JPH0411434Y2 - - Google Patents

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JPH0411434Y2
JPH0411434Y2 JP1982086781U JP8678182U JPH0411434Y2 JP H0411434 Y2 JPH0411434 Y2 JP H0411434Y2 JP 1982086781 U JP1982086781 U JP 1982086781U JP 8678182 U JP8678182 U JP 8678182U JP H0411434 Y2 JPH0411434 Y2 JP H0411434Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
vir
vertical synchronization
sampling pulse
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JP1982086781U
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JPS58189674U (ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はVIR信号除去回路に関する。 海外の放送チヤンネルには、各フイールドの第
19H目にVIR信号(Vertical Interval
Reference signal)を挿入するチヤンネルがあ
る。VIR信号は第1図に図示せる如く、クロマリ
フアレンス信号Cと輝度リフアレンス信号Yと黒
リフアレンス信号Bより成り、VIR信号をVIR検
出回路にて検出すると共にカラー信号の利得を輝
度リフアレンス信号Yとクロマリフアレンス信号
Cによつて、またカラー信号の位相をクロマリフ
アレンス信号Cにより、更に輝度信号の利得を輝
度リフアレンス信号Yと黒リフアレンス信号Bに
よつてそれぞれ調整している。 一方NTSC方式の放送信号を録画再生する場合
には、通常カラー信号を低域輝度信号とインター
リービング関係になるように低域変換すると共
に、一方のフイールドのキヤリアを1H(Hは水平
走査区間)毎に反転記録して、再生後再びキヤリ
アを元の状態に戻すと共に低域輝度信号を含む低
域カラー信号を再び高域に変換して櫛形フイルタ
に入力している。櫛形フイルタでは、NTSC信号
のサブキヤリアが1H毎に反転していることを利
用して原信号と1H遅延出力の反転出力を平均し
てインターリービング関係にある低域輝度信号成
分の除去と隣接トラツクとのクロストーク成分の
解消を同時に行なつている。 よつてNTSC方式のカラー信号を低域変換して
録画する方式のビデオテープレコーダー(VTR)
に配される櫛形フイルターは、VIR信号を含む
NTSC方式の放送信号を録画再生する場合に、ク
ロマリフアレンス信号Cの振幅を半分にする。よ
つて変形したVIR信号は、基準信号となり得なく
なるばかりか、正常な画像を乱すことになる。こ
のため使用者はVTR再生時にテレビジヨン受像
機(TV)のVIRのスイツチを手動にてオフする
必要があつた。 そこで従来より櫛形フイルタを介して再生出力
を導出する方式のVTRにはVIR信号を解消する
VIR信号除去回路が配されている。 第5図はその概略ブロツク図を示す。映像信号
は入力端子18からクリツプ回路16入力されて
所定のクリツプ動作をされて、出力端子19から
出力される。クリツプ回路16は抜取パルス作成
回路15から抜取パルスが出力されている時のみ
クリツプ動作を行なう。具体的には垂直帰線期間
の始まりから19H目に挿入されたVIR信号をクリ
ツプする為に、垂直同期分離回路12により分離
された垂直同期信号により抜取パルス作成回路
5の単安定マルチバイブレーター(MM)13を
トリガし、次段のMM14により19H目(あるい
はその前後を含む)にハイレベルとなる抜取パル
スを作りクリツプ回路16へ入力する。 しかしながらこの様な構成では再生レベルの変
動等により、クリツプレベルが変化した結果、
TV側が抜取パルス期間を垂直同期信号と見なし
て誤動作するおそれがある。これに対して抜取パ
ルス作成回路15のMMを1個として、時定数を
変更して垂直同期信号の始まりからVIR信号の挿
入位置までを含む抜取パルスを用いることにより
上述の誤動作は防止できる。しかしこの場合従来
の様な輝度及びクロマ信号成分共にクリツプする
クリツプ回路では、バースト信号(Bu)も除去
されて、次の画面の上部に色の出ない色飛びが生
じるおそれがある。又、ドロツプアウト等の外乱
により誤つた抜取パルスが発生し、VIR信号以外
が除去されてしまうというおそれもある。 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであ
り、抜取パルス作成に際しては垂直同期信号と疑
似同期信号との論理積を基準として作成し、輝度
成分のみをクリツプすることにより上記欠点のな
いVIR信号除去回路を提案するものである。 以下第2図の回路ブロツク図、第3図の回路図
に従い本考案の一実施例を説明する。第2図にお
いて入力端子1より入力された同期信号は積分回
路2へ入力されて垂直同期信号が分離される。分
離された垂直同期信号はAND回路3の一方の入
力となり、他方の入力には入力端子4へ印加され
た疑似垂直同期信号が与えられる。疑似垂直同期
信号はヘツド切換用のスイツチングパルスより単
安定回路等(図示省略)を用いて作成されたもの
で映像信号中の垂直同期信号よりも巾広となつて
いる。疑似垂直同期信号作成回路は周知であるの
で説明は省く。 垂直同期信号と疑似垂直同期信号との論理積信
号は単安定回路からなる抜取パルス作成回路5へ
入力されて所定のパルス巾(16〜16.5H)を有す
る抜取パルスに変換される。抜取パルスはバツフ
ア6を経てクリツプ回路7に印加されて、抜取パ
ルス期間中だけ入力端子8に与えられる映像信号
のクリツプ動作が為される。さらにクリツプ回路
7は輝度成分のみをクリツプする構成となつてい
る。 第3図に第2図のブロツク図を実際の回路にし
た回路図を示す。第2図に対応するものには同一
図番を付してある。入力端子1より入力された同
期信号〔水平、垂直同期信号、第4図a〕は抵抗
R2コンデンサC2による積分回路を経て〔第4
図c〕、AND回路3を構成する一方のトランジタ
Tr1のベース入力となる。VTR内の疑似信号作
成回路で作られた疑似垂直同期信号〔第4図b〕
は入力端子4を介して、AND回路をもう1方
のトランジスタTr2のベース入力となつている。
積分回路で分離された垂直同期信号〔第4図
c〕はAND回路により疑似垂直同期信号〔第
4図b〕との論理積をとられて、又、同時に第4
図dの如く整形されて抜取パルス作成回路を構
成するOPアンプによる単安定マルチパイプレー
ターへ入力される。 AND回路出力〔第4図d〕の立下りで、単安
定マルチパイプレーターは単安定状態となり、
OPアンプによるホルテージフオロワで構成され
たパツフアンプを経て抜取パルス〔第4図e〕
がクリツプ回路へ印加される。抜取パルスのパ
ルス巾は前述の如く垂直同期信号より16〜16.5H
に設定されていて、VIR信号(垂直帰線期間の始
めより19H目)をカバーする様になつている。 クリツプ回路へは入力端子8より映像信号が
印加される。一方、抜取パルスはトランジスタ
Tr3のベースへ印加される様になつており、抜取
パルスがハイレベルの時だけトランジスタTr3
オンとなりクリツプ動作が為される。クリツプレ
ベルは抵抗R11,R12コンデンサC4によつて決ま
る電位よりも約0.7V程度高いもの(黒レベル付
近)である。クリツプ用ダイオードD2と直列に
接続されたLC並列共振回路10によりクロマ信
号成分は阻止されるので輝度成分のみがクリツプ
されることになる。従つてクリツプ回路の出力
端子9からはVIR信号の輝度リフアレンス信号
(第1図Y)のみクリツプされた映像信号が導出
される。 クリツプ回路中のトランジスタTr4はVTR
の特殊再生時の同期みだれを防ぐ目的で疑似垂直
同期信号を映像信号中に挿入するためのものであ
る。制御端子11には特殊再生時ハイレベル電圧
(+B)が印加され、抵抗R13,R14により疑似垂直
同期信号期間のみ、トランジスタTr4がオンとな
る様に構成されている。 以上の様に本考案は上述の実施例の如き構成で
あるので、トロツプアウト等の外乱により誤動作
せず、又、VIR信号の輝度リフアレンス信号Yの
みをクリツプし、VIR信号のクロマリフアレンス
信号G及びVIR信号付近のバースト信号Buは除
去されないので色飛びの生じるおそれのないVIR
信号除去回路を実現でき効果がある。又、VIR信
号が除去されるのでTVのVIRスイツチが自動的
にオフとなるので実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はVIR信号の波形説明図、第2図は本考
案の一実施例を示す回路ブロツク図、第3図は同
じく回路図、第4図は第3図における要部波形図
である。第5図は従来例を示す回路ブロツク図で
ある。 主な図番の説明、3……AND回路、5……抜
取パルス作成回路、7……クリツプ回路、10…
…LC共振回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビデオテープレコーダーのVIR信号除去回路に
    おいて、垂直同期信号とヘツド切換用のスイツチ
    ングパルスより作成された疑似垂直同期信号との
    論理積をとるAND回路と、該AND回路出力によ
    りトリガされる抜取パルス作成回路と、映像信号
    と前期抜取パルスを入力として輝度成分のみをク
    リツプするクリツプ回路とを備えることを特徴と
    するビデオテープレコーダーのVIR信号除去回
    路。
JP8678182U 1982-06-10 1982-06-10 Vir信号除去回路 Granted JPS58189674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8678182U JPS58189674U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 Vir信号除去回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8678182U JPS58189674U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 Vir信号除去回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58189674U JPS58189674U (ja) 1983-12-16
JPH0411434Y2 true JPH0411434Y2 (ja) 1992-03-23

Family

ID=30095549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8678182U Granted JPS58189674U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 Vir信号除去回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58189674U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447425A (en) * 1977-09-21 1979-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Picture recorder/reproducer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447425A (en) * 1977-09-21 1979-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Picture recorder/reproducer

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Publication number Publication date
JPS58189674U (ja) 1983-12-16

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