JPH0411326Y2 - - Google Patents

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JPH0411326Y2
JPH0411326Y2 JP1985125353U JP12535385U JPH0411326Y2 JP H0411326 Y2 JPH0411326 Y2 JP H0411326Y2 JP 1985125353 U JP1985125353 U JP 1985125353U JP 12535385 U JP12535385 U JP 12535385U JP H0411326 Y2 JPH0411326 Y2 JP H0411326Y2
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JP
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discharge lamp
transparent glass
glass body
cooling fins
ring body
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、放電灯に関するものであり、特に外
部回路との接続用口金両端に、冷却フインが着脱
可能に取付けられた棒状放電灯に関するものであ
る。
(従来の技術) 第2図は、例えばキセノンランプなどの放電灯
を適用した照明器の概要の一部を示す一部破断分
解斜視図である。
第2図において、例えばキセノンランプなどの
放電灯1は、頂部中央に該放電灯1を挿通する穴
3を有する回転2次曲線面反射鏡(以下、反射鏡
と略記する)2に対して、図示の通り配設されて
いる。
放電灯1は、支持金具4に、後述するようにし
て取付けられており、この支持金具4はX,Y,
Z軸位置調節機構(図示せず)へ接続されてい
る。反射鏡2は別の支持金具(図示せず)によつ
て図示の状態に取り付け支持されている。
なお、反射鏡2の縦断面形状は楕円曲面、放物
曲面その他いずれの曲面であつてもよい。
上記放電灯1は、中間部をふくらませた透明ガ
ラス本体(以下、ケースという場合がある)5
と、このケース5の両端に設けた、外部回路との
接続用口金6a,6bと、上記ケース5内に収納
配設され、その一端を上記接続用口金6a,6b
に取り付け、他端をケース5のふくらませ部5a
において隙間7をあけて対向させた電極棒8a,
8bとで構成されている。
なお、上記接続用口金6a,6bの端面には端
子取付けネジ棒9a,9bが設けられている。
上記支持金具4は、その端部に導電板4aを、
例えば溶接、接続などの手段で一体に取り付け、
この導電板4aの先端部に上記端子取付けネジ棒
9bを通す切込み10を形成している。しかし、
上記導電板4aは必ずしも取り付けなくてもよ
く、この場合は支持金具4に切込みまたはネジ棒
挿通穴を形成すればよい。
上記放電灯1は、その一端部を反射鏡2の穴3
に通し、その端部の端子取付けネジ棒9bを支持
金具4の切込み10に通し、ナツト12で締付け
固定する。そして、前方の端子取付けネジ棒9a
には、フレキシブルケーブル13の先端に設けた
端子14をはめてナツト11で固定する。
また、導電板4aに対しては、フレキシブルケ
ーブル15の先端に設けた端子16を、ネジ17
で取り付ける。この端子16は、放電灯1の支持
金具4への取り付けに当り、端子取付けネジ棒9
bに直接取り付けてもよい。
上記構成の照明器において、放電灯1の両端の
接続用口金6a,6bにフレキシブルケーブル1
3,15を介して通電すると、その放電灯1は点
灯する。この点灯により、特に、上記接続用口金
6a,6bおよびその近傍の温度が高くなり、ス
テムクラツク、爆発などの事故を生ずるおそれが
ある。
そこで、従来は、第3図に示すように、支持金
具4側に配設した送風フアン18によつて、穴3
から反射鏡2内に冷却空気流を送り込んで、放電
灯1および反射鏡2の冷却を行なつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有
していた。
上記のように反射鏡2内に冷却空気流を送り込
んで放電灯1の冷却を行なつているが、特に高温
となる接続用口金6a,6bの冷却が十分ではな
かつた。
この結果、接続用口金6a,6bおよびその近
傍の温度は、依然として高い状態となり、この為
にステムクラツク、爆発などの事故発生を完全に
回避することができないという欠点があつた。
また、上記放電灯1を、例えば照明器から取り
外して載置する場合において、従来は、その転が
り防止またはケース5に対するきず付き、汚れの
付着、ならびに高温状態の放電灯1を載置面に載
置した場合の急冷による破損の防止を図る為に、
適当な架台を用意しなければならないという欠点
があつた。
(問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本考案は、冷
却空気流によつて放電灯の両端の接続用口金が十
分に冷却されないのは、これらの口金の冷却空気
流に触れる表面積が小さい故であることに鑑み
て、前記両端の接続用口金に着脱可能な冷却フイ
ンを取付け、前記冷却フインを、放電灯を任意の
台に載置する場合の脚として機能させるように構
成した点にも特徴がある。
(実施例) 以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の斜視図である。
図から明らかなように、本実施例の冷却フイン
20は、リング本体21と前記リング本体21の
外周に予定の間隔で3個以上(第1図では4個)
設けられた羽根部22と、後述すう通り該冷却フ
イン20が放電灯1の接続用口金6a,6bに取
り付けられた時に、これを該口金に固定する為の
1個以上(第1図では2個)の固定用ネジ23と
で構成されている。
なお、本実施例では、リング本体21と羽根部
22とは一体形成となつている。また、上記した
冷却フイン20の材質としては、熱伝導性の良い
アルミニウムあるいは銅等の金属が適している。
第4図は、本実施例の冷却フインが放電灯1の
接続用口金6a,6bに取付けられた状態を示す
一部断面図である。また、第5図は、第3図の従
来例に第4図の放電灯1を適用した照明器の一部
断面図である。
第5図において、送風フアン18によつて冷却
空気流が送られてくると、まず該冷却空気流は第
1の冷却フイン20aを通過して、穴3から反射
鏡2内に送り込まれる。このようにして送りこま
れた冷却空気流は、放電灯1のケース5および反
射鏡2の冷却を行ない、第2の冷却フイン20b
側へ向つて流れる。
ところで、本実施例では、接続用口金6a,6
bに第1の冷却フイン20aおよび第2の冷却フ
イン20bがそれぞれ取付けられている。この為
に、従来例を示す第3図の場合に比べて、接続用
口金6a,6bの冷却空気流に触れる表面積は拡
大された状態となつている。
この結果、ランプ点灯時に特に高温となる接続
用口金6a,6bおよびその近傍は、効率よく冷
却されることになる。
第6図は、第4図の放電灯1を、台30上に載
置した状態を示す右側面図である。
図から明らかなように、本実施例の冷却フイン
が放電灯1に取付けられることによつて、該放電
灯1の転がりは防止されることになる。なお、こ
のような転がり防止の効果を持たせる為には、冷
却フインの羽根部22が3個以上配設されていれ
ば可能であることは容易に理解できるであろう。
さらに、本実施例の冷却フインは、第6図から
明らかなように、前記放電灯1を台30上に載置
した状態において、ふくらませ部5aの下部が台
30の上面に接触しないように、羽根部22の長
さが設定されている。
このように、放電灯1が台30に接触しないよ
うにしているのは、前記接触によつて放電灯1の
ケース5、すなわち透明ガラス本体にきずが付
き、あるいは汚れが付着することによつて失透
し、この結果、透明ガラス本体がもろくなるのを
防止する為である。すなわち、放電灯1の寿命が
前記失透によつて短縮されないようにする為であ
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、つぎのような効果が達成される。
(1) 熱伝導性の良好な金属性材料からなり、周囲
に3個以上の羽根部を有する冷却フインを、放
電灯の両端の接続用口金に密着固定することに
よつて、点灯時に特に高温となる接続用口金お
よびその近傍を効率よく冷却することができ
る。
この結果、従来、この部分の冷却の不十分の
故に発生したステムクラツク、爆発などの事故
を未然に防止することができる。
(2) 前記冷却フインの羽根部の長さを適当な長さ
とすることによつて、例えば机の上などに、透
明ガラス本体を接触させることなく、かつ転が
らない状態で、羽根部を脚として放電灯を置く
ことができる。
換言すれば、特別の架台を設けなくても、放
電灯の透明ガラス本体に失透の原因となるきず
あるいは汚れを付けることなく、かつ透明ガラ
ス本体に急激な温度変化を与えることもなく所
望の場所に、転がり防止状態で放電灯を載置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図である。第
2図は従来の放電灯を適用した照明器の概要の一
部を示す一部破断分解斜視図である。第3図は従
来の照明器の冷却方法の一例を説明する為の一部
断面図である。第4図は本実施例の冷却フインが
取付けられた放電灯の一部断面図である。第5図
は第4図の放電灯を適用した照明器の一部断面図
である。第6図は第4図の右側面図である。 1……放電灯、5……ケース、6a,6b……
接続用口金、8a,8b……電極棒、20……冷
却フイン、21……リング本体、22……羽根
部、23……固定用ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の電極棒を内包した透明ガラス本体、お
    よび該透明ガラス本体の両端部に設けられた接
    続用口金からなる放電灯において、 前記接続用口金のそれぞれに、ほぼ密接状態
    で嵌合され、固定手段によつて取り外し可能に
    設けられたリング本体と、 前記リング本体の外周面上に予定の間隔でほ
    ぼ放射状に配置されて3個以上設けられた羽根
    部とからなる冷却フインを具備すると共に、 前記冷却フインが取付けられた当該放電灯を
    ほぼ平板上に載置した状態において、前記羽根
    部が、前記透明ガラス本体と載置面とを隔てる
    脚となるような寸法および前記リング本体に対
    する取付間隔とを有していることを特徴とする
    放電灯。 (2) 前記冷却フインがアルミニウム製であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の放電灯。 (3) 前記羽根部が4個設けられていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の放電灯。 (4) 前記固定手段が固定用ねじであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項
    または第3項記載の放電灯。
JP1985125353U 1985-08-15 1985-08-15 Expired JPH0411326Y2 (ja)

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JP1985125353U JPH0411326Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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JP1985125353U JPH0411326Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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JPS6233145U JPS6233145U (ja) 1987-02-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101549670B1 (ko) * 2007-04-12 2015-09-03 가부시키가이샤 니콘 방전램프, 접속용 케이블, 광원장치 및 노광장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875704A (ja) * 1981-10-30 1983-05-07 株式会社湘南工作所 高出力探照灯におけるランプ及び反射鏡の空冷装置

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JPS5212454U (ja) * 1975-07-15 1977-01-28

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JPS5875704A (ja) * 1981-10-30 1983-05-07 株式会社湘南工作所 高出力探照灯におけるランプ及び反射鏡の空冷装置

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JPS6233145U (ja) 1987-02-27

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