JPH04112579U - 衛星放送の共同受信システム - Google Patents
衛星放送の共同受信システムInfo
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- JPH04112579U JPH04112579U JP1991016318U JP1631891U JPH04112579U JP H04112579 U JPH04112579 U JP H04112579U JP 1991016318 U JP1991016318 U JP 1991016318U JP 1631891 U JP1631891 U JP 1631891U JP H04112579 U JPH04112579 U JP H04112579U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、CATV伝送路を使用し、かつ地上放送
との混信を生ぜずに、高画質・高音質の衛星放送共同受
信を可能とすることを目的とする。 【構成】BS-IF 信号を各放送毎に周波数分離する帯域フ
ィルタ22a,22b,・・・22n と、各放送信号を分周する分
周器23a,23b,・・・23n と、各信号毎に予め決めた周波
数にヘテロダイン変換する周波数変換器24a,24b,・・・
24n と、ヘテロダイン変換された各信号を、混合してCA
TV伝送路15へ送信する混合器25と、から成る帯域圧縮装
置26と、他方、CATV伝送路15を介して送信された来た混
合信号を、予め決めた周波数にヘテロダイン変換する周
波数変換器27と、目的のヘテロダイン信号のみを分離す
る帯域フィルタ28と、前記帯域圧縮装置26の分周器23a,
23b,・・・23n において行った分周比の逆数倍を行い、
衛星放送受信装置4,5 へ送出する逓倍器29と、から成る
帯域伸長装置30と、を備えるように構成する。
との混信を生ぜずに、高画質・高音質の衛星放送共同受
信を可能とすることを目的とする。 【構成】BS-IF 信号を各放送毎に周波数分離する帯域フ
ィルタ22a,22b,・・・22n と、各放送信号を分周する分
周器23a,23b,・・・23n と、各信号毎に予め決めた周波
数にヘテロダイン変換する周波数変換器24a,24b,・・・
24n と、ヘテロダイン変換された各信号を、混合してCA
TV伝送路15へ送信する混合器25と、から成る帯域圧縮装
置26と、他方、CATV伝送路15を介して送信された来た混
合信号を、予め決めた周波数にヘテロダイン変換する周
波数変換器27と、目的のヘテロダイン信号のみを分離す
る帯域フィルタ28と、前記帯域圧縮装置26の分周器23a,
23b,・・・23n において行った分周比の逆数倍を行い、
衛星放送受信装置4,5 へ送出する逓倍器29と、から成る
帯域伸長装置30と、を備えるように構成する。
Description
【0001】
本考案は、衛星放送をCATV(Cable Television)伝送路を介して共同で受信する
システムに関する。
【0002】
衛星放送(BS:Broadcasting Satellite , CS:Commercial Satellite)を受信す
る場合は、当該需要家が個別に受信することを基本としている。
【0003】
他方、地上放送(VHF放送,UHF放送)の難視地域や集合住宅等においては、CATV
システムにって地上放送を共同で受信する共同受信が一般的に行われている。ま
た、地上放送電波による放送以外に、都市部等においては専用のローカル放送を
作成して放送する都市型CATVシステムもあり、該システムにおいては、地上放送
の他に多数の放送を楽しむことができる。
【0004】
したがって、このような共同受信を行っている需要家にとっては、衛星放送も
共同で受信することができれば、衛星放送専用アンテナ等を新たに付設する必要
がなく好都合であり、その要求も高い。
【0005】
しかし、CATV伝送路の伝送周波数帯域は、ケーブルロス等を考慮すると実用的
には数100MHz程度であり、占有周波数帯域の広い衛星放送を地上放送に加えて一
緒に伝送することは困難である。
【0006】
そのため、既存のCATV伝送路をそのまま使用し、衛星放送も同時に伝送するこ
とができる共同受信システムが求められている。
【0007】
衛星放送を受信するためのシステムとしては、その需要の性質によって幾つか
のタイプに分類することができる。
【0008】
(1)個別受信の場合
図4は、個別受信を行う場合の衛星放送受信システムを説明するブロック図で
ある。
【0009】
すなわち、需要家が個別にBS(CS)アンテナ1を設け、BSチューナ4で受信する
システムである。
【0010】
一般的に、BSアンテナ1で受信した衛星放送信号は、該BSアンテナの至近部に
設けたBSコンバータ2で周波数変換し、 BS-IF伝送路3すなわち同軸ケーブルを
介してBSチューナ4へ伝送する。いわゆるBS-IF(IF:Intermediate Frequency)方
式と呼ばれるシステムであり、最も基本的な受信システムである。
【0011】
ちなみに、BSアンテナ1で受信する衛星放送の周波数は、11.71 〜12.01 GHz
であり、BSコンバータ2で周波数変換された周波数すなわち中間周波数は、1.03
〜1.33 GHzである。
【0012】
尚、受像装置5にBSチューナ4を内蔵した受像装置もある。
【0013】
(2)共同受信の場合
図5は、共同受信を行う場合の衛星放送受信システムを説明するブロック図で
、(a) は分配器を使用するシステムを示す図、(b) は UHF放送伝送路を使用する
システムを示す図、である。
【0014】
また、図6も、共同受信を行う場合の衛星放送受信システムを説明するブロッ
ク図で、CATV伝送路を使用するシステムを示す図、である。
【0015】
小規模の共同受信システム
図5(a) は、家庭で共同受信を行う場合のように、小規模の共同受信を行う場
合に用いるシステムである。
【0016】
すなわち、BSコンバータ2で周波数変換した信号を、ブースタ6で増幅した後
に BS-IF伝送路3a,3b,3c, ・・・へ送り出し、各分配器7a,7b,・・・を介してBS
チューナ4へ伝送するシステムである。
【0017】
大規模の共同受信システム−1
図5(b) は、CATV伝送路に UHF(Ultra Hi Frequency)放送専用の伝送路を有し
ている場合に用いるシステムである。
【0018】
すなわち、比較的空きチャネルの多い UHF放送の周波数帯を利用して衛星放送
信号を伝送するシステムであり、BSコンバータ2で中間周波数(BS-IF) に変換し
た信号を更に周波数変換器8で UHF放送周波数帯へ変換し、 UHF放送伝送路9を
介して伝送した後、周波数変換器10で再び元の中間周波数(BS-IF) に変換してBS
チューナ4へ伝送するシステムである。
【0019】
尚、 UHF放送を VHF(Very Hi Frequency) 放送周波数帯の空きチャネルに変換
して伝送するCATVシステムでは、図5(b) の共同受信システムを用いることがで
きない。
【0020】
大規模の共同受信システム−2
図6は、 VHF放送用のCATV伝送路を用いて共同受信を行うシステムである。
【0021】
すなわち、衛星放送を VHF放送周波数帯の空きチャネルを使用して伝送するシ
ステムである。尚、このシステムにおいては、 UHF放送も VHF放送周波数帯の空
きチャネルに変換して伝送している。
【0022】
図6に示すシステムは、衛星放送信号をBSチューナ4a,4b で一端復調し、該復
調信号を基に変調器12a,12b で VHF放送周波数帯の空きチャネルに再変調して送
信するシステムである。
【0023】
尚、分配器11は、各衛星放送専用のBSチューナ4a,4b へBSコンバータ2からの
中間周波数(BS-IF) を分配し、混合器13は、変調器12a,12b からの信号と地上放
送(VHF放送,UHF放送) 用ヘッドエンド装置17からの信号を混合してCATV伝送路15
へ送り出すためのものである。
【0024】
ところで、衛星放送の占有周波数帯域は27MHz であり、地上放送すなわち VHF
放送および UHF放送の占有周波数帯域は6MHz である。
【0025】
そのため、 VHF放送用のCATV伝送路を用いて衛星放送の共同受信を行う場合は
、衛星放送信号をそのまま周波数変換して VHF放送周波数帯の空きチャネルを使
用して伝送することはできない。
【0026】
すなわち、衛星放送信号は、 VHF放送周波数帯の連続した約5チャネル分もの
周波数帯域が必要である為、当該チャネルの VHF放送を受信することができなく
なるからである。
【0027】
そこで、前記のように一端復調した後で再変調を行い、地上放送と同じ放送規
格で送信している。
【0028】
図7は、CATV伝送路の周波数割当と衛星放送の占有周波数帯域の関係を説明す
る図である。
【0029】
すなわち、CATV伝送路の周波数割当は、 VHF放送と同じ周波数のロウバンド18
a の1〜3チャネルと、ハイバンド18c の4〜12チャネルの他に、ミッドバンド
18b とスーパーハイバンド18d で構成されている。
【0030】
そして、各チャネルの占有周波数帯域BW1 は何れも6MHz である。しかし、衛
星放送信号20の占有周波数帯域BW2 は27MHz である。
【0031】
衛星放送の大規模共同受信システムの場合、すなわち、CATV伝送路を使用した
衛星放送の共同受信システムでは、一部の地上放送が受信できなくったり、衛星
放送の長所が活かせないという問題がある。
【0032】
すなわち、図5(b) に示すシステムでは、 UHF放送周波数帯を使用し、全ての
衛星放送を UHF放送との混信無く伝送することは困難であり、図6に示すシステ
ムでは、衛星放送の放送規格を地上放送の放送規格に変換して送信している為、
衛星放送の高画質・高音質の長所が失われ、地上放送と同程度の放送品質しか得
られない。
【0033】
本考案の技術的課題は、従来用いられていた衛星放送の共同受信システムにお
ける以上のような問題を解消し、CATV伝送路を使用し、かつ地上放送との混信を
生ぜずに、高画質・高音質の衛星放送共同受信を可能とすることにある。
【0034】
図1は、本考案の基本構成−1を説明ずブロック図である。また、図2は、本
考案の基本構成−2を説明するブロック図である。
【0035】
本考案は、衛星放送信号を分周して伝送した後、伝送されて来た信号を逓倍し
て受信するところに特徴がある。
【0036】
(1)基本構成−1
すなわち、衛星放送をCATV伝送路15を介して共同で受信するシステムであって
、衛星放送信号を送信する側の帯域圧縮装置26と受信する側の帯域伸長装置30と
を備えている。
【0037】
1)帯域圧縮装置26
帯域圧縮装置26は、次の〜を備えるように構成する。
【0038】
アンテナ1aで受信し周波数変換器2aで中間周波数にヘテロダイン変換された
衛星放送信号を、各放送毎に周波数分離する帯域フィルタ22a,22b,・・・22n
前記の帯域フィルタ22a,22b,・・・22n によって分離された各放送信号を
、それぞれ予め決めた整数比すなわち1/Nに分周する分周器23a,23b,・・・23
n
前記の分周器23a,23b,・・・23n で分周された各信号を、各信号毎に予め
決めた周波数にヘテロダイン変換する周波数変換器24a,24b,・・・24n
前記の周波数変換器24a,24b,・・・24n でヘテロダイン変換された各信号
を、混合してCATV伝送路15へ伝送する混合器25
【0039】
2)帯域伸長装置30
帯域伸長装置30は、次の〜を備えるように構成する。
【0040】
局部発振器の発振周波数が可変可能であり、かつ、前記帯域圧縮装置26から
CATV伝送路15を介して送信された来た混合信号を、予め決めた周波数にヘテロダ
イン変換する周波数変換器27
前記の周波数変換器27でヘテロダイン変換された信号から、目的のヘテロ
ダイン信号のみを分離する帯域フィルタ28
前記の帯域フィルタ28によって分離された信号を、前記帯域圧縮装置26の
分周器23a,23b,・・・23n において行った分周比すなわち1/Nの逆数すなわち
N倍を行い、衛星放送受信装置4,5 へ送出する逓倍器29
【0041】
(2)基本構成−2
基本構成−2が、前記基本構成−1と異なる点は、前記帯域伸長装置30に代え
次の帯域伸長装置36を用いた点だけである。
【0042】
1)帯域伸長装置36
帯域伸長装置36は、次の〜を備えるように構成する。
【0043】
帯域圧縮装置26からCATV伝送路15を介して送信された来た混合信号から、各
放送信号を周波数分離する帯域フィルタ32a,32b,・・・32n
前記の帯域フィルタ32a,32b,・・・32n によって分離された各信号を、帯
域圧縮装置26の周波数変換器24a,24b,・・・24n とは逆のヘテロダイン変換を行
う周波数変換器33a,33b,・・・33n
前記の周波数変換器33a,33b,・・・33n でヘテロダイン変換された各信号
を、帯域圧縮装置26の分周器23a,23b,・・・23n において行った分周比すなわち
1/Nの逆数すなわちN倍を行う逓倍器34a,34b,・・・34n
前記の逓倍器34a,34b,・・・34n で逓倍された各信号を混合し、衛星放送
受信装置4,5 へ送出する混合器35
【0044】
本考案は、分周して帯域圧縮した信号をCATV伝送路を介して伝送し、受信側で
逓倍して元の信号を復元するシステムである。
【0045】
すなわち、衛星放送信号を分周器23a,23b,・・・23n で1/Nの周波数にする
ことによって、占有周波数帯域も1/Nにしている。したがって、分周比を適切
に選定することによって、地上放送の占有周波数帯域を使用して衛星放送信号を
伝送することができる。
【0046】
また、伝送された来た信号を受信する場合には、逓倍器29(34a,34b, ・・・34
n)でN倍に逓倍することによって、元の占有周波数帯域の衛星放送信号を得るこ
とができる。
【0047】
尚、衛星放送は映像信号および音声信号をFM(Frequency Moduiation)変調で送
信している。すなわち、搬送波のエンベローブには情報を含んでいない。そのた
め、分周および逓倍で情報が失われることはない。
【0048】
(1)基本構成−1
帯域フィルタ22a,22b,・・・22n は、衛星放送を選局する為のものであり、衛
星放送の放送数だけ必要である。すなわち、各分周器23a,23b,・・・23n には各
放送搬送波が個別に入力されて1/Nに分周される。
【0049】
周波数変換器24a,24b,・・・24n は、分周されて帯域圧縮された前記衛星放送
信号を、CATV伝送路15の目的とする地上放送チャネルに周波数変換する。
【0050】
地上放送チャネルに周波数変換され、CATV伝送路15を介して伝送されて来た各
信号は、周波数変換器27と帯域フィルタ28で選局し、逓倍器29で逓倍することに
よって帯域が伸長され、衛星放送受信装置4,5 で受信することができる。
【0051】
尚、本構成においては、衛星放送受信装置4,5 の受信チャネルは固定し、周波
数変換器27の局部発振器の発振周波数を可変して各衛星放送を選局する仕組みで
ある。
【0052】
(2)基本構成−2
基本構成−2の帯域伸長装置36においては、帯域圧縮装置26に対して逆構成と
している。
【0053】
すなわち、帯域フィルタ32a,32b,・・・32n で混合前の各信号を分離し、周波
数変換器33a,33b,・・・33n で周波数変換前の周波数に戻し、逓倍器34a,34b,・
・・34n で分周前の周波数と占有周波数帯域に戻している。
【0054】
その結果、BSコンバータ2aから出力される中間周波数と同じ周波数の衛星放送
信号を得ることが可能となり、衛星放送受信装置4,5 で選局受信することができ
る。
【0055】
次に、本考案による衛星放送の共同受信システムを、実際上どのように具体化
できるかを実施例で説明する。
【0056】
(1)周波数関係の取り扱い例
図1および図2の帯域圧縮装置において、分周器23a,23b,・・・23n の分周比
を1/5にすると、27 MHzあった衛星放送の占有周波数帯域は、5.4MHzとなる。
【0057】
また、1.03〜1.33 GHz であったBS-IF すなわち中間周波数は、206.6 〜266
MHz となる。
【0058】
そして、例えば、206.6 MHz の衛星放送信号を176 MHz の VHF放送チャネル“
5”へ周波数変換する為には、その局部発振周波数を382.6 MHz (但し上側ヘテ
ロダイン) にすればよい。
【0059】
他方、帯域伸長装置の周波数変換器においては、その局部発振周波数を382.6
MHz (但し上側ヘテロダイン) にすることによって、206.6 MHz の衛星放送信号
を得ることができる。
【0060】
そして、逓倍器で5逓倍することによって、周波数が1.03 GHzで占有周波数帯
域が27 MHzのBS-IF すなわち中間周波数を得ることができる。
【0061】
(2)システム構成例
図3は、CATV伝送路を使用した衛星放送共同受信システムを説明する図で、(a
) はシステムの信号伝送系を示すブロック図、(b) は需要家の装置構成を示すブ
ロック図、である。
【0062】
BSアンテナ1およびBSコンバータ2を経て受信した衛星放送信号を、帯域圧縮
装置26で帯域圧縮すると同時に目的とする地上放送空きチャネルに周波数変換し
、地上放送用ヘッドエンド装置17a へ送る。
【0063】
そして、地上放送用ヘッドエンド装置17a は、 VHFアンテナ16a と UHFアンテ
ナ16b で受信した地上放送信号の信号レベルを揃え、前記衛星放送信号と混合し
てCATV伝送路15へ送信する。
【0064】
他方、CATV伝送路15には適宜に線路増幅器37a,37b,・・・を設け、信号の減衰
を補っている。
【0065】
そして、各CATV伝送路39a,39b,39c,39d,39e,40a,40b,40c,40d,40, ・・・のタ
ップオフ38a,38b,38c,・・・から各需要家へ放送信号を分配する。
【0066】
最終的に各需要家では、帯域伸長装置30(36)を介して受像装置 (BSチューナ4
とTV受像機5)で衛星放送を受信する。
【0067】
以上のように本考案によれば、占有周波数帯域の広い衛星放送信号を、地上放
送用のCATV伝送路を使用し、地上放送“1”チャネル分の占有周波数帯域で伝送
することができる。
【0068】
しかも、高画質および高音質であるという衛星放送の長所を損なうこともなく
、地上放送受信の障害となることもない。
【0069】
したがって、既に地上放送を共同で受信している需要家にとっては、新たに独
自の衛星放送用アンテナを付設する必要もなく、容易に良好な衛星放送受信サー
ビスの提供を受けることができる。
【図1】本考案の基本構成−1を説明ずブロック図であ
る。
る。
【図2】本考案の基本構成−2を説明するブロック図で
ある。
ある。
【図3】CATV伝送路を使用した衛星放送共同受信システ
ムを説明する図で、(a) はシステムの信号伝送系を示す
ブロック図、(b) は需要家の装置構成を示すブロック
図、である。
ムを説明する図で、(a) はシステムの信号伝送系を示す
ブロック図、(b) は需要家の装置構成を示すブロック
図、である。
【図4】個別受信を行う場合の衛星放送受信システムを
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
【図5】共同受信を行う場合の衛星放送受信システムを
説明するブロック図で、(a) は分配器を使用するシステ
ムを示す図、(b) は UHF放送伝送路を使用するシステム
を示す図、である。
説明するブロック図で、(a) は分配器を使用するシステ
ムを示す図、(b) は UHF放送伝送路を使用するシステム
を示す図、である。
【図6】VHF放送用のCATV伝送路を用いて共同受信を行
うシステムである。
うシステムである。
【図7】CATV伝送路の周波数割当と衛星放送の占有周波
数帯域を説明する図である。
数帯域を説明する図である。
1,1a BS(CS)アンテナ
2,2a BS(CS)コンバータ(周波数変換器)
3,3a,3b,3c BS(CS)-IF 伝送路
4,4a,4b BS(CS)チューナ
5 受像装置(TV受像機)
6 ブースタ
7a,7b 分配器
8,10 周波数変換器
9 UHF放送伝送路
11,21,31 分配器
12a,12b 変調器
13 混合器
14 BS(CS)ヘッドエンド装置
15 CATV伝送路
16 地上放送用アンテナ
16a VHFアンテナ
16b UHFアンテナ
17,17a 地上放送用ヘッドエンド装置
18a ロウバンド
18b ミッドバンド
18c ハイバンド
18d スーパハイバンド
19 FMラジオ放送バンド
20 衛星放送信号(通信衛星信号)
22a,22b,・・22n 帯域フィルタ
23a,23b,・・23n 分周器
24a,24b,・・24n 周波数変換器
25,35 混合器
26 帯域圧縮装置
27 周波数変換器
28 帯域フィルタ
29 逓倍器
30,36 帯域伸長装置
32a,32b,・・32n 帯域フィルタ
33a,33b,・・33n 周波数変換器
34a,34b,・・34n 逓倍器
37a,37b 線路増幅器
38a,38b,38c,・・ タップオフ
39a,39b,39c,・・ CATV伝送路
40a,40b,40c,・・ CATV伝送路
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
H04N 7/20 8943−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 衛星放送をCATV(Cable Television)伝送
路(15)を介して共同で受信するシステムであって、アン
テナ(1a)で受信し周波数変換器(2a)で中間周波数にヘテ
ロダイン変換された衛星放送信号を、各放送毎に周波数
分離する帯域フィルタ(22a,22b, ・・・22n)と、前記帯
域フィルタ(22a,22b, ・・・22n)によって分離された各
放送信号を、それぞれ予め決めた整数比(1/N) で分周す
る分周器(23a,23b, ・・・23n)と、前記分周器(23a,23
b, ・・・23n)で分周された各信号を、各信号毎に予め
決めた周波数にヘテロダイン変換する周波数変換器(24
a,24b, ・・・24n)と、前記周波数変換器(24a,24b, ・
・・24n)でヘテロダイン変換された各信号を、混合して
CATV伝送路(15)へ送信する混合器(25)と、から成る帯域
圧縮装置(26)と、他方、局部発振器の発振周波数が可変
可能であり、かつ、前記帯域圧縮装置(26)からCATV伝送
路(15)を介して送信された来た混合信号を、予め決めた
周波数にヘテロダイン変換する周波数変換器(27)と、前
記周波数変換器(27)でヘテロダイン変換された信号か
ら、目的のヘテロダイン信号のみを分離する帯域フィル
タ(28)と、前記帯域フィルタ(28)によって分離された信
号を、前記帯域圧縮装置(26)の分周器(23a,23b, ・・・
23n)において行った分周比(1/N) の逆数(N) 倍を行い、
衛星放送受信装置(4,5) へ送出する逓倍器(29)と、から
成る帯域伸長装置(30)と、を備えることを特徴とする衛
星放送の共同受信システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の衛星放送の共同受信シス
テムにおいて、その帯域伸長装置(30)に代えて、帯域圧
縮装置(26)からCATV伝送路(15)を介して送信された来た
混合信号から、各放送信号を周波数分離する帯域フィル
タ(32a,32b, ・・・32n)と、前記帯域フィルタ(32a,32
b, ・・・32n)によって分離された各信号を、帯域圧縮
装置(26)の周波数変換器(24a,24b,・・・24n)とは逆の
ヘテロダイン変換を行う周波数変換器(33a,33b, ・・・
33n)と、前記周波数変換器(33a,33b, ・・・33n)でヘテ
ロダイン変換された各信号を、帯域圧縮装置(26)の分周
器(23a,23b, ・・・23n)において行った分周比(1/N) の
逆数(N) 倍を行う逓倍器(34a,34b, ・・・34n)と、前記
逓倍器(34a,34b, ・・・34n)で逓倍された各信号を混合
し、衛星放送受信装置(4,5)へ送出する混合器(35)と、
から成る帯域伸長装置(36)を用いること、を特徴とする
衛星放送の共同受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991016318U JPH0713331Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 衛星放送の共同受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991016318U JPH0713331Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 衛星放送の共同受信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112579U true JPH04112579U (ja) | 1992-09-30 |
JPH0713331Y2 JPH0713331Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31903345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991016318U Expired - Lifetime JPH0713331Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 衛星放送の共同受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713331Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07143086A (ja) * | 1993-11-17 | 1995-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル伝送装置 |
JP4738316B2 (ja) * | 2006-11-10 | 2011-08-03 | 株式会社東芝 | 分離型中継放送装置 |
WO2017018186A1 (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、並びに、プログラム |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP1991016318U patent/JPH0713331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07143086A (ja) * | 1993-11-17 | 1995-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル伝送装置 |
JP4738316B2 (ja) * | 2006-11-10 | 2011-08-03 | 株式会社東芝 | 分離型中継放送装置 |
WO2017018186A1 (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、並びに、プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713331Y2 (ja) | 1995-03-29 |
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