JPH04113058U - 気体中の浮遊物検出装置 - Google Patents
気体中の浮遊物検出装置Info
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- JPH04113058U JPH04113058U JP2313991U JP2313991U JPH04113058U JP H04113058 U JPH04113058 U JP H04113058U JP 2313991 U JP2313991 U JP 2313991U JP 2313991 U JP2313991 U JP 2313991U JP H04113058 U JPH04113058 U JP H04113058U
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成の簡略化により小型化を図ると共に、単
位時間当たりの検出量を多くして能率を高める。 【構成】 暗箱の上下に吸気口2と排気口3を設けると
共に、吸気口2と排気口3の内側に第1の遮光板4,6
を設ける。そして、第1の遮光板4,6の内端縁と吸気
口2および排気口3の口縁とを結ぶ対角線の延長上を遮
る長さの第2の遮光板5,7を、該第1の遮光板4,6と
対向する側壁上に突設し、対向両側壁部に投光器8と受
光器10を対設する。暗箱の下部に発熱体12を設けて
なる。
位時間当たりの検出量を多くして能率を高める。 【構成】 暗箱の上下に吸気口2と排気口3を設けると
共に、吸気口2と排気口3の内側に第1の遮光板4,6
を設ける。そして、第1の遮光板4,6の内端縁と吸気
口2および排気口3の口縁とを結ぶ対角線の延長上を遮
る長さの第2の遮光板5,7を、該第1の遮光板4,6と
対向する側壁上に突設し、対向両側壁部に投光器8と受
光器10を対設する。暗箱の下部に発熱体12を設けて
なる。
Description
【0001】
本考案は空気中の塵埃や煙等の微粒子を光学的に検出する浮遊物検出装置に関
する。
【0002】
従来の塵埃や煙等検出装置には暗箱の上下壁にほぼS字状に蛇行した空気取り
入れダクトと、これと同様の空気吐出ダクトとを接続し、両ダクトの進入口部に
ヒータ用抵抗器を設置したものがたとえば実開平2―83449号ないし実開平
2―83451号および特開平2―162238号ないし特開平2―16224
0号公報に記載されている。
【0003】
しかしながら上記いずれの従来例においても、S字状に蛇行させた空気取り入
れダクトも空気吐出ダクトも共に大型で、しかも空気の通路が蛇行しているため
に空気抵抗が大きく、各ダクトの入口部分にヒータ用抵抗器を取付けていて熱対
流を促すようにしているが流れの速度が遅いために単位量の試料空気を流すのに
長時間を要するなどの欠点があった。そこで本考案はかかわるダクトを用いるこ
となくして小型化し、かつ短時間の測定が可能な浮遊物検出装置を提供するもの
である。
【0004】
暗箱の上下側部に吸気口と排気口とを開口形成し、該吸気口と排気口の内方に
第1の遮光板を設けると共に、前記第1の遮光板の内端縁と該内端縁に対する対
角線上にある前記吸排気口縁とを結ぶ延長線を遮る長さの第2の遮光板を、前記
吸排気口を設けてない側壁にそれぞれ突設し、暗箱の対向側壁にそれぞれ投光器
と受光器とを対設して該投光器と受光器の各光軸の交点を前記第1および第2遮
光板の端縁間中心線上に一致させると共に、該端縁間中心線上の下部に発熱体を
設けてなる。
【0005】
暗箱内の発熱体を加熱することにより暗箱下部に設けた吸気口から試料空気を
吸入し該暗箱内で暖めて対流を生ぜしめ上昇させる。そして該暗箱内を上昇する
時投光器から投射された光により試料空気を照射し、これを他方の受光器によっ
てその様子を光学的に捉え観測する。
【0006】
以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説明すると、図1に示すよ
うに暗箱1の上部および下部側面に試料空気の吸気口2と排気口3とをそれぞれ
開口形成し、該吸気口2、排気口3の内部には第1遮光板4,6をそれぞれ内向
に水平に突設しており、しかも該吸気口2,3を設けた側壁と対向する側壁には
前記第1の遮光板4,6の内端縁と該各吸排気口縁とを結ぶ対角線を遮るような
長さの第2の遮光板5,7を水平に突設する。
【0007】
そして、該暗箱1の前記吸排気口2,3を設けた側壁と、これに対向する側壁
とに、発光素子(発光ダイオードまたは電球)9を設けた投光器8と、受光素子(
フォトダイオードまたはフォトトランジスタ)11を設けた受光器10とをそれ
ぞれ貫通挿設し、しかも該投光器8と受光器10との光軸の交点を前記第1およ
び第2遮光板の内端間中央線上に一致させると共に、該中央線上の下部に発熱体
12を定設してなる。
【0008】
次に上記装置の一連動作について述べると、発熱体12は電気ヒータその他い
ずれでも良いが、ここでは便宜上電気ヒータとし、これに先ず電流を通じること
により、暗箱1内に対流を生ぜしめることにより、吸気口2の部分は負圧状態と
なって外部の試料空気を吸入し、第1および第2遮光板の対向間隙を直上し、排
気口3に向かって気流を生じる。そして、この直上する試料空気に投光器8の発
光素子9からの光線(ビーム)を集光レンズ9'により集束して照射し、空気中の
浮遊物を受光器10の集来レンズ11'を経て受光素子11により光学的に検出
する。そしてこのような測定に当たっては該暗箱中に投光器8からの光線以外に
は第1および第2の遮光板によって吸気口や排気口からの直射光を完全に遮蔽す
るので、邪魔になる光線は存在せず明確な浮遊物の検出ができる。
【0009】
その他図3に示す例は前記図1に示す場合と異なり暗箱を対称に構成した場合
を示すもので、吸気口2'および排気口3'と、遮光板4',5'、6',7'を設けて
おり、このようにすることにより吸排気量を増加させ、単位時間当たりの検出量
を多くすることが可能となるが、本質的には上記図1の実施例と相違するもので
はない。
【0010】
本考案は上述のように構成されているので遮光のためのダクトがいらず装置が
小型化でき、しかも流れの抵抗が少なく短時間に単位量の試料空気の検出が可能
である。また、暗室内に遮光板を設けるとこにより簡単に外部光を遮断できる。
発熱体を暗室内中央下部に設けることにより、これまでのように多くの発熱体を
設ける必要がなく経済的である。そして吸気口および排気口の口縁とそれぞれ口
部内方に突設した第1の遮光板内端縁とを結ぶ延長線を遮るように対向側壁に第
2遮光板を突設したことにより外部の直射光を完全に遮断できる。
【図1】本考案要部縦断側面図である。
【図2】図1のX―X縦断側面図である。
【図3】図1の他の実施例を示す縦断側面図である。
1 暗箱
2 吸気口
3 排気口
4,6 第1の遮光板
5,7 第2の遮光板
8 投光器
10 受光器
12 発熱体
Claims (3)
- 【請求項1】 暗箱の上下に横向きに吸気口と排気口と
を開口形成し、該吸気口の内方にそれぞれ第1の遮光板
を設けると共に、前記第1遮光板の内端縁と該内端縁に
対する対角線上ある前記吸気口縁とを結ぶ延長線を遮る
長さの第2遮光板を前記吸排気口を設けた反対側の側壁
にそれぞれ突設し、暗箱の前記吸排気口を設けた側壁と
これに対向する側壁をそれぞれ貫通して投光器と受光器
を設けたことを特徴とする気体中の浮遊物検出装置。 - 【請求項2】 暗箱内の下部に発熱体を設けたことを特
徴とする請求項1記載の気体中の浮遊物検出装置。 - 【請求項3】 第1および第2遮光板の端縁間中心線上
に投光器と受光器の光軸の交点および発熱体を一致させ
たことを特徴とする請求項2記載の気体中の浮遊物検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2313991U JPH04113058U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 気体中の浮遊物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2313991U JPH04113058U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 気体中の浮遊物検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113058U true JPH04113058U (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=31908461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2313991U Pending JPH04113058U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 気体中の浮遊物検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04113058U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016008933A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 微粒子検知装置 |
US9739701B2 (en) | 2015-07-27 | 2017-08-22 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Particle sensor |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP2313991U patent/JPH04113058U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016008933A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 微粒子検知装置 |
US9739701B2 (en) | 2015-07-27 | 2017-08-22 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Particle sensor |
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