JPH04111330U - ベツド等の傾斜表示計 - Google Patents
ベツド等の傾斜表示計Info
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- JPH04111330U JPH04111330U JP2178591U JP2178591U JPH04111330U JP H04111330 U JPH04111330 U JP H04111330U JP 2178591 U JP2178591 U JP 2178591U JP 2178591 U JP2178591 U JP 2178591U JP H04111330 U JPH04111330 U JP H04111330U
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- JP
- Japan
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- bed
- pointer
- housing
- scale plate
- tilt
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Abstract
(57)【要約】
(目的) ベッドの傾斜状態の確認を視覚的に行うように
した傾斜表示計を提供する。 (構成) 傾斜表示計4は、長尺な筐体5を有し、筐体5
には、長尺な指針6を内蔵する。この指針6は基端部近
傍を、筐体5内の基板7面に回動軸8に軸着する。前記
基端部に錘9を取り付け、指針6を常に水平状態に静止
するようにする。前記指針6の指示端部の位置における
基板7上に、目盛板10を設ける。また、前記筐体5の
カバー部材11のうち、目盛板10および指針6の指示
端部の位置に対応する部位を、透視可能な窓部材12に
よって構成する。 (効果) ベッドのポジションを視覚的に、容易に確認す
ることができるので、ポジション調整に手間取ることは
なく、肝心な治療行為等を遅滞なく行うことができ、介
護者等が負うべき労力を軽減することが可能となる。
した傾斜表示計を提供する。 (構成) 傾斜表示計4は、長尺な筐体5を有し、筐体5
には、長尺な指針6を内蔵する。この指針6は基端部近
傍を、筐体5内の基板7面に回動軸8に軸着する。前記
基端部に錘9を取り付け、指針6を常に水平状態に静止
するようにする。前記指針6の指示端部の位置における
基板7上に、目盛板10を設ける。また、前記筐体5の
カバー部材11のうち、目盛板10および指針6の指示
端部の位置に対応する部位を、透視可能な窓部材12に
よって構成する。 (効果) ベッドのポジションを視覚的に、容易に確認す
ることができるので、ポジション調整に手間取ることは
なく、肝心な治療行為等を遅滞なく行うことができ、介
護者等が負うべき労力を軽減することが可能となる。
Description
【0001】
本考案はベッド等の傾斜表示計に関するものである。
【0002】
最近、ベッド等、特に患者用のベッドにおいて、ベッド全体や床板を可動調節
自在とした機能のものが普及しつつある。その中で、ベッド全体を昇降して、床
板の高さを調節したり、ベッド長手方向に傾斜させたりする機能のものがあるが
、いずれも、患者に対する便宜上、あるいは、治療上の観点から案出されたもの
で、多くの利点がある。
【0003】
反面、ベッドは複雑化し、ベッドがどのようなポジションにあるか確認する手
段も必要となってくる。例えば、前述したベッド全体をベッド長手方向に傾斜さ
せたりする機能のものについて述べると、わずかに、ベッド全体を傾斜させたよ
うな場合、どの程度傾斜させたか、また、どのような状態にあるか、目測では非
常にわかりにくいものである。そのために、確認および調節に手間取り、肝心な
治療行為等の迅速な準備対応に遅延をきたすおそれが懸念される。
本考案はこのような課題を解決するためになされたもので、ベッドの傾斜状態
の確認が容易なベッド等の傾斜表示計を提供することを目的とする。
【0004】
前記した課題を解決するために、本考案は、ベッドの枠体等に長尺な筐体を長
手方向が水平軸に一致するようにして取り付け、この筐体内に基端部を軸着する
と共に、この基端部に錘を設けて水平状態に保持された長尺な指針を内蔵し、前
記長尺な指針の指示端部の位置に、指針の軸着点を通る水平軸からの傾斜を表示
する目盛板を設けることを特徴とするものである。
また、前記筐体において、目盛板の位置に透視可能な部材を構成したことを特
徴とするものである。
【0005】
ベッドが通常の状態、すなわち、水平状態にあるときは、長尺な筐体も、長手
方向の軸が水平軸に一致した状態にある。指針は、常に、水平状態に保たれてい
るので、傾斜角度を表示する目盛板上の読みは0を示す。次にベッドのポジショ
ンを変えると、ベッドと共に傾斜表示計の筐体は傾斜する。一方、指針は、常に
、水平状態に保とうとするので、目盛板と前記指針の指示端部は、相対的にずれ
が生ずる。このずれがベッドの傾斜を示すこととなる。尚、前記目盛板は透視可
能な部材を介して、容易に視認することができるので、ベッドのポジションの確
認調整に手間取ることはなく、従って、介護者等が負うべき労力を軽減すること
が可能となる。
【0006】
次に、本考案にかかるベッド等の傾斜表示計について、一実施例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下説明する。
図1において、参照符号1は本考案にかかるベッド等の傾斜表示計(後述)が装
着されるベッドを示す。このベッド1は、図示はしないがベッド全体のポジショ
ンを変えることができる機構(例えばベッド1全体の昇降機構、ベッド1長手方
向に対する傾斜機構(トレンデレンバーグ/リバーストレンデレンバーグ)、ベッ
ド1の床部2を起伏させる起伏機構等)を備えたものである。尚、本実施例にお
いては、ベッド1長手方向に対する傾斜機構に対する機能を説明する。
かかるベッド1のサイドフレーム3には、傾斜表示計4が装着されている。す
なわち、傾斜表示計4は、長尺な筐体5を有し、サイドフレーム3に前記筐体5
を長手方向が水平軸に一致するようにして取り付けられる。前記筐体5内には、
長尺な指針6が内蔵され、この指針6は基端部近傍において、筐体5内の基板7
面に回動軸8に軸着されると共に、前記基端部には回動軸8から鉛直下方に延び
る線を中心線とする錘9が設けられ、指針6は常に水平状態に静止するようにな
っている。前記指針6の指示端部の位置における基板7上には、目盛板10が設
けられる。この目盛板10は、指針6の回動軸8を通る水平軸から所定範囲の角
度を表示するものであり、静止状態にある指針6の指示端部は水平状態を示す0
の位置にある(図2a参照)。また、前記筐体5を構成するカバー部材11のうち
、目盛板10および指針6の指示端部の位置に対応する部位は、透視可能な窓部
材12によって構成されている(図2b参照)。
【0007】
ベッド等の傾斜表示計4は、以上のように構成されているので、傾斜表示計4
において、ベッド1が通常の状態、すなわち、水平状態にあるときは(図1参照)
、長尺な筐体5も、筐体5の長手方向の軸が水平軸に一致した状態にある。指針
6は、常に、水平状態に保たれているので、傾斜角度を表示する目盛板上の読み
は0を示す(図2a参照)。次にベッド1のポジションを変えると(図3、図5参
照)、ベッド1と共に傾斜表示計4の筐体5は傾斜する。この際、指針6は、常
に、水平状態に保とうとするので、結果的に前記指針6の指示端部は目盛板10
における0の位置から回動移動してある目盛の位置を指示するようになる(図4
、図6参照)。この目盛の位置がベッド1の傾斜角度を示すこととなる。このよ
うに、傾斜表示計4からは、ベッド1が傾いているか否かの他、傾きの方向、傾
斜の大きさを即座に、且つ容易に読み取ることができる。尚、前記目盛板10は
透視可能な窓部材12を介して、容易に視認することができるので、ベッド1の
ポジションの認識確認に手間取ることはなくポジション調整等を行うことができ
、その結果、肝心な治療行為を行うための準備等も、迅速に行うことができ、従
って、介護者等が負うべき労力を軽減することが可能となる。
【0008】
以上、ベッド1長手方向に対する傾斜機能に対して適用した際の、傾斜表示計
4の作用を説明したが、目盛板10は、必ずしも、細かい角度を表示する目盛が
設けられてなくともよい。単に水平の位置を示す0のみであっても、水平軸を示
す線のみを設けるだけでもよい。この場合は、傾斜表示計4からは、ベッド1が
傾いているか否か、そして、傾きの方向を知ることができる。
【0009】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、ベッドのポジションを視覚的に、容易に確認す
ることができるので、ベッドのポジションの調整に手間取ることはなく、肝心な
治療行為等を遅滞なく行うことができ、その結果、介護者等が負うべき労力を軽
減することが可能となる。
【0010】
【図1】本考案にかかる傾斜表示計を適用したベッドの
側面図である。
側面図である。
【図2a】本考案にかかる傾斜表示計の平面図である。
【図2b】図2aに示す傾斜表示計の側面図である。
【図3】図1に示すベッドにおいて、ヘッドボード側を
低く傾斜させた状態を示す図である。
低く傾斜させた状態を示す図である。
【図4】図3に示す状態のベッドにおける傾斜表示計の
平面図である。
平面図である。
【図5】図1に示すベッドにおいて、フットボード側を
低く傾斜させた状態を示す図である。
低く傾斜させた状態を示す図である。
【図6】図5に示す状態のベッドにおける傾斜表示計の
平面図である。
平面図である。
1 ベッド
2 床部
3 サイドフレーム
4 傾斜表示計
5 筐体
6 指針
7 基板
8 回動軸
9 錘
10 目盛板
11 カバー部材
12 窓部材
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッドの枠体等に長尺な筐体を長手方
向が水平軸に一致するようにして取り付け、この筐体内
に基端部を軸着すると共に、この基端部に錘を設けて水
平状態に保持された長尺な指針を内蔵し、前記長尺な指
針の指示端部の位置に、指針の軸着点を通る水平軸から
の傾斜を表示する目盛板を設けることを特徴とするベッ
ド等の傾斜表示計。 - 【請求項2】 請求項1記載の筐体において、目盛板
の位置に透視可能な部材を構成したことを特徴とするベ
ッド等の傾斜表示計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2178591U JPH04111330U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ベツド等の傾斜表示計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2178591U JPH04111330U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ベツド等の傾斜表示計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111330U true JPH04111330U (ja) | 1992-09-28 |
JPH0546742Y2 JPH0546742Y2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=31907457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2178591U Granted JPH04111330U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | ベツド等の傾斜表示計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04111330U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006198352A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Paramount Bed Co Ltd | マットレスずれ防止機能を有するベッド装置 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP2178591U patent/JPH04111330U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006198352A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Paramount Bed Co Ltd | マットレスずれ防止機能を有するベッド装置 |
JP4627194B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2011-02-09 | パラマウントベッド株式会社 | マットレスずれ防止機能を有するベッド装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546742Y2 (ja) | 1993-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |