JPH04113837A - 防音シート - Google Patents
防音シートInfo
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- JPH04113837A JPH04113837A JP2235385A JP23538590A JPH04113837A JP H04113837 A JPH04113837 A JP H04113837A JP 2235385 A JP2235385 A JP 2235385A JP 23538590 A JP23538590 A JP 23538590A JP H04113837 A JPH04113837 A JP H04113837A
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- JP
- Japan
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- sheet
- calcium carbonate
- polyvinyl chloride
- nonwoven fabric
- fiber nonwoven
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- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 36
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、すぐれた遮音・制振性を有し、かつ施工性が
良好な防音シートに関するものである。
良好な防音シートに関するものである。
〈従来の技術〉
たとえば工場、建設現場、交通機関及び住宅等の騒音対
策において、間仕切りや囲いなどの素材として用いるシ
ート材料としては、特公昭54−9633合公報等によ
り提案されている有機高分子物質と鉛繊維不織布とを加
熱加圧一体化したシート状物が、高比重、柔軟で、単位
厚み当たりの重量が大きく、遮音性、柔軟性及び施工性
などにすぐれていることから、上記した用途において広
く使用されている。
策において、間仕切りや囲いなどの素材として用いるシ
ート材料としては、特公昭54−9633合公報等によ
り提案されている有機高分子物質と鉛繊維不織布とを加
熱加圧一体化したシート状物が、高比重、柔軟で、単位
厚み当たりの重量が大きく、遮音性、柔軟性及び施工性
などにすぐれていることから、上記した用途において広
く使用されている。
また、上記シート状物は、ある程度の制振効果をも有し
ていることから、振動音を減衰することを目的として、
各種の機器に貼合せる制振材料としても活用されている
。
ていることから、振動音を減衰することを目的として、
各種の機器に貼合せる制振材料としても活用されている
。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記シート状物は、遮音効果こそすぐれ
ているものの、その制振性能については、一般的に知ら
れている雲母、やフレーク状グラファイトなどのダンピ
ング付与物質を樹脂中に充填した制振シートに比較して
劣るために、制振用途としてはかなり制限されるという
問題があった。
ているものの、その制振性能については、一般的に知ら
れている雲母、やフレーク状グラファイトなどのダンピ
ング付与物質を樹脂中に充填した制振シートに比較して
劣るために、制振用途としてはかなり制限されるという
問題があった。
そこで本発明の課題は、上記シート状物が有する問題点
を解決することにある。
を解決することにある。
したがって本発明は、すぐれた遮音・制振性を有し、か
つ施工性が良好な防音シートを提供することを目的とす
るものである。
つ施工性が良好な防音シートを提供することを目的とす
るものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明者らは、上記目的を解決するために鋭意検討した
結果、炭酸カルシウムを含有するポリ塩化ビニル樹脂と
、鉛繊維不織布とを一体化せしめることにより、上記目
的が効果的に達成できることを見出し、本発明に到達し
た。
結果、炭酸カルシウムを含有するポリ塩化ビニル樹脂と
、鉛繊維不織布とを一体化せしめることにより、上記目
的が効果的に達成できることを見出し、本発明に到達し
た。
すなわち本発明は、炭酸カルシウムを35〜651j量
%含有するポリ塩化ビニル樹脂と、鉛繊維不織布とを加
熱加圧一体化せしめたシート状物からなることを特徴と
する防音シートを提供するものである。
%含有するポリ塩化ビニル樹脂と、鉛繊維不織布とを加
熱加圧一体化せしめたシート状物からなることを特徴と
する防音シートを提供するものである。
本発明においては、ポリ塩化ビニル樹脂に対し予め炭酸
カルシウムを充填しておき、これと鉛繊維不織布とを加
熱加圧一体化することによって、制振性が飛躍的に向上
するばかりか、炭酸カルシウムの配合により高比重化し
、遮音性能も改良されるという効果が得られる。
カルシウムを充填しておき、これと鉛繊維不織布とを加
熱加圧一体化することによって、制振性が飛躍的に向上
するばかりか、炭酸カルシウムの配合により高比重化し
、遮音性能も改良されるという効果が得られる。
この効果の発現理由については明らかではないが、炭酸
カルシウムがポリ塩化ビニル樹脂中に分散することによ
って、鉛繊維不織布と共に相乗作用し、制振性が改良さ
れるものと考えられる。
カルシウムがポリ塩化ビニル樹脂中に分散することによ
って、鉛繊維不織布と共に相乗作用し、制振性が改良さ
れるものと考えられる。
また、炭酸カルシウム粉末は、一般的なダンピング材で
ある雲母のような、加工行程内での粉末飛散による周辺
汚染の問題を生ずることがなく、取り扱いが容易で、し
かも低コストに入手できるという利点をも有している。
ある雲母のような、加工行程内での粉末飛散による周辺
汚染の問題を生ずることがなく、取り扱いが容易で、し
かも低コストに入手できるという利点をも有している。
本発明で用いる炭酸カルシウムの粒径については特に制
限はないが、0.5〜10μの範囲にあることが好適で
ある。
限はないが、0.5〜10μの範囲にあることが好適で
ある。
また、炭酸カルシウムのポリ塩化ビニル樹脂に対する配
合量は、35〜65重量%、特に50〜60重量%の範
囲に制限され、35f!量%以下では制振性の改良効果
が小さく、65重量%以上ではシートの加工性(施工性
)が低下し、加工中にシートに穴あきや破れを生じたり
して、均一なシートが取得できなくなるため好ましくな
い。
合量は、35〜65重量%、特に50〜60重量%の範
囲に制限され、35f!量%以下では制振性の改良効果
が小さく、65重量%以上ではシートの加工性(施工性
)が低下し、加工中にシートに穴あきや破れを生じたり
して、均一なシートが取得できなくなるため好ましくな
い。
本発明で使用する鉛繊維不織布とは、一般に防音材など
の用途で使用されているもののように、多数の鉛繊維を
からませながら積層し、比較的低い圧力下に厚みを均等
化したものであり、通常その空隙率が70〜75%程度
のものである。
の用途で使用されているもののように、多数の鉛繊維を
からませながら積層し、比較的低い圧力下に厚みを均等
化したものであり、通常その空隙率が70〜75%程度
のものである。
ここで、鉛繊維不織布を構成する鉛1m雑の直径にはと
くに制限はないが、一般には30〜300μの範囲が好
適である。
くに制限はないが、一般には30〜300μの範囲が好
適である。
また、鉛繊維不織布を構成する鉛繊維はできるだけ高純
度のものまたは鍋を配合した軟鉛タイプが好適であり、
硬鉛タイプについては賦型性の面で好ましくない。
度のものまたは鍋を配合した軟鉛タイプが好適であり、
硬鉛タイプについては賦型性の面で好ましくない。
ポリ塩化ビニル樹脂と炭酸カルシウムとからなる樹脂成
分と、鉛繊維不織布との配合側合は、前者100!量部
に対し、後者が30〜400重量部、特に100〜30
0重量部の範囲が望ましく、後者が400重量部を越え
ると、鉛III雌不織布への樹脂成分の含浸が不均一と
なり、均一なシートの取得が困難となるため望ましくな
い。
分と、鉛繊維不織布との配合側合は、前者100!量部
に対し、後者が30〜400重量部、特に100〜30
0重量部の範囲が望ましく、後者が400重量部を越え
ると、鉛III雌不織布への樹脂成分の含浸が不均一と
なり、均一なシートの取得が困難となるため望ましくな
い。
本発明の防音シートは、上述したポリ塩化ビニル樹脂と
炭酸カルシウムからなる組成物またはこれらから予め作
成したシート状物と、鉛繊維不織布とを交互に槓み重ね
るが、またはサンドイッチ上に積層し、これを例えば圧
縮成型mまたはプレス機械に供して加熱加圧一体化する
ことにより得られる。
炭酸カルシウムからなる組成物またはこれらから予め作
成したシート状物と、鉛繊維不織布とを交互に槓み重ね
るが、またはサンドイッチ上に積層し、これを例えば圧
縮成型mまたはプレス機械に供して加熱加圧一体化する
ことにより得られる。
このようにして得られるシートの厚みには特に制限がな
いが、0゜5〜2閣の範囲が好適である。
いが、0゜5〜2閣の範囲が好適である。
上述のごとくして得たシート状物を、適宜の大きさに切
断することにより、本発明の防音シートがえられるが、
この防音シートにっぎのような加工処理を施すことによ
り、さらに高機能化を図ることができる。
断することにより、本発明の防音シートがえられるが、
この防音シートにっぎのような加工処理を施すことによ
り、さらに高機能化を図ることができる。
すなわち、シート状物の少なくとも片面に、樹脂フィル
ムを貼合すことによって、シートの強度が向上し、この
シートを折り曲げる際の亀裂の発生を効果的に防止する
ことができるのである。
ムを貼合すことによって、シートの強度が向上し、この
シートを折り曲げる際の亀裂の発生を効果的に防止する
ことができるのである。
ここで用いる樹脂フィルムの種類については特に制限し
ないが、シートの材質と同じ樹脂、すなわち軟質ポリ塩
化ビニル樹脂からなるフィルムを用いるのが望ましい。
ないが、シートの材質と同じ樹脂、すなわち軟質ポリ塩
化ビニル樹脂からなるフィルムを用いるのが望ましい。
また、この樹脂フィルム層は、シート状物の製速時に同
時に加熱加圧一体化することによって形成可能であり、
このフィルム層の厚みは0.07〜0.20mの範囲が
好適である。
時に加熱加圧一体化することによって形成可能であり、
このフィルム層の厚みは0.07〜0.20mの範囲が
好適である。
以上の構成からなる本発明の防音シートは、炭酸カルシ
ウム粉末によって、制振性能が高められ、また高比重化
されて遮音性能も一層改良されたものであり、さらには
表層に樹脂フィルム層を形成することによって強度も維
持されている。
ウム粉末によって、制振性能が高められ、また高比重化
されて遮音性能も一層改良されたものであり、さらには
表層に樹脂フィルム層を形成することによって強度も維
持されている。
以下に実施例および比較例により、本発明の効果をさら
に説明する。
に説明する。
(実施例1〜8および比較例1〜7)
ポリ塩化ビニル樹脂に対し、平均粒径1.0μの炭酸カ
ルシウムを第1表に示した割合で配合し、これを0.4
〜0.5m+厚みのシート状にしたものを準備した。
ルシウムを第1表に示した割合で配合し、これを0.4
〜0.5m+厚みのシート状にしたものを準備した。
一方、溶解した鉛を、180μφのノズルから押し出し
、約15■の長さに形成した鉛繊維を分散せしめて不織
布状に形成することにより、鉛繊維不織布を準備した。
、約15■の長さに形成した鉛繊維を分散せしめて不織
布状に形成することにより、鉛繊維不織布を準備した。
次に、上記樹脂シート2枚の間に上記鉛繊維不繊布を挟
み、160℃の加熱ロールで圧着することにより、厚み
1.OBのシートを得た。
み、160℃の加熱ロールで圧着することにより、厚み
1.OBのシートを得た。
なお、実施例2.4.6及び8については圧着する際の
圧力を増してシートの厚みを0.9mとし、シート一体
成形後、オンラインで、シートの片面に厚みO,1mの
軟質ポリ塩化ビニル樹脂フィルムを貼り付けた。
圧力を増してシートの厚みを0.9mとし、シート一体
成形後、オンラインで、シートの片面に厚みO,1mの
軟質ポリ塩化ビニル樹脂フィルムを貼り付けた。
各シートについて、打撃法[米軍規格・・・MIL−P
−22581−B (SHIO3)] )による損失係
数を測定すると共に、シート面密度及び音響透過損失に
よる遮音性能を゛評価した。
−22581−B (SHIO3)] )による損失係
数を測定すると共に、シート面密度及び音響透過損失に
よる遮音性能を゛評価した。
これらの結果を第1表に併せて示す。
(以下本頁余白)
なお、各シートの施工性について評価した結果、本実施
例のシートは比較例シートに比べて、すべて鋭角に折り
曲げるときの屈曲回復が小さく、鋭角面を有した部分、
例えば角型ダクトに張り付ける際に、ダクト面に沿って
簡単に折り曲げることができるばかりか、シートの反発
が小さく直角面の形状を保持することができ、施工性が
すぐれていた。
例のシートは比較例シートに比べて、すべて鋭角に折り
曲げるときの屈曲回復が小さく、鋭角面を有した部分、
例えば角型ダクトに張り付ける際に、ダクト面に沿って
簡単に折り曲げることができるばかりか、シートの反発
が小さく直角面の形状を保持することができ、施工性が
すぐれていた。
また、特に実施例2.4.6及び8のシートはフィルム
面を外側にして折り曲げれば、シートの内外面に亀裂を
発生することがなく、強度及び施工性が他のものに比較
してすぐれていた。
面を外側にして折り曲げれば、シートの内外面に亀裂を
発生することがなく、強度及び施工性が他のものに比較
してすぐれていた。
上記衣の結果から明らかなように、本発明の防音シート
は、従来のポリ塩化ビニル樹脂シート(比較例4)、従
来の鉛繊維不織布配合ポリ塩化ビニル樹脂シート(比較
例1〜3)に比較して、その損失係数が高くてすぐれた
防振性能を有し、しかも遮音性能らすぐれている。
は、従来のポリ塩化ビニル樹脂シート(比較例4)、従
来の鉛繊維不織布配合ポリ塩化ビニル樹脂シート(比較
例1〜3)に比較して、その損失係数が高くてすぐれた
防振性能を有し、しかも遮音性能らすぐれている。
また、炭酸カルシウムの配合量が少ない場合(比較例6
.7)には制振性能の改良効果を得ることができない。
.7)には制振性能の改良効果を得ることができない。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明の防音シートは、炭酸カル
シウム粉末によって、制振性能が高められ、また高比重
化されて遮音性能も一層改良されたものであり、さらに
は表層に樹脂フィルム層を形成することによって強度も
維持されるため、たとえば工場、建設現場、交通機関及
び住宅等において、間仕切りや囲いなどの素材として用
いるシート材料及び振動音を減衰することを目的として
、種の機器に貼合せる制振材料としての理想的な性能を
有している。
シウム粉末によって、制振性能が高められ、また高比重
化されて遮音性能も一層改良されたものであり、さらに
は表層に樹脂フィルム層を形成することによって強度も
維持されるため、たとえば工場、建設現場、交通機関及
び住宅等において、間仕切りや囲いなどの素材として用
いるシート材料及び振動音を減衰することを目的として
、種の機器に貼合せる制振材料としての理想的な性能を
有している。
Claims (2)
- (1)炭酸カルシウムを35〜65重量%含有するポリ
塩化ビニル樹脂と、鉛繊維不織布とを加熱加圧一体化せ
しめたシート状物からなることを特徴とする防音シート
。 - (2)シート状物の少なくとも片面に、樹脂フィルムが
貼合されていることを特徴とする請求項(1)に記載の
防音シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235385A JPH04113837A (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 防音シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2235385A JPH04113837A (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 防音シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113837A true JPH04113837A (ja) | 1992-04-15 |
Family
ID=16985301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2235385A Pending JPH04113837A (ja) | 1990-09-04 | 1990-09-04 | 防音シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04113837A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007291642A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 遮音性建築板及びその製造方法 |
JP2012062710A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Three M Innovative Properties Co | 防音シート |
-
1990
- 1990-09-04 JP JP2235385A patent/JPH04113837A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007291642A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 遮音性建築板及びその製造方法 |
JP2012062710A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Three M Innovative Properties Co | 防音シート |
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