JPH04118275U - 移動式フード - Google Patents

移動式フード

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JPH04118275U
JPH04118275U JP2854491U JP2854491U JPH04118275U JP H04118275 U JPH04118275 U JP H04118275U JP 2854491 U JP2854491 U JP 2854491U JP 2854491 U JP2854491 U JP 2854491U JP H04118275 U JPH04118275 U JP H04118275U
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JP
Japan
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hood
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towing vehicle
wheels
servo motor
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JP2854491U
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伸也 山本
誠一 後藤
正実 吉沢
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新東ダストコレクタ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛇行することなく安定した走行が可能なうえ
に、構造がシンプルで駆動力の伝達効率にも優れた移動
式フードを提供する。 【構成】 被加工物を搬入するに十分な出入口を有する
トンネル状の牽引車体1に集塵用のフード本体3を連設
した移動式フードであって、前記牽引車体1の前車輪5a
と後車輪5bを、該牽引車体1の左右の側壁にそれぞれ取
付けられた交流サーボモータ6により駆動される1本の
シャフト8により連結して同時に回転されるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、蛇行することなく安定した走行が可能なうえに、構造がシンプルで 駆動力の伝達効率にも優れた移動式フードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、大型の機械装置類の切断・溶接等の加工作業を行う場合のような粉塵 発生等による環境汚染が心配される作業場においては、被加工物や加工作業場の 局所を移動式フードで覆うことが行われている。
【0003】 ところが、従来の移動式フードを牽引するために用いる牽引車体は、被加工物 を搬入するに十分な出入口が車軸で遮られることをなくすため、トンネル状の牽 引車体の左右の側壁下端にある対向する車輪同志を連結車軸で連結することがで きず、このため、各車輪毎に各々独立の駆動源を設けて運転することが必要とな り、この結果、直進性が悪く蛇行するという問題点があった。そこで、連動用の シャフトで前車輪と後車輪を連結してこのシャフトを定速運転用の交流モータと 、低速および可変速運転用の直流モータにより切換自在に連結することを試みら れているが、交流と直流の2種類の電源を必要とするうえに駆動源切換のための 電磁クラッチ等の切換装置が必要で極めて複雑な機構となり、前記の蛇行防止の 調整作業等に長時間要するとともに駆動力の伝達効率も著しく悪くなるという問 題点があった。また、前記の交流と直流のモータのうちのいずれか一方を使用し ている間は他方のモータは空回りの状態となり、動力のロスが大きいという問題 点もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、蛇行することなく安定した走 行が可能なうえに使用する電源も交流のみでよく、また、伝達機構もシンプルで 優れた駆動力の伝達効率を発揮することができるとともに蛇行調整等の保守作業 も極めて容易に行うことができる移動式フードを提供することを目的として完成 されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案の移動式フードは、被加工物を搬 入するに十分な出入口を有するトンネル状の牽引車体に集塵用のフード本体を連 結した移動式フードであって、前記牽引車体の両側壁に駆動源である交流サーボ モータをそれぞれ設けて各交流サーボモータを連動用のシャフトを介して前車輪 と後車輪に連結してあることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。 図中、1は大型機械装置類の被加工物2を搬入するに十分な入口1aを有するト ンネル状の牽引車体、3は該牽引車体1の出口1bに連設された蛇腹式のフード本 体、4は牽引車体1を被加工物2へ案内するためのレールである。なお、前記フ ード本体3の一端にはフード本体3内で行われる加工作業の際に発生する粉塵等 を集塵処理するための集塵機(図示せず)が取り付けられている。
【0007】 前記牽引車体1の入口1aを挟んだ左右の両側壁の下端には、各々レール4上を 移動する例えば直径が300mm の前車輪5aと後車輪5bの合計4個の車輪が設けられ ており、また、牽引車体1の左側および右側には前記の各車輪を駆動するための 交流サーボモータ6が1個ずつ駆動源として設けられている。なお、フード本体 3内に被加工物2を搬入できるよう前記の左右の前車輪5a、5a間および後車輪5b 、5b間には対向する車輪を連結する連結車軸がないことは勿論である。
【0008】 次に、各車輪と交流サーボモータ6との連結につき説明すると、前記の交流サ ーボモータ6の回転軸には回転速度調整用の減速機7を介して車輪回転用のシャ フト8が連結されており、該シャフト8の両端部には各々駆動力を車輪の回転方 向に変換するためのウォーム減速機9が設けられている。そして、該ウォーム減 速機9と各車輪5a、5bのスプロケット10とがローラチェーン11により連結さ れ、各車輪5a、5bが交流サーボモータ6の駆動により回転されるよう構成されて いる。なお、牽引車体1の左右は対称であって前記のように構成された車輪と交 流サーボモータとが各々に設けられており、右側の車輪5a、5bは右側の交流サー ボモータ6により、また、左側の車輪5a、5bは左側の交流サーボモータ6により 各々駆動されるものである。
【0009】
【作用】
このように構成されたものにおいては、レール4の間の所定位置に置いた被加 工物2に対して切断・溶接等の際に発生する粉塵をフード本体3に取り付けた集 塵機で吸引処理しつつ加工処理するよう、フード本体3を前記の被加工物2に向 けて牽引するものである点は従来と同様である。 この場合、本考案においては牽引車体1の左側および右側の各車輪5a、5bは各 々例えば0m/分〜7m/分の範囲内で任意に速度調整が可能な交流サーボモー タ6に連結されており、前後の車輪間における回転むらがないとともに左右間に おける速度の調整もなされているので直進性に優れて、蛇行することなく確実に フード本体3を被加工物2まで牽引することとなる。
【0010】 即ち、前記の交流サーボモータ6の回転力は減速機7を介して車輪回転用のシ ャフト8に円滑に伝達されると同時に、該シャフト8の回転力がウォーム減速機 9により方向変換されたうえで前車輪5a、および後車輪5bに動力ロスを生ずるこ となく確実に伝達されることとなる。しかも、各車輪の速度調整は交流サーボモ ータ6の回転数の調整のみで行うことができるものであり、従来のように速度変 化に対応して交流モータと直流モータとを切換える必要もなく、また、中間に電 磁クラッチ等の切換装置を介在させないので優れた伝達効率を発揮できることと なる。更には、前記の前車輪5aと後車輪5bとは一本のシャフト8によって連結さ れていて両車輪間における回転力が等しくなるよう調整されているので、前後の 車輪間における回転むらがない。そして、このような前車輪5aと後車輪5bとを車 体1の左右に速度調整をしたうえ運転するので、極めて優れた直進性を発揮でき ることとなる。
【0011】 なお、前記の牽引車体1においては左右の車輪の回転数を任意に変更して曲線 状のレール上を円滑に走行させることができることはもちろんのこと、速度変更 の調整や蛇行防止の調整、およびメンテナンス作業等を極めて容易、かつ短時間 で行うことができるものである。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように本考案は、蛇行することなく安定した走行が 可能なうえに使用する電源も交流のみでよく、また、伝達機構もシンプルで優れ た駆動力の伝達効率を発揮することができるとともに蛇行調整等の保守作業も極 めて容易に行うことができるものである。更には、簡単な構造で設置スペースも 少なくすむうえに動力のロスもなく経済的であるという利点もある。 よって本考案は従来の問題点を一掃した移動式フードとして、その実用的価値 は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す切欠正面図である。
【図3】本考案の実施例を示す切欠平面図である。
【符号の説明】
1 牽引車体 3 フード本体 5a 前車輪 5b 後車輪 6 交流サーボモータ 8 シャフト
フロントページの続き (72)考案者 吉沢 正実 愛知県額田郡幸田町大字坂崎字西長根1番 地 新東ダストコレクタ株式会社幸田工場 内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を搬入するに十分な出入口を有
    するトンネル状の牽引車体(1) に集塵用のフード本体
    (3) を連結した移動式フードであって、前記牽引車体
    (1) の両側壁に駆動源である交流サーボモータ(6) 、
    (6) をそれぞれ設けて各交流サーボモータ(6) を連動用
    のシャフト(8) を介して前車輪(5a)と後車輪(5b)に連結
    してあることを特徴とする移動式フード。
JP2854491U 1991-03-29 1991-03-29 移動式フード Expired - Fee Related JP2546380Y2 (ja)

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JP2546380Y2 JP2546380Y2 (ja) 1997-08-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056435A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Nishi Nippon Metal:Kk 移動式集塵フード装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011056435A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Nishi Nippon Metal:Kk 移動式集塵フード装置

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Publication number Publication date
JP2546380Y2 (ja) 1997-08-27

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