JPH0411674Y2 - - Google Patents

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JPH0411674Y2
JPH0411674Y2 JP1985157928U JP15792885U JPH0411674Y2 JP H0411674 Y2 JPH0411674 Y2 JP H0411674Y2 JP 1985157928 U JP1985157928 U JP 1985157928U JP 15792885 U JP15792885 U JP 15792885U JP H0411674 Y2 JPH0411674 Y2 JP H0411674Y2
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time
delay time
temperature
drying rate
operating
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JP1985157928U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は衣類等を熱風で乾燥する乾燥機の制御
装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の乾燥機の制御装置は、第4図、
第5図に示すような制御を行なつていた。すなわ
ち、運転時間をタイマーで設定することなく、所
望の乾燥率に達したときに、運転を停止する方法
の一つとして、乾燥途中の衣類の電気抵抗を測定
し、測定値が設定値に達するまでの時間t1によ
り、その後の遅延時間Δt1を設定する方法があ
る。この衣類の抵抗値によつて、ある一定の乾燥
率を検知する方法において、検知後の遅延時間を
設定する方法として、次の2種類が一般に考えら
れている。第1の方法としては、ヒータ等の熱源
が動作している時間、あるいは動作していない時
間に関係なく、一定の乾燥率に達するまでの運転
時間で設定する方法があり、第2の方法として
は、ヒータ等の熱源が動作している時間のみの総
和により設定する方法がある。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の制御では、以下の問題点を有
していた。まず、第1の方法により遅延時間を設
定する場合、第4図に示す曲線Aのように運転終
了時まで排気温度Tが庫内最高温度Thに達する
ことのない場合に基づいて、検知時間t1により遅
延時間Δt1を設定すると、曲線Bのような場合、
排気温度が頻繁に庫内最高温度Thに達し、熱源
の入力がない時間をも含めて遅延時間Δt1とみな
すため、曲線Aに基づいて設定した所望の乾燥率
に達するまえに乾燥機は停止し、未乾燥となる。
また、第2の方法により設定する場合第5図に示
す曲線Aに基づいて検知時間t1により遅延時間
Δt1を設定すると、曲線Bのように頻繁に庫内最
高温度Thに達した場合、ヒータ等の熱源が動作
していない時間を遅延時間に含めないため、運転
時間が長くなると同時に所望の乾燥率より過乾燥
になる。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
衣類の量、質あるいは外気温度の変化等によつ
て、排気温度が庫内最高温度に達する頻度の変化
にかかわらず、所望の乾燥度合で乾燥機の運転停
止を可能にすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、一定の
乾燥度合検知後の遅延時間の設定を、ヒータ等の
熱源が動作している時間に、熱源が動作していな
い時間の一定割合時間を加えた総和時間としたも
のである。
作 用 この構成により、運転終了までに、排気温度が
頻繁に庫内最高温度に達する場合、すなわち、外
気温度が高く乾燥容量が少ない場合には、外気空
気自身がもつ熱量によつて熱源が動作していない
ときにも、乾燥はある程度促進される。したがつ
て、熱源が動作していない時間の一定割合時間を
遅延時間に加えて設定することにより、庫内最高
温度に達する頻度にかかわらず所望する乾燥度合
を得られるものである。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図、第2図および
第3図により説明する。第1図において1は抵抗
値検知装置で、衣類の乾燥度合を検知する。2は
排気温度測定装置で、乾燥機の排気温度を測定す
る。3は運転時間計数装置で乾燥機の運転開始か
ら運転時間を計数する。4は演算制御装置で前記
抵抗値検知装置、排気温度測定装置および運転時
間計数装置からの出力を受け入れ、所定の演算を
行ない、その結果により乾燥機のヒータ5および
モータ6の動作を制御するものである。
一般的に、外気温度が同じであれば、衣類の量
が多くなるにしたがつてあるいは、衣類の量が同
じであれば、外気温度が低くなるにしたがつて所
望の乾燥率に達するまでの運転時間は長くなり同
時に衣類を高温の熱風から守るため設けた庫内最
高温度Thに達する頻度は少なくなる。すなわち
第2図の曲線Aに示すようになる。そして逆の場
合は、曲線Bに示すように、排気温度Tが上昇し
やすく、庫内最高温度Thと復帰温度Tlの間で上
下する頻度が増すようになる。
次に、前記所定の演算および制御の内容につい
て説明すると、時間t1,t4は前記抵抗値検知装置
により一定の乾燥度合を検出したときの運転開始
からの時間を運転時間計数装置により求めた検知
時間である。そして前記演算制御装置において、
この検知時間t1,t4から、検知後の遅延時間Δt1
Δt4を規定の関数に入れ演算する。そして、この
遅延時間とは、第2図の曲線Bおよび第3図に示
すように、検知時間t4後の、ヒータ等の熱源が動
作している時間ON1,ON2……ONoの総和と、
ヒータ等の熱源が動作していない時間OFF1
OFF2……OFFoの総和のある一定割合時間、すな
わちαOFF1,αOFF2……αOFFoの総和の合計時
間とする。
以上の演算方式により得られた遅延時間と運転
時間が等しくなつた時点で、乾燥機の運転を停止
するものである。
このように本実施例においては、第2図の曲線
Aのような、所望の乾燥率で運転を終了するまで
に一度も排気温度Tが庫内最高温度Thに達する
ことがない場合においては、遅延時間は熱源が動
作している時間ON1のみとなる。
また、曲線Bのような、排気温度Tが庫内最高
温度Thに達するような場合は、衣類の量が比較
的少ないか、あるいは外気温度が高い場合であ
り、ヒータ等の熱源が動作していない時間におい
ても、衣類の乾燥は空気のもつ熱量により促進さ
れる。したがつてヒータ等の熱源が動作していな
い時間OFF1,OFF2……OFFoの何パーセントか
は、衣類の乾燥に寄与しており、その割合をαと
し、熱源が動作している時間と同等とみなし、遅
延時間に含める。このように遅延時間を演算する
ことにより、排気温度が庫内最高温度に達する頻
度に関係することなく、所望の乾燥率で運転を終
了することができ、衣類の量、質、外気温度の影
響を受けることなく乾燥検知を行なうことができ
るようになるものである。
なお、上記実施例では、衣類の抵抗値により、
ある一定の乾燥率を検知する乾燥率検知手段を用
いた例を示していたが、排気温度の上昇率が一定
設定値に達したときにある一定の乾燥率を検知す
るというような乾燥率検知手段であつてもよく、
要はある一定の乾燥率を検知した後の遅延時間を
設定する方法が上記実施例と同じであればよい。
考案の効果 上記実施例からあきらかなように、本考案の乾
燥機の制御装置は、とくに、ある一定の乾燥率を
検知した後の遅延時間の設定を、ヒータ等の熱源
が動作している時間の総和と、ヒータ等の熱源が
動作していない時間のある一定割合時間の総和の
合計時間で行なうことにより、衣類の量、質ある
いは外気温度によつて変化する、ドラム内の温度
調節のための熱源の動作頻度に影響されることな
く、所望の乾燥率で運転を停止することのできる
乾燥機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す乾燥機の制御
装置のブロツク図、第2図は遅延時間の設定方式
を示す排気温度特性図、第3図は第2図の要部拡
大図、第4図および第5図は従来の遅延時間の設
定方式を示す排気温度特性図である。 1……抵抗値検知装置、2……排気温度測定装
置、3……運転時間計数装置、4……演算制御
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ある一定の乾燥率を検出する乾燥率検知手段
    と、乾燥機からの排気温度を測定し、その温度が
    ある一定温度以下になるよう制御する制御手段を
    有し、前記乾燥率検知手段によつて得られた運転
    開始から検知にいたる時間により、検知から運転
    終了までの遅延時間を決定する演算手段を備え、
    前記演算手段は、前記遅延時間を、ヒータ等の熱
    源への入力時間の積算値と、ヒータ等の熱源の入
    力がない時間のある一定割合の積算値の合計値で
    設定し、前記遅延時間後に前記制御手段により運
    転を停止するようにした乾燥機の制御装置。
JP1985157928U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0411674Y2 (ja)

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JP1985157928U JPH0411674Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6267600U JPS6267600U (ja) 1987-04-27
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657496A (en) * 1979-10-15 1981-05-19 Hitachi Ltd Drying method for clothing and its clothing drier
JPS5934950A (ja) * 1982-08-19 1984-02-25 Nissan Motor Co Ltd 車両用ル−フラツク
JPS6041990A (ja) * 1984-07-16 1985-03-05 株式会社東芝 乾燥機における乾燥運転の残り所要時間表示方法
JPS6077800A (ja) * 1983-10-03 1985-05-02 松下電器産業株式会社 乾燥機の制御装置
JPS60126198A (ja) * 1983-12-13 1985-07-05 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機

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JPS6267600U (ja) 1987-04-27

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