JPH0411763Y2 - - Google Patents

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JPH0411763Y2
JPH0411763Y2 JP13647286U JP13647286U JPH0411763Y2 JP H0411763 Y2 JPH0411763 Y2 JP H0411763Y2 JP 13647286 U JP13647286 U JP 13647286U JP 13647286 U JP13647286 U JP 13647286U JP H0411763 Y2 JPH0411763 Y2 JP H0411763Y2
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plate
jig member
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hopper
adhesive
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、小幅木の板材を部分的に重ね合せて
連接してルーバーを構成する家具用ルーバー組立
装置に関する。
(考案の技術的背景とその問題点) ルーバーの製作は、板材に対して接着剤を塗布
し、当該板材を治具部材上に順次セツトし、各板
材の重合部分に釘打機によりステープルなどの釘
部材を打ち込んで連接して組立てる方法が採られ
ている。
そして、このような一連の組立作業は、従来に
おいて、全て人手により行なわれていた。
これら一連の作業を自動化するにあたつては、
特に、接着剤を扱う関係上、接着剤が塗布部分よ
りはみ出したり、塗布量のバラツキによる接着不
良を生じることなく、接着剤を塗布した各板材
を、順次、治具部材上に重合状態に供給すること
が困難であり、この解決が期待されるところであ
つた。
(考案の目的) 本考案は、板材の治具部材上への供給、接着剤
の塗布、各板材の重ね合せ、釘打固定などの一連
の組立作業を人手を要せず、確実かつスムーズに
なし得る新規な家具用ルーバー組立装置を提供す
ることを目的とする。
(考案の概要) 上記の目的を達成するために、本考案において
は、基本的にいつて、 小幅木よりなる板材を互いに部分的に重ね合せ
て連接してルーバーを組み立てる家具用ルーバー
組立装置において、当該装置の長手方向に沿つて
移動可能に配設されるとともに板材をそれぞれ載
置する傾斜した載置面を上面に多数個形成した治
具部材と、前記移動する治具部材の側方に配設さ
れるとともに多数の板材を積層して収容するホツ
パーと、前記ホツパー内の板材をホツパー端部よ
り順次取り出して前記治具部材の上面に送出する
板材送出手段と、前記ホツパーのホツパー端部に
隣接して配設され前記板材送出手段により送出さ
れる板材に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
前記治具部材上に載置されるとともに互いに部分
的に重ね合された板材の重合部分に釘打ちを施す
ために治具部材の上方に配設された釘打手段とよ
りなる構成を特徴とする家具用ルーバー組立装置
を提案するものである。
上記構成の本考案においては、板材が、治具部
材の側方に配設したホツパーより装置の長手方向
に対してその横方向より治具部材上に送出され、
かつ、ホツパーのホツパー端部に隣接して配設し
た接着剤塗布手段により、その板材の送出動作に
関連して接着剤の正確な塗布がなされ、又、治具
上での各板材の重ね合せもスムーズになされ、上
記の本考案の目的を充分に達成するものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
(実施例) 第1図において、1は本考案のルーバー組立装
置の基台、2はその基台1の上面において装置の
長手方向に沿つて設けられるとともに組立作業の
搬送路を構成する一対のガイドレール、3は当該
ガイドレール2上に載置され装置の長手方向に沿
つて矢印Aで示す搬送方向に移動可能な治具部
材、4は当該治具部材3を搬送方向Aに間欠的に
移動させる治具部材駆動機構、5は当該治具部材
3の側方に配置されるとともに内部にルーバー材
料をなす小幅木よりなる板材6を多数積層して収
容したホツパー、7は当該ホツパー5を載置する
とともに板材送出手段を構成する板材送出機構8
を備えた支持体、9は治具部材3の上方に配設さ
れて接着剤塗布手段を構成する接着剤塗布機構、
10は釘部材としての多数のステープル11を列
装状態で収容し釘打手段を構成する釘打機構、1
2は釘打機構10を支持するように基台1をまた
いで搬送路の中央部位置に配置された支持枠、1
3は搬送路の後部位置において基台1に支持され
た搬出機構、14は当該機構13に対応して基台
1の側方に配設された搬出台である。
前記治具部材3の上面には、所定の傾斜角度を
もつて多数の載置面15がせんたく板状に形成さ
れ、当該各載置面15に各板材6が載置される
と、各板材6は第3図に示すように側縁部(重合
部)に沿つて部分的に重ね合される状態になる。
ルーバーの組立にあたつては、治具部材3が駆
動機構4の駆動により搬送方向Aに間欠的に移動
し、この移動のタイミングに応じて、ホツパー5
の下端部のホツパー端部5aから板材6が板材送
出機構8により取り出され搬送方向Aに対して直
角をなす横方向から送出方向Bに沿つて治具部材
3上に送出され、当該治具部材3上に位置した状
態で当該送出機構8より解放され、治具部材3上
の対応する載置面15に載置される。そして、こ
の板材6の送出しの動作中に前記接着剤塗布機構
9によつて、送出される板材6の上面の一側縁
(重合部)に沿つて接着剤Cが塗布される。
このようにして、順次、板材6がホツパー端部
5aより送出されるとともに接着剤が付与され
て、治具部材3上に載置され、ここで各板材6が
部分的に重ね合された状態となつて接着剤により
相互に接着され、治具部材3とともに搬送され
る。そして、すぐ後方に位置する釘打機構10に
よつて、板部材の重合部に上方よりステープル1
1を打設して各板材6を固定連接する。
こうして順次固定されながら、板材6は治具部
材3の搬送に応じて後方に送られ、所定長さのル
ーバーが完成した状態で、搬出機構13により、
治具部材3より引き上げられるとともに破線Dで
示すように横方向に沿つて搬出台14上に搬出さ
れ、次いで、この間に治具部材3が原位置に復帰
して、1サイクルの自動組立作業が完了する。
前記搬出機構13は、完成したルーバーを上方
より解放自在に把持する機能を有する慣用のクラ
ンプ・アームで構成し得る。
次に、前記ホツパー5及び板材送出機構8によ
る板材6の送出動作を、第2図で更に説明する。
ホツパー5に収容された板材6の内、ホツパー
端部5aに位置して支持体7の上部支持面7aに
支持された最下端の板材6aが、送出し可能にホ
ツパー下端縁より解放されている。
そして、板材送出機構8は、当該板材6aの一
端部(後端部)に当接して当該板材6aを治具部
材3の方向(前方)へ押し出すように支持面7a
に沿つてスライドする押圧部材16と、押し出さ
れた板材6aの他端部(前端部)に対して直角を
なし、これと当接係合し当該板材6aを押圧部材
16と共働して挟持する保持部材17とを有す
る。
これら両部材16,17は、支持体7内に設け
られた駆動エアー源にそれぞれ作動ロツド18を
介して連結され、板材6の送出動作時には連動
し、上述したように、両部材16,17で板材6
をはさんで、板材6aを支持面7a上をスライド
させて水平に送出し、図において鎖線で示すよう
に丁度、治具部材3に対応する所定の送出位置に
達したところで、両部材16,17を若干離間さ
せて板材部材6aを解放し、板状部材6aを治具
部材3上に落下させる。
なお、19は基板1に設けたストツプ板で、送
出位置にきた保持部材17と係合して当該部材1
7をその位置に規制し、板材6aの治具部材3に
対する位置を正確に設定する。
このように、板材送出機構8によつて、板材部
材6aの送出動作を確実に行なうことができると
ともに、治具部材3上にすでに載置された板材6
に対して送出動作の過程で接触することがないの
で、板材上の接着剤の塗布状態を損なう恐れがな
く、板材どうしを正確に位置づけて相互に接着さ
せることができる。
接着剤塗布機構9は、支持板12上に載置した
接着剤収容タンク20(第1図)と、これから配
管21を介して接続されたノズル22とを有す
る。
ノズル22は、ホツパー5のホツパー端部5a
に隣接して配設され、板材6aが送出される動作
に合せて接着剤を板材6a上に供給する。
ノズル22は送出された板材6aの上面に近接
しており、吐出された接着剤Cは、この板材の面
でしごかれた状態で塗布されるので、塗布位置が
正確に決まるとともに均一な塗布が得られる。
従つて、接着剤のはみ出しや、接着不良などの
不具合がみられない。
次に第3図について、治具部材駆動機構4及び
釘打機構10を更に説明する。
治具部材駆動機構4は、治具部材3の下面に形
成した送り歯23に係合する送り爪24をばね2
5で係合方向に付勢するとともに送り爪24の支
軸26を矢印Eで示すように往復動させる構成
で、これにより、送り爪24が送り歯23に順次
係合し、治具部材3を搬送方向Aに間欠的に駆動
する。支軸26を往復動させる機構は、図示しな
いが、カム機構などの慣用の手段で構成し得る。
又、搬送終端位置に達した治具部材3を原位置
に戻す際には、当該送り爪がばね25に抗して歯
23より外され、治具部材3を絶えず原位置方向
に付勢する復帰ばね(図示せず)の作用を許し、
これにより当該部材3が復帰する。
なお、この治具部材駆動機構4は、実施例の他
に、パルスモータを用いて電気的に制御する方法
など、他の慣用の手段で構成することもできる。
釘打機構10は、マガジン27内に装填された
ステープル11を射出部28より射出し、接着剤
により重ね合された板材6の重合部に打ち込むよ
うに構成されている。
当該機構10は、支持枠12に対し上下方向F
に移動可能に支持されていて、打ち込み動作時に
射出部28が下降し、板材6の重合部に近接する
ようになつている。
この釘打機構10のステープル供給の駆動部分
は、詳細の図示を略してあるが、例えば、実開昭
59−163476号、同59−163477号、あるいは同59−
176760号で公知のステープル供給装置の構成と同
様である。
なお、第1図に示すように、射出部28は、板
材6の中央部、両端部に対応して3カ所、配置さ
れている。又、29は、当該機構10の駆動エア
ーシリンダである。
又、実施例では、釘部材として、ステープル1
1を用いているが、これに代えて、通常の釘を打
ち込む構成としてもよい。
更に、実施例では、ルーバー材料として、小幅
の木材を用いた態様を示したが、木材に限定され
ず、合成樹脂など、その他の材質のものでもよ
い。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、板材の供給、
接着剤の塗布、治具部材上への送出、釘打などの
一連の動作を全て自動化して、人手を煩わせるこ
となく行なえ、しかも、接着剤の塗布を板材の送
出動作に関連して行なうようにしたので、接着剤
のはみ出しや、接着不良の恐れがなく、確実かつ
スムーズなルーバーの組立を行なうことのでき、
その奏する効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のルーバー組立装置の一実施例の
態様を示すもので、第1図は、その全体斜視図、
第2図は、第1図の2−2線に沿つて見た板材の
搬送態様を説明する要部拡大説明図、第3図は、
第2図の3−3線に沿つて見た治具部材の駆動態
様を説明する要部説明図である。 1……基台、3……治具部材、5……ホツパ
ー、6……板材、8……板材送出機構、9……接
着剤塗布機構、10……釘打機構、15……載置
面、16……押圧部材、17……保持部材、22
……ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 小幅木よりなる板材を互いに部分的に重ね合
    せて連接してルーバーを組立てる家具用ルーバ
    ー組立装置において、当該装置の長手方向に沿
    つて移動可能に配設されるとともに板材をそれ
    ぞれ載置する傾斜した載置面を上面に多数個形
    成した治具部材と、前記移動する治具部材の側
    方に配設されるとともに多数の板材を積層して
    収容するホツパーと、前記ホツパー内の板材を
    ホツパー端部より順次取り出して前記治具部材
    の上面に送出する板材送出手段と、前記ホツパ
    ーのホツパー端部に隣接して配設され前記板材
    送出手段により送出される板材に接着剤を塗布
    する接着剤塗布手段と、前記治具部材上に載置
    されるとともに互いに部分的に重ね合された板
    材の重合部分に釘打ちを施すために治具部材の
    上方に配設された釘打手段とよりなる家具用ル
    ーバー組立装置。 (2) 前記板材送出手段は、ホツパー端部に位置す
    る板材の一端に当接して当該板材を押し出す押
    圧部材と、押し出された板材の他端部に係合し
    前記押圧部材と共働して当該板材を挟持した状
    態で治具部材の上面まで送出する保持手段とを
    含んでなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の家具用ルーバー組立装置。
JP13647286U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0411763Y2 (ja)

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JPS6341512U JPS6341512U (ja) 1988-03-18
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