JPH0411578Y2 - - Google Patents

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JPH0411578Y2
JPH0411578Y2 JP3299187U JP3299187U JPH0411578Y2 JP H0411578 Y2 JPH0411578 Y2 JP H0411578Y2 JP 3299187 U JP3299187 U JP 3299187U JP 3299187 U JP3299187 U JP 3299187U JP H0411578 Y2 JPH0411578 Y2 JP H0411578Y2
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JP
Japan
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mat
matting
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linear
longitudinal direction
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JP3299187U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、敷きござの改良に関するものであ
る。
[従来の技術及びその問題点] 従来の敷きござは、第4図に示すように、い草
などの線状ござ材10を緯方向に配置して、経方
向の綿糸11などで織つたものであつた。
ところで、例えば上記い草は屈曲自在な性質を
有しないとともに、経糸としてい草より柔軟な綿
糸などを使用しているため、幅方向に折れにく
く、例えば夏季用の敷きふとんのカバーとして使
用すると、特にクツシヨン性のよい敷きふとんの
場合には、第5図に示すように仰臥した場合に敷
きふとんAの中央部がへこむため、敷きござBの
両サイドがはね上がつたり、人体が一側縁側に寄
ると敷きござの他端部側がはね上がり、あるいは
ふとんの幅方向中央部に仰臥すると、い草の幅方
向中央部が沈み込み、い草が折れ、あるいは切れ
るなどの問題があり、また折り畳む場合も、長手
方向に巻いたり、折り畳むしかなく、しまうにも
面倒であつた。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、敷
きふとんにカバーとして使用した場合も、敷きご
ざ側縁部がはね上がつたり、い草などの線状ござ
材が折れて切れることがなく、折り畳み易くしま
うにも便利な敷きござを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る敷きござは、複数個の方形状の
敷きござ小片からなり、前記敷きござ小片は、い
草などの線状ござ材を敷きふとんの長手方向であ
る経方向に配置して、緯方向を糸状体で織られ、
前記複数個の敷きござ小片は、前記線状ござ材を
経方向にして、その側縁部を連接部材で折曲可能
に連接するとともに、縦方向に少なくとも2個の
敷きござ小片を連接してなる構成としたものであ
る。
[作用] 経方向に配置した線状ござ材を、緯方向の糸で
織つてあるため、敷きふとんにカバーとして使用
した場合に、敷きござの両サイドがはね上がるこ
とがなく、また線状ござ材が折れることもない。
しかも敷きござの長手方向に少なくとも2個の敷
きござ小片が折曲可能に連接部材で連接されてい
るため、線状ござ材が長手方向に折れて切れるこ
ともない。
また各敷きござ小片は連接部材で折曲可能に連
接されているため、各敷きござ小片ごとに連接部
で折り畳むことができるとともに、幅方向にも折
り畳むことができ、しまう際もコンパクトになり
しまい易い。
[実施例] 以下この考案に係る敷きござの実施例を図面に
基づいて説明する。第1図はこの敷きござを示す
斜視図である。符号1は敷きござ本体である。こ
の敷きござ本体1は3個の方形状の敷きござ小片
2を長手方向に連接してなるものである。
この敷きござ小片2は、経方向に線状ござ材3
であるい草3が配置され、緯方向の糸状体4であ
る綿糸4を用いて、前記線状ござ材3と織りあわ
されて織成されている。
また3個の敷きござ小片2は、夫々線状ござ材
3が敷きござの長手方向に平行になるようにして
配置され、互いに対向する側縁部を連接部材5で
あるまち布5を介して折曲可能に連接されてい
る。
また前記敷きござ本体1の周縁部には、所定幅
の布地からなるスカート6が縫着されている。
上記実施例の敷きござによると、線状ござ材3
が敷きござの長手方向に平行に配置されていると
ともに、緯方向に綿糸4が使用されているため、
この敷きござを敷きふとん上に敷いた場合に、人
体が仰臥しても敷きござの両サイドがはね上がる
ことがない。しかも緯方向に綿糸4が使用されて
いるため、線状ござ材3が幅方向に折り曲げられ
て切れるということがない。
また各敷きござ小片2は布地からなる屈曲可能
なまち布5で連接されているため、人体が仰臥し
た場合に、このまち布5部分で折れ曲がるため、
経方向の線状ござ材3が折り曲げられて切れるこ
とがない。
また敷きござ小片2はこのまち布5を介して、
敷きござの長手方向に折り畳むことができ、しま
う場合もコンパクトになり、しまい易く便利であ
る。
また敷きござ本体1の周縁に縫着された布製の
スカート6は、縁の役目を有するとともに、装飾
の役目をも果たすものである。
なお、上記実施例においては、経方向の線状ご
ざ材3として、い草を使用したが、これに限られ
ず合成樹脂製のものなどでもよい。
また、緯方向に糸状体4として綿糸を使用した
が、綿糸に限られるものではなく、麻糸などでも
よく、その材料を問うものではない。
また、敷きござ小片2の個数は3個使用した
が、第2図に示すように、3個以上でもよく、ま
た、連接部材5として、紐5a、あるいは糸など
を使用してもよく、またスカート6を設けないも
のであつてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る敷きござ
は、複数個の方形状の敷きござ小片からなる敷き
ござであつて、前記敷きござ小片は、い草などの
線状ござ材を敷きござの長手方向である経方向に
配置して、緯方向を糸状体で織られているため、
敷きふとん上に敷き、人体が仰臥した場合に、敷
きござの両サイドがはね上がることがなく、また
い草などの線状ござ材が折れたり、切れるという
ことがない。
また、前記複数個の敷きござ小片は、前記線状
ござ材を経方向にしてその側縁部を連接部材で折
曲可能に連接されるとともに、敷きござの縦方向
には少なくとも2個の前記敷きござ小片が連接さ
れているので、幅方向、あるいは長手方向に敷き
ござ小片ごとに折り畳むことができるとともに、
幅方向に巻くことができるので、敷きござ全体を
コンパクトに形成することができ、しまう場合も
便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る敷きござの実施例を示
す斜視図、第2図は上記実施例の変形例を示す平
面図、第3図はこの実施例の敷きござの使用例を
示す側面図、第4図及び第5図は夫々従来例を示
すもので第4図は斜視図、第5図は側面図であ
る。 1……敷きござ本体、2……敷きござ小片、3
……線状ござ材、4……糸状体、5……連接部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の方形状の敷きござ小片からなる敷きご
    ざであつて、前記敷きござ小片は、い草などの線
    状ござ材を敷きござの長手方向である経方向に配
    置して、緯方向を糸状体で織られ、前記複数個の
    敷きござ小片は、前記線状ござ材を経方向にして
    その側縁部を連接部材で折曲可能に連接されると
    ともに、敷きござの縦方向には少なくとも2個の
    前記敷きござ小片が連接されてなることを特徴と
    する敷きござ。
JP3299187U 1987-03-06 1987-03-06 Expired JPH0411578Y2 (ja)

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JP3299187U JPH0411578Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JP3299187U JPH0411578Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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Publication Number Publication Date
JPS63140276U JPS63140276U (ja) 1988-09-14
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JPS63140276U (ja) 1988-09-14

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