JPH04115202U - 整流装置 - Google Patents

整流装置

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JPH04115202U
JPH04115202U JP2624491U JP2624491U JPH04115202U JP H04115202 U JPH04115202 U JP H04115202U JP 2624491 U JP2624491 U JP 2624491U JP 2624491 U JP2624491 U JP 2624491U JP H04115202 U JPH04115202 U JP H04115202U
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JP
Japan
Prior art keywords
duct
flow
mainstream
damper
side duct
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Pending
Application number
JP2624491U
Other languages
English (en)
Inventor
誠児 前原
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP2624491U priority Critical patent/JPH04115202U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主流側ダクトの流れに対して抵抗とならず、
合流側ダクトからの流れを主流側ダクトへ円滑に案内し
て主流側ダクトの流れと円滑に混合させること。 【構成】 主流側ダクト1と混合側ダクト2との合流部
に、その上流側に設置されているダンパ4の開閉に応じ
て向きが変えられる可変羽根板7を設置し、いずれの方
向からの流れに対しても整流できるようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二方向からの流れが合流するダクトに設置される整流装置に関し、 ボイラの風煙道や一般の風煙道又は配管の合流部等に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
ボイラにおいては空気、ガスの温度の制御や供給元の変更に対応できるように 二方向からの風煙道が合流する配置がよく用いられている。この例を図5に示す 。図5は主流側ダクト1と合流側ダクト2との合流部に合流側ダクト2からの流 れの整流作用を持つ混合器3を設置した場合の一例で、(a)は合流部付近の混 合器3の構造、(b)はそのA−A断面矢視、(c)は(a)のB−B断面矢視 を示している。また、従来例においては、このような混合器3を特に設置しない こともある。
【0003】 一般に、主流側ダクト1及び合流側ダクト2のいずれか一方又は両方に流体流 量の制御又は流体の遮断のためのダンパが設置されるが、図5の例では主流側ダ クト1の混合器3の上流側にダンパ4が設置されている。主流側ダクト1を流れ る流体はこのダンパ4を介して(c)に破線矢印で示したように流れ、同時に合 流側ダクト2の流体は混合器3の整流作用を受けて(a)に破線矢印で示したよ うに流れ、これら流体が混合器3で混合されて主流側ダクト1の下流側へ流れて いく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来構造のうち混合器3がある場合、この混合器3は合流側ダクト2からの流 れに対してのみ有用であって、主流側ダクト1からの流れにとっては抵抗体とな っている。これは通風源の動力増となるばかりでなく、本混合器部での流速を適 正にしないと振動や混合器3のエロージョンの原因となることがある。
【0005】 次に混合器3がない場合には主流側ダクト1からの流れは問題ないが、合流側 ダクト2からの流れは合流部での曲りによって下流側で整流するのにかなりの長 さを必要とし、下流側に均一な流れを必要とする機器がある場合には、配置、敷 地上の制限事項になる。
【0006】 本考案は上記の問題点を解決し、主流側ダクト1からの流れに対して抵抗とな らず、合流側ダクト2にとっても下流側に整流長さを必要とせず、コンパクトな 配置を可能とする整流装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による整流装置は、主流側ダクトとこれに直交して設けられた合流側ダ クトとの合流部に、主流側又は合金側ダクトの上流側のダンパの開閉に応じて向 きが変えられる羽根板を具備してなるものである。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、上流側のダンパの動きに連動して整流作用を有する羽根板 の向きを変えるようにしており、主流側ダクト及び合流側ダクトの流体の流れに 対し羽根板が直角に衝突することがないので各流れへの抵抗は減少し、流れの曲 りが円滑であるので混合も円滑に行われる。
【0009】
【実施例】
図1に本考案による整流装置の好適な一例を示す。図1において、1は主流側 ダクト、2は合流側ダクト、4はダンパ、5はダンパ羽根、6は可変整流板、7 は可変羽根板、8は固定羽根板、9は軸を示している。
【0010】 可変整流板6の固定羽根板8は上流側にダンパ4が設置された主流側ダクト1 の流れ方向に平行に設置され、可変整流板6は軸9を中心として回動可能に設置 されている。この可変整流板6はダンパ羽根5の動きに連動して回動される。ダ ンパ羽根5の図1に示した位置、すなわち主流側ダクト1が全閉となって合流側 ダクト2からの流れのみとなる場合の位置では、可変羽根板7は合流側ダクト2 の流体流れ方向に向いており、固定羽根板8との効果により、合流側ダクト2か らの流体を円滑に曲げて主流側ダクト1へ案内するようにしている。
【0011】 ダンパ4のダンパ羽根5と連動する可変羽根板7の他の状態を図2及び図3に 示す。図2は主流側ダクト1のダンパ4の全開になっている状態であり、ダンパ 羽根5及び可変羽根板7はいずれも主流側ダクト1の流れ方向に向けられ、流れ を阻害しないようにしている。図3は主流側ダクト1と合流側ダクト2との双方 から流れがある場合を示したもので、このときのダンパ4のダンパ羽根5及び可 変整流板6の可変羽根板7は主流側ダクト1の流れに対して傾めになっており、 可変羽根板7は合流側ダクト2の流れに対しても傾めになっていて、各流れに対 する抵抗を最小にしつつ、混合・整流を円滑に行っている。このように、主流側 及び合流側ダクト1,2の双方の流量を制御する場合、通常は、整流板の設置が 困難なため流れの衝突による騒音、振動、圧力損失の増加が起こりがちであるが 、本装置では主流側ダクト1の流れはダンパ4により合流部上流側から向きが変 えられて合流側ダクト2からの流れに直角に衝突することがなく、また混合も円 滑に行われるのである。
【0012】 図4は本考案による整流装置のボイラへの適用例を示したものである。図によ れば、整流装置は脱硝装置10の入口においてその温度制御を行う節炭器バイパ スダクト11と煙道12との合流部13及び微粉炭機14において石炭の乾燥・ 搬送用空気の温度制御を行う空気予熱器15からの熱空気ダクト16と冷空気ダ クト17との合流部18に適用されているのを見ることができる。いずれの場合 も、主流側である煙道12及び熱空気ダクト16に設けられた温度制御用のダン パの動きに連動して可変羽根板の向きを変えるようにしてある。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、二方向からの流れの合流部において、混合器や下流側の長い 整流長さを必要とせず、また大きなドラフトロスを惹起することなく、双方にと って良好な流れを得ることができる。このためボイラプラントにあってはコンパ クトな配置が可能であり、また補機動力を低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による整流装置の構造を示した図であ
る。
【図2】本考案による整流装置の可変整流板及びダンパ
の動きを示した図である。
【図3】本考案による整流装置の可変整流板及びダンパ
の動きを示した図である。
【図4】本考案による整流装置のボイラへの適用例を示
すボイラの側面図である。
【図5】従来のダクト合流部を示す構造図である。
【符号の説明】
1 主流側ダクト 2 合流側ダクト 4 ダンパ 6 可変整流板 7 可変羽根板 8 固定羽根板 9 軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主流側ダクトとこれに直交して設けられた
    合流側ダクトとの合流部に、主流側又は合流側ダクトの
    上流側のダンパの開閉に応じて向きが変えられる羽根板
    を具備してなる整流装置。
JP2624491U 1991-03-26 1991-03-26 整流装置 Pending JPH04115202U (ja)

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JP2624491U JPH04115202U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 整流装置

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JP2624491U JPH04115202U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 整流装置

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JPH04115202U true JPH04115202U (ja) 1992-10-13

Family

ID=31910777

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JP2624491U Pending JPH04115202U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 整流装置

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