JPH04117520A - 浮動小数点演算装置 - Google Patents

浮動小数点演算装置

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JPH04117520A
JPH04117520A JP2237365A JP23736590A JPH04117520A JP H04117520 A JPH04117520 A JP H04117520A JP 2237365 A JP2237365 A JP 2237365A JP 23736590 A JP23736590 A JP 23736590A JP H04117520 A JPH04117520 A JP H04117520A
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JP
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mantissa
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JP2237365A
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Masayuki Kimura
木村 真行
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は浮動小数点演算装置に関し、特に浮動小数点演
算結果と正規化を必要とする浮動小数点演算装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の浮動小数点演算装置は例えば第2図のよ
うな構成で実現されてきた。
第2図中、50・51はそれぞれ浮動小数点演算命令の
実行でオペランドとして使用される指数レジスタ・仮数
レジスタであり52はメモリである。ここでは浮動小数
点命令がレジスタとメモリ。
メモリとメモリ等2つのオペランド(以下、オペランド
A・オペランドBと呼ぶ)を用いて実行されるものとす
る。また、指数ワークレジスタ34と指数ワークレジス
タ35はそれぞれオペランドA・Bの指数部を格納する
ワークレジスタであり、仮数ワークレジスタ36・仮数
ワークレジスタ37はそれぞれオペランドA@Hの仮数
部を格納するワークレジスタである。
浮動小数点演算命令の実行にあたり指数ワークレジスタ
34・指数ワークレジスタ35にはそれぞれ指数レジス
タ50もしくはメモリ52からとり出したデータの上位
数ビットの値が格納される。
さらに仮数ワークレジスタ36・仮数ワークレジスタ3
7には、それぞれ仮数レジスタ51もしくはメモリ52
からとり出したデータがそのまま格納される。ここでオ
ペランドAもしくはオペランドBがメモリから読み出さ
れたデータである場合には、仮数ワークレジスタ36も
しくは仮数ワークレジスタ37に格納されたデータの上
位は指数データを含んでいるために、仮数シフタ38も
しくは仮数シック39を用いてこれを指数データのビッ
ト数だけ左シフトする必要がある。(レジスタオペラン
ドの場合はシフトしない)。実際の浮動小数点演算はこ
の仮数シフタ38・仮数シフタ39の出力および指数ワ
ークレジスタ34・指数ワークレジスタ35の出力を用
いて指数演算器48・仮数演算器41において行われる
次に演算結果チェック回路42は、仮数演算器41の出
力が正規形か否かをチェックする。また指数演算器40
.仮数演算器41の出力は、それぞれ指数リザルトレジ
スタ44・仮数リザルトレジスタ46に格納される。こ
こで、演算結果チェック回路42において仮数演算器4
1の出力が正規形であると判断された場合にはこの時点
で、指数リザルトレジスタ44.仮数リザルトレジスタ
46に格納された値がそれぞれ指数、仮数の演算結果と
なる。また、演算結果チェック回路42において仮数演
算器41の出力が正規形でないと判断された場合には、
正規化量検出回路47において仮数リザルトレジスタ4
6に正規形にするのに必要な左シフト量を求め、指数修
正回路49において指数リザルトレジスタ44の出力を
正規化量検出回路47の出力に応じて修正した値を再び
指数リザルトレジスタ44へ格納して指数演算結果とし
、正規化シフタ48において仮数リザルトレジスタ46
の出力を正規化量検出回路47の出力に応じて左シフト
した結果を再び仮数リザルトレジスタ46に格納し仮数
の演算結果とする。
なお、後続する浮動小数点演算命令が現在実行している
命令の結果を用いる場合に、演算結果チェック回路42
において、仮数演算器41の出力が正規形であると判断
された場合には、指数演算器40と仮数演算器41との
出力をそれぞれ指数リザルトレジスタ44と仮数リザル
トレジスタ46とに格納すると同時に、指数ワークレジ
スタ34・仮数ワークレジスタ36もしくは指数ワーク
レジスタ35・仮数ワークレジスタ37に、指数演算器
4041仮数演算器41の出力をそれぞれ格納し、すぐ
に後続命令を開始する。
しかしながら、演算結果チェック回路42において仮数
演算器41の出力が正規形でないと判断された場合には
、前述の正規化シフタ48における正規化処理を行った
後、指数修正回路49の出力と正規化シフタ48の出力
とを、それぞれ指数ワークレジスタ34と仮数ワークレ
ジスタ36もしくは指数ワークレジスタ35と仮数ワー
クレジスタ37に格納してから後続命令を開始する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の浮動小数点演算装置によると、ある命令
を実行した結果の仮数演算器出力が正規形でなかった場
合において、後続する命令がその演算結果を使用する場
合、その後続命令は前の命令の正規化処理が終了するま
で開始することができずバイブラインを乱す等の欠点が
生じる。なお、ひとつのプログラム中に演算結果を正規
化する浮動小数点命令が他にいくつか存在すると、後続
する命令が使用するオペランドは殆んどの場合正規形で
ある。
ここで浮動小数点乗算命令に着目すると、乗数Φ被乗数
がともに正規形であると、演算結果の正規化に必要なシ
フト量はたかだか1桁である。また浮動小数点が演算命
令の場合には、このような推測は成り立たないが、指数
の基数が16である場合では、やはり演算結果の正規化
に必要なシフト量は1桁程度である確率が高い。
以上の性質から、仮数演算器出力の上位数ビット(指数
の基数に依存する)から仮数演算器出力が1桁正規化の
ケースであることを検出し、仮数加算器出力を仮数リザ
ルトレジスタに格納する前に左1桁シフトし、指数演算
結果を補正すれば上述の性能上の問題の大半は解決され
る。しかしながら、このような機能を仮数演算器と仮数
リザルトレジスタとの間、および指数演算器と指数リザ
ルトレジスタとの間に設けると、指数ワークレジスタ、
仮数ワークレジスタから指数ワークレジスタの仮数リザ
ルトレジスタに至るまでの金物量が増加し、この間を信
号が伝搬する際に通るゲートの断数も増え、装置全体の
クロックサイクルの高速化を妨げる要因となる。
本発明の目的は若干の金物量の追加だけでこれらの問題
点を解決することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の浮動小数点演算装置は、浮動小数点演算に用い
るオペランドがメモリ上のデータである場合にはメモリ
から取り出したメモリデータの上位の所定iビットを指
数データとして、残りの下位の所定jビットを仮数デー
タとして用い、レジスタ上のデータである場合には指数
レジスタから取り出したデータをそのまま指数データと
して、仮数レジスタから取り出したデータをそのまま仮
数データとして用いる浮動小数点演算装置において、 前記浮動小数点演算における仮数部演算を実行する仮数
演算器と、 前記仮数演算器出力の上位所定nビットから前記仮数演
算器出力が正規形か所定の桁数以内の正規化が必要かあ
るいはそれ以上の桁数の正規化が必要かを判定する演算
結果チェック回路と、前記仮数演算器出力を正規形にし
て出力する正規化シフタと、 前記浮動小数点演算に用いられる第1および第2のオペ
ランドの仮数部データを選択しそのままあるいは左シフ
トして前記仮数演算器に供給する第1および第2の仮数
供給手段と、 前記第1および第2のオペランドが前記メモリ上のデー
タであるか、前記レジスタ上のデータであるか、あるい
は、先行する命令の演算結果を用いるか否か、さらに前
記演算結果チェック回路出力から先行する命令の前記仮
数演算器出力が正規形か、前記所定の桁数以内の正規化
が必要か、あるいは、それ以上の桁数の正規化が必要か
によって、前記第1および第2の仮数供給手段に対し、
前記メモリデータもしくは前記仮数レジスタ出力、前記
仮数演算器出力あるいは前記正規化シフタ出力を選択せ
しめる第1の制御回路と、 前記第1の制御回路の出力を受け前記第1および第2の
仮数供給手段に対し該選択結果をそのまま出力あるいは
前記メモリデータの指数データのビット数だけ左シフト
して出力もしくは前記所定の桁数以内の正規化左シフト
を実行して出力せしめる第2の制御回路を備えて構成さ
れる。
〔実施例〕
次に、本発明について添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
3図は浮動小数点演算命令の単独実行タイムチャート、
第4図は浮動小数点演算命令の連続実行タイムチャート
である。
第1図中指数レジスタ1.仮数レジスタ2.メモリ3.
指数ワークレジスタ8.指数ワークレジスタ9.仮数ワ
ークレジスタ10.仮数ワークレジスタ11は、従来例
を示した第2図の50,51.62,34,35.36
.37と同じ働きをする。また仮数演算器14.指数リ
ザルトレジスタ18.仮数リザルトレジスタ20.正規
化量検出回路22.正規化レジスタ23.指数修正回路
24は同様に第2図における41,44,46゜47.
48.49と同じ働きをする。
さらに、指数セレクタ4.指数セレクタ5はそれぞれ指
数レジスタ8.指数レジスタ9に格納するデータを選択
するセレクタであり、仮数セレクタ6、仮数セレクタ7
はそれぞれ仮数レジスタ10、仮数レジスタ11に格納
するデータを選択するセレクタである。また、指数リザ
ルトセレクタ17.仮数リザルトセレクタ19はそれぞ
れ指数リザルトレジスタ18.仮数リザルトレジスタ2
0に格納するデータを選択するセレクタである。
次に、演算結果チェック回路15は、仮数演算器14の
出力の上位所定ビット(指数の基数により決まる)から
、仮数演算器14の出力が正規形であるか、1桁の正規
化が必要か、あるいは2桁以上の正規化が必要かを判定
する。演算結果チェック回路15の出力は、仮数演算器
14出力を仮数リザルトレジスタ20に格納するのと同
時に、補正指示レジスタ25に格納される。
また、仮数リザルトレジスタ21は、補正指示レジスタ
25出力から、仮数リザルトレジスタ20に格納された
データが1桁の正規化を必要とする場合に左1桁シフト
を実行し、それ以外の場合には仮数リザルトレジスタ2
0の出力をそのまま出力するシフタである。さらに指数
リザルト減算器26は、仮数リザルトシフタ21に詔い
て左1桁シフトが行われた場合に仮数部に対応して指数
部(指数リザルトレジスタ18)の出力を修正する。
次に命令情報レジスタ27には、これから実行する命令
のオペランドがレジスタオペランドかメモリオペランド
か等の情報が格納され、命令情報ヒストリレジスタ28
は命令情報レジスタ27のヒストリレジスタである。制
御回路29は、命令情報レジスタ27.命令情報ヒスト
リレジスタ28および演算結果チェック回路15の出力
から指数セレクタ4I5.仮数セレクタ6−7を制御す
るとともに、制御レジスタ30に仮数シフタ12113
、指数演算器の制御情報を出力する。
また、仮数シフタ12・13は制御情報レジスタ30の
出力を受け、仮数ワークレジスタ10−11の出力をそ
れぞれ現状のままあるいはメモリデータの指数ビット長
だけ左シフトして出力し、あるいは1桁分の正規化左シ
フトを実行して出力する。さらに指数演算器16は制御
レジスタ30の制御を受け、指数ワークレジスタ8また
は9の内容が、先行する命令の指数演算器16の出力で
ある場合であり、かつ対応する先行命令の結果が1桁正
規化を必要とする場合である場合に限り、対応する指数
ワークレジスタ8または9出力を“1”だけ減じて処理
する。
第1図の構成を用いると、浮動小数点演算は以下のよう
に実行される。すなわち、制御情報レジスタ27の内容
をもとに、まずこれから実行する命令のオペランドのタ
イプによって指数ワークレジスタ8・9および仮数ワー
クレジスタ10・11にメモリ3あるいは指数レジスタ
1.仮数レジスタ2の内容をそれぞれ格納し、命令を開
始するとともに制御情報レジスタ27の内容を制御情報
ヒストリレジスタ28にコピーし、制御情報レジスタ2
7には次の命令の命令情報を格納する。ここで、オペラ
ンドAまたはBがメモリオペランドだった場合には、制
御レジスタ30の指示により仮数シフタ12もしくは1
3において仮数取り出しの左シフトが行われる。
次に指数演算器16と仮数演算器14とを用いてそれぞ
れ指数および仮数の演算が実行され、その出力を指数リ
ザルトレジスタ18φ仮数リザルトレジスタ20に格納
する。この時、仮数演算器14が正規形であるか、1桁
の正規化が必要であるか、2桁以上の正規化が必要であ
るかが演算結果チェック回路15によりチェックされ、
結果が補正指示レジスタに格納される。ここで演算結果
チェック回路15において仮数演算器14の出力が正規
形であると判断された場合には、指数リザルトレジスタ
18.仮数リザルトレジスタ20の出力をそれぞれその
まま指数リザルト減算器26・仮数リザルトシフタ21
より出力し、最終的な演算結果とする。
また、1桁正規化が必要であると判断された場合には、
指数リザルトレジスタ18の出力から指数リザルト減算
器26を用いて“1゛引いたものを指数の演算結果とし
、仮数リザルトシフタ21において仮数リザルトレジス
タ20の出力を左1桁シフトした結果を仮数の演算結果
とする。
さらに2桁以上の正規化が必要と判断された場合には、
第2図の従来例と同様に、指数修正回路29と正規化シ
フタ23とを用いて正規化処理を行い、その出力をそれ
ぞれ再び指数リザルトレジスタ18と仮数リザルトレジ
スタ20とに格納し、指数リザルト減算器26と仮数リ
ザルトシフタ21よりそのまま出力することにより最終
的な演算結果とする。
ここで以上説明した第1図の構成の浮動小数点演算装置
の効果を第3図(a)〜(d)のタイムチャートを引用
しながら説明する。
第3図(a)〜(d)は浮動小数点命令を単独で実行し
た場合のタイムチャートであり、第3図(a)は従来の
技術による浮動小数点演算装置で演算結果が正規形とな
る演算を実行した場合、第3図(b)は同じ〈従来の技
術による浮動小数点演算装置で演算結果が正規形となら
ない演算を実行した場合のタイムチャートを示す。また
、第3図(C)は第1図の浮動小数点演算装置において
演算結果が正規形もしくは1桁の正規化を必要とする結
果になる演算を実行した場合のタイムチャートを示し、
第3図(d)は同様に第1図の浮動小数点演算装置で演
算結果が2桁以上の正規化を必要とする結果となる演算
を実行した場合のタイムチャートを示す。
これら第3図(a)〜(d)におけるT・E・Wの各サ
イクルのうち、Tサイクルは浮動小数点演算装置に対し
オペランドを供給するサイクルすなわち指数ワークレジ
スタ8・9及び仮数ワークレジスタ10−11に演算オ
ペランドを格納するサイクルを示し、Eサイクルは実行
サイクルすなわち指数ワークレジスタ8・9及び仮数ワ
ークレジスタ10・11に格納された演算オペランドか
ら演算を実行し、その演算結果を指数リザルトレジスタ
及び仮数リザルトレジスタに格納(正規化が必要な場合
には指数リザルトレジスタ18及び仮数リザルトレジス
タ20に一旦格納した結果を指数修正回路24及び正規
化シフタ23を用いて正規化し再び格納リザルトレジス
タ18及び仮数リザルトレジスタ20に格納)するまで
のサイクルを示す。
また、Wサイクルは書込みサイクルすなわち指数リザル
トレジスタ18I仮数リザルトレジスタ20に格納され
た演算結果をメモリ等へ転送するサイクルを示す。なお
、T・Wの各サイクルは1クロツクサイクルかかるもの
とし、Eサイクルに関しては指数ワークレジスタ8・9
及び仮数ワークレジスタ10・11にオペランドが格納
されてから指数リザルトレジスタ17・仮数リザルトレ
ジスタ20に演算結果が格納できるまで2クロツクサイ
クルかかるものとし、同様に指数リザルトレシスタ18
・仮数リザルトレジスタ20に結果が格納されてから指
数修正回路24・正規化シフタ23を介して再び指数リ
サイクルレジスタ18・仮数リザルトレジスタ21に正
規化の結果を格納できるまでに2クロツクサイクルかか
るものとする。第3図のタイムチャートかられかるよう
に、演算結果が正規形となる演算の場合には第3図(a
)および(C)で示されるように従来例及び第1図の浮
動小数点演算装置についてその性能は同じ(TΦE@W
サイクルで計4クロックサイクル)である。
また、演算結果が2桁以上の正規化を必要とする場合に
は、第1図の浮動小数点演算装置においても、指数修正
回路24・正規化レジスタ23を用いた正規化が必要と
なるため、第3図(b)および(d)に示されるように
、従来例の性能は同じ(T−E・Wサイクルで6クロツ
クサイクル)である。しかし、演算結果が1桁のみの正
規化だけを必要とする場合、第1図の浮動小数点演算装
置においては、仮数リザルトレジスタ21にて正規化を
行いながらWサイクルを実行できるため、第3図(b)
および(C)を比較してわかるように従来例よりも2ク
ロックサイクル早く演算を終了することができる。
次に第3図と同様の考え方で、浮動小数点演算命令を連
続して実行した場合のタイムチャートを第4図に示す。
ここで第4図(a)は従来の技術による浮動小数点演算
装置において先行する浮動小数点演算命令の演算結果が
正規化を必要としない場合、(b)は正規化を必要とす
る場合を示す。
また第4図(c)は第1図の浮動小数点演算装置を用い
た場合において、先行する浮動小数点演算命令の演算結
果が、正規形あるいは1桁の正規化を必要とする場合、
第4図(d)は2桁以上の正規化を必要とする場合を示
す。なお、第4図のタイムチャートでは、後続する命令
が先行する命令の演算結果を使用する場合でもしない場
合でも、後続する命令は先行する命令のWサイクルと同
時にEサイクルを開始できるものとする。なお図面では
先行命令と後続命令とをそれぞれ工と■とで区別し、こ
れに対応してT・E@Wサイクルは1と2とのサフィッ
クスで示している。
第4図のタイムチャートかられかるように、先行する浮
動小数点演算命令の演算結果が正規化を必要としない場
合には、第4図(a)および(C)に示されるように従
来例及び第1図の実施例とも性能は同じである。また、
先行する命令の演算結果が2桁以上の正規化を必要とす
る場合、第1図の実施例によっても従来例と同様に、指
数修正回路・正規化シフタを用いた正規化を行わないと
命令が終了してもいない為、従来例と同じ性能となる。
これに対し、先行する浮動小数点演算命令の演算結果が
1桁のみの正規化を必要とする場合、第1図の浮動小数
点演算装置においては、仮数リザルトシフタ21にて正
規化を行いながらWサイクルを実行でき、同時に後続す
る命令が先行する命令の演算結果を使用する場合には、
仮数シフタ12・13において正規化を実行しながら後
続命令を実行できるため、第4図(b)および(C)と
比較してわかるように、従来例よりも2クロックサイク
ル早く後続命令を開始できる。
ここで後続する命令が先行する命令の結果を使用するか
否かは、制御回路29において命令情報レジスタ27と
命令情報シフトレジスタ28と比較することにより判断
され、後続命令が先行命令の結果を用いる場合に指数演
算器16及び仮数演算器14の出力を用いるが指数修正
回路29.正規化シフタ23出力を用いるかは演算結果
チェック回路15の出力を用いて判断する。なお、後続
命令が先行命令の結果を用いかつ先行命令の演算結果が
1桁の正規化を必要とする場合、仮数部の正規化シフト
が仮数シフタ12・13で実行されるのと同時に対応す
る指数ワークレジスタの出力は“1”を減じて取扱われ
る。
以上の説明かられかるように、本発明によれば仮数演算
結果が1桁正規化を必要とする場合でも、正規形であっ
た場合と同様の実行時間で命令を終了し後続命令をすぐ
に実行できる。しかも前命令の結果を後続命令で使用す
る場合、1桁正規化の為の左シフトはメモリオペランド
の為の仮数取り出し用の金物である仮数シフタ12・1
3により左シフトを行うことができる為、演算器の信号
伝搬遅延時間には殆んど影響しない。
第4図(a)〜(d)に従来技術の従来例と比較した浮
動小数点演算命令の連続実行タイムチャートを示す。第
4図(a)および(b)は従来例、第4図(C)および
(d)は本実施例によるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば結果の正規化を必
要とする浮動小数点演算命令を連続して実行するに当っ
て1桁の左シフトを現存の仮数シフタにより実施するよ
うにしたので演算の正規化処理が効率よく実行できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は従来の技術による浮動小数点演算装置の構成を示
すブロック図、第3図は浮動小数点演算命令の単独実行
タイムチャート、第4図は浮動小数点演算命令の連続実
行タイムチャートである。 1・・・指数レジスタ、2・・・仮数レジスタ、3・・
・メモリ、4Φ5・・・指数セレクタ、6・7・・・仮
数セレクタ、8・9・・・指数ワークレジスタ、10−
11・・・仮数ワークレジスタ、12・13・・・仮数
シフタ、14・15・・・仮数演算器、16・・・指数
演算器、17018・・・指数リザルトセレクタ、19
・・・仮数リザルトセレクタ、20・・・仮数リザルト
レジスタ、21・・・仮数リザルトシフタ、22・・・
正規化量検出回路、23・・・正規化シフタ、24・・
・指数修正回路、25・・・補正指示レジスタ、26・
・・指数リザルト減算器、28・・・命令情報レジスタ
、28・・・命令情報ヒストリレジスタ、29・・・制
御回路、30・・・制御レジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 浮動小数点演算に用いるオペランドがメモリ上のデータ
    である場合にはメモリから取り出したメモリデータの上
    位の所定iビットを指数データとして、残りの下位の所
    定jビットを仮数データとして用い、レジスタ上のデー
    タである場合には指数レジスタから取り出したデータを
    そのまま指数データとして、仮数レジスタから取り出し
    たデータをそのまま仮数データとして用いる浮動小数点
    演算装置において、 前記浮動小数点演算における仮数部演算を実行する仮数
    演算器と、 前記仮数演算器の出力の上位所定nビットから前記仮数
    演算器出力が正規形か所定の桁数以内の正規化が必要か
    あるいはそれ以上の桁数の正規化が必要かを判定する演
    算結果チェック回路と、前記仮数演算器出力を正規形に
    して出力する正規化シフタと、 前記浮動小数点演算に用いられる第1および第2のオペ
    ランドの仮数部データを選択しそのままあるいは左シフ
    トして前記仮数演算器に供給する第1および第2の仮数
    供給手段と、 前記第1および第2のオペランドが前記メモリ上のデー
    タであるか、前記レジスタ上のデータであるか、あるい
    は、先行する命令の演算結果を用いるか否か、さらに前
    記演算結果チェック回路出力から先行する命令の前記仮
    数演算器出力が正規形か、前記所定の桁数以内の正規化
    が必要か、あるいは、それ以上の桁数の正規化が必要か
    によって、前記第1および第2の仮数供給手段に対し、
    前記メモリデータもしくは前記仮数レジスタ出力、前記
    仮数演算器出力あるいは前記正規化シフタ出力を選択せ
    しめる第1の制御回路と、 前記第1の制御回路の出力を受け前記第1および第2の
    仮数供給手段に対し該選択結果をそのまま出力あるいは
    前記メモリデータの指数データのビット数だけ左シフト
    して出力もしくは前記所定の桁数以内の正規化左シフト
    を実行して出力せしめる第2の制御回路を備えて成るこ
    とを特徴とする浮動小数点演算装置。
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