JPH04110387A - 熱伝達用流体 - Google Patents

熱伝達用流体

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JPH04110387A
JPH04110387A JP2231617A JP23161790A JPH04110387A JP H04110387 A JPH04110387 A JP H04110387A JP 2231617 A JP2231617 A JP 2231617A JP 23161790 A JP23161790 A JP 23161790A JP H04110387 A JPH04110387 A JP H04110387A
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JP
Japan
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heat transfer
heat
heat medium
present
fluid
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Pending
Application number
JP2231617A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hara
日出樹 原
Takuya Teraoka
寺岡 卓也
Shigehiro Kamimura
上村 茂弘
Masahiro Noguchi
真裕 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍機、ヒートポンプなどで使用される熱伝
達用流体に関する。
本明細書においては、“%”とあるのは、“重量%”を
意味する。
従来技術とその問題点 従来、ヒートポンプなどの熱伝達用流体(冷媒)としで
は、タロロフルオロ炭化水素、フルオロ炭化水素、これ
らの共沸組成物ならびにその近辺の組成物が知られてい
る。これらは、一般にフロンと称されており、現在R−
11(トリクロロモノフルオロメタン)、R−22(モ
ノクロロジフルオロメタン) 、R−502(R−22
+クロロペンタフルオロエタン)などが主に使用されて
いる。
しかしながら、近年、大気中に放出された場合に、ある
種のフロンが成層圏のオゾン層を破壊し、その結果、人
類を含む地球状の生態系に重大な悪影響を及ぼすことが
指摘されている。従って、オゾン層破壊の危険性の高い
フロンについては、国際的な取決めにより、使用および
生産が規制されるに至っている。規制の対象になってい
るフロンには、R−11とR−12とか含まれており、
またR−22については、オゾン層破壊への影響か小さ
いため、現在規制の対象とはなっていないか、将来的に
は、より影響の少ない冷媒の出現が望まれている。冷凍
・空調設備の普及に伴って、需要が毎年増大しつつある
フロンの使用および生産の規制は、居住環境をはじめと
して、現在の社会機構全般に与える影響が極めて大きい
。従って、オゾン層破壊問題を生じる危険性のない或い
はその危険性の極めて小さい新たなヒートポンプ用の熱
媒体(冷媒)の開発が緊急の課題となっている。
問題点を解決するための手段 本発明者は、ヒートポンプ或いは熱機関に適した熱伝達
用流体であって、且つ当然のことながら、大気中に放出
された場合にもオゾン層に及ぼす影響が小さいか或いは
影響のない新たな熱伝達用流体を得るべく種々研究を重
ねてきた。その結果、特定の構造を有する有機化合物が
その目的に適合する要件を具備していることを見昌した
すなわち、本発明は、下記の熱伝達用流体を提供するも
のである: 1分子式・Rf −NO2(1) (Rfは、CF3.CF3I、CFH2゜Chi  F
s 、  C2F、+  H,C2R3R2。
C2F2 R3、C2FH4またはC3F7を表わす) で示される有機化合物の少なくとも一種からなる熱伝達
用流体。」 本発明による熱伝達用流体を構成する代表的な化合物の
主な物性は、以下の通りである。
1、F3C−NO2 沸点      −30,0°C 臨界温度     97°C 臨界圧力     51 kg、/ cn’i分子量 
    1]、5.01 1I、  C2R5NO2(ペンタフルオロニ(・ロエ
タン) 沸点       −0,8°C 臨界温度     97°C 臨界圧力     51kg/c漬 分子量     115.01 m、C3R7NO2(ヘプタフルオロニトロプロパン) 沸点       23.2°C 臨界温度      ユ49°C 臨界圧力     33. 2kg/c艷分子量   
  215.04 本発明で熱伝達用流体として使用する式(1)で示され
る化合物は、オゾン層に影響を与える塩素原子および臭
素原子を含まないので、オゾン層の破壊問題を生じる危
険性はない。
一方では、本発明で使用する化合物は、ヒートポンプ用
熱媒体としての特性にも優れており、成績係数、冷凍能
力、凝縮圧力、吐出温度などの性能において、バランス
が取れている。さらに、この化合物の沸点は、現在広く
使用されているR11、R−12,R,−22およびR
−i 1.4のそれに近いため、これら公知の熱媒体の
使用条件下、即ち蒸発温度−20から10℃および凝縮
温度30から60°Cでの使用に適している。さらに、
沸点の高い化合物については、廃熱回収などのヒートポ
ンプ用冷媒として適している。
また、本発明においては、式(1)で示される化合物を
少なくとも一種含み、R−22(CHCRF2 )、R
32(CH2F2 )、R124(CF3CHCQF)
、R,−125(CF 3 CF 2 H) 、 R1
34a(CF、CF3I)、R,−134 (CF2CF2H)、R−142b (CH3CCQ F2 )、R143a(CF3CH3
)およびR−152 (CHF 2 CR3)からなる群から選ばれた少なく
とも一種を含む混合物を熱伝達用流体として使用しても
良い。この混合物を使用する場合には、沸点の低い冷媒
を混合することにより、更に冷凍能力を向上させたり、
蒸発潜熱の大きい冷媒を混合することにより、成績係数
を向」ニさせたり、或いは冷凍機油との溶解性を改善し
たりすることかできる。
本発明で使用する式(1)の化合物或いはこれら化合物
とR−,22,R−32,R−124,R125、R−
134a、R−142b  R143aおよびR−15
2aの少なくとも一種との混合物は、ヒートポンプ用の
熱媒体に対して要求される一般的な特性(例えは、潤滑
油との相溶性、材料に対する非浸蝕性など)に関しても
、問題はないことが確認されている。
発明の効果 本発明の熱伝達用流体によれは、下記の様な顕著な効果
が達成される。
(1)従来からR−11、R−12,R−114、R−
22或いはR−502を熱媒体として使用してきたヒー
トポンプと同等以上のザイクル性能か得られる。
(2)使用する式(1)で示される化合物の熱媒体とし
ての優れた性能のゆえに、機器設計」二も有利である。
(3)仮に熱媒体が人気中に放出された場合にも、オゾ
ン層破壊の危険性はない。
実施例 以下に実施例および比較例を示し、本発明の特徴とする
ところをより一層明確にする。
実施例1および比較例1〜3 熱媒体としてF3C−NO2(hリフルオロニ)・ロメ
タン)を使用する1馬力のヒートポンプにおいて、蒸発
器における熱媒体の蒸発温度を10°C2−5℃、5°
Cおよび10°Cとし、凝縮器における凝縮温度を50
°Cとし、過熱度および過冷却度をそれぞれ5℃および
3℃として、運転を行なった。
また、比較例として、R−12(比較例1)、R−22
(比較例2)およびR,−502(比較例3)を熱媒体
として使用して、−1−記と同一条件下にヒートポンプ
の運転を行なった。
これらの結果から、成績係数(COP)および冷凍効果
を次式により、求めた(第1図に示すモリエル線図参照
)。
C0P= (hl −h4 )/ (h2−hi )冷
凍効果−り、−h4 hl・・・蒸発器出口の熱媒体のエンタルピーh2・・
・凝縮器入口の熱媒体のエンタルピーh4・・・蒸発器
人口の熱媒体のエンタルピー本実施例ならびに比較例で
使用した冷凍サイクルの回路図を第2図に示す。
COPおよび冷凍能力の算出結果を比較例1〜3の結果
と対比して第3図および第4図にそれぞれ示す。
なお、第3図に示す成績係数は、R−22を熱媒体とし
た場合の蒸発温度5°Cにおける測定値(COPB)で
、それぞれの熱媒体の41定値(copA)を除したも
のである。特に、本発明による熱媒体の結果は、“○“
で示しである。
また、第4図に示す冷凍能力は、R−22を作動流体と
した場合の蒸発温度5°Cにおける測定値(能力B)で
、それぞれの熱媒体の測定値(能力A)を除したもので
ある。本発明による熱媒体の結果は、やはり○”で示し
である。
第3図から明らかな様に、本実施例による熱媒体は、c
opに関して、R−]、 2およびR22と同程度の良
好な値を示している。さらに、第4図から明らかな様に
、冷凍効果に関して、R12とR−22との中間の値を
示している。
また、蒸発温度5°Cにおける凝縮圧力および圧縮機吐
出温度の比較結果を第1表に示す。
第1表 凝縮圧力    吐出温度 (kg/cIli−A)     (0C)実施例1 
   17       60比較例1    12 
  ’     59比較例2    20     
  7B比較例3   22 本実施例による熱媒体の凝縮圧力および吐出温度は、R
−22よりも低い値を示しており、機器設計上有利であ
る。
以上の結果から、F1a−NO2を熱媒体として使用す
る本実施例においては、従来から広く使用されているR
−12、R−22およびR−502を使用するヒートポ
ンプと同等のサイクル性能か得られており、本発明は、
機器設計上からも有利であることが、明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例において成績係数(COP)および冷
凍効果水めるために使用したモリエル線図である。 第2図は、本実施例ならびに比較例で使用した冷凍ザイ
クルの回路図である。 第3図は、実施例1および比較例1〜3によるCOPを
示すグラフである。 第4図は、実施例1および比較例1〜3による冷凍能力
を示すグラフである。 (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子式:Rf−NO_2(1) (Rfは、CF_3、CF_2H、CFH_2、C_2
    F_5、C_2F_4H、C_2F_3H_2、C_2
    F_2H_3、C_2FH_4またはC_3F_7を表
    わす) で示される有機化合物の少なくとも一種からなる熱伝達
    用流体。
JP2231617A 1990-08-31 1990-08-31 熱伝達用流体 Pending JPH04110387A (ja)

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