JPH04116532A - 自動焦点用光ファイバ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光フ・アイバの自動焦点可変の構造に関する
。

［発明の概要１ 本発明は、光ファイバの表面に電極及び絶縁膜を設け、
光ファイバの焦点距離を電気光学効果を用いて電気的に
可変させることを実現したものである。

［従来の技術１ 従来の焦点距離の可変は、レンズを複数用い、レンズ間
の距離を変化させることで実現されていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、前述の従来技術では、機械的にレンズ間隔を変
えているために、小型軽量化は、レンズの大きさにより
決まり、また機械駆動のため故障しやすい等の問題を有
する。

そこで本発明は、このような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、小型軽量で、電圧制御の光学
素子を提供するところにある。

〔課題を解決するための手段１ 本発明の自動焦点用光ファイバは、電界によって屈折率
が変化する光集束性を有する光ファイバの表面に電極及
び絶縁膜を有する光ファイバに於て、前記光ファイバと
電極との間隔を絶縁膜により変えたことを特徴とする。

［作　用］ 本発明は以上の構造を有するもので、電極の働きにより
光ファイバの屈折率の分布に変化を与え、焦点距離が変
化することになる。

［実　施　例］ 第１図は本発明の実施例の光ファイバの断面図である。

１は誘電体の光集束性を有する光ファイバ（光集束性光
ファイバ）、２は誘電体、３は絶縁膜、４ａ、４ｂは電
極、５は電源、６は光の入射方向を示す矢印である。

ここで光集束性光ファイバとは、光の進行方向の垂直平
面において、屈折率が二乗分布に従って変化する光ファ
イバを指す、また光集束性光ファイバの焦点距離は、光
フアイバ中心部の屈折率と誘電体の屈折率の差により決
定される。

第１図に示すように光集束性光ファイバ１を誘電体２で
固定し、前記光集束性光ファイバの光の入出力面に科学
気相成長法または、スバ・νり蒸着法等の方法により酸
化膜などの透明な絶縁膜３を設け、エツチング法等によ
り前記絶縁膜の厚みが、前記光集束性光ファイバの中心
部から光集束性光ファイバの外側へ指数関数的に増加す
るように研削し、前記絶縁膜の表面に、スパッタ蒸着法
等の方法により透明な電極４ａ、４ｂを設ける。

Ｗ源５により電極４ａ、４ｂに電圧を加えると、電極４
ａ、４ｂ間に電界が発生する０発生した電界の強度は、
電極に距離が近いほど芭となり、電極からの距離が離れ
るにしたがって唾となる。電極４ａ、４ｂ間に発生した
電界により光集束性光ファイバ１の屈折率に変化を与え
る。前記屈折率の変化は、光集束性光ファイバ１の中心
部にて大きく、光集束性光ファイバの中心部から外側に
外れるほど小さくなる。よって光集束性ファイバ１と誘
電体２との屈折率の差を変えることができ、光集束性光
ファイバ１の焦点距離を変えることができる。光集束性
光ファイバｌの屈折率は、電源５の電圧によって制御す
ることができる。よって電源５の電圧により、光集束性
光ファイバ１の焦点距離を変えることができる。

また第１図の光集束性光ファイバをレンズとして用いる
と、レンズ自体の焦点距離を電源電圧によって変化させ
ることができる。さらに、第１図の光集束性光ファイバ
のレンズを組み合わせることにより、機械的に駆動する
部分のない、電圧制御による焦点距離可変素子を構成す
ることができ、電圧制御のため小型軽量化が図れる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、光集束性光ファイバ
の表面に電極を設けることにより、電圧制御の焦点距離
可変素子を構成することができるという効果を有する。

６・・・・・・・光の入射方向 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　喜三部（他１名）

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光集束性光ファイバの実施例を示す主
要断面図。 １　・　・ ２　・　・ ３　・　・ ４　ａ、 ５　・　・ ・誘電体の光集束性光ファイバ ・誘電体 ・絶縁膜 ・電極 ・１源

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電界によって屈折率が変化する光集束性を有する光フ
   ァイバの表面に電極及び絶縁膜を有する光ファイバに於
   て、前記光ファイバと電極との間隔を絶縁膜により変え
   たことを特徴とする自動焦点用光ファイバ。