JPH04114952U - ドアの把手 - Google Patents

ドアの把手

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Publication number
JPH04114952U
JPH04114952U JP1863091U JP1863091U JPH04114952U JP H04114952 U JPH04114952 U JP H04114952U JP 1863091 U JP1863091 U JP 1863091U JP 1863091 U JP1863091 U JP 1863091U JP H04114952 U JPH04114952 U JP H04114952U
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JP
Japan
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light
handle
door
light source
transparent
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Pending
Application number
JP1863091U
Other languages
English (en)
Inventor
健次 逢坂
洋典 野田
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1863091U priority Critical patent/JPH04114952U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間あるいは照明のない室内などの暗闇で
も、ドアの把手の位置を確実に見つけ出せるようにす
る。 【構成】 外部に露出しない部分に設けられた光源30
で、把手の一部もしくは全体を構成する透光体10に光
を照射して、透光体10の表面を発光させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドアの把手に関し、詳しくは、住宅の玄関ドアなどに取り付けら れるノブあるいはドアレバー等とも呼ばれる把手の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
夜間に帰宅した人が、玄関ドアを開けようとすると、真っ暗な玄関で把手の位 置を探さなければならず、大変に不便な思いをすることがある。また、照明を消 した室内でドアを開け閉めする際にも、把手の位置が判らず、大変に困ることが ある。
【0003】 玄関や室内の照明を常時点灯しておけば、ドアの把手は簡単に見つかるが、消 費電力の大きな通常の照明を点けたままにしておくのは、エネルギーの無駄遣い であるとともに、電力料金が嵩み不経済である。 そこで、この考案の課題は、周囲が暗くても、ドアの把手の位置が容易に確認 できるとともに経済的なドアの把手を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する、この考案にかかるドアの把手は、外部に露出する部分の 少なくとも一部が透孔体からなるとともに、外部に露出しない部分には透孔体に 光を照射する光源を備えている。 ドアの把手の基本的な構造は、通常の住宅や各種建築物のドアに使用されてい る把手と同様のものが用いられる。具体的には、概略L字形やC字形をなすレバ ー状の把手や、概略球状をなす握り玉もしくはノブ状の把手など、任意のデザイ ンを有するものでよい。
【0005】 透孔体は、アクリル樹脂など、光を良好に通過させる透明性の高い合成樹脂や ガラスなどで形成されている。 ドアの把手のうち、外部から見える状態で露出した部分のうち、全体もしくは 一部のみが、上記透孔体で構成される。把手の一部のみが透孔体で構成される場 合、他の部分は、金属、木材、不透明な合成樹脂その他、通常の把手を構成する 材料が自由に使用できる。
【0006】 透光体の形状および構造は、後述する光源から照射された光が透光体を通過し て、透光体の内部で反射あるいは拡散することによって、把手の表面に露出して いる部分の透光体表面が発光するようにしておく。 具体的には、次のような原理を利用して透光体を発光させる。 透光体と空気あるいは他材料との境界面では、屈折率の違いによって、透光体 の内部を通過する光が、一定の入射角以下で境界面に当たると、内部側に反射さ れるので、光が外部で出ず表面を発光させることも出来ないが、入射角が大きく なると境界面で反射されずに外部に出てしまうので表面が発光することになる。 したがって、透光体の形状を、光源から照射された光が内部で適当に反射して、 目的とする個所のみから外部に出るように設計しておけば、透光体の任意の場所 で表面を発光させることができる。透光体の発光場所を適当に設定すれば、透光 体の表面全体を発光させたり、透光体の表面の一部を模様状に発光させたり、記 号や文字の形に発光させたりすることが可能になる。透光体の外部から見えない 部分などに切り込み状の凹凸を形成しておくと、この凹凸部分で光の反射が局部 的に変わるので、凹凸部分の形状にしたがって、特定の模様や形状で透光体の表 面を発光させることができる。
【0007】 また、透光体の材料に光を拡散する拡散剤を含有させておくと、透光体に照射 された光が透光体の内部で拡散して、透光体の露出している表面全体から外部に 出るようになり、露出面全体を一様に発光させることができる。さらに、透光体 の表面にシボ加工を施しておいても、面状の発光を行わせることができる。 光源は、把手の内部において、前記透孔体以外の不透明な材料で構成されてい る部分に設けておいてもよいし、把手を取り付けたドアの内部に、把手の作動機 構などと一緒に設けておいてもよい。すなわち、光源は、外部に露出しない部分 に設けて、外観的には見えないようにしておくとともに、光源から照射された光 が、透光体の一端に照射されるようにしておく。光源から透光体に照射される光 の方向によって、前記した透光体内部における光の反射条件が変わる場合がある ので、透光体に対する光源の配置は、上記の条件を考慮して決定する。
【0008】 具体的な光源としては、LED素子のように、小型で消費電力が少なく熱の発 生も少ないものが好ましいが、把手やドアの内部に設置可能であれば、通常の各 種照明用の光源を使用することができる。 光源の発光に必要な電力の供給は、ドアの内部に電池を収納できるようにした り、商用電源からの外部配線をドアの内部まで引き込んでおいたりしてもよいが 、ドアの表面に太陽電池を設置しておき、この太陽電池を光源に接続しておけば 、極めて経済的に電力の供給が行える。なお、太陽電池と光源の間には、蓄電器 を設けておき、太陽光あるいは室内照明が当たっている間に太陽電池で得られた 電力を蓄電器に蓄えておくことによって、夜間あるいは照明が消された後でも、 電源に電力を供給できるうようにしておく。
【0009】 把手の発光は、夜間あるいは照明が消された時のみに行えばよいので、電力の 供給源と光源の間に、把手周辺の明るさを検出して、一定の明るさ以下になった ときのみに光源に電力を供給して、把手を発光させるようにしておけば、電力の 無駄が無く効率的である。
【0010】
【作用】
光源で透光体に光を照射すると、透光体に入った光は、透光体の内部で反射し たり拡散したりして、透光体の表面から外部に出ていき、この透光体の表面を発 光させることになる。 その結果、ドアの把手は、透光体の表面が発光しているので、夜間や照明のな い暗い状態でも、容易に把手の位置を確認でき、確実に把手を操作することがで きる。
【0011】 小さな把手の全体もしくは一部を構成する透光体を発光させるだけなので、光 源の発光量は少なくても良く、消費電力の小さな光源で十分に役に立つので、玄 関灯や室内灯を点けっぱなしにしておくのに比べて、はるかに電力消費が少なく 、経済的である。また、上記のような小型の光源で済むので、把手やドアに内蔵 させることも容易である。
【0012】
【実施例】
ついで、この考案の実施例を図面を参照しながら、以下に説明する。 図1は、把手を取り付けたドアの構造を示している。概略L字形をなすレバー 状の把手10は、ドア20の側端付近に取り付けられている。把手10は、全体 が透明なアクリル樹脂すなわち透光体で形成されている。把手10の回転軸部1 2は、ドア20の表面を覆う長座部14を通じて、ドア20の内部まで延びてい る。ドア20の内部で、把手10の回転軸部12の端面に隣接して、LED素子 からなる光源30が設けられている。長座部14の表面で把手10の少し上には 、矩形状の太陽電池40が設けられている。太陽電池40と光源30は、ドア2 0の内部で蓄電器50を介して電気的に接続されている。
【0013】 把手10の回転軸部12は、ドアの開閉を行うボルト機構や錠機構などにつな がり、長座部14の背面には、これらのボルト機構や錠機構なども取り付けられ るが、これらの機構は、通常のドア20における把手10の構造と同様であるの で、図示を省略している。但し、光源30や蓄電器50などは、前記ボルト機構 などの設置に邪魔にならないように設けておくものとする。
【0014】 上記のような構造の把手10は、太陽電池40に太陽光あるいは外部の照明光 が当たっているときには、太陽電池40で光を電力に変換して、蓄電器50に電 力を蓄える。このようにして蓄電器50に蓄えられた電力が、光源30に供給さ れて、光源30が発光し、光源30から照射された光が、回転軸部12の端面か ら把手10の内部に入る。
【0015】 図2は、把手10の内部における光の進行状態を示している。回転軸部12か ら把手10内に入った光は、把手10を構成する透光体の材料と外部の空気との 屈折率の違いによって、把手10の内壁面で反射しながら、把手10の前方に進 んでいく。把手10の水平な握り部14に入った光は、握り部14の先端に向か って進行するが、その一部の光が、把手10のドア20に近い側の裏面に形成さ れたクサビ状の切り欠き16で反射すると、握り部14を横断する方向に進む。 把手10の表面に対して、ほぼ直交する方向に進んだ光は、把手10の表面で反 射することなく、外部に出る。したがって、前記切り欠き16で反射した一定領 域の光のみが、把手10の表面から外部に出て、その部分の把手10の表面を発 光させることになる。
【0016】 このようにして形成された発光部Rは、切り欠き16の配置形状にしたがって 、一定の図形状もしくは模様状をなすことになるので、図1に示すように、全体 が透明な把手10の表面に浮き出した枠状あるいは縞模様状をなす発光部Rが得 られる。 なお、上記切り欠き16で反射して把手10の表面を発光させた光を除く残り の光は、把手10の内部で適当に反射して行ったり来たりしながら、最終的には 大部分の光が、切り欠き16で反射して把手10の表面を発光させるようにして おく。把手10の外形は、内部で光がうまく反射して、前記切り欠き16の部分 で所定の方向に反射できるように、傾斜角度をつけたり、丸みをつけたりしてい る。
【0017】
【考案の効果】
以上に述べた、この考案にかかるドアの把手によれば、把手の透光体部分を発 光させることにより、夜間の屋外や照明のない室内であっても、把手の位置を明 確に指し示すことができる。その結果、暗闇で把手を探す不便が解消される。 しかも、この考案では、把手の透光体部分のみを発光させればよいので、比較 的わずかな光量の光源で十分であり、玄関灯や室内の照明灯を常時つけっぱなし にしておく場合に比べて、消費電力がはるかに少なくて済み、消費エネルギーの 無駄を無くし、経済的である。
【0018】 光源の光を直接照射するのでなく、透光体からなる把手の内部で反射させたり 拡散させたりした後、外部に照射させるので、透明な透光体の表面のみが浮き上 がったように発光することになり、単なる照明灯では得られない独特の照明効果 が得られ、ドアの周辺を飾るデザイン照明としての機能をも発揮させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例を示すドアの把手周辺の斜
視図
【図2】 光の進行状態を示す概略説明図
【符号の説明】
10 把手(透光体) 20 ドア 30 光源 R 発光部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に露出する部分の少なくとも一部が
    透孔体からなるとともに、外部に露出しない部分には透
    孔体に光を照射する光源を備えていることを特徴とする
    ドアの把手。
JP1863091U 1991-03-26 1991-03-26 ドアの把手 Pending JPH04114952U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1863091U JPH04114952U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ドアの把手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1863091U JPH04114952U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ドアの把手

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Publication Number Publication Date
JPH04114952U true JPH04114952U (ja) 1992-10-12

Family

ID=31905094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1863091U Pending JPH04114952U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ドアの把手

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JP (1) JPH04114952U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058277A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Stanley Electric Co Ltd ドアハンドル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058277A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Stanley Electric Co Ltd ドアハンドル装置

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