JPH04114624A - 眼科機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、被検眼を観察しながら、被検眼に検眼手段を
接触して検眼を行う眼科機械に関するものである。

［従来の技術］ 従来、接触により検眼を行う眼科機械としては、例えば
特開昭６３−２１６５２９号公報、特開平１−２３８８
２２号公報に開示されるものが提案されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例においては、被検眼の観察
時に巳大検眼手段を観察手段の光路外へ完全に退去させ
る機構や、複雑化した機構が大きな駆動スペースを要し
、接触検眼時の被検眼の状態が把握できないという問題
点がある。また、これらの欠点を解消するための眼科機
械が、特開平１−２４２０４５号公報に提案されている
が、同様に機械が複雑かつ装置が大型であり、欠点の解
消には至っていない。

本発明の目的は、上述の従来例の問題点を克服し、簡素
な構成で被検眼の観察を行いながら接触検眼を行うこと
を可能とする眼科機械を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上述の目的を達成するために、本発明に係る眼科機械に
おいては、被検眼を対物レンズを介して正面方向から観
察する観察手段と、被検眼に接触して情報を検出する検
眼手段とを有する眼科機械において、前記検眼手段を保
持する保持部材を貫通するための開口部を前記対物レン
ズに設けたことを特徴とするものである。

［作用］ 上述の構成を有する眼科機械は、観察手段によって対物
レンズを介して被検眼を正面方向から観察しながら、対
物レンズの開口部を貫通した保持部材によって検眼手段
を駆動して接触手段を行う。

［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明を超音波眼軸良計に適用した実施例の構
成図を示し、被検眼Ｅの検眼手段としての超音波探触子
１は、支持棒２に支持されて被検眼Ｅに対向して配置さ
れている。超音波探触子ｌの背後の眼軸Ｏ上には支持棒
２を開口部３ａに貫通してガイドする対物レンズ３、更
に支持棒２を貫通させる開口部４ａを有する透光板４、
及びテレビカメラ５が配置されており、これらの開口部
３ａ、４ａを介して支持棒２は図示しない駆動手段によ
って眼軸Ｏに沿った方向に移動可能とされている。テレ
ビカメラ５からの出力はパターン発生器６からの出力と
共に混合回路７に接続され、混合回路７の出力はテレビ
モニタ８に接続されている。一方、超音波探触子ｌの超
音波の発生、受信を制御するために、超音波探触子ｌは
支持棒２の中を導通されたケーブル９を介して超音波測
定ユニット１０に接続され、超音波測定ユニット１０の
出力はプリンタ１１に接続されている。

アライメント時には、被検眼Ｅの外眼像は撮像レンズ３
、透光板４を介してテレビカメラ５によって撮像され、
パターン発生器６で発生される例えば十字線像等の、ア
ライメントに都合の良いマークと混合回路７で電気的に
合成されてテレビモニタ８上に映出される。検者はこの
外眼像を観察しながら、外眼像が最も鮮明となるように
図示しない上下、左右方向の調整機構等を用いて、眼軸
Ｏに沿った方向及び垂直な平面内でのアライメントを行
う。なお、この際に超音波探触子１によってテレビモニ
タ８上の外眼像に欠落部が生ずるが、対物レンズ３、透
光板４は超音波探触子ｌ、支持棒２の断面積と比較して
十分に太き（設けられており、面積比から考慮して観察
やアライメントの支障となることはない。

アライメント終了後に図示しない測定スイッチを押すと
、駆動手段によって超音波探触子１及び透光板４が被検
眼Ｅ側に移動されて、被検眼Ｅの角膜に接触して超音波
が発生される。眼底及び接触面による超音波反射エコー
によって、超音波計測ユニッ１−１０により眼軸長が計
測され、その結果はプリンタ１１からプリンタ用紙に出
力される。

このように、観察手段によって接触前或いは接触時も眼
瞼、まつ毛の状態や視線方向を観察、確認することがで
き、例えば被検眼の角膜中央部等の望ましい部位での正
確な測定結果を得ることが可能となる。また、被検眼Ｅ
を正面から観察しながら超音波探触子１の接触を行うこ
とができるので、瞳孔の中央部でな（でも、観察虹彩周
辺部の様子から被検眼球の回転、即ち視線方向が検出さ
れ、眼瞼、まつ毛等の影響がないか等を確認しながら検
眼でき、測定値の信頼性が向上する。

また、開口部３ａを有する対物レンズ３を使用すること
によって、従来例と同一画面であれば対物レンズ径を小
さくする、即ち作動距離を小さくすることも可能となる
。

なお、上述の従来例においては、支持棒２は対物レンズ
３の開口部３ａによって案内されているが、透光板４の
開口部４ａによって案内することも可能である。なお、
測定後には超音波探触子１は停止、又は被検眼Ｅから退
避するようにされており、超音波は空気中では減衰が激
しいため、超音波探触子１が被検眼Ｅに接触していなけ
れば反射エコーは検出されない。

また、測定結果はテレビモニタ８上に表示してもよく、
アライメントマークを光学式に発生して外眼像と共にテ
レビカメラ５で撮像しても支障はない。

本発明は上述の実施例の他に、超音波角膜厚計、接触型
眼圧計、ＥＲＧ等の電気生理用接触電極、或いは超小型
角膜内皮、眼内観察手段等に適用することもできる。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明に係る眼科機械は、被検眼に
対して接触を行う検眼手段の保持部材を貫通するための
開口部を、観察用の対物レンズに設けているので、簡素
で小型な構成であって、対物レンズを介して被検眼を正
面方向から観察しながら接触検眼を行うことが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

図面第１図は本発明に係る眼科機械の実施例の構成図で
ある。 符号ｌは超音波探触子、２は支持棒、３は対物レンズ、
４は透光板、５はテレビカメラ、６はパターン発生器、
８はテレビモニタ、１０は超音波計測ユニッ トである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被検眼を対物レンズを介して正面方向から観察する
   観察手段と、被検眼に接触して情報を検出する検眼手段
   とを有する眼科機械において、前記検眼手段を保持する
   保持部材を貫通するための開口部を前記対物レンズに設
   けたことを特徴とする眼科機械。 ２、前記観察手段はテレビカメラを有し、前記テレビカ
   メラによって撮像された外眼像とアライメントマークと
   をテレビモニタ上に表示することを特徴とする請求項１
   に記載の眼科機械。