JPH04115824U - 乾燥汚泥の搬送装置 - Google Patents
乾燥汚泥の搬送装置Info
- Publication number
- JPH04115824U JPH04115824U JP1792091U JP1792091U JPH04115824U JP H04115824 U JPH04115824 U JP H04115824U JP 1792091 U JP1792091 U JP 1792091U JP 1792091 U JP1792091 U JP 1792091U JP H04115824 U JPH04115824 U JP H04115824U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- pipe
- air supply
- air
- dry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010802 sludge Substances 0.000 title claims abstract description 65
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 4
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 5
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004065 wastewater treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、汚泥の乾燥工程と粉砕工程
をある程度省力化しても支障を来さないような乾燥汚泥
の搬送装置を提供することにある。 【構成】 スクリューフィーダー13から汚泥落し込み
配管2を鉛直に設け、これと同芯状に、その下端部を囲
むように円筒管3と円錐状管6を上下に一体に接続して
設け、円筒管3の上端を端部4で密閉し、側面には搬送
空気供給配管5を接続すると共に、円錐状管6は下に行
くほど水平断面を小さくして、汚泥搬送配管7に曲管部
を介して滑らかに連結してある。
をある程度省力化しても支障を来さないような乾燥汚泥
の搬送装置を提供することにある。 【構成】 スクリューフィーダー13から汚泥落し込み
配管2を鉛直に設け、これと同芯状に、その下端部を囲
むように円筒管3と円錐状管6を上下に一体に接続して
設け、円筒管3の上端を端部4で密閉し、側面には搬送
空気供給配管5を接続すると共に、円錐状管6は下に行
くほど水平断面を小さくして、汚泥搬送配管7に曲管部
を介して滑らかに連結してある。
Description
【0001】
本考案は、例えば、下水処理場や、工場の排水処理施設等から発生する汚泥を
処理する工程における乾燥汚泥の搬送装置に関し、特に、搬送用空気と共に搬送
する乾燥汚泥の搬送装置に関する。
【0002】
従来、上記工場等からの汚泥は、乾燥機で大部分の水分を蒸発させ、粉砕又は
破砕して適当な粒度にした乾燥汚泥を、搬送流路を介して搬送用空気で溶融炉に
搬送して、溶融処理している。
上記搬送流路7には、図4に示すように、これに対して直交する方向から乾燥
汚泥を落し込む汚泥の落下経路2が設けてあり、搬送流路7を流れる搬送用空気
のエゼクタ効果で乾燥汚泥の落下経路2から乾燥汚泥を吸引しながら、これを溶
融炉に供給できるように、前記落下経路2の前記搬送流路7への接続部を小径に
絞った形状に形成してある。
【0003】
ところが、上記従来の構成による乾燥汚泥の搬送装置においては、水分含有量
の大きい乾燥汚泥、或は、粒度の大きい乾燥汚泥は、もぐさ状となって前記落下
経路の内壁に付着し、ついには前記接続部を閉塞し、このため乾燥汚泥の搬送が
不能となる危険性があった。特に有機物含有量の大きい汚泥の場合、繊維質の成
分や高分子の成分が多いので、上記の弊害が著しい。
例えば、乾燥汚泥の水分が10〜20%であっても、粒度が500μm以上に
なると搬送不能となる。 又、水分が10%以下、粒度が500〜5000μm
位であっても、或は又、水分10〜20%、粒度500μm以下であっても搬送
不能となる。
従って、10%以下程度の少ない水分で、且つ500μm以下程度の小さい粒
度の乾燥汚泥であることが、空気搬送のための条件になっていた。
しかしながら、この条件を満たすためには、乾燥工程と粉砕工程に相当の時間
とエネルギー或は動力を必要とする。
そこで、本考案の目的は、上記の厳しい条件よりもある程度緩和された条件の
もとにおいても乾燥汚泥の搬送ができるような、言い替えれば、汚泥の乾燥工程
と粉砕工程をある程度省力化しても支障を来さないような乾燥汚泥の搬送装置を
提供することにある。
【0004】
この目的を達成するため、本考案による乾燥汚泥の搬送装置の特徴構成は、自
然落下する汚泥の落下経路に対して周囲から下方に向けて空気を送り込む空気供
給路を設け、前記落下経路と前記空気供給路の下流側に、両者を合流させる合流
空間を、その水平断面が下流側ほど小さくなるように形成し、該合流空間をその
下手側に位置する汚泥の搬送流路に接続してあることにある。
【0005】
上記構成によって、乾燥汚泥自体が重力によって落下しながら、前記空気供給
路から送り込まれる空気で同方向に確実に搬送流路に押し込まれる。又、空気供
給路から前記合流空間への入口の断面を、例えば図1に示すように円筒形の落下
経路2の下端を囲むリング状に形成し、その幅を一様に狭くし、前記合流空間1
0の壁に添って下方に向かう空気の流速を一様に大きくすることによって、汚泥
が合流空間10の内壁に付着することが防止できる。更に、前記合流空間10の
水平断面が下流側ほど小さくなるように形成してあるので合流空間10における
空気の平均流速は、下に行く程大きくなり、このため、乾燥汚泥は下に行く程速
やかに排出されるので搬送流路7への接続箇所を閉塞することなく安定した搬送
力を維持することができる。
【0006】
その結果、水分の多い汚泥、或は粒度の大きい汚泥であっても、汚泥自体に働
く重力と空気の押込力とで、これを比較的容易に搬送することができる。従って
、水分を下げるための乾燥工程や粒度を小さくするための粉砕工程に費やす時間
や動力等を節約することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
図2に、本考案を用いて汚泥を溶融炉で処理する工程全体の概略を示す。汚泥
を乾燥する乾燥機11に大部分の水分を蒸発させて除いた乾燥汚泥をホッパー1
2に受け入れ、スクリューフィーダー13で切り出したものを、本考案による乾
燥汚泥の搬送装置1によって搬送し、溶融炉14に供給し、約1300゜Cで溶
融して、スラグと排ガスに分離し、スラグは道路舗装等の用に供し、排ガスはガ
ス処理装置で有害物質を除去した後煙突15から放出するようにしてある。
図1は上記の工程の中で使用される本考案による乾燥汚泥の搬送装置1を示す
縦断面図である。
スクリューフィーダー13から自然落下する汚泥の落下経路として内径100
mmの汚泥落し込み配管2を鉛直に設け、これと同芯状に、その下端部を囲むよ
うに円筒管3と円錐状管6を上下に一体に接続して設け、前記円筒管3の上端を
端部4で密閉し、側面には内径32mmの搬送空気供給配管5を接続すると共に
、前記円錐状管6は下に行くほど水平断面を小さくして、乾燥汚泥の搬送流路た
る内径32mmの汚泥搬送配管7に曲管部を介して滑らかに連結してある。
上記の構成によって、前記汚泥落し込み配管2に対して周囲から下方に向けて
空気を送入する空気供給路9が汚泥落し込み配管2の外側に形成され、前記汚泥
落し込み配管2と前記空気供給路9の下流側に、両者を合流させる合流空間10
が形成されている。汚泥落し込み配管2の下端と円錐状管6との間隙8は3mm
に設定してある。材料は全部鉄製である。
【0008】
上記の構成による乾燥汚泥の搬送装置によって、従来の装置では搬送できなか
ったような粒度が大きい汚泥、或は水分の多い汚泥でも搬送できる。例えば56
60μm以上の粒径の粒子が45.3% の、図3に示す粒度分布を有する水分15%
の乾燥汚泥を、表1に示すテストNo.1〜4 に掲げる乾燥汚泥供給量と空気供給量
で搬送した結果、何れの場合にも連続的に安定した搬送力を維持することができ
た。
【0009】
【表1】
【0010】
表中、空気供給量は搬送空気供給管5から供給される空気の流量を表し、固気
比は、単位時間に汚泥落し込み配管2から供給される乾燥汚泥と、搬送空気供給
管5から供給される空気の重量比を表し、又、間隙速度は、間隙8を通過する空
気の線速度を表す。いずれの場合でも、間隙速度5m/sec以上あれば安定し
て搬送できる。合流空間10内を下方に吹き付けられる搬送空気の線速度は下に
行くにつれて小さくなることのないように円錐状管6の水平断面を下方に向かっ
て小さく絞ってある。
【0011】
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記
すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本考案による乾燥汚泥の搬送装置を示す縦断面
図
図
【図2】本考案を用いて汚泥を溶融炉で処理する全体の
概略工程図
概略工程図
【図3】実施例で用いた乾燥汚泥の粒度分布を示すヒス
トグラム
トグラム
【図4】従来例
2 落下経路
5 空気供給路
7 搬送流路
9 空気供給路
10 合流空間
フロントページの続き
(72)考案者 坂部 治信
東京都江東区豊州二丁目1番2号 石川島
播磨重工業株式会社東京第一工場内
(72)考案者 堀江 徹男
東京都江東区豊州二丁目1番2号 石川島
播磨重工業株式会社東京第一工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送用空気で汚泥を搬送する乾燥汚泥の
搬送装置であって、自然落下する汚泥の落下経路(2)
に対して周囲から下方に向けて空気を送り込む空気供給
路(9)を設け、前記落下経路(2)と前記空気供給路
(5)の下流側に、両者を合流させる合流空間(10)
を、その水平断面が下流側ほど小さくなるように形成
し、該合流空間(10)を、その下手側に位置する汚泥
の搬送流路(7)に接続してある乾燥汚泥の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1792091U JPH04115824U (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 乾燥汚泥の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1792091U JPH04115824U (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 乾燥汚泥の搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115824U true JPH04115824U (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31904566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1792091U Pending JPH04115824U (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 乾燥汚泥の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115824U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017006824A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | 月島機械株式会社 | 有機性廃棄物の処理装置および処理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61145031A (ja) * | 1984-12-15 | 1986-07-02 | Kawasaki Steel Corp | 気流搬送装置 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP1792091U patent/JPH04115824U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61145031A (ja) * | 1984-12-15 | 1986-07-02 | Kawasaki Steel Corp | 気流搬送装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017006824A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | 月島機械株式会社 | 有機性廃棄物の処理装置および処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101006466B1 (ko) | 폐루프식 슬러지 기류 건조장치 | |
ATE152691T1 (de) | Automatisches teilchen-transportsystem | |
US5342427A (en) | Apparatus for cullet preheating and polluting emission reduction in the glass manufacturing process | |
US4466082A (en) | Apparatus for mixing and distributing solid particulate material | |
JPH04115824U (ja) | 乾燥汚泥の搬送装置 | |
US5671688A (en) | Process for treating slag from refuse incineration plants | |
US6946102B2 (en) | Apparatus for the remediation of particulate material and toxic pollutants in transit in flue gas | |
US4120670A (en) | Pollution control apparatus and method | |
US4229189A (en) | Pollution control apparatus and method | |
US20090277039A1 (en) | Pheumatic dewatering of particulate | |
US4715763A (en) | Dry ash removal system | |
JP7100602B2 (ja) | 焼却灰の処理方法及び処理装置 | |
CN104154554B (zh) | 一种末精煤干燥系统粉尘处理工艺 | |
EP0763179B1 (en) | System for manufacturing ash products and energy from refuse waste | |
JP2005155974A (ja) | 焼却灰の溶融前処理方法及びシステム | |
US3161464A (en) | Method in soda recovery boiler plants for re-feeding dust discharged from an electrostatic precipitator | |
JP2538015Y2 (ja) | 流動床式ごみ焼却炉の砂循環装置 | |
EP0237018A3 (en) | Apparatus for dewatering and drying solid materials, especially plastics pelletized below the water level | |
JPH10203605A (ja) | 空気輸送装置の閉塞防止方法及び装置 | |
DE3265805D1 (en) | A method of transferring pulverulent material and an apparatus for carrying out the method | |
JPS5859122A (ja) | 塊状物の垂直搬送方法 | |
SU646167A1 (ru) | Труба-сушилка | |
JPH1087081A (ja) | 集塵灰の輸送方法 | |
CN210662872U (zh) | 用于危险固废处置的进料装置 | |
JPS62102811A (ja) | 排ガス処理方法 |