JPH04118512A - 車体の組立精度測定方法及びその装置 - Google Patents

車体の組立精度測定方法及びその装置

Info

Publication number
JPH04118512A
JPH04118512A JP23936190A JP23936190A JPH04118512A JP H04118512 A JPH04118512 A JP H04118512A JP 23936190 A JP23936190 A JP 23936190A JP 23936190 A JP23936190 A JP 23936190A JP H04118512 A JPH04118512 A JP H04118512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement member
car body
measuring
accuracy
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23936190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2506231B2 (ja
Inventor
Koji Tanaka
浩二 田中
Hideaki Maruyama
丸山 英明
Takashi Kubo
久保 隆嗣
Hideto Muraoka
村岡 秀人
Ken Yamaguchi
建 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2239361A priority Critical patent/JP2506231B2/ja
Publication of JPH04118512A publication Critical patent/JPH04118512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506231B2 publication Critical patent/JP2506231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば車体の生産ラインにおいて、組立てら
れた車体の組立精度を簡易かつ迅速に測定して爾後の工
程等を円滑ならしめる測定装置に関する。
(従来の技術) 従来、車体の生産ライン等において、例えば溶接工程か
完了すると、車体の組立精度を測定して、爾後の各種工
程を円滑ならしめるようにしている。そしてこのような
車体形状測定装置を自動化したようなものについては、
例えば特開昭62−54115号のような車体の位置、
姿勢決定装置に提案されるような非接触式のものが一般
的であり、例えば同装置のように発光器具とカメラを組
み合わせて像データを形成して処理し、その位置を決定
したり、或いはレーザー測距機を用いて測定したりする
測定装置が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の装置は殆どが後工程で必要な点検、測定
に限られているため、組立工程そのものの精度をあげる
ため、データをフィードバックさせ反映させるような方
式ではなかった。
又、上述のような非接触式の装置は一般的に装置が高価
となりがちであり、又データを処理して測定結果を出す
までに時間がかかりがちになるという不具合もあフた。
又、測定する箇所についても、主として車体の側方周辺
が主体であり車体のフロアまわりを従来の装置で測定し
ようとすると、車体の位置を高所に位置決めするか、又
は車体を特殊な姿勢にしてから測定しなければならなか
った。
(課題を解決するための手段) そこで本発明は、溶接加工後の車体の取付精度を測定す
るため、特にフロアまわりの穴位置等を測定するのに好
適な装置を得ることを目的とし、車体位置決め用の複数
の基準座を有する治具本体を設け、この治具本体に、車
体の被測定部の穴部に係合して車長、車幅、車高の各方
向に変位自在となる変位部材を設けた。そしてこの変位
部材の各方向の変位を測定する為測定センサを設けた。
又、この変位部材には、被測定部の穴部の精度を測定す
るための測定ピンを設け、この測定ピンを変位部材に対
して圧設自在にするとともに、その先端部を穴部に嵌入
可能とした。そしてこの測定ビンの出没量をセンサで検
出するようにした。
(作用) 治具本体の基準座によって車体を定位置に位置決めする
。この際、変位部材を車体の被測定部に係合し得る位置
に設けておき、しかも予め変位部材を基準となるべき零
点位置に設定しておくことにより、車体側と係合して変
位した変位部材の車長(X)、車幅(Y)、車高(2)
の3軸方向の変位を測定すれば、基準位置からのズレが
測定出来る。
又、予め変位部材に設けた測定ビンの先端部を基準の穴
部に嵌入させて基準穴に対する測定ビンの出没量を零点
位置として設定しておけば、実際の車体の穴部に係合す
る測定ピンの出没量の誤差によって例えば穴径の誤差等
も測定出来る。そして従来では多くの時間をかけていた
測定が極めて迅速になされるため、多量の車体の精度測
定を行なうことが可能となり、多数のデータを処理して
精度の傾向変化、バラツキ等の統計的解析、活用が図ら
れる。
(実施例) 本発明の車体の組立精度測定装置の実施例について添付
した図面に基づき説明する。
第1図、第2図は本測定装置と車体の関係を示し、第1
図が平面図、第2図が側面図、第3図は本測定装置のう
ち測定ユニットの斜視図である。
本発明の組立精度測定装置は、例えば溶接加工の終えた
車体に対して、特にフロアまわりの組付状態の精度を3
次的に自動測定して、従来抜き取り方式でしか行ない得
なかった精度測定を全数に亘り行ない、しかも解析結果
を溶接工程にもフィードバックさせ反映させるようにし
たものである。
このため大発明の装置の全体構成は、篤2図に示すよう
に、治具本体1に設けられた複数の基準座2と、この基
準座によって位置決めされる車体Wの被測定部を測定す
る複数の測定ユニット3を備え、この測定ユニット3の
センサで検出した変位信号を自動処理するため、増幅器
4及びAD変換ボート、データ処理CPUからなる信号
処理装置5を設けている。
そしてこの基準座2は、第1図に示すように例えば車体
Wの前後をそれぞれ2ケ所で位置決め出来るよう合計4
セット設けて、この基準座2上に車体Wを載置せしめる
よう構成し、又測定ユニット3は、主として車体のフロ
アまわりの被測定部を10ケ所に亘って測定するよう、
合計10セット設けている6一方、車体側の被測定部は
、例えばフロアに設けられたボルト取付孔、貫通孔等の
穴部を有する箇所が選択されている。
測定ユニット3の構成は、第3図に示すとおりであり、
4ケ所の取付孔8を有する基盤7上に、X軸すニアガイ
ド9が設けられ、このX軸すニアガイド9に係合する第
1テーブル10がX軸方向に移動自在とされている。
又、この第2テーブル10上にはY軸すニアガイド11
が設けられ、このY軸すニアガイド11に係合する第2
テーブル12がX軸に直交するY軸方向に移動可能とさ
れている。
更にこの第2テーブル12上に、パーティカルプレート
13が取り付けられ、このパーティカルプレート13の
前面には2軸リニアガイド14が設けられている。そし
てこのZ軸すニアガイド14には、エアシリンダを内蔵
した摺動体15が上下に摺動自在に係合し、この摺動体
15に変位部材16が固着されている。つまり変位部材
16は、縦、横、高さ方向に移動可能とされることにな
り、このうち水平1軸方向を車長方向に一致させている
。又この変位部材16の上面は測定面26として構成し
ている。
又、変位部材16の各方向への変位量を測定するための
測定センサが設けられている。まり基盤7と第1テーブ
ル10の間には、変位量を電気信号に変換することの出
来る作動変圧器等のX方向センサ18が設けられ、又第
1テーブル10と第2テーブル12の間にはY方向セン
サ19が設けられている。そして更に第2テーブル12
と摺動体15との間には2方向センサ20が設けられ、
これら各方向のセンサ18,19.20によって3軸方
向の変位量を測定する。
方、変位部材16には、上下に圧設自在な測定ビンとし
てのテーパビン22が設けられている。つまりこのテー
パビン22は変位部材16に対して上下に摺動可能とさ
れ、その下方にはスプリング23が設けられるとともに
、このスプリング23の下端側は、変位部材16に取り
付けられたスプリング受部材24によって支えられてい
る。そしてスプリング力によってテーパビン22を上方
に付勢するようにしている。又このテーパビン22の上
端は先細りのテーパ状とされて、車体Wの各被測定部の
穴部に嵌入可能となり、しかも上下方向への移動量を検
出するためのセンサ25が設けられている。このためこ
のテーバビン22は、常時スプリング力によって上方に
突出しており、上から押圧を加えると変位部材16の内
部に向けて没入する。
そしてこのような測定ユニット3の基本的な構成はすべ
ての測定ユニット3に共通しており、治具本体1の所定
の箇所に基盤7の取付孔8を介して固定され、各変位部
材16によって各被測定部の3軸方向の変位誤差を測定
し、テーパピン22によって被測定部の穴部の精度を測
定する。
方、これら測定ユニット3の基準値を設定するため第7
図に示すような基準器27が設けられている。
この基準器27は、予め基準の位置、高さに基準径の穴
部を備えてテンプレート式に構成され、この基準器27
を測定ユニット3の上から被せてテーバビン22を基準
径の穴部に嵌入させ、その位置な零位置としてそこから
の誤差を測定しようとするものである。
以上のような構成により本測定装置の作用について説明
する。
先ず治具本体1の測定ユニット3上に第7図に示す基準
器27を被せて、各測定ユニット3の変位部材16とテ
ーパピン22の基準位置を求める。すなわち、例えは第
4図(A) に示すような状態で変位部材16の上端の
測定面26を基準器27に当接するまで上昇させると基
準径の穴部に嵌入するテーパビン22によって変位部材
16がX軸、Y軸方向の基準位置に規制され、この結果
3軸すへての方向の基準位置が変位部材16によって求
められる。しかもテーバビン22の突出量によって基準
径の穴部に対する基準位置(出没J[)も求まる。そし
てこの位置を原点として設定し、信号処理装置5に記憶
させる。
次にこのような治具本体1上に車体を位置決め載置する
。そして各測定ユニット3の変位部材16をフロア下面
に当接するまで上昇させることで一斉にX、Y、Z軸方
向の座標データを得ることが出来、しかもテーバビン2
2の出没量によって同時に穴径の精度をも測定すること
が出来る。
すなわち穴径が基準に対して大きい時は第4図(B)の
ように突出量が増大し、逆に小さい時は突出量が減少す
る。そして測定結果に異常があると直ちに修正作業が行
なわれ完全にした後、後工程に流すとともに、不具合内
容を解析し、て不具合要因を早期に除去する。
又、このようなテーバビン22による穴径の測定の利点
は、例えば車体の裏側に溶接止めされたナツト等の位置
をも検出することが出来ることである。
すなわち第5図及び第6図に示すように車体側の穴中心
Pに対してナツト30或いはカラー31中心P′がずれ
て取り付けられているような場合にも、真に必要なナツ
トの中心P′を求めることが出来、或いは穴径異常とし
て検知することが出来て必要に応じ即座に修正等の措置
を採ることか出来る。かかる車体内部の各部材の取付状
態は、従来の方法では測定し得なかったものである。
そしてこのような測定装置により車体をセットしてから
測定し取り出すまでの所要時間は約15分間であり、従
来の方法では約3時開栓度の測定時間を要していたこと
に較べて、著しく短縮することか出来る。
又、すへての車体の組立精度を簡易に測定出来るため、
処理データが多くなり、溶接工程での不具合発生の傾向
変化等を正確に予測することか可能となる。つまり予防
整備も可能となる。
(発明の効果) 以上のように本発明の組立精度測定装置は、従来抽出的
にしか行ない得なかった車体の組立精度測定を、全数自
動的に測定し、しかも治具本体上に車体を載置するだけ
の操作で極めて簡易且つ迅速に処理出来るため、省人化
が可能となるばかりでなく、即座に修正等の対応措置を
採ることが出来る。しかも統計的解析とその処理データ
のフィードバック活用によって、組立工程における組付
は精度を向上させることも可能である。
更に測定ビンによって車体の裏側のナツト等の中心位置
も測定出来るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本精度測定装置と車体の関係を示し、
第1図が平面図、第2図か側面図、第3図は測定装置の
うち測定ユニットの斜視図、第4図は測定ピンの作用図
、第5図、第6図は穴径測定の説明図、第7図は基準器
による測定ユニットの原点規制を示す。 尚同図中、1は治具本体、2は基準座、3は測定ユニッ
ト、16は変位部材、18,19.20は測定センサ、
22は測定ピン、25はセンサを示す。 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代理人 
 弁理士   下  1) 客−即問    弁理士 
   大  橋  邦  度量   弁理士   小 
 山    有節2 図 (A) (B) 第5 図 (A) CB) 第6 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体の組立精度を測定する測定装置において、 この装置は、車体位置決め用の複数の基準座を有する治
    具本体と、この治具本体に設けられ且つ車体の被測定部
    の穴部に係合して車長、車幅、車高の各方向に変位自在
    な変位部材を備え、この変位部材の各方向の変位を測定
    センサで検出して組立精度を測定することを特徴とする
    車体の組立精度測定装置。
  2. (2)前記変位部材には、前記被測定部の穴部に嵌入し
    て該穴部の精度を測定する測定ピンが設けられ、この測
    定ピンは変位部材に対して出没自在とされるとともに、
    この測定ピンの出没量をセンサで検出するようにしたこ
    とを特徴とする請求項第1に記載の車体の組立精度測定
    装置。
JP2239361A 1990-09-10 1990-09-10 車体の組立精度測定方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2506231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2239361A JP2506231B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 車体の組立精度測定方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2239361A JP2506231B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 車体の組立精度測定方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04118512A true JPH04118512A (ja) 1992-04-20
JP2506231B2 JP2506231B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=17043618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2239361A Expired - Lifetime JP2506231B2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 車体の組立精度測定方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506231B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336120B1 (ko) * 1999-09-22 2002-05-10 이계안 차체 검사장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799107U (ja) * 1980-12-09 1982-06-18
JPS60173407A (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 Nissan Motor Co Ltd 三次元測定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799107U (ja) * 1980-12-09 1982-06-18
JPS60173407A (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 Nissan Motor Co Ltd 三次元測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336120B1 (ko) * 1999-09-22 2002-05-10 이계안 차체 검사장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2506231B2 (ja) 1996-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1286382C (en) Method for calibrating a coordinate measuring machine and the like and system therefor
US4945501A (en) Method for determining position within the measuring volume of a coordinate measuring machine and the like and system therefor
US5501096A (en) Calibration method for determining and compensating differences of measuring forces in different coordinate directions in a multi-coordinate scanning system
US20190294267A1 (en) Complex surface three-coordinate measuring device and error compensation method
US5574233A (en) Non-contact railway wheel test apparatus and method
TWI704028B (zh) 因應治具偏移的刀具路徑定位補償系統
US6922903B2 (en) Method and apparatus for measuring bent workpieces
CN113970299A (zh) 一种高精度竖直测量细长件外形轮廓的装置
CA1310092C (en) Method for determining position within the measuring volume of a coordinate measuring machine and the like and system therefor
CN1250934C (zh) 一种机械产品尺寸误差的柔性检具检测方法
CN117260389A (zh) 多传感器融合驱动的大型深孔零件形状误差在位测量系统
JPH04118512A (ja) 車体の組立精度測定方法及びその装置
CN207263087U (zh) 一种天窗导轨检具
CN112902898A (zh) 三维测量装置及所适用的机械手臂的校正方法
CN214120969U (zh) 一种汽车电池支架的检测装置
CN103659466B (zh) 触发式传感器轴向触发行程的检定方法及检定辅具
Aguilar et al. Analysis, characterization and accuracy improvement of optical coordinate measurement systems for car body assembly quality control
JPH0726646Y2 (ja) 穴深さ検査装置
CN113280776B (zh) 直径测量装置
JPH04135186A (ja) 産業用走行ロボットの基準位置決め方法と装置
JPH0532721Y2 (ja)
CN218973375U (zh) 滑移门上铰链总成用检具
CN219244468U (zh) 前罩铰链活动臂用检具
KR20180078524A (ko) 3차원 가공면 측정장치
US20230384076A1 (en) Calibration master installing jig and measuring method for calibration master in machine tool