JPH04110364A - 熱転写インキ組成物 - Google Patents

熱転写インキ組成物

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JPH04110364A
JPH04110364A JP2230225A JP23022590A JPH04110364A JP H04110364 A JPH04110364 A JP H04110364A JP 2230225 A JP2230225 A JP 2230225A JP 23022590 A JP23022590 A JP 23022590A JP H04110364 A JPH04110364 A JP H04110364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
styrene
thermal transfer
parts
ink composition
transfer ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP2230225A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kobayashi
雄一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04110364A publication Critical patent/JPH04110364A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱転写インキ組成物に関する。詳細には、フ
ィルム上の筆跡を、紙面や布などに熱転写したとき、色
ムラが生じない筆跡を得られる熱転写インキ組成物に関
するものである。
(従来の技術) 従来、ポリエチレン、ポリプロピレンのような非浸透性
フィルムに文字、模様、図柄等を筆記し、このフィルム
の筆記面に、被転写体を当接した後、前記フィルムの非
筆記面より熱を加え、上記文字、模様、図柄等を転写す
ることがなされている。これは、例えば、被転写体が高
価なものであり、書き損じ等が発生した場合損失が大き
いとか、被転写体が紙、布のような浸透性素材の場合、
修正が困難であるとかの理由による。
上記転写を行なうためのインキとしては、塩化ビニル樹
脂やアクリル樹脂等の熱可塑性樹脂と可塑剤と溶剤と顔
料とよりなる液状タイプのものや、ワックスと顔料とよ
りなる固型タイプのものが知られている。発色性、筆記
性が優れている点から液状タイプのインキの方が熱転写
インキ組成物として多く用いられている。
(発明が解決しようとする課題) 転写した筆跡に色ムラが発生してしまう点である。広い
範囲の転写を行なう場合、熱の伝わり方などのバラツキ
により、転写量にバラツキが生し、色ムラが発生し易く
なる。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、上述せる問題を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、スチレン・アクリル共重合体又はその誘導体の
水性樹脂エマルジョンを使用し、更に、その共重合体又
はその誘導体中のスチレン成分とアクリル成分との比率
を調整することによって熱転写時の色ムラ発生防止に効
果があることを見い出し本発明を完成したものである。
即ち、本発明は、色素と水性樹脂エマルジョンと水とよ
り少なくともなる熱転写インキ組成物であって、前記水
性樹脂エマルションは、スチレン成分が5〜60重量%
のスチレン・アクリル共重合体又はその誘導体の水性樹
脂エマルジョンであることを特徴とする熱転写インキ組
成物を要旨とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
色素は着色剤として使用するものであって、般の無機顔
料、有機顔料、水性染料、油性染料が使用可能である。
具体的には、酸化チタン、酸化鉄、群青、カーボンブラ
ック、ハンザイエロー10G、同G、ベンジジンイエロ
ー、パルカンオレンジ、レーキレッドC、カーミン3B
、同6B、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
ーン、蛍光顔料、パール顔料、金属顔料、食用黄色4号
、食用赤色103号、同104号、食用青色1号、食用
葉1号、ダイレクhブラック19等が挙げられる。また
、界面活性剤等で分散された分散顔料も使用可能である
。その使用量は、熱転写インキ組成物全量に対して1〜
30重量%が好ましい。
スチレン成分が5〜60重量%のスチレン・アクリル共
重合体又はその誘導体の水性樹脂エマルジョンは、熱転
写した筆跡に色ムラを生じさせないために用いる。樹脂
のスチレン成分として、スチレン、α−メチルスチレン
、α−エチルスチlノン、α−プロピルスチレン、α−
ブチルスチレン、α−ペンチルスチレン等があり、アク
リル成分としては、アクリル酸、メタクリル徴、エタク
リル酸及びそれらのメチルエステル、エチルエステル、
2−エチルヘキシルエステル等がある。前記同成分は各
々単独又は複数組合せて用い、スチレン成分とアクリル
成分との共重合体水性樹脂エマルションを形成すること
が出来る。スチレン・アクリル共重合体又はその誘導体
のスチレン成分は5〜60重量%の範囲であることが必
要であり、より好ましくは、15〜30重量%である。
スチレン成分が5重量%未満のもの及び60重量%を越
えるものを用いると、転写した筆跡に色ムラが発生する
。尚、樹脂固形分が少ないと、色素の転写が困難となる
ため、樹脂固形分は色素固形分の4倍以上用いることが
好ましい。
その他、必要に応じ、湿潤剤として、エチレングリコー
ル、プロピレンクリコール、1.3ブチレングリコール
、ソルビトール、ソルビタン、グリセリン等を使用する
ことができる。更に、界面活性剤や、消泡剤や、防腐剤
や、防錆剤などを適宜使用してもよい。
本発明の熱転写インキ組成物は、上記成分を3本ロール
ミルや横型ボールミルやビーズミルやデイシルバー等の
分散機にて混合、分散することにより、容易に得ること
が出来る。
(作 用) 本発明の熱転写インキ組成物による筆跡が、熱転写した
時、なぜ、色ムラが生しないか、以下のように推察され
る。
筆跡が熱転写する原理は、フィルム上の筆跡が熱により
溶融し、その接着力により被転写体へ転写することであ
る。本発明の熱転写インキ組成物に用いているスチレン
・アクリル共重合体又はその誘導体の水性樹脂エマルジ
ョンは、スチレン成分が5〜60重量%であるため均一
に溶融するので、筆記部分が均一に転写して色ムラが生
じない。
(実施例) 以下に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、実
施例、比較例中に「部」とあるのは、丁重量部」を示す
ものである。
笑庭灯上 食用青色1号           8.0部スチレン
・アクリル共重合 水性樹脂エマルジョン     82.0部(固形分率
50%、固形分中;スチレン成分25%、エチルアクリ
レート成分75%)エチレングリコール       
 5.0部水                   
     5.0部ブロクセルBD         
  0.2部(防腐剤、ICIジャパン■製) 上記成分を撹拌機にて30分間撹拌して、青色の熱転写
インキ組成物を得た。
失潅可I 三菱カーボンMA、−1007,0部 (カーボンブラック、三菱化成■製) ナフタレンスルホン酸 ポルマリン縮金物ナトリウム   0.5部(界面活性
剤) スチレン・アクリル共重合 水性樹脂エマルジョン     82.5部(固形分率
50%、固形分中;スチレン成分25%、2−エチルへ
キシルアクリレ−1−成分75%) プロピレングリコール       5.0部水   
                    5.0部ブ
ロクセルBD           0.2部」1記成
分を横型ボールミルにて60分間処理して、黒色の熱転
写インキ組成物を得た。
失庭析菱 EMブルーNCB          9.’O部(フ
タロシアニンブルーの水分散顔料、東洋インキ■製) スチレン・アクリル共重合 水性樹脂エマルジョン     82.0部(固形分率
50%、固形分中;スチレン成分20%、メチルメタア
クリレート成分80%)グリセリン         
   5.0部水                 
      4.○部ブロクセルBD        
   0.2部上記成分を撹拌機にて30分間撹拌して
、青色の熱転写インキ組成物を得た。
尖庭舛↓ 三菱カーボンMA−10010,0部 ナフタレンスルホン酸 ホルマリン縮合物        0.7部スチレン・
アクリル共重合 水性樹脂エマルジョン     70.3部(固形分率
50%、固形分中;スチレン成分25%、2−エチルへ
キシルアクリレート成分75%) プロピレンクリコール       5.0部水   
                   ]4.0部プ
ロタセルBD           0.2部上記成分
を横型ボールミルにて60分間処理して、黒色の熱転写
インキ組成物を得た。
崖較ヂよ 食用青色1号           8.0部スチレン
・アクリル共重合 水性樹脂エマルジョン     82.0部(固形分率
50%、固形分中;スチレン成分4%、エチルアクリレ
ート成分96%) エチレングリコール        5.0部水   
                    5.○部ブ
ロクセルBD           0.2部上記成分
を撹拌機にて30分間撹拌して、青色の熱転写インキ組
成物を得た。
よ較低I 三菱カーボンMA−1007,0部 ナフタレンスルホン酸 ホルマリン縮合物        0.5部スチレン・
アクリル共重合 水性樹脂エマルジョン     82.5部(固形分率
50%、固形分中;スチレン成分70%、2−エチルへ
キシルアクリレート成分30%) プロピレングリコール       5.0部水   
                   5.0部ブロ
クセル]3D          0.2部上記成分を
横型ボールミルにて60分間処理して、黒色の熱転写イ
ンキ組成物を得た。
(発明の効果) 上記実施例1〜4及び比較例1〜2で得た熱転写インキ
組成物について熱転写性試験を行なった。
結果を表1に示す。
熱転写性試験: (1)各インキを、ペン先にアクリル繊維芯を使用した
ノック武生インキ構造の筆記具(ぺんてるピグメントマ
ーカー、ぺんてる■製)に充填する。
(2)フィルム上に、3X3cmの大きさの「永」とい
う文字を3文字づつ書いて乾燥させる。
(3)書いた面を下にして布(木綿)の上にのせ、フィ
ルム上に上質紙を重ねて、120℃〜140°Cの温度
に保っであるアイロンを押しつける。
(4)フィルムをはがし、筆跡の布への転写状態を目視
にて観察する。
評価基準:  O;色ムラなし Δ;色ムラわずかあり ×;色ムラあり 表1 熱転写性試験結果 転写インキ組成物は、熱転写した場合、転写した筆跡に
色ムラが生じない優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 色素と水性樹脂エマルジョンと水とより少なくともなる
    熱転写インキ組成物であって、前記水性樹脂エマルジョ
    ンは、スチレン成分が5〜60重量%のスチレン・アク
    リル共重合体又はその誘導体の水性樹脂エマルジョンで
    あることを特徴とする熱転写インキ組成物。
JP2230225A 1990-08-31 1990-08-31 熱転写インキ組成物 Pending JPH04110364A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06200199A (ja) * 1993-01-06 1994-07-19 Seiko Epson Corp インクジェット記録用インク組成物
KR100726804B1 (ko) * 2006-09-25 2007-06-11 주식회사 씨드 친환경성 잉크젯 날염용 수성 전사 잉크 및 그 제조 방법
CN103232749A (zh) * 2013-05-13 2013-08-07 杭州浙大海维特化工科技有限公司 一种水基热转移印花油墨及其制备方法

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