に前記スキャンバスライン(13)と直交方向にスト
ライプ状の付加容量電極(21)を画素電極列に対応し
て設けその上に絶縁膜(15)を介して前記画素電極(
16)を設けて前記能動素子基板(1)を構成したこと
を特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。 [2]請求項第1項記載のアクティブマトリクス型液晶
表示装置において、 前記対向電極(20)を付加容量電極(21)に対応し
てストライプ状に分割するとともに、該対向電極(20
)と付加容量電極(21)の奇数番目のものと偶数番目
のものとをそれぞれ一括して別方向に取り出して画素電
極列ごとに互いに逆相のデータ電圧を付与するのに対応
して互いに逆相のコモン電圧を付与するとともに、各画
素電極におけるコモン電圧とデータ電圧とがほぼ等しい
振幅で互いに逆相に変化するようにしたことを特徴とす
るアクティブマトリクス型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23724790A JP2976346B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23724790A JP2976346B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118632A true JPH04118632A (ja) | 1992-04-20 |
JP2976346B2 JP2976346B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17012583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23724790A Expired - Lifetime JP2976346B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976346B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022044155A1 (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-03 | 大和製衡株式会社 | 物品搬送用フィーダ及びそれを備えた組合せ秤 |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP23724790A patent/JP2976346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022044155A1 (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-03 | 大和製衡株式会社 | 物品搬送用フィーダ及びそれを備えた組合せ秤 |
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---|---|
JP2976346B2 (ja) | 1999-11-10 |
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