JPH04117313U - こんろ用の五徳 - Google Patents

こんろ用の五徳

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JPH04117313U
JPH04117313U JP2672491U JP2672491U JPH04117313U JP H04117313 U JPH04117313 U JP H04117313U JP 2672491 U JP2672491 U JP 2672491U JP 2672491 U JP2672491 U JP 2672491U JP H04117313 U JPH04117313 U JP H04117313U
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JP
Japan
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trivet
board
support
substrate
support piece
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Pending
Application number
JP2672491U
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English (en)
Inventor
千雄 加藤
Original Assignee
有限会社加藤製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造の手間を減少し、製造の自動化を容易に
する。 【構成】 輪板状の基板1の中心孔内に複数枚の支持片
4を基板1と同一面内に配置して基板1の中心孔の周面
に各支持片4の脚部3の下端面をそれぞれ連接した形状
に金属板を打ち抜き、各支持片4をそれぞれその脚部3
の下端で折曲して基板1の上面に設立し、各支持片4の
脚部3をそれぞれ捩じって各支持片4の支持部2をそれ
ぞれ基板1の中心に向かう方向に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスこんろや石油こんろ等のこんろにおいて、やかんや鍋等を載せ て火の上に配置する五徳に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の五徳は、図8と図9に示すように、四角輪板状の基板11の上面の4 個所に、それぞれ、やかんや鍋等を載せる支持部12に脚部13を連接した板状 の支持片14を設立し、各支持片14の支持部12をそれぞれ基板11の中心に 向かう方向に配置している。
【0003】 この五徳を製造する場合、基板11と支持片14は、それぞれ、別々の金属板 を打ち抜いて製作する。基板11の4個所の対称位置に貫通した取付孔15には 、図8と図9に示すように、それぞれ、支持片14の脚部13の下端に突出した 取付爪16を挿入してかしめ、基板11の各取付孔15位置にそれぞれ支持片1 4の脚部13を結合する。
【0004】 また、多くの場合、かしめによって結合した基板11と支持片14の表面にめ っきやほうろうを施す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記の五徳は、基板に複数枚の支持片をかしめるので、製造に多く の手間が掛かり、製造の自動化が困難である。従って、高価である。
【0006】 また、五徳は、基板と支持片が不均等に加熱されて冷却されるので、基板と支 持片が不均等に伸縮してかしめ部分において相対的に移動する。従って、前記の 五徳の表面にめっきやほうろうを施した場合、基板と支持片のかしめ部分からめ っきやほうろうが剥離し易い。
【0007】 また、基板を金属板から打ち抜いた際、基板の中心孔の部分の金属板は、スク ラップとして破棄されるので、金属板の多くの部分が無駄になる。
【0008】 本考案の目的は、上記のような従来の課題を解決することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、輪板状の基板の上面の複数個所に、それぞれ、やかんや鍋等を載せ る支持部に脚部を連接した支持片を設立し、各支持片の支持部をそれぞれ基板の 中心に向かう方向に配置したこんろ用の五徳において、 輪板状の基板の中心孔内に複数枚の支持片を基板と同一面内に配置して基板の 中心孔の周面に各支持片の脚部の下端面をそれぞれ連接した形状に金属板を打ち 抜き、 基板に連接した各支持片をそれぞれその脚部の下端で折曲して基板の上面に設 立し、 基板の上面に設立した各支持片の脚部をそれぞれ捩じって各支持片の支持部を それぞれ基板の中心に向かう方向に配置したことを特徴とするこんろ用の五徳で ある。
【0010】 また、本考案は、上記の考案において、基板と各支持片の表面にめっき又はほ うろうを施したことを特徴とするこんろ用の五徳である。
【0011】
【作用】
本考案のこんろ用の五徳は、打ち抜き加工、折曲加工と捩じり加工によって製 造される。かしめ加工が行なわれない。
【0012】
【考案の効果】
本考案のこんろ用の五徳は、打ち抜き加工、折曲加工と捩じり加工によって製 造され、多くの手間が掛かるかしめ加工を行なわないので、製造に多くの手間が 掛からず、製造の自動化が容易である。従って、安価になる。
【0013】 また、基板と各支持片の表面にめっき又はほうろうを施した場合、相対的に移 動するかしめ部分がないので、めっき又はほうろうが剥離し難い。
【0014】 また、金属板を打ち抜く際、基板の中心孔部分の金属板から複数枚の支持片を 打ち抜くので、金属板の多くの部分が無駄にならない。
【0015】
【実施例】
本例のこんろ用の五徳は、図1と図2に示すように、四角輪板状の基板1の上 面の4個所の対称位置に、それぞれ、支持部2に脚部3を連接した略T字形状の 支持片4を設立し、各支持片4の支持部2をそれぞれ基板1の中心に向かう方向 に配置している。
【0016】 また、基板1と各支持片4の表面には、めっきを施している。
【0017】 この五徳を製造する場合は、先ず、図3に示すように、四角輪板状の基板1の 四角形状の中心孔内に4枚の略T字形状の支持片4を基板1と同一面内に配置し て基板1の中心孔の周面に各支持片4の脚部3の下端面をそれぞれ連接した形状 に金属板を打ち抜く。
【0018】 次に、基板1に連接した各支持片4は、図4と図5に示すように、それぞれ、 その脚部3の下端で折曲し、基板1に対して直角に配置して、基板1の上面に設 立する。
【0019】 また、基板1の上面に設立した各支持片4の脚部3は、図1と図2に示すよう に、それぞれ、四分の一回転捩じり、各支持片4の支持部2の方向をそれぞれ9 0度回転して、各支持片4の支持部2をそれぞれ基板1の中心に向かう方向に配 置する。
【0020】 なお、打ち抜き加工と折曲加工及び捩じり加工は、プレス機械において、一連 に行なわれる。
【0021】 最後に、基板1と各支持片4は、表面にめっきを施す。
【0022】 本例のこんろ用の五徳は、図6と図7に示すように、家庭用のガスこんろ5に 使用され、ガスこんろ5の天板の開口部6の周囲に形成された段部7に五徳の基 板1を嵌合して水平に載置し、五徳の各支持片4の支持部2の先端を、それぞれ 、ガスこんろ5の天板の開口部6に臨んだガスバーナ8の上方位置に配置する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のこんろ用の五徳の平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】同例のこんろ用の五徳の製造工程において、金
属板から打ち抜いた支持片付きの基板の平面図である。
【図4】同例のこんろ用の五徳の製造工程において、各
支持片を折曲した基板の平面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】同例のこんろ用の五徳を取り付けたガスこんろ
の平面図である。
【図7】同例のこんろ用の五徳を取り付けたガスこんろ
の一部破断正面図である。
【図8】従来のこんろ用の五徳の平面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 支持部 3 脚部 4 支持片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪板状の基板の上面の複数個所に、それ
    ぞれ、やかんや鍋等を載せる支持部に脚部を連接した支
    持片を設立し、各支持片の支持部をそれぞれ基板の中心
    に向かう方向に配置したこんろ用の五徳において、輪板
    状の基板の中心孔内に複数枚の支持片を基板と同一面内
    に配置して基板の中心孔の周面に各支持片の脚部の下端
    面をそれぞれ連接した形状に金属板を打ち抜き、基板に
    連接した各支持片をそれぞれその脚部の下端で折曲して
    基板の上面に設立し、基板の上面に設立した各支持片の
    脚部をそれぞれ捩じって各支持片の支持部をそれぞれ基
    板の中心に向かう方向に配置したことを特徴とするこん
    ろ用の五徳。
  2. 【請求項2】 基板と各支持片の表面にめっき又はほう
    ろうを施したことを特徴とする請求項1に記載のこんろ
    用の五徳。
JP2672491U 1991-03-27 1991-03-27 こんろ用の五徳 Pending JPH04117313U (ja)

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JP2672491U JPH04117313U (ja) 1991-03-27 1991-03-27 こんろ用の五徳

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52139574A (en) * 1976-05-17 1977-11-21 Sharp Corp Trivet for oilstoves
JPS5353584U (ja) * 1976-10-08 1978-05-09
JPS54111976A (en) * 1978-02-22 1979-09-01 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Range grate
JPH02518B2 (ja) * 1984-03-29 1990-01-08 Mazda Motor

Patent Citations (4)

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