JPH04118024A - 溶剤回収装置 - Google Patents

溶剤回収装置

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Publication number
JPH04118024A
JPH04118024A JP2237808A JP23780890A JPH04118024A JP H04118024 A JPH04118024 A JP H04118024A JP 2237808 A JP2237808 A JP 2237808A JP 23780890 A JP23780890 A JP 23780890A JP H04118024 A JPH04118024 A JP H04118024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorption tower
adsorbent
fluorocarbon
gas
adsorption
Prior art date
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Pending
Application number
JP2237808A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Yokota
横田 久昭
Koki Usui
臼井 光基
Hitoshi Uematsuse
上松瀬 等
Osamu Yoshiguchi
吉口 理
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフロン等の溶剤を含有する処理ガスからこの溶
剤を回収するバッチ式の溶剤回収装置に関し、特に、再
生時に水蒸気を使用しない溶剤回収装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 近時、環境汚染に対する関心が高まり、環境保全の見地
から規制が強化されて炭素廃棄物の大気中への放出が禁
止される傾向にある。とりわけ、塩素を有するフロンガ
スによる大気汚染か地球的規模で重大な問題として注目
されており、このためフロンガスの排出規制がなされよ
うとしている。
このフロンカス排出規制においては、将来的にはフロン
ガスの全面使用中止が唱われているものの、その代換品
か開発される迄の現状の期間においてハ、従来大気に放
散されていたフロンガスヲ系外へ排出しないように回収
して再使用することを次善策としている。このため、種
々のフロンガス回収装置が開発されている。
従来のバッチ式のフロンガス回収装置においては、吸着
材を貯留した複数基の吸着塔に、選択的に且つ交互にフ
ロン含有ガスを通流させて吸着塔内の吸着材にフロンを
吸着させ、これにより清浄ガスを得ている。そして、フ
ロン吸着後の吸着塔内の吸着材には高温の蒸気を通流さ
せ、この蒸気により吸着材を加熱し、吸着材からフロン
を脱着させて吸着材を再生する。このように、複数基の
吸着塔にて吸着と脱着とを交互に繰り返すことにより、
フロン含有空気からフロンが除去されて清浄空気が得ら
れる。なお、必要に応じて、脱着工程を終了した吸着塔
には常温等の低温の冷却ガスを通流させ、吸着材を冷却
してその吸着効率を高めた後に、吸着工程に移るように
なっている。
しかしながら、このような従来のフロンガス回収装置に
おいては、吸着材の再生に蒸気を使用するために、酸の
発生を回避することかできないという欠点がある。即ち
、フロンが蒸気に曝された条件下で活性炭に吸着された
まま長時間経過すると、フロンの一部が分解し、塩酸及
びフッ酸が発生する。そうすると、回収フロン中のフロ
ン純度の低下、並びに排水及び浄化ガス中への酸の混入
等の問題が生じる。また、アルコールを含む共沸混合フ
ロンを回収する場合は、アルコールは水分に溶は込み、
その殆との部分が多量に排出される排水と共に排出され
てしまうため、排水中のBOD、COD対策を講じる必
要がある等の問題点もある。
そこで、本願発明者は吸着材の再生に蒸気を使用しない
溶剤回収装置を提案した(特願平]−144987号)
。この溶剤回収装置は吸着材をシートヒータにより加熱
するようにしたものであり、第2図にその一例を示す。
即ち、2基の吸着塔1,2内には第3図に示す吸着体4
0が収納されている。
この吸着体40は複数個の活性炭吸着材41間にシート
ヒータ42を介装させて配置したものである。そして、
このシートヒータ42に通電することにより抵抗発熱さ
せ、これにより、シートヒータ42に接した吸着材41
を加熱するようになっている。シートヒータ42に対す
る通電を停止することにより吸着材41は放冷される。
処理ブロア3には、配管21を介してフロン含有空気が
供給される。そして、この処理ブロア3は配管22を介
して冷却器4に連結され、冷却器4は配管23と、この
配管23から分岐した配管23a、23bとにより夫々
第1及び第2の吸着塔1,2に連結されている。フロン
含有空気は処理ブロア3により配管22,23.23a
、、23bを介して第1及び第2の吸着塔1,2に選択
的に送り込まれる。冷却器4には冷却水が供給され、こ
れにより吸着塔1,2内に送り込まれるフロン含イイ空
気を予め冷却するようになっている。なお、配管23a
、23bには、夫々開閉弁V、、V3が介装されている
第1及び第2の吸着塔1,2から排出された浄化空気は
配管24a、24.b及びこれらの配管24a、24b
か連結された基幹配管24を介して大気中に期:出され
る。この配管24a、24bには夫々開閉弁V2.V4
が介装されている。
また、配管24は配管26a、27aと配管26b、2
7bとを介して夫々第1及び第2の吸着塔1,2の各一
方の端部に連結されている。配管26a、26bには夫
々大気開放弁V、、V8が介装されており、配管27a
、27bには夫々キャリア空気の流量調整弁V、。、V
12が介装されている。そして、第1及び第2の吸着塔
1,2の各他方の端部には夫々配管25a、25bと配
管28a、28bとが連結されている。配管25a。
25bは配管25に合流しており、この配管25は配管
22に連結されている。そして、配管25には配管25
a、25bを介して吸着塔1,2内の空気を吸引する冷
却ブロア5が介装されており、配管25a、25bには
夫々開閉弁V5.V、が介装されている。
更に、配管28a、、28bは配管28に合流し、この
配管28を介して分離器8に連結されている。
そして、この配管28には真空ポンプ6と凝縮冷却器7
とが介装されており、配管28a、28b。
28を介して真空ポンプ6により吸着塔1,2内の空気
を吸引し、冷却器7によりこの吸引空気を冷却した後、
分離器8に送給するようになっている。冷却器7にはチ
ル冷却水が供給され、真空ポンプ6により吸引された吸
着塔1,2内のフロン含有空気はこのチル冷却水により
冷却されてそのフロン含有空気中のフロン及び水分が凝
縮され、これらのフロン液及び水が、未凝縮フロンを含
む空気と共に分離器8に供給される。
分離器8においては、水とフロン液とが分離され、フロ
ン液はタンク9に集められて回収される。
水分は分離器8から排出される。一方、未凝縮のフロン
を含有する空気は、配管29を介して配管21に返戻さ
れ、処理空気と共に再度吸着及び脱着工程に供される。
次に、上述の如く構成されたフロン回収装置の動作につ
いて説明する。
先ず、第1の吸着塔1に収納されている吸着体が再生後
のもので活性状態にあり、第2の吸着塔2に収納されて
いる吸着体か吸着後のものでフロンを十分に吸着してい
る状態にあるとする。従って、第1の吸着塔1か吸着工
程、第2の吸着塔2が脱着工程を実施することになる。
この場合は、開閉弁V I I ■2を開、開閉弁V5
.V6及びV9を閑にする。流量調整弁■、。は、次工
程の減圧時に所定の流量の再生ガスか通流するように設
定しておく。また、開閉弁V 3 +  V4+  V
7 +V8を閉、開閉弁Vllを開にし、流量調整弁V
12を所定の開度に設定してこの流量調整弁v12を介
して所定の流量の再生カスを通流させる。更に、処理ブ
ロア3は常に駆動されており、真空ポンプ6及び冷却ブ
ロア5は選択的に駆動される。なお、この工程の当初は
真空ポツプ6か動作状態、冷却ブロア5か動作停止状態
にある。
そうすると、フロン含有空気は配管21を介してブロア
3により吸引され、配管22を介して冷却器4に供給さ
れて冷却される。これにより、フロン含有空気は吸着材
による吸着効率か高い低温に冷却された後、ブロア3に
よりKe’ff23.23aを介して第1の吸着塔1に
送り込まれる。吸着塔1内には吸着体40が収納されて
いて、フロン含有空気は吸着体40の吸着材41を通流
してその含有フロンが吸着材41に吸着される。フロン
が除去されて浄化された清沸空気は配管24a。
24を介して大気に排出される。
一方、第2の吸着塔2においては、真空ポンプ6により
配管28,28bを介して吸着塔2内が吸引され、配管
24を通流している浄化空気が流量調整弁V12を介し
て所定の流量で導入される。
そして、吸着塔2内の吸着体40においては、そのンー
トヒータ42に通電することによりンートヒータ42を
抵抗発熱させ、このンートヒータ42に接する吸着材4
1を加熱する。これにより、この吸着材41に吸着され
ていたフロンが脱着され、流量調整弁V1゜を介して吸
着塔2内に導入された浄化空気をキャリアガスとして吸
着材41から脱着されたフロンが真空ポンプ6により吸
引されて冷却器7に供給される。このフロンが濃縮され
た吸着塔2の排出空気は冷却器7にてチル水により冷却
され、排出空気中のフロン及び水分か凝縮されてフロン
液及び水となって分離器8に供給される。未凝縮フロン
を含有する空気は分離器8から配管29を介して配管2
1に返戻され、配管21を介して送り込まれたフロン含
有空気と共に、処理ブロア3により吸着工程を実施して
いる第1の吸着塔1に導入される。従って、冷却器8に
てフロン濃縮空気からフロン及び水分を凝縮させた後の
未凝縮フロンを含有する空気は第1の吸着塔1に供給さ
れて未凝縮フロンが吸着除去される。
分離器8においては、フロン液と水とが比重分離され、
水は排出されると共に、フロン液はタンク9に回収され
る。
次いて、第2の吸着塔2内の吸着材からフロンを十分に
脱着した後、第1の吸着塔1は吸着工程を実施したまま
の状態で、第2の吸着塔2を脱着工程から冷却工程に移
行させる。即ち、弁V I+v2.v5.v6.v8及
び弁V3.V4はそのままで、開閉弁V8を開、開閉弁
V I +を閑にする。
こうすることによって、それまで減圧されてぃた吸着塔
2内に配管26bを介して空気か供給され、常圧となる
。次いで、他の開閉弁はそのままで、開閉弁v8を閑、
開閉弁V−、V7を開とする。
また、真空ポンプ6は動作を停止させ、冷却ブロア5は
動作を開始させる。そうすると、第2の吸着塔2内には
、配管24を通流している浄化空気か冷却ブロア5に吸
引されて、配管26bを介して導入される。この浄化空
気は冷却ガスとして第2の吸着塔2内の吸着材を冷却し
た後、配管25b、25を介して配管22に返戻され、
フロン含有空気と共に第1の吸着塔1に供給される。こ
れにより、第2の吸着塔2内を通流したときに冷却ガス
中に混入したフロンを第1の吸着塔1内の吸着材に吸着
させて除去する。
その後、第1の吸着塔1を脱着工程、第2の吸着塔2を
吸着工程に切り替え、爾後このような動作を交互に繰り
返してフロン含有空気からフロンを回収する。
このようにして、酸の発生の虞がある蒸気を使用せずに
吸着材を再生することができる。
[発明か解決しようとする課題] しかしなから、上述したフロン回収装置には以下に示す
欠点かある。なお、この欠点はガスかフロンである特定
の場合に生しるのではなく、フロンに代表される溶剤一
般にて起こるものである。
以下、説明の簡略化のため、溶剤がフロンである場合に
ついて説明する。
処理すべきフロン含有空気中のフロン濃度が低い場合に
は、真空ポンプ6により吸引されて冷却器7に送り込ま
れるフロン濃縮ガス中のフロン濃度も低い。その結果、
冷却器7における冷却凝縮効率が低くなり、分離器8か
ら配管21に返戻される空気中には未凝縮フロンが多量
に含まれるようになる。従って、吸着塔1,2において
は、配管21を介して本装置に送り込まれるフロン含有
空気中のフロンの外に、装置内で循環されるリターン空
気中のフロンも吸着処理する必要があり、しかもこのリ
ターン空気中のフロン量が比較的多いために、吸着塔内
に収納すべき吸着材の所要量が多くなる。このため、装
置コストか高いという欠点かある。
また、分離器8から吸着塔1,2に返戻されるリターン
空気の量が多(なるので、吸着塔1,2においては、−
度濃縮した空気をリターン空気として再度濃縮する割合
が多くなり、無駄な濃縮(吸着及び脱着)工程を実施し
ていることになる。
そして、このリターン空気中のフロンの吸着回収に吸着
材が使用されてしまい、本来吸着回収すべきフロン含有
空気、即ち外系から供給されるフロン含有空気を処理す
べき吸着材の割合が少なくなって極めて非効率的である
。例えば、フロン113においては、冷却器7て5°C
に冷却して凝縮分離しても、キャリアガス中に理論値で
18%、実際上30%の高濃度の未凝縮フロンか含有さ
れて吸着塔1,2の入口に返戻されることになる。フロ
ン11においては、更に高濃度の約53%の未凝縮フロ
ンか含有されて吸着塔1,2の入口に返戻される。この
ようにリターン空気中の未凝縮フロン量が多いために、
吸着塔1,2による濃縮工程が外系から導入されたフロ
ン含有空気の濃縮に有効に使用されていないという欠点
がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
吸着塔による濃縮工程を高効率化することができ、吸着
材の所要量の低減及び装置コストの低減を図ることがで
きる溶剤回収装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る溶剤回収装置は、主成分が活性炭である吸
着材及びこの吸着材を加熱して再生する加熱手段を備え
た複数基の主吸着塔と、主成分が活性炭である吸着材を
収納した複数基の補助吸着塔と、前記主吸着塔に溶剤を
含有する処理ガスを選択的に通流させて清浄ガスを得る
溶剤含有ガス通流手段と、前記主吸着塔からの吸着材再
生後ガス及び前記補助吸着塔からの吸着材再生後ガスを
導入して冷却し前記吸着材再生後ガス中の溶剤を凝縮さ
せる凝縮冷却器と、この凝縮冷却器からの未凝縮ガスを
前記補助吸着塔に選択的に通流させる未凝縮ガス通流手
段と、前記主吸着塔に対する処理ガスの供給及び再生後
ガスのυト出を選択的に且つ第1の切換えサイクルで交
互に実施させる主吸着塔制御手段と、前記補助吸着塔に
対する未凝縮ガスの供給及び再生後ガスの排出を選択的
に且つ前記第1の切換えサイクルより短い第2の切換え
サイクルで交互に実施させる補助吸着塔制御手段とを有
することを特徴とする。
[作用] 本発明においては、特定の主吸着塔に装入されている吸
着材を加熱手段により加熱すると、前記吸着材は従前の
吸着工程にて吸着していた溶剤を温度圧力スイング脱着
効果により脱着する。また、特定の補助吸着塔に装入さ
れている吸着材も再生工程を実施されており、これらの
主吸着塔及び補助吸着塔から排出された再生後ガスは、
凝縮冷却器にて冷却を受けてその含有する溶剤がガス中
から凝縮分離される。そして、この凝縮冷却器にて凝縮
しない未凝縮の溶剤を含有するガスは、他の補助吸着塔
に導入されて、その含有溶剤が吸着除去され、準清浄カ
スか得られる。また、他の主吸着塔には外系から溶剤含
有ガス(処理ガス)か導入され、この他の主吸着塔によ
り処理ガス中の溶剤か吸着除去されてKnガスか得られ
る。これらの主吸着塔は処理ガスの吸着工程と再生(脱
着)工程とを第1の切換えサイクルで交替する。なお、
主吸着塔が脱着工程から吸着工程に移る際には、脱着工
程で加熱されていた吸着材を降温させて吸着能力を高め
るため、加熱を停止してキャリアガスの通流のみを実施
する冷却工程を設けることが好ましい。一方、補助吸着
塔も未凝縮溶剤含有ガスの吸着工程と再生(脱着)工程
とを第2の切換えサイクルで交替するが、この第2の切
換えサイクルは前記第1の切換えサイクルよりも短い。
このようにして、主吸着塔が処理ガス中の溶剤を吸着除
去すると共に、再生時にはこの溶剤濃度を濃縮して溶剤
含有カス(中濃度ガス)を脱着する一方、凝縮冷却器に
て凝縮しなかった未凝縮の溶剤を含有する未凝縮溶剤含
有カスは、補助吸着塔に導入されてこの補助吸着塔によ
り前記未凝縮溶剤の大部分が除去される。従って、外系
から供給される溶剤含有ガス中の溶剤濃度が低いため、
溶剤が凝縮冷却器にて十分に凝縮せずに比較的多量の未
凝縮溶剤が凝縮冷却器から排出される場合であっても、
本発明によれば、補助吸着塔によりこの未凝縮溶剤を十
分に除去することができるので、仮に補助吸着塔から排
出された準清浄ガスを主吸着塔の入り口に返戻したとし
ても、その返戻ガス中に含まれる溶剤の量及び濃度は低
いので、主吸着塔は専ら外系から導入される処理ガスの
吸着及び脱着による溶剤濃縮工程に有効に利用される。
このため、主吸着塔において、溶剤含有ガスを極めて高
効率で濃縮することができる。これにより、吸着塔内に
収納すべき吸着材の所要量を低減することができると共
に、装置を小型化することが可能であり、装置コストを
低減することができる。
また、本発明においては、主吸着塔は主吸着塔制御手段
により制御されて第1の切換えサイクルで溶剤の吸着工
程と脱着工程とを交替し、補助吸着塔は補助吸着塔制御
手段により制御されて前記第1の切換えサイクルに比し
て短い時間で溶剤の吸着工程と脱着工程とを交替する。
これにより、補助吸着塔の大きさは主吸着塔の処理能力
の制約を受けることなく、小型化することか可能になる
つまり、主吸着塔と補助吸着塔とを同一のサイクルで吸
着工程及び脱着工程を行なわせる場合は、主吸着塔が吸
着工程にある間にそれと同期の補助吸着塔内の吸着材の
溶剤吸着効率が低下しないように、前記主吸着塔の処理
能力に応じて補助吸着塔もそれに見合う処理能力をもつ
必要がある。従って、大きな処理能力を得るために主吸
着塔を大きくすると、補助吸着塔内 しかしながら、主吸着塔と補助吸着塔とを別個の切換え
サイクルで、且つ、主吸着塔における吸着工程と脱着工
程との交替のサイクルに比して短い時間で補助吸着塔の
吸着工程と脱着工程との交替を行なうことにより、補助
吸着塔の容量は主吸着塔の処理能力からの制約を受けな
くなり、補助吸着塔を小型化することができる。
この場合に、補助吸着塔内に収納された吸着材の再生を
圧力スイング効果により行なうようにすると、吸着材の
加熱工程及び冷却工程が不要であるため、温度圧力スイ
ング脱着効果により吸着材を再生する主吸着塔に比して
短い時間で吸着材の再生を行なうことができる。このた
め、補助吸着塔においては、圧力の変化により吸着材の
再生を行なうことか好ましい。
なお、本発明においては、上述の如く、主吸着塔と補助
吸着塔とを別個の切換えサイクルで稼働させるため、主
吸着塔と補助吸着塔とが同数である必要はなく、必要に
応じて主吸着塔の数及び補助吸着塔の数を個別的に決定
することができる。
[実施例コ 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例に係る溶剤回収装置を示すブロ
ック図である。但し、このブロック図にて示す溶剤回収
装置は4基の主吸着塔を有してフロンを回収するもので
ある。
主吸着塔IL  12,13.14内には、第3図に示
す吸着体40が収納されており、/−トヒータ42に対
する通電により、ンートヒータ42が発熱して吸着材4
1が加熱される。これにより、吸着材41からフロンが
脱着されて吸着材42か再生される。一方、2基の補助
吸着塔15.16内には、活性炭ペレットが充填されて
おり、この活性炭ペレットにより補助吸着塔15.16
内を通流する空気中からフロンか吸着除去される。
処理ブロア3には配管21を介してフロン含有空気が供
給される。そして、この処理ブロア3は配管23及びこ
の配管23から分岐した配管23a、23b、23c、
23dを介して主吸着塔11.12,13.14に連結
されている。なお、配管23a、23b、23c、23
dには夫々開閉弁V I + V3 + V+3+ V
I7が介装されている。
主吸着塔IL  12,13.14から排出された浄化
空気は配管24a、24b、24c、24d及びこれら
の配管が連結された基幹配管24を介して大気中に排気
される。この配管24a、24 b、 24 c、 2
4 dには夫々開閉弁V2+V4+V14+ VHBか
介装されている。
また、配管24は配管27 a、  27 b、  2
7 c。
27dを介して夫々主吸着塔11,12,13゜14の
各一方の端部に連結されている。この配管27a、27
b、27c、27dには夫々キャリア空気の流量調整弁
V lo+ V 12+ V 16+ V 20が介装
されている。そして、主吸着塔11,12,13.14
の各他方の端部には夫々配管28a、28b、28c、
28dが連結されている。この配管28a、28b、2
8c、28clには開閉弁V e + Vlll VI
51 Vieが介装されている。これラノ開閉弁V I
 + VQ + V3 + V4 + Ve l Vl
llV 131 V141 VI51 V2V5 Vi
e1 Vieはいずれも第1の制御装置(図示せず)に
より開閉するようになっており、流量調整弁V、o、V
工2+ V113+V2oは所定の開度に設定されてい
る。
また、配管28a、28b、28c、28dは配管28
に合流し、この配管28を介して分離器8に連結されて
いる。そして、この配管28には真空ポンプ6及び凝縮
冷却器7か介装されており、配管28を介して真空ポン
プ6により主吸着塔11.12,13.14内の空気を
吸引し、冷却器7によりこの吸引空気を冷却した後、分
離器8に送給するようになっている。
分離器8においては、水とフロン液とが比重分離され、
フロン液はタンク(図示せず)に集められて回収される
と共に、水分は分離器8から排出される。また、未凝縮
のフロンを含有する空気は、配管31及びこの配管31
から分岐した配管31a、、31bを介して、補助吸着
塔15.18に供給される。この配管31a、31bに
は夫々開閉弁v2□、V24が介装されている。
補助吸着塔15.16は、配管30a、30b及びこの
配管30a、30bか合流した配管30を介して、真空
ポンプ6の吸引側において配管28に連結されている。
なお、配管30a、30bには夫々開閉弁V 231 
V 2eが介装されている。
また、補助吸着塔15.16には夫々配管33a、、3
3bが連結されている。この配管33a。
33bは配管33に合流しており、この配管33を介し
て配管23に連結されている。配管33a。
33bには夫々流量調整弁V22. V25が介装され
ている。開閉弁V2+、 V23. V24. V2e
ハイfしも第2の制御装置(図示せず)により開閉する
ようになっており、流量調整弁V 221 V25はこ
の第2の制御装置によりその開度が調整されるようにな
っている。
主吸着塔11,12,13.14の開閉弁の切換えタイ
ミングは、処理ガスの処理量と吸着材の有効吸着能力に
より選択されるが、本装置は、経済的なバランスから1
0〜30分に設定される。また、補助吸着塔15.16
の開閉弁の切換えタイミングは処理量と関係なく設定で
きるか、相互に異なり、前者が長く、後者が短くなるよ
うに夫々第1及び第2の制御手段(図示せず)により制
御される。現実的には、塔当りの吸着材の量を2〜IO
Iとし、切換えザイクルを2〜5分に設定する。
主吸着塔11,12,13.14は、ノートヒータ42
及び真空ポンプ6を利用して温度及び圧力を変化させる
ことにより溶剤の吸着及び脱着を選択的に行なう所謂T
PSA (丁emperaturePressure 
Swing Adsorption )の濃縮工程を実
施する。一方、補助吸着塔15.16は真空ポンプ6を
利用して圧力を変化させることにより溶剤の吸着及び脱
着を選択的に行なう所謂PSA(Pressure S
wing Adsorption )の濃縮工程を実施
する。
次に、このように構成された溶剤回収装置の動作につい
て説明する。なお、主吸着塔11が吸着工程を実施し、
主吸着塔12.13が脱着工程後の冷却工程を実施し、
主吸着塔14か脱着工程を実施するものとする。従って
、主吸着塔工1内の吸着体は活性状態にあり、主吸着塔
12.13内の吸着体はフロン説着後の比較的温度か高
い状態にあり、主吸着塔14内の吸着体はフロンを飽和
状態か又はそれに近い状態で吸着している。
先ず、第1の制御装置は、開閉弁V ) 、 V2 。
V 、I+ V 151 V +sヲ開、開閉弁V 9
 + v3 + ■4 +V 13+ V 141 V
 171 V isを閑にする。マタ、第2の制御装置
は、開閉弁V21V2Bを開、開閉弁V 231 V2
4を閉にすると共に、流量調整弁V22を全開にし、流
量調整弁V25を吸着塔減圧時に所定の流量で空気が流
れるように調整する。更に、真空ポンプ6及び処理プロ
ア3を駆動する。なお、流量調整弁V 101 V 1
21 V 1B+ V 20は、予め吸着塔減圧時に所
定の流量で空気が流れるように調整されている。
そうすると、フロン含有空気は処理ブロア3により主吸
着塔11内に送り込まれる。そして、このフロン含有空
気は主吸着塔11内に収納された吸着体40の吸着材4
1を通流してそのフロンが吸着除去された後、清浄空気
として大気中に排出される。
一方、主吸着塔14においては、その吸着体40のシー
トヒータ42に通電することにより吸着材41が加熱さ
れ、吸着材41は従前の吸着工程にて吸着していたフロ
ンを脱着する。また、主吸着塔12.13においては、
シートヒータ42への通電が停止されている。主吸着塔
12,13゜14及び補助吸着塔16は真空ポンプ6に
より吸引されて負圧下におかれており、このため、流量
調整弁VI21 VIBl V2Oを介して少量の浄化
空気が主吸着塔12,13.14内に導入されると共に
、流量調整弁V25を介して少Hの準ゆ化空気が補助吸
着塔16内に導入されている。主吸着塔14及び補助吸
着塔16内の吸着材から脱着したフロンは、この浄化空
気及び掌性化空気をキャリアガスとして真空ポンプ6に
より吸引されて凝縮冷却器7に供給される。これと同時
に、主吸着塔12.13内に導入された浄化空気は主吸
着塔12゜13内の吸着体を通過してこの吸着体を冷却
した後、真空ポンプ6に゛より吸引されて主吸着塔12
゜13内から排出される。
これらの主吸着塔12,13.14内から供給されてフ
ロンを中濃度に含有するフロン濃縮空気は、凝縮冷却器
7において冷却され、この濃縮空気中に含有されるフロ
ン及び水分が凝縮してフロン及び水となり、分離器8に
供給される。このフロン及び水は分離器8にて比重分離
されて、フロン液はタンク内に回収され、水は系外に排
出される。
凝縮冷却器7から排出された未凝縮フロンを含葺する空
気は、配管31.31aを介して補助吸着塔15に供給
され、未凝縮のフロンはこの補助吸着塔15内の吸着材
に吸着される。また、この補助吸着塔15から排出され
た掌性化空気は、若干量が配管33bを介して補助吸着
塔16内に供給されると共に、その他の大部分が配管3
3a。
33を介して処理ブロア23の下流側に返戻され、処理
空気(フロン含有空気)と共に、主吸着塔11を通流し
てその残存フロンが主吸着塔11内の吸着材に吸着され
、清浄空気となって大気中に排出される。
補助吸着塔16内の吸着材からフロンが十分に脱着され
た後、第2の制御手段は開閉弁V 2 + +V2eを
閑にし、開閉弁V2G1  V2+を開にし、流量調整
弁V25を全開にすると共に、流量調整弁V22を脱着
工程時の所定の開度に調整する。これにより、補助吸着
塔15内は真空ポンプ6により減圧状態にされ、補助吸
着塔15内に収納された吸着材のフロンの脱着が開始さ
れる。一方、補助吸着塔16内には凝集冷却器7からフ
ロン含有空気が供給され、補助吸着塔16内に配設され
た吸着材はフロンの吸着を開始する。このようにして、
第2の制御手段は開閉弁V 2+1 V221 V23
1 V241V 25+ V 2Bを制御し、補助吸着
塔15.16における吸着工程及び脱着工程を所定の切
換えサイクル(第2の切換えサイクル)で繰り返す。
一方、第1の制御手段は、主吸着塔14内の吸着材から
フロンが十分に脱着された後、開閉弁V+ + V2 
+ ’V++を開から閑に切換え、開閉弁V9.V3.
V4を閉から開に切換える。また、主吸着塔14内の吸
着体のシートヒータへの給電を停止して、主吸着塔11
内の吸着体のソートヒータへの給電を開始する。
これにより、主吸着塔11は脱着工程に移行する。また
、主吸着塔14内には、配管27dを介して清浄空気が
供給され、主吸着塔14内の吸着材の冷却が開始される
。更に、ブロア3から供給されるフロン含有空気は主吸
着塔12内に導入され、この主吸着塔12が吸着工程を
実施する。
このようにして、第1の制御手段は開閉弁V I+V 
21 V3 + V4 + Ve + Vlll VI
31 V141V 15+ V 1□+ VI8+ V
19を適宜開閉することにより、主吸着塔11,12,
13.14を所定の切換えサイクル(第1の切換えサイ
クル)で吸着工程、脱着工程及び冷却工程におく。これ
により、フロン含有空気は連続的に吸着処理され、a浄
な空気が得られると共に、凝縮分離されたフロン液がタ
ンク内に回収される。
この場合に、主吸着塔11,12,13.14が吸着除
去するフロンは、系内て循環されているものは極めて少
なく、専ら系外から本装置内に導入されたものである。
このため、主吸着塔11゜12.13.14は本来吸着
除去すべきフロン含有空気の吸着処理に専ら使用され、
極めて有効にフロンを吸着することかできるので、主吸
着塔内の吸着材の所要量は少なくて足り、g置コストを
低減することかできる。また、補助吸着塔は第2の制御
装置により主吸着塔の制御とは別個に且つ主吸着塔の制
御に比して短い切換えサイクルで稼働されているため、
補助吸着塔は主吸着塔の処理能力に拘らず、小型化する
ことができる。
更に、主吸着塔11,12,13.14は低濃度側で温
度圧力スイング吸着(TPSA)を実施し、補助吸着塔
15.16は高濃度側で圧力スイング吸着(PSA)を
実施する。このため、例えば処理ガス中のフロン濃度が
低くて、第2図に示す従来の溶剤回収装置では、そのフ
ロンが装置の内部で循環するだけで凝縮しないような場
合であっても、本実施例装置においては、主吸着塔によ
る濃縮を受けた後、凝縮冷却器から発生する未凝縮ガス
は補助吸着塔による濃縮を受けるので、処理ガス中の溶
剤を極めて高効率で回収することができる。従って、本
実施例装置においては、低濃度のフロン含有空気中から
フロンを高効率で回収することかできる。
なお、上述した実施例においては、溶剤回収装置が4基
の主吸着塔及び2基の補助吸着塔により構成されている
場合について説明したが、主吸着塔及び補助吸着塔はい
ずれも2基以上であれば、溶剤の種類及び処理量等に応
じて、任意に且つ個別的に設定することができる。
また、本発明はフロンの回収に限らす、他の種々の溶剤
の回収に適用することができることは勿論である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、主吸着塔の外に、
凝縮冷却器の未凝縮ガス中の溶剤を吸着除去する補助吸
着塔を設け、主吸着塔による溶剤含有ガスの濃縮の外に
補助吸着塔による未凝縮ガスの吸着及び脱着を実施する
ので、この外系から装置内に導入される溶剤含有ガス中
の溶剤濃度が低い場合であっても極めて高い効率で溶剤
を回収することができる。また、前記補助吸着塔を前記
主吸着塔の切換えサイクルに比して短い切換えサイクル
で稼働させるため、主吸着塔の処理能力等に拘らず、補
助吸着塔を小型化することができる。
更に、未凝縮溶剤を含有するガスは補助吸着塔に導入さ
れてその未凝縮溶剤が補助吸着塔内の吸着材に吸着除去
されるので、凝縮冷却器における凝縮効率が高いことと
相俟って主吸着塔にて吸着除去すべき未凝縮溶剤(装置
内循環溶剤)は極ぬて少ない。従って、主吸着塔内の所
要吸着材量は少なくて足り、装置コストを低減すること
ができる。
このように、低濃度側と高濃度側とで専用の吸着塔を設
けることにより、本発明は溶剤回収効率を高めることが
できると共に、その装置コストを低減することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る溶剤回収装置を示すブロ
ック図、第2図は従来の溶剤回収装置を示すブロック図
、第3図は蒸気を使用しない吸着体を示す模式的斜視図
である。 1.2;吸着塔、3;処理ブロア、4,7;冷却器、5
;冷却ブロア、6;真空ポンプ、8;分離器、9;タン
ク、11,12.13.14;主吸着塔、15,16;
補助吸着塔、40:吸着体、41;吸着材、42;シー
トヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主成分が活性炭である吸着材及びこの吸着材を加
    熱して再生する加熱手段を備えた複数基の主吸着塔と、
    主成分が活性炭である吸着材を収納した複数基の補助吸
    着塔と、前記主吸着塔に溶剤を含有する処理ガスを選択
    的に通流させて清浄ガスを得る溶剤含有ガス通流手段と
    、前記主吸着塔からの吸着材再生後ガス及び前記補助吸
    着塔からの吸着材再生後ガスを導入して冷却し前記吸着
    材再生後ガス中の溶剤を凝縮させる凝縮冷却器と、この
    凝縮冷却器からの未凝縮ガスを前記補助吸着塔に選択的
    に通流させる未凝縮ガス通流手段と、前記主吸着塔に対
    する処理ガスの供給及び再生後ガスの排出を選択的に且
    つ第1の切換えサイクルで交互に実施させる主吸着塔制
    御手段と、前記補助吸着塔に対する未凝縮ガスの供給及
    び再生後ガスの排出を選択的に且つ前記第1の切換えサ
    イクルより短い第2の切換えサイクルで交互に実施させ
    る補助吸着塔制御手段とを有することを特徴とする溶剤
    回収装置。
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Cited By (4)

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