JPH04116612A - 望遠鏡 - Google Patents

望遠鏡

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JPH04116612A
JPH04116612A JP23850190A JP23850190A JPH04116612A JP H04116612 A JPH04116612 A JP H04116612A JP 23850190 A JP23850190 A JP 23850190A JP 23850190 A JP23850190 A JP 23850190A JP H04116612 A JPH04116612 A JP H04116612A
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JP
Japan
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lens
lens barrel
eyepiece
objective
binoculars
Prior art date
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Pending
Application number
JP23850190A
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English (en)
Inventor
Iwahisa Ishida
石田 岩央
Koichi Okumura
浩一 奥村
Haruyuki Nagano
長野 晴行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/656,821 priority patent/US5235458A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上の 本発明は望遠鏡に関するものである。
炙来夏改皿 本明細書で望遠鏡は双眼鏡や単眼鏡を含む概念であるが
、以下の説明では特に双眼鏡について説明する。
自動合焦機能を備えた双眼鏡として特公昭62−620
5号や特公昭60− 46407号、特開昭56−15
4705号において提案されているものがある。しかし
、これらの双眼鏡では対物レンズを動かすための駆動力
をモータから対物レンズへ供給するまでの間の経路にお
ける機械的なガタッキを除去する構造については考慮さ
れていない。また、双眼鏡では視度調整を行なう必要が
あるため、視度調整用の操作部材が設けられていて、こ
の操作部材の動きを接眼レンズに導いて接眼レンズを前
後方向に動かすことも行なわれる。しかし、この場合も
その駆動力伝達系における機械的なガタッキを除去する
といった点については配慮されていない。
が  しよ と る しかしながら、上記伝達系においてはそれが駆動力の伝
達経路中にギアとギアの噛合やビンと孔等の保合又は嵌
合による機械的な連結部分を有していると、それらの連
結部分には多かれ少なかれ必ずクリアランスが存するの
で、例えば自動合焦のためにモータにより対物レンズを
駆動させる際に、対物レンズの追従遅れが生じることが
ある。
また、モータが停止しているときにおいても、目の位置
よりも充分高いところ、又は低いところの観察体を見る
べく双眼鏡を傾斜して見る場合等には、対物レンズの重
みによって連結部のクリアランスによりレンズが少し移
動してピント状態が悪くなるといった不具合も生じる。
尚、ギア系のガタッキを防止するために歯間スペースに
グリースを多量に施しておくという方法も考えられるが
、その場合はグリスの固さが温度によって変わるため、
モータの負荷が温度によって変わるという別の問題が生
じ、更には油漏れが生じたりして好ましくないばかりで
なく、他の部分(即ち、孔とビンの係合等)については
依然としてガタッキが生じる。
一方、視度調整に関しても、その駆動力の伝達系の連結
部でガタッキが生じると、調整の精度が下がるといった
問題が生じる。
本発明はこれらの点に鑑み、簡単な構造によってレンズ
駆動のための伝達系におけるガタッキを良好に抑えるこ
とができるようにした望遠鏡を提供することを目的とす
る。
゛ るための  ー 上記目的を達成するため本発明では、 光軸に沿って移動できるように配されたレンズと、前記
レンズを駆動する力を前記レンズに伝達する経路中に連
結部を有し該連結部にクリアランスが存する駆動力伝達
機構と、を備える望遠鏡において、 前記連結部のクリアランスを片寄せするべく前記経路を
一方向に付勢する付勢手段を設けた構成としている。
また、自動合焦機能を有する双眼鏡に関し、移動自在な
対物レンズと、 合焦検出モジュールと、 前記合焦検出モジュールの出力に基いて合焦位置までレ
ンズを駆動させるための電気信号を発生する合焦位置算
出手段と、 前記合焦算出手段の出力によって駆動されるモータと、 前記モータの駆動力を前記対物レンズに伝達する経路中
に連結部を有し該連結部にクリアランスが存する駆動力
伝達手段と、 前記連結部のクリアランスを片寄せするべく前記経路を
一方向に付勢する付勢手段と、を設けている。
その際、前記駆動力伝達手段が前記モータの回転力を減
速して伝達する減速ギアを含んでいる場合、前記減速ギ
アのギア間バックラッシュを前記付勢手段により抑える
ように成す。
尚、左右に第1、第2光学系を配し、それぞれに対物レ
ンズを設けた場合は前記駆動力伝達手段が第1、第2光
学系それぞれの対物レンズに対し共通に働くように成す
とよい。
前記付勢手段の具体的な配置としては、前記対物レンズ
を移動自在に内蔵する鏡胴内に設けて前記対物レンズを
前記鏡胴に対し一方向へ付勢するように成すと駆動力伝
達系全体に対し上記の片寄せを図ることができる。
その際、対物レンズが前記鏡胴内において対物移動筒に
固定保持されており、一方前記付勢手段が前記対物移動
筒と前記鏡胴間に介在されたスプリングバネとして構成
されていてもよい。
前記鏡胴内に設けられた付勢手段による付勢方向が左右
の第1、第2光学系において同方向となるようにしても
よく、このようにすると左右の光学系のバランスが良く
なる。
双眼鏡の視度調整に関し、双眼鏡を、 ハウジングと、 前記ハウジングの前後方向に移動自在に後部に配置され
た接眼レンズと、 前記ハウジングに設けられた視度調整用の操作部材と、 前記操作部材の動きを前記接眼レンズに伝達する経路中
に連結部材を有し該連結部材にクリアランスが存する駆
動力伝達手段と、 前記連結部のクリアランスを片寄せするべく前記経路を
一方向に付勢する付勢手段と、を備える構成とすること
ができる。
その場合、前記付勢手段は前記接眼レンズを移動自在に
内蔵する鏡胴内に設けられていて前記接眼レンズを前記
鏡胴に対し一方向へ付勢しているように成すことができ
る。
また、前記接眼レンズが前記鏡胴内において接眼移動筒
に固定保持されており、一方前記付勢手段が前記接眼移
動筒と前記鏡胴間に介在されたスプリングバネで構成さ
れるようにしてもよい。
作−一月一 このような構成によると、駆動力伝達機構における各連
結部分では、その係合や噛合が常時、片側の面でのみ行
なわれることになる。即ち、片寄り状態で連結する。そ
の結果、ガタッキが抑えられ、レンズの不用意な移動や
レンズ駆動の追従性及び高精度な調整が実現できる。
ス」1例− 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。ま
ず、第1図は本実施例の双眼鏡を平面図で示しており、
第2図はその正面を、また第3図は裏面をそれぞれ示し
ている。ここで、2は双眼M1のハウジングをなすカバ
ーの上カバーであり、3は下カバーである。これらのカ
バー2.3は合成樹脂の成形物で形成されている。上カ
バー2には電源を○N、OFFするメインスイッチのス
ライド式操作部材4(以下rLPJ1操作部材」という
)と、自動合焦(以下rAFJという)スイッチのブツ
シュ式操作部材5(以下「第2操作部材」という)とが
設けられており、一方、下カバー3には眼幅調整用のス
ライド式操作部材6(以下「第3操作部材」という)と
、視度調整用のスライド式操作部材7.8(以下「第4
、第5操作部材」という)が設けられている。
次に、9は前カバーであり、10は後カバーである。前
カバー9には透明ガラスが取り付けられており、その前
カバー9の内側には第1、第2M、胴11.12 (第
4図参照)にそれぞれ取り付けられた第1、第2対物レ
ンズ13.14と、AFのための受光レンズを備えた受
光窓20が施されている。後カバ10にはゴム材料より
なるアイピースフード10a、10bが設けられている
上述のような外観構造をもつ双眼鏡1の光学系構造は第
4図にその概略を示すように中心軸A−A゛を対称軸と
して左右に第1、第2M、胴11.12が配置され、そ
の第1、第2錆胴11.12には対物レンズ13.14
が前方に、プリズム15.16が中間に、接眼レンズ1
7.18が後方に配置されている。
前記対物レンズ13.14はAFのために鏡胴11,1
2内を同時に動き得るようになっており、一方、接眼レ
ンズ17.18は視度調整のために互いに独立にそれぞ
れの鏡胴11.12内を動き得るようになっている。
第1、第2鏡胴11.12は後述するように眼幅調整の
ために互いに接近したり離間したりする方向に動き得る
ようになっている。
尚、前記鏡胴中に配された対物レンズ及び接眼レンズは
鏡胴内でそれぞれ一方向に付勢されている。この構造は
鏡胴11と鏡!12で同一であるので、ここでは鏡胴1
2のみを取り上げて説明する。
鏡胴12は前鏡胴12aと後鏡胴12bがビス止めによ
り一体となっている。前鏡111ii12aには対物レ
ンズ14を固定した対物移動筒30が挿入されており、
この対物移動筒30の径大部31と前鏡胴12aの内面
段部32との間にコイル状のスプリングバネ33が介在
している。このため、対物移動筒30は鏡胴12に対し
常時前方(矢印りで示す)へ付勢されることになる。
この付勢により後述するレンズ駆動用モータ22から減
速ギア部23を通して対物移動[30に至るレンズ駆動
経路における機械的なガタッキが抑えられる。
同じように、後鏡胴12b内に挿入された接眼移動筒1
30トフリズム16を保持するプリズム枠16aとの間
にコイル状のスプリングバネ140が介在している。
プリズム枠16aは第5図に示すように前鏡胴12aの
後端の取り付は部141においてビス142によって前
鏡胴12aに固定されている。従って、接眼レンズ18
を保持した接眼移動筒130は鏡胴12に対し後方(矢
印Cで示す)へ常時付勢されることになる。本実施例に
おいては、後述するように視度調整機構を介して手動に
より接眼レンズは前後方向に駆動されるが、その視度調
整機構における機械的なガタッキは、このスプリングバ
ネ140の付勢によって抑えられる。
前記中心軸A−A“に沿って合焦検出モジュル19が設
けられているが、この合焦検出モジュール19は前方に
固定された受光レンズ20aを備えている。なお、合焦
検出モジュール19の後方にはAFのレンズ駆動用のモ
ータ22が設けられており、またこのモータ22の動作
を減速して対物レンズ13.14に伝えるための減速ギ
ア部23が合焦検出モジュール19とモータ22との間
に設けられている。モータ22としては例えばステッピ
ングモータが用いられる。前記合焦検出モジュール19
は、特にこれに限る必要はないが、位相差検出方式を採
っている。
AF動作方式としては、上記合焦検出モジュールの出力
に基づいてシステムコントローラが所定の合焦位置から
のデイフォーカス量を出力し、そのデイフォーカス量の
分だけモータ22を駆動(従って対物レンズ13.14
を移動)させるオープンループ制御方式である。双眼鏡
の場合の必要精度はカメラ等に比べ目に焦点調節能力が
あるため荒くてもよいと考えられ、特にフィードバック
方式としなくても充分であるが、勿論フィードバック方
式による制御の方が精度面で有利であることはいうまで
もない。本実施例では対物レンズ13.14を介するこ
となく合焦検出を行なっているため、−回の合焦検出デ
ータでの分だけレンズ駆動してインフオーカスしておド
パ その場合の#1度をステッピングモータを用いるこ
とにより上げている。
双眼鏡1のほぼ中央(従って第1、第2鏡胴11.12
の間)に設置されている合焦検出モジュール19及びモ
ータ22並びにその減速ギア部23は中心軸A−A” 
に沿って縦に断面すると、第6図に示すようになる。た
だし、第6図でモータ22及び減速ギア部23は断面し
ていない。同図において、鏡胴26は2字状に曲折し、
第1、第2、第3反射ミラーMl、 M2. M3を図
示のように配置して受光レンズ20aの光軸Z1を対物
レンズの光軸zoより下側になし、第1反射ミラーM1
によって光軸を22で示す如く前方上側に折曲し、続い
て第2反射ミラーM2によって光軸をZ3で示す如く後
方に向は前記Z1と平行になるように折曲し、受光レン
ズ20aによる観察体の像がコンデンサレンズLCの前
方近傍にできるようにすることにより光路の長さを実質
的に長くとり、且つコンパクトにまとめている。これは
受光レンズの焦点距離を長くすると焦点検出精度が向上
するからである。
合焦検出モジュール19及びモータ22、減速ギア部2
3の上方には回路基板27が配置されている。
第4図の鏡胴12のほぼ中央B−B’ に沿って縦に断
面すると、第7図に示すようになる。Mlllill、
12の下部には第7図に示すように眼幅調整用機構34
や視度調整用機構35が設けられている。これらの機構
はベース台板36に搭載されている。8は前述した視度
調整用の第5操作部材であドパ 6は眼幅調整用の第3
操作部材である。
その他、中央部から鏡胴11.12の下部に向けてAF
のためのレンズ駆動機構が設けられている。このAFレ
ンズ駆動機構は第8図〜第10図に示すように上記モー
タ22と、このモータ22の回転を減速する4個のギア
G1〜G4から成る減速ギア部23と、その減速ギア部
23の出力ギアG4に直結されたカム軸37と、このカ
ム軸37によって駆動されるレンズ駆動レバー38等か
らなっている。前記カム軸37はその長手方向に沿って
螺旋状のカム溝39が形成されており、このカム溝39
にレンズ駆動レバー38のビン40が係合している。従
って、カム軸37が回転すると、レンズ駆動レバー38
がC又はD方向(第1oryj)に移動することになる
レンズ駆動レバー38はモータ台板41に設けられた一
対のガイド軸42.43に遊合された筒部44.45を
有しており、この筒部44.45を介してガイド軸42
.43に支持且つガイドされ、安定に移動を行なう。
レンズ駆動レバ〜38の左右端部には孔46.47が設
けられており、この孔46.47に対物レンズ系13.
14のビン48.49が係合している。このビン48.
49は第4図に示す対物移動筒3oと一体になっている
。孔46.47はレンズ駆動レバー38の移動方向とは
直角の方向に長くなっているが、これは後述する眼幅調
整により鏡胴11及び12がE方向に変位するのを許容
できるようにするためである。
モータ台板41は前方に前記ガイド軸42.43の前端
及びカム軸37の前端を支持するため上方に延びた3つ
の支持部50.51.52を有しており、後方には前記
モータ22と減速ギア部23及びカム軸37の後端を支
持するための支持部53を有している。前記モルタ台板
41の底部54には前記支持部53に近接してバネ性の
一対の接片55.56(第10図にのみ示し、第8図、
第9図には図の簡略化のため示していない)が設けられ
ているが、これらの接片55.56はC方向の終端(無
限遠端)を検出するための終端検出スイッチのスイッチ
片をなすものであトハ その一方の接片55に前記レン
ズ駆動レバー38の凸片57が当接したとき接片55.
56が互いに接触するようになっている。
さて上述のギア61〜G4は、一般に噛合部分において
、多かれ少かれクリアランスがあり、またその他の保合
部分(例えばビン48.49と孔46.47の間、又は
カム溝39とビン4oの間)でもクリアランスがあるの
で、そのままではモータの停止状態において外的衝撃や
双眼鏡の姿勢変化によってガタッキが生じ、対物レンズ
が動いてピントがずれるという問題が生じる。
先にも述べたように本実施例では、R胴11.12内に
設けたスプリングバネ33によって対物移動筒30がD
方向に付勢されているので、その付勢力がビン48.4
9からレンズ駆動しバー38、カム軸37、ギアG4〜
Glに伝わってレンズ駆動機構系が片寄せされることに
なる。そのため、ギア間のり!ノアランスや他の係合部
分のクリアランスによるガタッキが除去される。従って
、対物レンズが不用意に動いてピントがずれるといった
問題は回避される。
尚、このようなレンズ駆動機構のガタッキを抑えるため
にスプリングバネ33にょる付勢方向はD方向である必
要はなく、その逆のC方向であってもよい。また、スプ
リングバネ33をR胴12内に設ける必要もなく、鏡胴
の外部に設けてもよい。例えば、一端を固定したスプリ
ングバネの他端をビン48.49やレンズ駆動レバー3
8等に固定もしくは係合してもよい。
第8図においてベース台板36に設けられた支柱58.
59および6o、61に支持された軸62.63は眼幅
調整の時の眼幅ガイド軸であり、この眼幅ガイド軸62
.63にそれぞれ鏡胴11.12が移動自在に支持され
ている。64a〜64d、  65a 〜65dは鏡胴
11.12がら下方に突出した突部であり、眼幅ガイド
軸62.63はこれらの突部に形成された孔を貫通して
いる(第13図を参照)。
第11図(a)〜第13図は眼幅調整機構を示しており
、これらの図において、66.67は第1、第2眼幅調
整板であり、第1眼幅調整板66は第1鏡胴11に植立
されたビン68.69に孔70.71を介して嵌合する
第1部分72を有している。この第1部分72は第1鏡
胴11の軸方向に沿って、延びており、その両端のL字
状部73.74に前記孔70.71がそれぞれ設けられ
ている。第1眼幅調整板66は更に第1部分72のほぼ
中央から外方に向けて延びた第2部分75と、L字状部
73に近い側にやはり外方に向けて延びた第3部分77
を有している。第2部分75には眼幅調整ビン78が係
合する長孔76が形成されており、第3部分77の先端
り字状部79にはリンク板81と結合するための孔80
が設けられている。
第1眼幅調整板66のL字状部74に近い位置には第2
N、胴12に向けて延びた第4部分82が設けられてお
り、この第4部分82の端部83に眼幅調整ビン84が
係合する長孔85が形成されている。また、第4部分8
2には第1、第2#!胴11.12の軸と平行な方向に
長径をなす長孔86が設けられているが、この長孔86
には眼幅調整用の第3操作部材6のビン88が係合する
凍り 第2眼幅調整板67は第2M、胴12に固定する
ための第1部分89と、眼幅調整ビン84に係合する長
孔91を有する第2部分90と、第1R胴11側へ延び
た第3部分92とを有しており、その第3部分92の延
長部93に前記リンク板81と係合する孔95を備える
L字状部94を有している。第3部分92は眼幅調整用
の第3操作部材6のビン88が貫通する長孔96を有し
ている。この長孔96は前記第1眼幅調整板66の第4
部分82の長孔86と互いに直角方向をなしている。リ
ンク板81は両端にL字状部97.98を有するコ字型
をなしており、その中央部99にリンク軸100が嵌合
する孔101を有している。L字状部97.98はそれ
ぞれリンク軸102.103が嵌合する長孔104.1
05を有している。
上述の眼幅調整機構34において、眼幅を広げるべく第
1、第2鏡胴11.12の間隔を広げる場合は、矢印F
方向に眼幅調整用の第3操作部材6を移動させる。これ
によって、第3操作部材6のビン88と係合している第
1眼幅調整板66が同様に矢印F方向に動く。このとき
、第1眼幅調整板66の長孔76.85がベース台板3
6に固定された眼幅調整ビン78.84をスライドする
ことにより第1調整板66は眼幅調整ビン78.84を
ガイド軸として安定に直線運動する。
このようにして、第1眼幅調整板66が矢印F方向に動
くと、リンク板81はリンク軸100を中心として矢印
H方向に回転する。このため、第2眼幅調整板67は第
1眼幅調整板66とは反対の方向に移動することになる
。このとき、第2眼幅調整板67は長孔106.91を
介して眼幅調整ビン78.84にガイドされ安定に直線
運動をする。このように、第1、第2眼幅調整板66.
67が互いに反対方向に移動すると、それにビン68.
69及び68°、69゛を介して固定された第1、第2
#!胴11.12が互いに離れる方向に移動し、双眼R
1の眼幅は広がる。この状態を第11図(b)に示す。
次に、眼幅を狭めるときは、第3操作部材6を矢印Fと
は反対の方向に移動させると、第1眼幅調整板66、リ
ンク板81、第2眼幅調整板67が前述とは反対の向き
に動くので、第1、第2R胴11.12は互いに近づき
、その結果、双眼鏡1の眼幅が狭まる。この状態を第1
1図(C)に示す。
次に、第14図〜第16図を参照して視度調整機構を説
明する。
視度調整機構は左右独立に行いつるようになっている。
従って、一方の構成についてのみ説明し、他方について
は説明を省略する。まず、110は全体として第1の部
分111と第2の部分112でL字状をなす視度調整レ
バーであり、その第1部分111の前端には視度調整用
の第4操作部材7のビン114に係合する長孔113が
形成されている。第2部分112には視度調整レバー軸
115が嵌合する孔116と、視度調整軸117が嵌合
する孔118が設けられている。視度調整レバー軸11
5は視度調整レバー110が回転するときの中心軸とな
る。視度調整軸117は大径部119とビン状の小径部
120とからなっていて、大径部119が長孔122に
嵌合し、小径部120は視度調整レバー110の孔11
8に嵌合し回転自在に固定される。小径部120は大径
部119に対し偏心した位置に設けられでいる。
これは製造するときに第4操作部材7の基準位置を調整
するためである。この場合、終端検出スイッチによって
決まる対物レンズ無限遠端に対し視度調整機構(第4操
作部材7)は基準位置(下カバー上にあるクリック位置
に留めた状態)にて無限遠に焦点が合った状態にするた
め、視度調整軸117を回し接眼レンズ18又は鏡胴1
1の前後位置を微調整する。
視度調整板121は第15図に示すようにベース台板3
6上に視度調整レバー110で押さえつけられるような
形で設けられており、この視度調整板121には互いに
離れた位置に一対の長孔124.125が形成され、こ
の長孔124.125に視度調整板ガイド軸126,1
27が係合するようになっている。視度調整ガイド軸1
26.127は第15図に示す如くベース台板36に固
定されるが、その固定は例えば螺合固定としてもよい。
なお、視度調整レバー軸115も同様な方法でベース合
板36に固定される。そして、視度調整板121はこの
視度調整板ガイド軸126,127をスライドするよう
に動く。視度調整板121に形成された大長孔128に
は鏡胴11の下部に突出して設けられた視度連動ビン1
29が係合するようになっている。なお、視度連動ビン
129は第15図に示すように接眼レンズ17の接眼移
動筒130に固定されている。その結果、視度調整板1
21が例えば矢印J方向へ動くと、それに伴って接眼レ
ンズ17が矢印に方向に動く。なお、前記視度連動ビン
129が係合する視度調整板121の孔128を長孔と
している理由は上述した眼幅調整の際に鏡胴11が矢印
N方向に動くのを許容するためである。
上述の視度調整機構において、まず、視度調整用の第4
操作部材7を矢印P方向に動がすと、視度調整レバー1
10が視度調整レバー軸116を中心に矢印Q方向に回
動する。そのため、視度調整板121が矢印J方向に動
き、それに伴って視度連動ビンが矢印に方向に駆動され
、接眼移動筒130も矢印に方向に動く。次に視度調整
用の第4操作部材7を矢印P方向とは反対の方向に動か
すと、視度調整レバー110、視度調整板121が上記
とは逆の方向に動き、接眼移動筒130も上記とは逆の
方向へ移動する。
第4操作部材7のビン114と視度調整レバー110の
長孔113との間、又は視度調整軸117と孔118及
び長孔122との間、又は視度連動ビン129と大長孔
128との間に力の伝達方向のクリアランスが存在し、
それがガタッキの原因となって視度調整の精度低下の原
因となるが、本実施例では先にも述べたように接眼移動
筒130がスプリングバネ140によってC方向(第1
6図ではに方向)に付勢されているので、その付勢力が
視度調整機構の各連結部分のクリアランスを片寄せし、
ガタッキを除去するようにしているので、追随性がよく
なり、精度の高い視度調整が期待できることになる。
尚、スプリングバネ130による付勢方向はC方向(第
16図のに方向)である必要はなく、その逆方向であっ
てもよいことは言うまでもない。また、必ずしも鏡胴1
2内に設ける必要はなく、鏡胴外部に設けてもよい。こ
の場合、一端をベース台板36に固定したスプリングバ
ネの他端を視度調整レバー110、又は視度調整板12
1、又はビン129等に取り付けてもよい。更に、付勢
手段の形態はスプリングバネ140でなく他の適当なも
のであってもよい。
さて、上記視度調整機構系のガタッキを抑えるべく視度
調整機構を片寄せするように設けたスプリングバネ14
0によって眼幅調整用のガイド軸62.63と鏡胴11
.12との嵌合のガタッキも抑えられるという利点があ
るので、これについて説明する。
第13図、第14図において、鏡胴11.12はベース
台板36上に配置固定された眼幅ガイド軸62.63に
摺動自在に保持されていて互いに離間又は近接するよう
に移動可能となっており、それによって眼幅調整ができ
るが、その眼幅ガイド軸62.63とM、胴11.12
に形成された突部64a 〜64d、  65a 〜6
5dの孔との嵌合には多少のクリアランスがあるため、
眼幅調整の際に鏡胴11.12が傾いて、鏡胴11.1
2の平行性が崩れ、光軸が変化する虞がある。しかしな
がら、上述のように接眼移動筒130とプリズム16と
の間にスプリングバネ140が介在しているので、これ
により付勢され片寄せされた視度調整機構に対して鏡胴
11.12全体は第4図のD方向へ付勢されることにな
る。このため、前記眼幅ガイド軸62.63と鏡胴11
.12の突部64a〜64d、65a〜65dの孔との
嵌合は片寄せされることになり、両者間にガタッキが生
じない。そのため、眼幅調整の際に、常に鏡胴11.1
2は平行性を保ち、実質的に光軸の変化を生じない。尚
、このような眼幅ガイド軸62.63と#!胴11.1
2との間のガタッキを抑えるための付勢手段は前記スプ
リングバネに依る必要はなく、他の付勢手段を設けても
よく、更にその付勢手段は先にも述べたように鏡胴外に
設けてもよい。
兄」Iと廟釆。
本発明によれば、駆動力伝達機構における各連結部分で
は、その保合や噛合が常時、片側の面でのみ行なわれる
ことになる。即ち、片寄り状態で連結する。そのため、
ガタッキが抑えられ、レンズ駆動の追従性及び高精度な
調整が実現できる。
また、モータ等の動力源が停止している状態において、
目の位置よりも充分高いところ、又は低いところの観察
体を見るべく双眼鏡を傾斜した場合等には、対物レンズ
の重みが連結部にかかるが、上記片寄り付勢により前記
重みが持ちこたえられるので、レンズが移動してピント
状態が悪くなるといった不具合を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した双眼鏡の平面図であシバ 第
2図はその正面図、第3図は裏面図、第4図は内部の光
学系及び合焦検出モジュール等を平面的に示す図、第5
図は第4図のx−x’線断面図、第6図は第4図のA−
A’線断面図、第7図は間じ<B−B’線断面図である
。 第8図はAFレンズ駆動機構を上方から見た状態で示す
図、第9図はそれを正面から見た状態で示す図、第10
図はその分解斜視図である。 第11図(a)は眼幅調整機構を上方から見た状態で示
す図、第11図(b)、第11図(c)はその動作結果
を示す図、第12図は眼幅調整機構を側方からみた状態
で示す図、第13図はその斜視図である。 第14図は視度調整機構を上方から見た状態で示す図、
第15図は側方から見た状態で示す図、第16図はその
分解斜視図である。 1・・・双眼鏡、 4・・・メインスイッチ用の第1操作部材、5・・・A
Fスイッチ用の第2操作部材、6・・・眼幅調整用の第
3操作部材、 7.8・・・視度調整用の第4、第5操作部材、11.
12・・・第1、第2鏡胴、 13.14・・・対物レンズ、  17.18・・・接
眼レンズ、19・・・合焦検出モジュール、  20a
・・・受光レンズ、22・・・モータ、   23・・
・減速ギア部、25・・・CCDラインセンサ、  2
6・・・鏡胴、27・・・回路基板、   34・・・
眼幅調整機構、35・・・視度調整機構、  36・・
・ベース台板、37・・・カム軸、     38・・
・レンズ駆動レバー39・・・カム溝、     41
・・・モータ台板、48.49・・・ビン、 55.56・・・終端検出スイッチ用のスイッチ片、6
6.67・・・第1、第2眼幅調整板、81・・−リ ジグ板、 110・・・視度調整レノベ 121・・・視度調整板、 129・・・視度連動ビン。 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社 代 理 人

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光軸に沿って移動できるように配されたレンズと
    、前記レンズを駆動する力を前記レンズに伝達する経路
    中に連結部を有し該連結部にクリアランスが存する駆動
    力伝達機構と、を備える望遠鏡において、 前記連結部のクリアランスを片寄せするべく前記経路を
    一方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする望
    遠鏡。
  2. (2)移動自在な対物レンズと、 合焦検出モジュールと、 前記合焦検出モジュールの出力に基いて合焦位置までレ
    ンズを駆動させるための電気信号を発生する合焦位置算
    出手段と、 前記合焦算出手段の出力によつて駆動されるモータと、 前記モータの駆動力を前記対物レンズに伝達する経路中
    に連結部を有し該連結部にクリアランスが存する駆動力
    伝達手段と、 前記連結部のクリアランスを片寄せするべく前記経路を
    一方向に付勢する付勢手段と、 を備える双眼鏡。
  3. (3)前記駆動力伝達手段は前記モータの回転力を減速
    して伝達する減速ギアを含んでおり、前記減速ギアのギ
    ア間バックラッシュが前記付勢手段により抑えられてい
    る第2請求項に記載の双眼鏡。
  4. (4)前記対物レンズは左右に配された第1、第2光学
    系それぞれに設けられ、前記駆動力伝達手段は第1、第
    2光学系それぞれの対物レンズに対し共通に働くことを
    特徴とする第2請求項又は第3請求項に記載の双眼鏡。
  5. (5)前記付勢手段は前記対物レンズを移動自在に内蔵
    する鏡胴内に設けられていて前記対物レンズを前記鏡胴
    に対し一方向へ付勢していることを特徴とする第2請求
    項に記載の双眼鏡。
  6. (6)前記対物レンズは前記鏡胴内において対物移動筒
    に固定保持されており、前記付勢手段は前記対物移動筒
    と前記鏡胴間に介在されたスプリングバネであることを
    特徴とする第5請求項に記載の双眼鏡。
  7. (7)前記鏡胴内に設けられた付勢手段による付勢方向
    が左右の第1、第2光学系において同方向となつている
    ことを特徴とする第5請求項又は第6請求項に記載の双
    眼鏡。
  8. (8)ハウジングと、 前記ハウジングの前後方向に移動自在に後部に配置され
    た接眼レンズと、 前記ハウジングに設けられた視度調整用の操作部材と、 前記操作部材の動きを前記接眼レンズに伝達する経路中
    に連結部材を有し該連結部材にクリアランスが存する駆
    動力伝達手段と、 前記連結部のクリアランスを片寄せするべく前記経路を
    一方向に付勢する付勢手段と、 を備える双眼鏡。
  9. (9)前記付勢手段は前記接眼レンズを移動自在に内蔵
    する鏡胴内に設けられていて前記接眼レンズを前記鏡胴
    に対し一方向へ付勢していることを特徴とする第8請求
    項に記載の双眼鏡。
  10. (10)前記接眼レンズは前記鏡胴内において接眼移動
    筒に固定保持されており、前記付勢手段は前記接眼移動
    筒と前記鏡胴間に介在されたスプリングバネであること
    を特徴とする第9請求項に記載の双眼鏡。
JP23850190A 1990-02-20 1990-09-07 望遠鏡 Pending JPH04116612A (ja)

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JP23850190A JPH04116612A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 望遠鏡
US07/656,821 US5235458A (en) 1990-02-20 1991-02-19 Binocular

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