JPH04112675U - 芳香保持部を有する飾部材を具えたキイホルダ - Google Patents

芳香保持部を有する飾部材を具えたキイホルダ

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JPH04112675U
JPH04112675U JP2530791U JP2530791U JPH04112675U JP H04112675 U JPH04112675 U JP H04112675U JP 2530791 U JP2530791 U JP 2530791U JP 2530791 U JP2530791 U JP 2530791U JP H04112675 U JPH04112675 U JP H04112675U
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JP2530791U
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泰晴 川添
由紀子 福田
英雄 諸星
尚久 上瀧
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株式会社資生堂
フクイシンタ−株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 芳香保持部を有する飾部材を具えたキイホル
ダの芳香放散を長期間にわたって可能とする。 【構成】 飾部材2の外殻殻の内部空間内に芳香性液体
を含浸する金属若しくは合金の多孔質焼結体を充填した
芳香保持部7を設け、この多孔質焼結体の厚さを外殻殻
の厚さより薄く段差を有するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は芳香保持部を有する飾部材を具えたキイホルダに係り、詳しくは、キ イホルダの飾部材間に芳香性金属からなる芳香保持部を用いることにより、長期 間にわたって芳香を発散しつづけることができる芳香保持部を有する飾部材を具 えたキイホルダに係る。
【0002】
【従来の技術】
近年、芳香剤等を含浸した多孔質金属焼結体が開発され、また、芳香の持続性 を保持する技術も向上し、香り付き金属の実用化段階に入り、各種装身具、メタ ル、文鎮等さまざまな商品開発が行なわれている。
【0003】 これらの芳香剤等の含浸多孔質焼結体については実開昭56−144543号 、実開昭59−36709号、実開昭59−165421号、特開昭59−38 304号等の各公報によって開示されているが、一般に原料金属粉末を調整(混 合、減摩剤添加等)し、成型機によって圧縮成形後、これを焼結体とし、この焼 結体を必要により再圧縮して表面の孔隙を小さくしてから香料を真空含浸して製 造するようにしたものである。
【0004】 上記のようにして製造された多孔質焼結体を金属、合金若しくはセラミックス 等から形成された外殻殻の内部空間に嵌合若しくは接着剤等により接着し一体化 し、これを目的とする形状の芳香保持部を有するものに加工すると所望の商品を 得ることが可能である。しかし、このような構造の芳香保持部を各種の鍵を保持 するキイホルダの飾部材として用いると、芳香保持部と衣類若しくは人体と直接 接触し、芳香保持部の金属焼結体に含浸された芳香性液体が吸引され、付着し、 なかでも温度が高められると急激に芳香性液体が芳香保持部の金属焼結体から発 散され衣類が汚染したりする他に芳香保持部中に含浸された芳香を長期間にわた って発散させることができなくなるという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題の解決を目的とし、具体的には、芳香保持部と衣類等の他の ものが直接接触し芳香性液体を吸引したり付着したりすることなく長期間にわた って芳香を発散させることができる飾部材を具えたキイホルダを提案することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は金属、合金若しくはセラミックスから形成された外殻殻の 内部空間部に芳香性液体を含浸する金属若しくは合金から形成された多孔質焼結 体を充填した芳香保持部を設けたものから構成され、かつこの芳香保持部の厚さ が前記外殻殻の厚さより薄く段差を有する構造の飾部材から構成したことを特徴 とする。
【0007】
【実施例】
以下、図面により本考案を説明する。
【0008】 図1は本考案に係るキイホルダの一つの実施例を示す斜視図であり、図2は図 1の飾部材のA−A矢視の縦断面図であり、図3は図1の飾部材の他の実施例を 示す縦断面図である。符号1はキイホルダ、2は飾部材、3は鎖、4は鍵保持部 、5は外殻殻、6は開口部、7は芳香保持部を示す。
【0009】 まず、図1に示される本考案に係るキイホルダ1は、飾部材2と鎖3と鍵保 持部4とから構成され、かつこれらが順に接合され、一体化したものから成るも のである。飾部材2は金属、合金若しくはセラミックスから形成された外殻殻5 とこの外殻殻5の一方の面に開口部6を有する内部空間部内に芳香性液体が含浸 される金属若しくは合金から形成された多孔質焼結体を充填し嵌合若しくは探着 剤により接着された芳香保持部7を具えたものから構成され、この芳香保持部7 の厚さが外殻殻5の厚さより薄く段差(△)を有する構造のものから構成したも のである。
【0010】 図3は本考案に係るキイホルダの飾部材の他の実施例を示すもので、上下両面 に開口部6を有する円盤状外殻殻5内に上記の実施例と同様に芳香保持部7を具 えた構造とした以外は図2の実施例と同様に構成したものである。飾部材を図2 ならびに図3に示す構造とすることにより、キイホルダ1の鍵保持部4に鍵を取 り付けて常時持ち歩いても直接キイホルダの飾部材2の芳香保持部7に衣類等の 他のものが直接接触して芳香性液体を吸引したり付着したりすることがなく、芳 香を長期間にわたり芳香を発散させることができるようにしたものである。
【0011】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、本考案は金属、合金若しくはセラミックスから形 成された外殻殻の内部空間部に芳香性液体を含浸する金属若しくは合金から形成 された多孔質焼結体を充填した芳香保持部を設けたものから構成され、かつこの 芳香保持部の厚さが前記外殻殻の厚さより薄く段差を有する構造の飾部材から構 成したことを特徴とする。
【0012】 従って、キイホルダの飾部材を金属、合金若しくはセラミックスから形成され た外殻殻の内部空間部に金属若しくは合金の多孔質焼結体を充填した芳香保持部 を設け、この芳香保持部の厚さを外殻殻の厚より薄く段差を有するようにしたた め、衣類その他に直接接触することが少なく、常時使用しても芳香を長期間にわ たって発散することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るキイホルダの一つの実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1の飾部材のA−A矢視縦断面図である。
【図3】図1の飾部材の他の実施例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 キイホルダ 2 飾部材 3 鎖 4 鍵保持部 5 外殻殻 6 開口部 7 芳香保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 諸星 英雄 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 (72)考案者 上瀧 尚久 神奈川県相模原市上鶴間1836−34

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属、合金若しくはセラミックスから形
    成された外殻殻の内部空間部に芳香性液体を含浸する金
    属若しくは合金から形成された多孔質焼結体を充填した
    芳香保持部を設けたものから構成され、かつこの芳香保
    持部の厚さが前記外殻殻の厚さより薄く段差を有する構
    造の飾部材から構成したことを特徴とする芳香保持部を
    有する飾部材を具えたキイホルダ。
  2. 【請求項2】 前記外殻殻の内部空間部の一方若しくは
    双方に開口部を有することを特徴とする請求項1記載の
    芳香保持部を有する飾部材を具えたキイホルダ。
JP1991025307U 1991-03-22 1991-03-22 芳香保持部を有するキイホルダ Expired - Lifetime JP2581687Y2 (ja)

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JPH04112675U true JPH04112675U (ja) 1992-09-30
JP2581687Y2 JP2581687Y2 (ja) 1998-09-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008240091A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toshiyuki Odamoto 焼結金属部品、およびこの焼結金属部品が取り付けられた製品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57192282U (ja) * 1981-05-30 1982-12-06
JPH0434984A (ja) * 1990-05-30 1992-02-05 Nec Corp ガリウム砒素とゲルマニウムとからなるフォトトランジスタ

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JP2581687Y2 (ja) 1998-09-24

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