JPH04112697U - ロ−ル式トイレツトペ−パ用ホルダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭またはオフィスの大便用ブ−スに固設さ
れるロ−ル式トイレットペ−パのホルダ−にあって、該
ロ−ル式トイレットペ−パを、片手で容易に切断可能に
する。 【構成】 ロ−ル式トイレットペ−パ用カバ−の一端に
鋸目を有するとともに、該カバ−の下面の両翼にマジッ
クテ−プを貼着し、トイレットペ−パを軸支するコロ軸
受部を有する支柱バ−の上面にもマジックテ−プを貼着
し、トイレットペ−パをセットした後、両端ピン付中実
丸棒を該切欠溝に装着して鋸目付トイレットペ−パカバ
−をセットする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、家庭またはオフィスの大便用ブ−スに固設される、ロ−ル式トイ レットペ−パ用ホルダ−に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のロ−ル式トイレットペ−パ用ホルダ−にあっては、ペ−パホル ダ−のペ−パカバ−がヒンジはね上げ式であって、該ロ−ル式トイレットペ−パ の中心部のコロ穴に、回転自在に支持棒にて挿通されて、壁面に止着されている ものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたものでは、トイレットペ−パの新替え時には、該ロ−ル式 トイレットペ−パの中心部のコロ穴に挿通している支持体を外し易く、また該支 持棒を該ロ−ル式トイレットペ−パの中心部のコロ穴に挿通後、ペ−パホルダ− にセットしやすいものの、用便後トイレットペ−パを切断する場合には、一方の 手で、ペ−パカバ−を押え、他方の手で該ペ−パを切断しなければならないとい う問題点を有していた。

【０００４】 この考案は、上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす るところは、ペ−パホルダ−のペ−パカバ−を押さえることなく、片手で容易に トイレットペ−パを切断できるロ−ル式トイレットペ−パ用ホルダ−を提供しよ うとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、この考案におけるロ−ル式トイレットペ−パ用ホ ルダ−は、背座板、切欠溝およびコロ軸受部が配設される支柱バ−、鋸目付ペ− パカバ−、マジックテ−プならびに両端ピン付丸棒とから構成されていて、ロ− ル式トイレットペ−パのコロ穴にコロを挿通して、該ペ−パホルダ−にセットし た後、両端ピン付鋼製中実丸棒を支柱バ−の切欠溝に嵌合し、マジックテ−プを 支柱バ−の上面および鋸目付ペ−パカバ−の下面の両面部に貼着し、該ペ−パカ バ−を支柱バ−上面にセットさせてなるものである。

【０００６】

【作用】

ロ−ル式トイレットペ−パはそれが使用されるにしたがって、その直径がだん だん小さくなってゆき、両端ピン付中実丸棒は、支持バ−の案内溝に沿って重力 で下方に下がり、ロ−ル式トイレットペ−パの外周を押さえる。マジックテ−プ は、鋸目付ペ−パカバ−と支柱バ−との密着性をよくする。また、該ペ−パカバ −の鋸目部はトイレットペ−パカバ−の切断性をよくする。

【０００７】

【実施例】

実施例について、図面を参照して説明する。

【０００８】 図１〜図４において、鋼製薄板背座板１は、その両翼に、壁３に木ネジ２にて 締着される穴４を有していて、鋼製支柱バ−５の端部に固着される。該鋼製支柱 バ−５には、その内側面にコロ軸受部９を固設するとともに、上部から切欠溝６ が設けられる。

【０００９】 ロ−ル式トイレットペ−パ１２に合成樹脂製コロ８を挿通し、鋼製支柱バ−５ のコロ軸受部９にセットする。

【００１０】 両端ピン付鋼製中実丸棒７を、鋼製支柱バ−９の切欠溝６にセットする。

【００１１】 ヒンジ式の鋸目付ペ−パカバ−１１の裏面の両翼部および鋼製支柱バ−５の該 鋸目付ペ−パカバ−１１に接触する面にマジックテ−プ１０を貼着する。

【００１２】

【考案の効果】 この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 両端ピン付鋼製中実丸棒は、鋼製支柱バ−の切欠溝に沿ってロ−ル式トイレット ペ−パを、その重力にて押さえているので、該ロ−ル式トイレットペ−パの逆回 転を防ぐ。また、鋸目付ペ−パカバ−はマジックテ−プにて鋼製支柱バ−に貼着 されているので、ロ−ル式トイレットペ−パの切断時に、該鋸目付ペ−パカバ− は浮き上がらず、片手のみで簡単に切断可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の全体斜視図を略示したものである。

【図２】この考案の支柱バ−の断面を略示したものであ
る。

【図３】この考案の正面からの断面を略示したものであ
る。

【図４】この考案の鋸目付ペ−パカバ−をヒンジアップ
している略示正面図である。

【符号の説明】

１ 鋼製薄板背座板 ２ 木ネジ ３ 壁 ４ コロ穴 ５ 鋼製支柱バ− ６ 切欠溝 ７ 両端ピン付中実丸棒 ８ コロ ９ コロ軸受部 １０ マジックテ−プ １１ 鋸目付ペ−パカバ− １２ トイレットペ−パ １３ ピン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 家庭またはオフィスの大便用ブ−スに固
   設されるロ−ル式トイレットペ−パ用ホルダ−にあっ
   て、ロ−ル式トイレットペ−パカバ−の一端に鋸目を有
   するとともに、該カバ−の下面の両翼にマジックテ−プ
   を貼着し、トイレットペ−パを支持する通し棒を支える
   支柱バ−の上面にもマジックテ−プを貼着し、該カバ−
   のマジックテ−プ部で支柱バ−のマジックテ−プ部に貼
   着するとともに、該支柱バ−に切欠溝を設け、トイレッ
   トペ−パのセット後、両端ピン付鋼製中実丸棒を該切欠
   溝に装着してロ−ル式トイレットペ−パを押え、該トイ
   レットペ−パの逆回転を防止することによって、片手で
   容易にトイレットペ−パを切断するようにしたことを特
   徴とするロ−ル式トイレットペ−パ用ホルダ−。