JPH04110889U - 溝 材 - Google Patents

溝 材

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JPH04110889U
JPH04110889U JP2231691U JP2231691U JPH04110889U JP H04110889 U JPH04110889 U JP H04110889U JP 2231691 U JP2231691 U JP 2231691U JP 2231691 U JP2231691 U JP 2231691U JP H04110889 U JPH04110889 U JP H04110889U
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育孝 安藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】むくの木材加工品に似た質感をもった比較的経
済的で、あわせて製造が確実かつ容易で量産に向く新規
な溝材の構造を提案する。 【構成】両側部材を含む同一高さの本体部材20(2
1,22,23)と前記本体部材より高さの低い溝部材
40(41,42)とからなり、前記本体部材と溝部材
とは、それらの合着面側に沿って本体部材の基準底面よ
り一定の位置に形成された接合溝24,25,26,2
7,43,44,45,46に接合部材を嵌着固定する
ことに一体に形成されていることを特徴とする溝材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は溝材、特には敷居、かもい、欄間用の溝材に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に日本式建築に使用される敷居、かもい等の溝材は単一の木材に溝加工し たものであるが、木材価格の上昇とともにこのような単一(むく)の木材加工品 は極めて高価なものとなっている。 しかしながら、一方において高級感を出すためにはむくの木材に似た質感が求 められる。 また、敷居にあっては、その溝部をふすまや障子等が摺動するものであるから 比較的堅い材質が望ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこのような状況に鑑みて、むくの木材加工品に似た質感をもった比 較的経済的な溝材を提供することを目的とするものである。 また、この考案はあわせて製造が確実かつ容易で量産に向く新規な溝材の構造 を提案するものである。 さらに、この考案は溝部が耐久性をもった溝材を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、両側部材を含む同一高さの本体部材と前記本体部材よ り高さの低い溝部材とからなり、前記本体部材と溝部材とは、それらの合着面側 に沿って本体部材の基準底面より一定の位置に形成された接合溝に接合部材を嵌 着固定することに一体に形成されていることを特徴とする溝材に係る。
【0005】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案の実施例を説明すると、図1は敷居の一例を 示す部分斜視図、図2は接合前の状態を示す分解断面図、図3はその接合状態の 断面図、図4はかもいの一例を示す接合前の分解断面図、図5はその接合状態の 断面図である。
【0006】 まず、図1ないし図3に示す敷居10の例について説明すると、この考案に係 る溝材は、両側部材を含む同一高さの本体部材20と前記本体部材より高さの低 い溝部材40とからなり、これらが接合部材60によって一体に結合されてなる ものである。
【0007】 この敷居10は2つの溝部G,Gを有するものであるから、図2のように、本 体部材として両側部材21,22および中央部材23を含み、溝部材として2つ の溝部材41,42よりなる。 この実施例では本体部材21,22,23として外観性のよい檜材を使用し、 溝部材41,42にはとうひ材本体の溝面部分に堅木材48,49として桜材を 貼着したものを用いた。
【0008】 そして、これらの本体部材20(21,22,23)と溝部材40(41,4 2)は、それらの合着面側に沿って本体部材20の基準底面Bより一定の位置d に接合溝24,25,26,27、43,44,45,46が形成されている。 なお、これらの接合溝の幅および深さはすべて同じとすることが望ましい。
【0009】 これらの接合溝には、図2および図3に示すように、接合部材61,62,6 3,64が嵌着固定されて全体が一体に形成される。前記したように、接合溝の 幅および深さがすべて同じであれば、接合部材は同じ寸法のものを用いることが できて簡便かつ経済的である。 接合部材60(61,62,63,64)は対向する接合溝の溝方向全部に亘 って嵌着されるので、溝材としての位置決めが容易にできその長さ方向の精度を 確実にかつ簡単に出すことができる。
【0010】 図4および図5はかもい11の例を示したものである。本体部材として両側部 材31,32および中央部材33を含み、これらの本体部材は溝部材51,52 と接合部材71,72,73,74によって一体に結合されている。接合溝34 ,35,36,37、53,54,55,56は本体部材の基準底面C(図では 上面)より一定の位置eに形成されている。 なお、この例では本体部材31,32,33として外観性のよい檜材が使用さ れ、溝部材51,52にはとうひ材が用いられている。
【0011】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の溝材によれば、両側部材を含む同一高 さの本体部材と前記本体部材より高さの低い溝部材とからなり、前記本体部材と 溝部材とは、それらの合着面側に沿って本体部材の基準底面より一定の位置に形 成された接合溝に接合部材を嵌着固定することに一体に形成されているものであ るから、高価なむくの(単一)木材を用いることなく、むくの木材加工品に似た 質感をもった比較的経済的な溝材を提供することが出来る。
【0012】 また、この考案は、所定基準底面から一定の位置に形成された接合溝の溝方向 全部に亘って接合部材60が嵌着されるので、溝材としての位置決めが容易にで きその長さ方向の精度を確実にかつ簡単に出すことができる。従って、熟練を要 することなく、量産が可能である。 さらに、この考案では例えば敷居のように溝部に耐久性が求められるものにあ っても簡単に製作できる等極めて有利な溝材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は敷居の一例を示す部分斜視図である。
【図2】その接合前の状態を示す分解断面図である。
【図3】その接合状態の断面図である。
【図4】かもいの一例を示す接合前の分解断面図であ
る。
【図5】その接合状態の断面図である。
【符号の説明】
10 敷居 11 かもい 20 本体部材 40 溝部材 60 接合部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部材を含む同一高さの本体部材と前
    記本体部材より高さの低い溝部材とからなり、前記本体
    部材と溝部材とは、それらの合着面側に沿って本体部材
    の基準底面より一定の位置に形成された接合溝に接合部
    材を嵌着固定することに一体に形成されていることを特
    徴とする溝材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、溝部材の材質が本体
    部材と異なるものであることを特徴とする溝材。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、溝部材の表
    面側に堅木部分を有することを特徴とする溝材。
JP2231691U 1991-03-12 1991-03-12 溝 材 Pending JPH04110889U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214267U (ja) * 1985-07-11 1987-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214267U (ja) * 1985-07-11 1987-01-28

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