JPH04117185A - 棒状超音波モータ - Google Patents

棒状超音波モータ

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JPH04117185A
JPH04117185A JP2237899A JP23789990A JPH04117185A JP H04117185 A JPH04117185 A JP H04117185A JP 2237899 A JP2237899 A JP 2237899A JP 23789990 A JP23789990 A JP 23789990A JP H04117185 A JPH04117185 A JP H04117185A
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vibrator
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Takashi Maeno
隆司 前野
Takayuki Tsukimoto
貴之 月本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、棒状弾性体に設けられた電気−機械エネルギ
ー変換素子に電気エネルギーを供給することにより、棒
状振動子としての弾性体を振動させ振動子の質点に円又
は楕円運動を生じさせ、振動子に押圧した移動体を摩擦
駆動させる超音波モータ、特にカメラ等の光学機器、プ
リンタ等の事務機器に好適な超音波モータに関するもの
である。
[従来の技術] 従来超音波モータとしては、円環状の弾性体に曲げ振動
を起こし、摩擦力によりレンズ駆動用移動体を駆動させ
るタイプのものが、カメラ用AF機構などで、実用化さ
れている。しかし、この従来のタイプのものは、リング
形状であるため、加圧機構を含めたユニットとしては、
比較的コスト高であり、中空を要求されないモータ用途
としてはコスト上不利である。そこで、中実型で、加圧
系などの構成が容易な、第2図乃至第4図に示すような
タイプのモータが、近年特願平1−173528号とし
て本出願人より提案された。
ここで、該提案にがかるモータについて第2図乃至第4
図を用いて簡単に説明する。
第2図は棒状の超音波モータの外観図、第3図は第2図
示のモータの中心部分の断面図、第4図は第2図示モー
タの振動体の振動状態を模式化した図を示す。また第4
図におけるγ方向とは第2図に示すZ方向(振動体bl
 、b2の軸、即ちZ軸に沿った方向)に垂直な軸に沿
った方向を指し、第2図示の如き棒状の超音波モータは
金属性の中空型の上側振動体b1と、同じく金属性の中
空型の下側振動体b2の間に、中空型の2枚の円板状圧
電素子(PZT)を介挿すると共に、上側振動体b1と
下側振動体b2の夫々の内周側にネジ部b bl 、 
b b2を設けて、該夫々のネジ部b bl 、 b 
b2にボルトCを螺合させて2枚の圧電素子al、a2
を挟持している。
そして圧電素子al、a2の夫々に電気的に位相のずれ
た交流信号が不図示の駆動回路から印加されると、電気
−機械エネルギー変換素子としての圧電素子al、a2
は分極位置が位置的にずれているので、振動体bl、b
2には、たとえば位置的に90°、また時間的に90°
ずれた振動が励起され、その表面粒子はZ軸方向からみ
た時、回転運動を行なう。
なお、Aはロータdを駆動するための振動体側接触部で
、前記ロータdは振動体blに接し、ロータdの支持部
を構成する突起dd、前記接触部Aに圧接され、駆動力
を受ける接触部AAを有する。fはバネeにより軸受g
を介してロータdを振動体b1の接触部Aに摩擦係合さ
せる加圧部材である。
[発明が解決しようとしている課題] ところで、上述の従来のモータに於ては、ロータ回転速
度のアップに大きな影響を与える、振動体側の接触部A
のγ方向の振幅の拡大が望まれていた。また接触部Aの
テーパ角や、ロータdの形状、加圧力に大きな影響を与
えるZ方向の振幅の拡大も望まれていた。振動体の接触
部Aのγ方向の振幅を拡大させるためには大きな電気エ
ネルギーを変換素子al、a2に与える方法が考えられ
るが、この様にすると必要以外の場所、即ち接触部A以
外の振動体の支持部分の振幅も拡大してしまうために、
振動体の支持が困難となる問題が生じるので採用できな
い。
本発明の目的は、振動体の接触部近傍のγ方向の振幅が
他の部分より拡大された超音波モータを提供せんとする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は振動体の接触部近傍の径を細く、或いはその部
分だけ所定の材料を用いることによりその部分の剛性を
低くし、その部位の曲げ変位量を大きくすることによっ
て振動体の接触部のγ方向の変位を拡大したものである
[実施例] 第1図(a)〜(c)はカメラのスプール駆動用に用い
られた本発明の超音波モータの一実施例の要部断面図で
、al、a2の夫々は第2図、第3図に示される電気−
機械エネルギー変換素子としての中空円板状の圧電素子
で、中心線を挾んで厚み方向に(+) (−)に分極さ
れており、また圧電素子al、a2は90’位置的にず
れた状態で配置されている。b2は第2図、第3図示の
下側振動体と同様な下側振動体、bllは第2図示上側
振動体と同様な機能を有する上側振動体で、該振動体b
llの上方であって接触部Aの近傍には、径の細い部分
bl laが設けられている。圧電素子al、a2の夫
々に位相差のある電気信号が不図示の駆動回路から印加
されると、第2図、第3図示モータと同様な振動が発生
し、点線(第1図(a)参照)に示す様に振動体の接触
部Aのγ方向の変位は他の部分のそれに比較して拡大さ
れることになる。なお、振動体bll。
b2の剛性を低くするために接触部A近傍に設けられた
部分bllaの2方向の長さは第1図(a)に示す長さ
より短くしても良いし、またその径は第1図(a)より
太くしても良い。
dAは振動体側接触部Aと接触して駆動力を受ける接触
部dAAを有するロータでカメラのスプール(不図示)
に連結されている。矢印Fは接触部Aの振動による変位
の方向を示している。またSは振動体b2上の位ISP
に設けられた振動体用支持部材である。
なお該実施例にかかる超音波モータの他の機素は第2図
示モータのそれと同一、またはほぼ同一であるのでここ
ではその説明を省略する。また第1図(b)、第1図(
c)の夫々はγ−Z平面内における振動体の外周上の点
の、ある瞬間におけるγ方向の変位量及びZ方向の歪絶
対値を示している。
つぎに上記構成にかかる超音波モータの動作について説
明する。
前述の様に圧電素子al、a2の夫々に交流信号が与え
られると、振動体には第2図示の超音波モータの振動体
と同様に、異なる平面内で振動が生じ、かつ時間的に所
定の位相差をもった振動が生じるので、振動体の表面粒
子は回転運動を行なう。なおこの原理については公知で
あるのでその詳細は省略する。
そして、この実施例の場合では、径の細い部分の剛性は
他の部分より低くなっているために、この部分blla
の歪量は振動体bll、b2の他の部分に比べて大きく
なっている。変位量は歪の積分値であるために歪の大き
い部分bllaの上側に設けられた駆動用接触部Aの変
位量は太き(なる(第1図(a)点線参照)。この様に
剛性の低い部分を駆動用接触部Aの近傍に設けることに
よって振動体上の他の部分、たとえば支持位置82部分
の振動振幅を差程拡大することなく、接触部Aの近傍の
振動の変位量のみを拡大することができるものである。
第5図乃至第8図は本発明を適用した超音波モータの他
の実施例における振動体の構成図を夫々示している。
なお第5図乃至第8図の超音波モータの他の構成につい
ては第1図示実施例と同様であるのでその説明を省く。
第5図は上側振動体の接触部Aの上下に径の細い部分b
12aを設けることによって接触部Aの振動のr方向の
変位量を拡大したものである。
第6図は上側振動体b13の接触部Aの下側に径の細い
部分b13aを設けた例である。
第7図は上側振動体の一部分の径を細くする代りにその
部分b15を剛性の低い材料で構成し、前述の実施例と
同様な効果を得た例である。
第8図は、上側振動体b17の内部を空洞とし、該上側
振動体b17の上方に接触した金属性の第3の振動体b
18に設けられたロータ(不図示)駆動用接触部Aの振
動のr方向の振幅を拡大した例である。
[発明の効果] 本発明は以上の様に駆動用接触部近傍の剛性を、形状、
材料等の選択によって低くしたので、駆動用接触部のr
方向変位は拡大し、駆動体としてのロータの回転速度を
高めることができるものである。
また本発明では、r方向変位の拡大のための電気機械エ
ネルギー変換素子への入力エネルギーの増大は不要であ
るので消費電力の低い超音波モータを提供することがで
きる。
また更に本発明では主として駆動用接触部近傍の変位を
拡大し、他の部分、すなわち駆動体の支持部分の駆動変
位を拡大しない様にしたので、支持部材による支持部の
少ない駆動体支持が可能となるものである。
更にまた振動体の質量を差程下げることなく駆動用接触
部のr方向の変位拡大を行なっているので、Q値の高い
、換言すれば振動特性の良い超音波モータを提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の超音波モータの要部断面図、 モータの振動体の外周部のr方向変位量及びZ方向全絶
対値を説明する図、 第2図は従来の超音波モータの外観図、第3図は第2図
示モータの要部断面図、第4図は第2図示モータの振動
状態を説明する図、第5図、第6図は本発明にかかる超
音波モータの第2.第3実施例の振動時における振動体
の外観図、第7図、第8図は本発明にかかる超音波モー
タの第4、第5実施例の振動時における振動体の要部断
面図を夫々示している。 図においてA・・・駆動用接触部、b2.bll〜b1
8・・・振動体、dA・・・ロータである。 第1図(b)、第1図(c)は第1図(a)に示す第2
図 ′巳。 第B図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)棒状振動体に設けられた電気−機械エネルギー変
    換素子に電気信号を印加することによって前記振動体の
    異なる複数の平面内に振動を励起させ、かつ夫々の振動
    に時間的に所定の位相差をたせることにより、前記振動
    体の表面に回転運動を生じさせ、前記振動体に圧接係合
    した移動体を摩擦駆動する超音波モータに於て、前記振
    動体の駆動用接触部近傍に、他の部分よりも前記接触部
    近傍の剛性を低下させる手段を設けたことを特徴とする
    棒状超音波モータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5574326A (en) * 1993-05-07 1996-11-12 Canon Kabushiki Kaisha Vibration actuator
US5986385A (en) * 1992-01-29 1999-11-16 Canon Kabushiki Kaisha Vibration driven motor or actuator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5986385A (en) * 1992-01-29 1999-11-16 Canon Kabushiki Kaisha Vibration driven motor or actuator
US5574326A (en) * 1993-05-07 1996-11-12 Canon Kabushiki Kaisha Vibration actuator

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