JPH04116705U - 異形物品の外形測定器具 - Google Patents
異形物品の外形測定器具Info
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- JPH04116705U JPH04116705U JP2821991U JP2821991U JPH04116705U JP H04116705 U JPH04116705 U JP H04116705U JP 2821991 U JP2821991 U JP 2821991U JP 2821991 U JP2821991 U JP 2821991U JP H04116705 U JPH04116705 U JP H04116705U
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
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- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異形物品の外形を簡易に測定し得る外形測定
器具を提供する。 【構成】 被測定物品2を載置して支持する台座3と、
その台座に支持された被測定物品の外側面に当接して被
測定物品を基準位置を配置するための、3次元方向に配
設された複数の固定接触子4〜8と、該台座に支持され
た被測定物品の外側面に接触し得るように摺動可能に配
設された複数の可動接触子11〜15とを有することを
特徴とし、そして、基準位置に配置した被測定物品2に
対して、可動接触子11〜14を摺動させて被測定物品
2の外側面に接触させることにより、可動接触子に付し
た目盛りまたはマークにより可動接触子の移動量を検知
し、物品の外形を測定する。
器具を提供する。 【構成】 被測定物品2を載置して支持する台座3と、
その台座に支持された被測定物品の外側面に当接して被
測定物品を基準位置を配置するための、3次元方向に配
設された複数の固定接触子4〜8と、該台座に支持され
た被測定物品の外側面に接触し得るように摺動可能に配
設された複数の可動接触子11〜15とを有することを
特徴とし、そして、基準位置に配置した被測定物品2に
対して、可動接触子11〜14を摺動させて被測定物品
2の外側面に接触させることにより、可動接触子に付し
た目盛りまたはマークにより可動接触子の移動量を検知
し、物品の外形を測定する。
Description
【0001】
本考案は、非対称の異形物品の外形を簡易に測定するための外形測定器具に関
する。
【0002】
機械製品の部品等、同一形状のものを作製する場合、所定の形状の金型を用い
て型打ち鍛造等が利用されているが、これらの方法により、三次元的に特異な非
対称の形状(以下、異形という)を有する鍛造品を量産することが可能である。
これら異形の型打ち鍛造品については、その外形形状が所望の誤差範囲にあるか
否かを測定することが行われているが、従来は、次のような測定法が採用されて
いる。即ち、まず、異形物品の基準位置を決めてXYZ軸を定めた後、接触子を
異形物品の外側面に沿って移動させ、そのXYZ軸の座標を適宜の機器によって
記録ないし読み取ることによって行っている。
【0003】
しかしながら、従来の外形測定器具は、いずれも精密測定を行い得るものでは
あるが、測定器具自体が複雑で高価なものとなり、また、測定に際して基準位置
の設定など、繁雑な操作を必要とするという問題があった。ところで、量産され
る異形物品には、所定の部位の形状が誤差範囲に入っているか否かを検知すれば
足り、物品全体の形状をチェックする必要がない場合もある。その様な場合につ
いて、従来の測定方法は、測定の繁雑さおよびコストの面で無駄があり、したが
って、異形物品の形状を簡便にチェックできる測定器具の出現が望まれていた。
本考案は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異形
物品の外形を簡易に測定し得る外形測定器具を提供することにある。
【0004】
本考案の上記目的は、被測定物品を載置して支持する台座と、該台座に支持さ
れた被測定物品の外側面に当接して被測定物品を基準位置に配置するための、3
次元方向に配設された複数の固定接触子と、該台座に支持された被測定物品の外
側面に接触し得るように摺動可能に配設された複数の可動接触子とを有し、該可
動接触子を摺動させて台座に支持された被測定物品の外側面に接触させることに
より、可動接触子の移動量を検知し得るように構成してなることを特徴とする異
形物品の外形を測定する外形測定器具によって達成される。
【0005】
本考案の外形測定器具においては、台座上に被測定物品を載置して支持する際
に、物品の外側面の一部を前記台座上の所定位置に固定された固定接触子に当接
させて、物品の位置決めを行い、物品をその位置で固定して測定基準を設定する
。さらに、台座の所定位置に摺動自在に配設された可動接触子を摺動させて、物
品の外側面に接触させ、可動接触子の移動量を読み取ることによって、被測定物
品の外側面の形状を検知することができる。
【0006】
以下、図1および図2を参照して、本考案の外形測定器具の一実施例を説明す
る。図1は、外形測定器具の平面図、図2はその一側面図である。
外形測定器具1の構造を大別すると、仮想線で示した非測定物品2を載置する
ための平板状の台座3と、被測定物品2の外面側部に当接して位置決めを行う複
数の固定接触子4、5、6、および被測定物品2の上側部に当接して位置決めを
行う複数の固定接触子7、8、9と、被測定物品2の外面側部に当接して、その
形状に対応した位置に停止状態になる複数の可動接触子11、12、13、さら
に物品2の上側部に当接してその形状に対応した位置に停止状態になる複数の可
動接触子14、15により構成されている。
【0007】
以下、各部の構造等を説明すると、台座3には、被測定物品を押上げて支持す
るための装置が設けられている。図1および2の場合は、ねじ止め可能な押上げ
部材16〜18が設けられており、この押上げ部材を作動することによって、そ
の上に置かれた被測定物品を上方に押上げることが可能になっている。なお、こ
の押上げ部材は、ねじ止めによって押上た状態で固定可能に構成されているが、
その他、例えば、バネ等によって固定できるもの等、如何なる種類のものであっ
てもよい。
【0008】
台座3の上方には、固定接触子および可動接触子を配設するための固定具21
および22が、それぞれ所定の高さに取り付けられている。即ち、固定具22は
、平面ほぼコ字状に形成され、固定具35、36により台座3から所定の高さの
位置に固定されている。また、固定具21は、前記固定具22と可動接触子11
を支持するためのL字状固定具41との間に掛け渡したように設けられている。
なお、これら固定具の取り付け位置は、被測定物品2の形状に合わせて予め適宜
設定される。
【0009】
固定接触子4〜6は、台座3上にねじ31によって固定されたL字状固定具3
2、33、34に固定されている。また、固定接触子7は、固定具22に下方に
向けて固定されており、固定接触子8、9は、固定具21に下方に向けて固定さ
れている。なお、これら固定接触子の取り付け位置は、予め基準となる被測定物
品を用いて設定されたものである。
【0010】
一方、可動接触子11は、L字状に形成された固定具41に水平方向に摺動可
能に取り付けられており、可動接触子12、13は、L字状に形成された固定具
42に水平方向に摺動可能に取り付けられている。また、可動接触子14は、固
定具21に、上下方向に摺動可能に取り付けられ、可動接触子15は、固定具2
2に、上下方向に摺動可能に取り付けられている。
【0011】
本考案において、上記各可動接触子11〜15は、可動接触子11〜13につ
いて一部切り欠いて図示したように、軸心方向に摺動可能に取り付けられ、その
表面には、目盛りやマークが付されている。したがって、各可動接触子11〜1
5の軸心方向の移動量は、目盛りおよびマークを固定具21、22、41、42
の表面等と合わせることにより読み取ることが可能になっている。
【0012】
次に被測定物品2の外形測定方法について説明する。
前記のように、台座3の中央部に載置した被測定物品2は、押上げ部材16〜
18を作動することによって上方に押上げる。そして、被測定物品2が仮想線で
図示された形状の場合、被測定物品2の側部の2面a、bを固定接触子4〜6の
先端に接触させ、上面cを固定接触子7、8、9に接触させ、その位置で被測定
物品2を固定する。それによって、被測定物品2が予め設定された基準位置に配
置され、測定基準が設定される。
なお、基準位置に配置するまでの間は、設定作業を行いやすいように、各可動
接触子11〜14は外側方法に移動させ、その先端が物品2に接触しないように
しておく。
【0013】
この様にして被測定物品2の位置決めを行った後、各可動接触子11〜15を
摺動させ、被測定物品の外形面に接触した位置で摺動を停止する。この状態では
、可動接触子11〜15の移動量は、被測定物品2の外形に対応したものになり
、移動量を目盛りやマークにより読み取ることができる。
被測定物品2の外形寸法が予め分かっている場合は、各可動接触子11〜15
の移動量との対比で誤差を検知することができる。
また、外形寸法が不明である場合は、各可動接触子11〜15の読取り値によ
って、外形寸法や形状を知ることができる。
【0014】
以上に本考案の実施例を説明したが、本考案は、前記実施例に限定されるもの
ではない。即ち、固定接触子、および可動接触子の取り付け数、取付け位置、摺
動方向は、図示した場合に限定されるものではなく、これらは被測定物品2の形
状および測定する部位の位置によって適宜変更することが可能である。
【0015】
以上に説明したように、本考案の外形測定器具は、その構造が非常に簡単であ
り、またその操作も簡易である。したがって、本考案の外形測定器具によれば、
被測定物品を、その外表面が固定接触子に当接して位置決めした後、単に可動接
触子の先端を被測定物品の外表面に当接させる操作のみで、異形物品の測定を行
うことができ、測定効率を著しく向上することが可能である。
【図1】本考案の一実施例を示す外形測定器具の平面図
である。
である。
【図2】図1の外形測定器具の側面図である。
1 外形測定器具 2 物品
3 台座 4〜9 固定接触子
11〜15 可動接触子 16〜19 押上げ部
材 21、22、32、33、34、41、42 固定具
材 21、22、32、33、34、41、42 固定具
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定物品を載置して支持する台座と、
該台座に支持された被測定物品の外側面に当接して被測
定物品を基準位置に配置するための、3次元方向に配設
された複数の固定接触子と、該台座に支持された被測定
物品の外側面に接触し得るように摺動可能に配設された
複数の可動接触子とを有し、該可動接触子を摺動させて
台座に支持された被測定物品の外側面に接触させること
により、可動接触子の移動量を検知し得るように構成し
てなることを特徴とする異形物品の外形を測定する外形
測定器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2821991U JPH04116705U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 異形物品の外形測定器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2821991U JPH04116705U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 異形物品の外形測定器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116705U true JPH04116705U (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=31912355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2821991U Pending JPH04116705U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 異形物品の外形測定器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04116705U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005212071A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Tamotsu Fujita | 針千本型記憶治具及びこれを用いた吸着磁石装置並びにその制御方法 |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP2821991U patent/JPH04116705U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005212071A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Tamotsu Fujita | 針千本型記憶治具及びこれを用いた吸着磁石装置並びにその制御方法 |
JP4635270B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2011-02-23 | 保 藤田 | 針千本型記憶治具及びこれを用いた吸着磁石装置並びにその制御方法 |
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