JPH04116709A - 低雑音電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ　産業上の利用分野 本発明は、低雑音電源装置に関し、特に、スイッチング
方式電源回路及びドロッパ方式電源回路を有し、負荷電
流が最大電流値に対して比較的小さい場合に、その動作
に伴って発生する雑音を小さくし、且つ小型軽量である
ようにするための新規な改良に関する。

ｂ、　従来の技術 従来、用いられていたこの種の電源装置とじては種々あ
るか、その中で代表的なものについて述へると、一般に
、同一方式電源回路を１系統又は複数使用した回路方式
となっていた。

Ｃ発明か解決しようとする課題 従来の電源装置は、以上のように構成されていたため、
次のような課題か存在していた。

すなわち、従来の電源装置においては、ドロッパ方式電
源回路又はスイッチング方式電源回路の何れか一方のみ
を使用しているため、例えば、ドロッパ方式電源回路で
は、形状及び重量等か大てあり、且つ、その回路の効率
か低く、発熱量が大きいと云う課題かあった。

また、スイッチング方式電源回路では、回路内の素子が
高速でスイッチングしているため、このスイッチングに
伴う大きい雑音を常に発生することになり、この雑音が
負荷回路の動作に悪影響を与え、同時に他の回路や装置
の動作にも悪影響を与えると云う課題があった。

本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、スイノチノグ方式電源回路及びドロッパ
方式電源回路を有し、負荷電流か最大電流値に対して比
較的小さい場合に、その動作に伴って発生する雑音を小
さくし、且つ小型軽量である低雑音電源装置を提供する
ことを目的とする。

ｄ　課題を解決するための手段 本発明による低雑音電源装置は、負荷に対して並列に接
続されたスイッチング方式電源回路及びドロッパ方式電
源回路とを有し、前記負荷を流れる負荷電流の大きさに
よって前記各電源回路の何れかを作動させるようにした
構成である。

ｅ　　作　　用 本発明による低雑音電源装置においては、負荷に供給さ
れる電流かある値以下の場合には、スイッチング方式電
源回路が動作を停止してドロッパ方式電源回路のみから
負荷に電流が供給される。

また、負荷に供給される電流がある値以上の場合には、
ドロッパ方式電源回路か動作を停止してスイッチング方
式電源回路のみから負荷に電流か供給される。

従って、負荷に流れる電流か小さい範囲の場合には、ト
ロ、バ方式電源回路からのみ電流を供給し、スイッチン
グ方式電源回路を停止しているため、動作雑音を低く抑
えることができる。

ｆ　実施例 以下、図面と共に本発明による低雑音電源装置の好適な
実施例について詳細に説明する。

第１図は本発明による低雑音電源装置をブロック図であ
る。

図において符号Ｑ、で示されるものは第１電源Ｅ１が供
給されたスイッチング方式電源回路であり、符号Ｑ、て
示されるものは第２電源Ｅ、か入力されるドロッパ方式
電源回路である。

前記スイッチング方式電源回路Ｑ１は、出力電圧検出回
路Ｑ５に接続された負荷電流検出回路Ｑ４に接続されて
おり、この出力電圧検出回路Ｑ、には負荷ＲＬが接続さ
れている。

前記出力電圧検出回路Ｑ、の検出電圧Ｑ、Ａ　　は、電
源回路出力電圧目標値設定用電圧Ｅ３が入力される比較
回路Ｑ３に入力され、この比較回路Ｑ３の比較電圧Ｑ３
Ａ　か前記各電源回路Ｑ、、Ｑ２に入力される。

前記ドロッパ方式電源回路Ｑ、からの出力電圧■１＋△
Ｖ　は、前記スイッチング方式電源回路Ｑ１からの出力
電圧Ｖ１か入力される負荷電流検出回路Ｑ４に入力され
ていると共に、この負荷電流検出回路Ｑ４からの検出電
圧Ｑ、Ａ　　はドロッパ方式電源回路Ｑ、に入力されて
いる。

本発明による低雑音電源装置は、前述したように構成さ
れており、以下に、その動作について説明する。

まず、比較回路Ｑ３は、出力電圧検出回路Ｑ。

が出力した検出電圧Ｑ、Ａ　　を、電源回路出力電圧目
標値設定用電圧Ｅ、と比較し、その差に比例した比較電
圧Ｑ３Ａ　がスイッチング方式電源回路Ｑ、に入力され
る。

この電源回路Ｑ、は、前記比較電圧Ｑ３Ａ　の大きさに
従って第１電源Ｅ１をスイッチングし、第１電源Ｅ１を
昇圧又は降圧して出力電圧Ｖ１を出力する。

一方、ドロッパ方式電源回路Ｑ、は、前記比較電圧Ｑ、
Ａ　　の大きさに従って第２電源Ｅｔを降圧し、出力電
圧Ｖｌ十△■　を出力し、負荷電流検出回路Ｑ４の検出
電圧Ｑ、Ａ　　か予め設定された値を上回った時にその
動作を停止し、出力電圧Ｖ、＋△Ｖ　は零となる。

尚、この電圧△Ｖは、電源回路Ｑ１の出力端子Ｑ、Ｂ　
　に出力電圧Ｖｌ＋△Ｖ　か印加された時に、電源回路
Ｑ、かスイッチング動作を停止する条件を満たすような
値に選ばれている。

従って、負荷電流検出回路Ｑ４の検出電圧Ｑ、Ａが予め
定められた値以下（すなわち、負荷に供給される電流か
ある値以下）では、電源回路Ｑ、が出力電圧■、＋△■
　の電圧を出力する。

この時、電源回路Ｑ、の出力端子Ｑ、Ｈには、出力電圧
ｖ１＋△■　が印加されるため、電源回路Ｑ、は動作を
停止し、負荷ＲＬには電源回路Ｑ。

のみから電流が供給される。

また、負荷電流検出回路Ｑ４の検出電圧Ｑ、Ａが予め定
められた電圧を越える場合（すなわち、負荷に供給され
る電流がある値を越えると）、電源回路Ｑ、が動作を停
止するため、電源回路Ｑの出力端子Ｑ、Ｂ　　に印加さ
れる電圧か下降し、電源回路Ｑ１が動作を始める。

この時、負荷ＲＬに現れる電圧はＶｌであり、この負荷
Ｒ，には、電源回路Ｑ、のみから電流か供給される。

すなわち、前記出力電圧Ｖｌ＋△■　の値を、電源回路
Ｑ１かそれにより動作を停止する範囲て最小に選べば、
負荷変動による負荷Ｒｔ、の負荷端子間電圧変動△Ｖを
実用上充分小さく保つことかできる。

ｇ、　発明の効果 本発明による低雑音電源装置は以上のように構成されて
いるため、次のような効果を得ることができる。

（１）負荷への供給電流か小さい範囲では、小形のドロ
ッパ方式電源回路のみを動作させ、供給電流が大きい範
囲ではスイッチング方式電源回路のみを動作させること
により、その供給電流か小さい範囲では、その動作雑音
を発生することかなく、〆自費電流か小さい状態の時に
雑音をきらうような負荷（例えば、受信状態の通信機）
に好ましい結果を提供することができる。

り２）また、負荷か別の動作をし、消費電流は大きいか
、電源の発生する雑音に対する要求か比較的線やかであ
るような場合（例えば、送信状態の通信機）には、高効
率、小形、軽量なスイッチング方式電源回路から電流を
供給するため、結果的には、電源全体の形状、重重、最
大消費電力を小さく保ちつつ、低出力電流時に、低雑音
特性を得ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による低雑音電源装置を、示すブロック
図である。 Ｒ，は負荷、Ｑ、はスイッチング方式電源回路、Ｑ、は
ドロッパ方式電源回路である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　負荷（ＲＬ）に対して並列に接続されたスイッチング
   方式電源回路（Ｑ＿１）及びドロッパ方式電源回路（Ｑ
   ＿２）とを有し、前記負荷（Ｒ＿Ｌ）を流れる負荷電流
   の大きさによって前記各電源回路（Ｑ＿１、Ｑ＿２）の
   何れかを作動させるようにしたことを特徴とする低雑音
   電源装置。